今日は生徒さんに宿題プリントを作っていたら、間違えて、へ長調、をヘ町長、と打ってしまいました。
直すのもなー、と思って、へ町長の絵を描いてみました。
気づいたんですが、このソフトでは、曲線が書けないのですね。円と、直線のみで描いたへ町長さん。
きっと、良い方です。
ちなみに。
ハニホヘトイロハ、というのは日本語の音階。
ちょうちょ、を、日本語の音階で歌うと、トホホーヘニニーハニホヘトトトーということになります。
ドレミファソラシド、というのはイタリア語。
で、音楽を専門的にやる人は、普通、ドイツ語を使っています。最近は中学生の吹奏楽部の子も、たいていドイツ音名を使います。
C(ツェー)D(デー)E(エー)F(エフ)G(ゲー)A(アー)H(ハー)C(ツェー)
ちなみに、英語だと、
C(シー)D(ディー)E(イー)F(エフ)G(ジー)A(エー)B(ビー)C(シー)
となります。読み方がちょっと違う。
大学の時に、吹奏楽の曲でどうしても分からない箇所があり、…これは、普通のミ、なのかな?それともフラットなのかな??と、とても曖昧なところがありました。先生に聞きに行きました。
「すみません、この音は、Eですか?Es(ミの♭のこと)ですか?」
すると先生は、作曲者がいるんだから直接聞いた方が良いよ、と、なんとあの、アルフレッド・リード先生のお部屋に連れて行かれてしまいました\(◎o◎)/
(当時、アルフレッド・リード先生の指揮している吹奏楽団に、とても幸いなことに、在籍していたのです。お亡くなりになるほんの数年前です。)
自分で質問しなさいね、と言われても、先生は英語しかお話なさらないのですが、私は日本語しか話せず。
急なことで私はとっても緊張。 一生懸命考えて、
「いず でぃす えー?おあ えす?」
とか、言ったような気がしますが。…無茶な英語ですよね、多分。
先生は、????という感じ。
よく考えたら、文もめちゃくちゃ、しかも英語とドイツ語をごちゃまぜにして話していました。
「E or E♭?」
と、お尋ねするのが正しかったのですが。
私はドイツ語で、「エー」と言ってしまったので、先生は、英語のAと思われたようで、全く違う音のことになってしまったのです。
でも、先生は、私の質問を理解して下さり、にこにこと答えて下さいました。
さんきゅーさんきゅー!!!!と、ぺこぺこおじぎしまくって帰ってきた記憶があります。でも、嬉しかったですねー。
音楽って、音階はドイツ語。コードは英語。音楽用語はイタリア語、って感じになっています。
ややこしいですね。
なので、教室には辞書もいろんなのが置いてあります。
先生、フランス語も話せるの?
と生徒さんに聞かれたので、もちろん。と答え、
「エッフェルトウ!!」
と喋ったら、
「塔、って、既に日本語だよね」
と、冷静な反応。慌てて、
「エッフェルタワー!!」
と言い直したら、
「タワーは英語だし」
と冷たい反応。はっはっは。
なんだか久しぶりに雨が降っています。
明日も良い日になりますように。
おやすみっ!!