ぽん・ぽん・ポンちゃん

慢性腎不全でもがんばる猫ポンちゃんと、飼い主の親子のいろいろなお話

信頼関係回復?

2006-07-20 00:40:35 | Weblog
ずーっと前、まだポンちゃんが
10歳前だったころ、
早朝、ゴハンが欲しいと
よく寝ている私の体の上に
乗っかって顔を舐めに来た。

私の足の方から体の上を頭の方に向かって歩いてきて、
胸のあたりまで来ると、やおら私の口の周りを舐め始める。
これが「僕、お腹すいたよ。早くゴハン出してよ」
の合図だった。
まだ早朝4時とか5時で、眠くて眠くて、
「う~~ん、わかったぁ。ごにょごにょ…z z z」
と、また寝てしまうと、しばらくはそのままの体勢で待っている。
そして、少し待っていてまたペロペロペロ…。
ざらざらの舌で舐められて痛いので、何度か舐められているうちに
仕方なく起きてゴハンを出してあげる。

でも、これも今は昔…の話しになっていた。
歳をとるにしたがって、ポンちゃんが
こんなに早く起きることもなくなって
(起きているのかも知れないけど、
 動き回ったり騒いだりしなくなって)
逆に時間を見計らって、こちらから「ゴハンいかがですか」
と、日に数回お伺いをたてにいく生活に切り替わっていた。

それに、私に輸液やら投薬やら嫌な事ばかりされているので
避けられるようになってしまった。
廊下にゴロンと寝転がっていても、
私の姿を見ると一瞬、ビクっとなることがある。
だから「何も持ってないよ~。大丈夫だよ~。」と言って、
開いた両手を見せながら、通りすぎなければ…。
投薬にやってきたと勘違いするのだ。

こんなだから、昔みたいにお腹の上にのって
香箱座りで「ゴハン出してください」なんて待っている事は
最近は考えられなかったのに…。
でも、今週になってから良く来るのだ。
3回くらい、朝お腹の上に座っていたかも知れない。
そして、口の周りをペロペロペロ…。
舌のザラザラがかなり滑らかになった感じで、あまり痛くない。
ゴハンを出してあげても、これじゃ嫌だと言って
食べない事もあるし、食べても量は少ない。

でも、こうやって催促に来てくれるようになった事が嬉しい。
腎不全になって、今までもこちらからゴハン?と聞くまで
ポンちゃんから催促する事がなかったわけではないけれど、
遠くから「ウギャーン」と鳴いたり、これ見よがしに
お皿を置く場所に行ったり…とかだった。

私に対してまた安心した気持が少しは復活したのかな。
ある方のアニマルコミュニケーションで、
コミュニケーターさんが「猫ちゃんに対して言葉に出して
気持ちを伝えてくださいね」と言っていたのを見て、
実は最近少しずつ実行していたのだ。
投薬の時も「このお薬は、これこれこういう為だよ。」
のんでくれたら「すごいね。偉かったね。」と言ったり、
普段から「ポンちゃん、すごくかわいいよ」
「ポンちゃん元気でいてね」と、とにかく口に出して言う。
ポンちゃんにも伝わる部分があるだろうし、
言霊のエネルギーが宿るのを信じて…。

(イラスト by ばあや ※クリックで拡大)


●7月18日のポンちゃん●
ナチュラルチョイス シニアチキン缶 70グラム(2回に分けて)
猫公爵ささみ・かつお・チーズ缶 60グラム(2回に分けて)
アボキャット フィッシュ缶 20グラム
アニモンダ・カーニー・シーフィッシュ缶 15グラム

●7月19日のポンちゃん●
アーテミス チキン缶 70グラム(2回に分けて)
猫公爵ささみ・かつお・チーズ缶 50グラム(2回に分けて)
ナチュラルチョイス シニアチキン缶 30グラム(2回に分けて)

●7月18日~19日のポンちゃん●
自宅輸液 180cc
バソトップ 1/2錠
セファランチン 2錠
ネフガード 2粒
ペットチニック 1cc
コモンジュニパー

おしっこ&うんち
7月18日 6回(340cc) うんちなし
7月19日 5回(325cc) うんち2回