想いをかたちに

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小さなことから気ままにつれづれに書いていきます。

住宅のコスト

2009-12-21 | 住まい・建築

皆さんこんにちは。

信州松本はめっきり冬になりました。

ここ一週間、最低気温は0度以下です。

 

国興ホーム200年住宅には、

打合せや見学に、いろんな方がいらしていますが、

その暖かさには、感心して帰って頂きます。

実質60坪近くありますが、

エアコン1台省エネ運転と、薪ストーブを随時焚くぐらいです。

このシステムは、やはり、いいのではないでしょうか。

 

また、来たお客さんには、

「いいねぇ。でもコストがね。」と言われます。

もちろん私たちは、適正価格で提供させて頂いておりますし、

コストカットの努力も、もちろんしております。

 

やはり、いいもの・いい仕事には費用がかかってしまう。

材料、人工、設計、経費などなど、様々な項目があります。

住宅の価格表示形態は、いろいろあります。

それがまた、消費者の皆さんを混乱させているのかもしれません。

 

しかし、どう表示されようが、手間や材料の費用がかかってる分が、

総額として出てきていると言うことです。

材料や工事費をはじめ、

設計や、現場の管理、住んでからのメンテなどなど、

人が考える・動く部分が、法改正もあり、

価値ある住宅には、今再認識され、必要とされています。

これも、無給では誰も仕事として続けてはいけません。

 

工事費総額には、諸々全て含まれてるわけですから、

逆を言えば、総額が抑えられれば、何かが抑えられているのです。

その辺を分かり易くお伝えし、

お客様に納得してお金を払って頂く。

これが、お互いの信頼関係を生み、

長く住んで頂くためには、その信頼が続くことが大事だと思います。

 

また、よく考えるのは、住宅こそ、

「安物買いの、銭失い。」にはなって頂きたくありません。

住宅の長寿命化の意味は、

1世代だけで住むのは高いけど、

その家が世代を超えて住み続けられれば、

修繕費はかかりますが、それも当然、

解体+新築の費用に比べれば、抑えることができます。

 

この辺を含め、ご理解頂ければ、

額面だけの高い、安いだけではない、

坪単価による比較ではない、

本当の家の価値、コストというものが見えてくると思います。

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