日新製鋼と日金工が10月1日に経営統合 16年度めどに年間130億円の統合効果 2012年03月19日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK076065220120319
日新製鋼と日本金属工業は19日、持ち株会社を設立し、10月1日に経営統合することで合意したと発表した。両社は、ステンレス生産体制の再編による生産性向上と販売部門の集約を通じた国内外の販売機能強化を柱として、事業基盤の強化を図る。2016年度をめどに年間130億円の統合効果実現を目指す。
新社名は日新製鋼ホールディングス(東京都千代田区)。両社は、完全子会社として傘下に入る。持ち株会社は10月1日に上場、日新と日金工は9月26日付で上場廃止となる予定。
日新製鋼の株式1株に対し、持ち株会社株を0.1株、日金工の株式1株に対し、持ち株会社株を0.056株割り当てる。新しい持ち株会社の会長には鈴木英男・日新製鋼会長、社長は三木俊典・日新製鋼社長、副社長には義村博・日金工社長がそれぞれ就任する。
事業基盤強化の具体策として、ステンレス生産の製鋼工程では、日新の周南製鋼所への生産集約を行い、集約が完了した時点において、日金工の衣浦製造所における操業は休止する。また、熱延工程と冷延工程では、それぞれが持つ設備の特徴を活かす方針。一方、販売機能は、持ち株会社設立と同時期に、日新に集約する。経営統合後の組織体制のあり方についても、引き続き検討を行う。
両社は昨年11月、経営統合の検討を開始すると発表していた。すでに、昨年12月には公正取引委員会から「排除措置命令を行わない旨の通知書」を受け取っているが、海外を含む関係当局の認可や両社の株主総会の承認などが必要となる。
日新製鋼と日本金属工業については2004年9月の時点でステンレス事業で提携していましたが、このたび経営統合の話が飛び込んできました。
同じく日新製鋼が7.6%の株式を保有する太平洋金属については今回の統合には参加しないようですが、業界全体が海外勢との厳しい競争に晒されているだけに、今後第二、第三の再編というのもひょっとしたらあるのかもしれませんんね。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK076065220120319
日新製鋼と日本金属工業は19日、持ち株会社を設立し、10月1日に経営統合することで合意したと発表した。両社は、ステンレス生産体制の再編による生産性向上と販売部門の集約を通じた国内外の販売機能強化を柱として、事業基盤の強化を図る。2016年度をめどに年間130億円の統合効果実現を目指す。
新社名は日新製鋼ホールディングス(東京都千代田区)。両社は、完全子会社として傘下に入る。持ち株会社は10月1日に上場、日新と日金工は9月26日付で上場廃止となる予定。
日新製鋼の株式1株に対し、持ち株会社株を0.1株、日金工の株式1株に対し、持ち株会社株を0.056株割り当てる。新しい持ち株会社の会長には鈴木英男・日新製鋼会長、社長は三木俊典・日新製鋼社長、副社長には義村博・日金工社長がそれぞれ就任する。
事業基盤強化の具体策として、ステンレス生産の製鋼工程では、日新の周南製鋼所への生産集約を行い、集約が完了した時点において、日金工の衣浦製造所における操業は休止する。また、熱延工程と冷延工程では、それぞれが持つ設備の特徴を活かす方針。一方、販売機能は、持ち株会社設立と同時期に、日新に集約する。経営統合後の組織体制のあり方についても、引き続き検討を行う。
両社は昨年11月、経営統合の検討を開始すると発表していた。すでに、昨年12月には公正取引委員会から「排除措置命令を行わない旨の通知書」を受け取っているが、海外を含む関係当局の認可や両社の株主総会の承認などが必要となる。
日新製鋼と日本金属工業については2004年9月の時点でステンレス事業で提携していましたが、このたび経営統合の話が飛び込んできました。
同じく日新製鋼が7.6%の株式を保有する太平洋金属については今回の統合には参加しないようですが、業界全体が海外勢との厳しい競争に晒されているだけに、今後第二、第三の再編というのもひょっとしたらあるのかもしれませんんね。
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