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社民党首「本音が出た」 民主代表の「連立解消」発言が波紋

2009-06-18 17:32:10 | Weblog
社民党首「本音が出た」 民主代表の「連立解消」発言が波紋 2009年6月18日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090617AT3S1701N17062009.html
 民主党の鳩山由紀夫代表が次期衆院選で政権獲得後、来年夏の参院選で同党が単独過半数を取れば連立政権の解消はあり得るとした発言を巡り、社民と国民新両党に波紋が広がっている。
 社民党の福島瑞穂党首は17日の記者会見で「(鳩山氏の)本音が出たんじゃないか」と皮肉った。同党執行部は18日に地方組織の事務局長を集めた会議で、民主党などとの連立政権を目指す方針を説明する予定だが、慎重論が根強い地方から異論が出れば「党内でブレーキがかかる」(党幹部)との懸念が出ている。
 民主党の岡田克也幹事長は17日の野党3党幹事長会談の冒頭で「極めて遺憾でおわび申し上げる」と陳謝。社民党と国民新党の幹事長は「代表は慎重に発言してほしい」と抗議した。



 与党政治家の問題発言が出ると、必ずと言っても良いほど ぐさりとくるコメントを残す福島社民党首が、鳩山民主代表の連立解消の可能性をめぐる発言について、これまで公式コメントを出していなかったため、あれ? と思っていたのですが、17日の記者会見で「(鳩山氏の)本音が出たんじゃないか」と皮肉ったようですね…(苦笑
 まあ、この件については、既に鳩山民主代表が訂正コメントを出しているものの、地方では共産党以外の野党が一致団結してやっと与党系候補と争うことができるのが現実だというのに、自主投票になったりライバル候補など打ち出された日には勝てるものも勝てなくなってしまうでしょうし、党の代表でありながら、そんなことも当たり前のことも理解していない鳩山氏に対しては、社民・国民新党の関係者は勿論のこと、地方の民主党議員も呆れ果てて(怒って?)いるのではないでしょうか…。

 また、もし民主党が政権をとれば、今度は自民党が野党として民主党を攻撃することになりますが、小沢氏のような老獪な議員の少ない民主党だけで果たして自民党の追及をかわしきれるかどうか…(汗
 連立政権になれば、それだけ政策の進め方にも制約が課されることになりますが、今の鳩山民主代表には、今度は自分達が攻め込まれる立場になるという当たり前のことがどうも見えていないように思えてなりませんし、麻生内閣や安部内閣のようなお友達内閣ではなく、真に強い内閣を作ろうと思えば、やはり多様な価値観を持つ人材で脇を固める必要があると思うんですけどね…。


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