村の笛吹きの、日々のこと。

茨城県東海村のこうやフルート教室の講師、市村明日美の、ちょっと思ったことなどを、ひそかに書いています♪

ヘ長調

2014年06月19日 | 日々のこと

 今日は生徒さんに宿題プリントを作っていたら、間違えて、へ長調、をヘ町長、と打ってしまいました。

 直すのもなー、と思って、へ町長の絵を描いてみました。

      

  気づいたんですが、このソフトでは、曲線が書けないのですね。円と、直線のみで描いたへ町長さん。

  きっと、良い方です。

 

 ちなみに。

 ハニホヘトイロハ、というのは日本語の音階。

 ちょうちょ、を、日本語の音階で歌うと、トホホーヘニニーハニホヘトトトーということになります。

 

 ドレミファソラシド、というのはイタリア語。

 で、音楽を専門的にやる人は、普通、ドイツ語を使っています。最近は中学生の吹奏楽部の子も、たいていドイツ音名を使います。

 C(ツェー)D(デー)E(エー)F(エフ)G(ゲー)A(アー)H(ハー)C(ツェー)

 ちなみに、英語だと、

 C(シー)D(ディー)E(イー)F(エフ)G(ジー)A(エー)B(ビー)C(シー)

 となります。読み方がちょっと違う。

 

 大学の時に、吹奏楽の曲でどうしても分からない箇所があり、…これは、普通のミ、なのかな?それともフラットなのかな??と、とても曖昧なところがありました。先生に聞きに行きました。

 「すみません、この音は、Eですか?Es(ミの♭のこと)ですか?」

 すると先生は、作曲者がいるんだから直接聞いた方が良いよ、と、なんとあの、アルフレッド・リード先生のお部屋に連れて行かれてしまいました\(◎o◎)/

 (当時、アルフレッド・リード先生の指揮している吹奏楽団に、とても幸いなことに、在籍していたのです。お亡くなりになるほんの数年前です。)

 自分で質問しなさいね、と言われても、先生は英語しかお話なさらないのですが、私は日本語しか話せず。

 急なことで私はとっても緊張。 一生懸命考えて、

 「いず でぃす えー?おあ えす?」

 とか、言ったような気がしますが。…無茶な英語ですよね、多分。

 先生は、????という感じ。

 

 よく考えたら、文もめちゃくちゃ、しかも英語とドイツ語をごちゃまぜにして話していました。

 「E or E♭?」

 と、お尋ねするのが正しかったのですが。

 私はドイツ語で、「エー」と言ってしまったので、先生は、英語のAと思われたようで、全く違う音のことになってしまったのです。

 

 でも、先生は、私の質問を理解して下さり、にこにこと答えて下さいました。

 さんきゅーさんきゅー!!!!と、ぺこぺこおじぎしまくって帰ってきた記憶があります。でも、嬉しかったですねー。

 

 音楽って、音階はドイツ語。コードは英語。音楽用語はイタリア語、って感じになっています。

 ややこしいですね。

 なので、教室には辞書もいろんなのが置いてあります。

 

 先生、フランス語も話せるの?

 

 と生徒さんに聞かれたので、もちろん。と答え、

 

 「エッフェルトウ!!」

 

 と喋ったら、

 「塔、って、既に日本語だよね」

 と、冷静な反応。慌てて、

 「エッフェルタワー!!」

 と言い直したら、

 「タワーは英語だし」

 と冷たい反応。はっはっは。 

  

 

 

 なんだか久しぶりに雨が降っています。

 

 明日も良い日になりますように。

 

     おやすみっ!!