守谷市長選 会田氏が4選 2012年11月12日 茨城
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13526471656795
任期満了に伴う守谷市長選と市議補選(欠員1)は11日、市内?カ所で投票が行われ、即日開票の結果、市長選では現職の会田真一氏(61)が、新人で前県議のスポーツインストラクター、梶岡博樹氏(35)=みんな推薦=を破り、4選(町長2期を除く)を果たした。有権者数は4万9330人、市長選の投票率は54・32%だった。
「実現力が政治力」を旗印にした会田氏は、子育てサポートの一環で、全国初のB型肝炎を含む6ワクチン接種無料化などの実績を誇示して「多選批判」をはね返した。
さらに幼保、小、中、高連携の教育制度推進など、新たな施策を示して「不断の改革を実行する」と訴え、全域で支持を広げた。
梶岡氏は「若さと県議2期の経験」を前面に打ち出し、現職の「5期20年のしがらみ一掃作戦」などを掲げたが、出馬表明の遅れもあって、浸透できなかった。
★茨城県守谷市 市長選挙結果
当 14194 会田真一 61 無現
12197 梶岡博樹 35 無新
茨城県守谷市(もりやし)は、県南部に位置する千葉県柏市などに隣接する2002年に市制施行した人口約6.4万人弱の市で、市長選は現職で4選を目指す61歳の会田真一氏に対して、前県議でみんなの党が推薦する35歳でスポーツインストラクターの梶岡博樹氏が挑みましたが、
「20年前の町長選で『協働』を掲げたが、本当に市民手作りのまちになったと感じている。市制10周年の式典は市民が取り仕切り、守谷駅前の開発も市民の力で出来た。全国でも珍しい地域担当職員制度も、職員は当然と受け止めてくれた。来期は、市民と一緒に作った地域ごとの福祉計画を実行する。小中高一貫校の誘致を実現し、連携教育を進めたい。不妊治療の助成もする。4年前の公約はほぼ達成した。今回も必ず実行する」と協働のまちづくりや生活基盤整備の実績を強調し、「何十年もかかって今の守谷がある」と、3期12年の実績を強調すると共に、多選批判をかわした会田真一氏が14194票を獲得して、
しがらみを一掃して税の無駄遣いを廃止し、市民税を5%カットして子育てしやすい守谷にする。いじめ防止条例の制定など思いやりとぬくもりのある教育に取り組み、地域力を向上させる。県議2期の実績と若さで改革を進め、守谷駅前には商業施設を作って若者が集まるようにする」と訴え12197票を獲得した梶岡博樹氏 に2000票近い差をつけて再選を決めました。
挑戦者の梶岡博樹候補は当初は国政を目指していたようですが、『現職が当選したら(町長時代からの)6期24年は長すぎる』という市民の声に押されて告示直前に立候補したようで、若さもあり現職批判票も取り込んで善戦したものの、現職に2000票程の差をつけられあと一歩及ばず。
ライバルの経歴や立候補理由を考慮すれば、もう少し現職が楽に逃げ切るかな…などと個人的には予想していたのですが、予想外の苦戦を強いられた現職は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか…。
この自治体も昭和40年には人口がわずか11500人弱だったのが、現在は5倍以上に膨れ上がり今でも人口が増加中。しかも高齢人口率も11.1%と全国で6番目に低いと言われるように若い方が多いだけに、昔から住んでいる旧住民の方と東京圏へのサラリーマンやその家族(新住民)とでは、意識の違いも大きいのではないかとも思うのですが、どう市民の意見を幅広く公平に取り込んでまとめていくかが問われていくことになるかと思います。
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13526471656795
任期満了に伴う守谷市長選と市議補選(欠員1)は11日、市内?カ所で投票が行われ、即日開票の結果、市長選では現職の会田真一氏(61)が、新人で前県議のスポーツインストラクター、梶岡博樹氏(35)=みんな推薦=を破り、4選(町長2期を除く)を果たした。有権者数は4万9330人、市長選の投票率は54・32%だった。
「実現力が政治力」を旗印にした会田氏は、子育てサポートの一環で、全国初のB型肝炎を含む6ワクチン接種無料化などの実績を誇示して「多選批判」をはね返した。
さらに幼保、小、中、高連携の教育制度推進など、新たな施策を示して「不断の改革を実行する」と訴え、全域で支持を広げた。
梶岡氏は「若さと県議2期の経験」を前面に打ち出し、現職の「5期20年のしがらみ一掃作戦」などを掲げたが、出馬表明の遅れもあって、浸透できなかった。
★茨城県守谷市 市長選挙結果
当 14194 会田真一 61 無現
12197 梶岡博樹 35 無新
茨城県守谷市(もりやし)は、県南部に位置する千葉県柏市などに隣接する2002年に市制施行した人口約6.4万人弱の市で、市長選は現職で4選を目指す61歳の会田真一氏に対して、前県議でみんなの党が推薦する35歳でスポーツインストラクターの梶岡博樹氏が挑みましたが、
「20年前の町長選で『協働』を掲げたが、本当に市民手作りのまちになったと感じている。市制10周年の式典は市民が取り仕切り、守谷駅前の開発も市民の力で出来た。全国でも珍しい地域担当職員制度も、職員は当然と受け止めてくれた。来期は、市民と一緒に作った地域ごとの福祉計画を実行する。小中高一貫校の誘致を実現し、連携教育を進めたい。不妊治療の助成もする。4年前の公約はほぼ達成した。今回も必ず実行する」と協働のまちづくりや生活基盤整備の実績を強調し、「何十年もかかって今の守谷がある」と、3期12年の実績を強調すると共に、多選批判をかわした会田真一氏が14194票を獲得して、
しがらみを一掃して税の無駄遣いを廃止し、市民税を5%カットして子育てしやすい守谷にする。いじめ防止条例の制定など思いやりとぬくもりのある教育に取り組み、地域力を向上させる。県議2期の実績と若さで改革を進め、守谷駅前には商業施設を作って若者が集まるようにする」と訴え12197票を獲得した梶岡博樹氏 に2000票近い差をつけて再選を決めました。
挑戦者の梶岡博樹候補は当初は国政を目指していたようですが、『現職が当選したら(町長時代からの)6期24年は長すぎる』という市民の声に押されて告示直前に立候補したようで、若さもあり現職批判票も取り込んで善戦したものの、現職に2000票程の差をつけられあと一歩及ばず。
ライバルの経歴や立候補理由を考慮すれば、もう少し現職が楽に逃げ切るかな…などと個人的には予想していたのですが、予想外の苦戦を強いられた現職は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか…。
この自治体も昭和40年には人口がわずか11500人弱だったのが、現在は5倍以上に膨れ上がり今でも人口が増加中。しかも高齢人口率も11.1%と全国で6番目に低いと言われるように若い方が多いだけに、昔から住んでいる旧住民の方と東京圏へのサラリーマンやその家族(新住民)とでは、意識の違いも大きいのではないかとも思うのですが、どう市民の意見を幅広く公平に取り込んでまとめていくかが問われていくことになるかと思います。