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名護市議選:移設反対の市長派が勝利

2010-09-13 05:11:06 | Weblog
名護市議選:移設反対の市長派が勝利 2010年09月13日
毎日 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100913k0000m010030000c.html
産経 http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100913/lcl1009130027000-n1.htm
 政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として決定した同県名護市の市議選(定数27)が12日投開票された。移設反対を掲げる稲嶺進市長を支える市長派が16人
当選して過半数を制し、圧勝した。移設容認派を含む反市長派は11人にとどまった。1月の市長選に続き、市議選でも移設反対の「民意」が明確となり、地元合意を得るのは絶望的な状況になった。政府は移設問題で厳しい対応を迫られ、11月の知事選に影響するのも必至だ。
 稲嶺市長は13日未明、記者団に対し「私は基地は造らせないと言ってきた。過半数以上の応援団ができ、政府に対しても堂々と自信を持って言える環境ができた」と感想を述べた。市長派は、新議員で臨む9月議会で移設反対を決議することも予想されている。
 知事選には、県内移設反対を掲げる宜野湾市の伊波洋一市長が出馬を表明。近く出馬表明する見通しの仲井真弘多知事は反対を明言していない。市長派勝利の結果は両氏の方針にも影響を与えることになりそうだ。
 市議選には37人が立候補。うち市長派は18人、反市長派は17人。反市長派は、条件付きで移設を容認してきた島袋吉和前市長とつながりが深いグループ。巻き返しを狙ったが、果たせなかった。
 投票率は72・07%で、4年前の前回を1・99ポイント下回り過去最低となった。




 改選前は、普天間飛行場の移設反対の市長派12人、移設を容認する前市長派12人、中立3人で拮抗していた名護市の市議選ですが、前日12日に投開票された市議選では、市長派が16人当選して圧勝。移設容認も含む反市長派は11人に留まり、基地移転の地元合意を得ることは絶望的な状況となってしまいました。
 とはいえ、今更新たに10年近い長期間をかけて地理的にも近い新たな移設候補先を探す時間的余裕などあるはずもなく、かといって現在の住宅地のすぐ側を飛行する今の場所に居座れば今度は宜野湾市側が反発を強めるわけで…(汗
 米軍とすれば、今の便利な場所を放棄してまでわざわざ不便な場所に移転するのだから、地元の合意くらいは先に取り付けてくれ! と当然なるでしょうが、事前にある程度の予想はついていたものの、移設反対の市長派が圧勝してしまったことで、この基地移設問題はますます暗礁に乗り上げてしまうことになりそうです。


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