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阿久根市長「腐った枝、刈らないと」 障害者の記述巡り

2009-12-23 08:00:48 | Weblog
阿久根市長「腐った枝、刈らないと」 障害者の記述巡り 2009年12月22日
朝日 http://www.asahi.com/national/update/1221/SEB200912210037.html
毎日 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091222k0000m040104000c.html
 自身のブログに「高度医療のおかげで機能障害を持ったのを生き残らせている」と記述し、障害者団体などから批判を浴びた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が21日、福岡市内での講演でこの話題に触れ、「木の枝の先が腐れば切り落とす。そうしないといけない」「表現として厳しいが刈り込む作業をしないと全体が死ぬ」などと発言した。
 講演後の記者会見で竹原市長は「『腐った木』とは障害者を指したのか」と聞かれ、「違う」と否定。「どういう意味だったのか」と繰り返し質問を受けたが、「答えない」「新聞は言葉狩り」などと言って回答を拒んだ。
 講演会は、福岡市内の民間信用調査会社が企画。集まった会社経営者ら約20人を前に、竹原市長は約40分間、マイクを握った。
 講演では障害者に関する記述について「差別と言われるが、ああいう視点は私にはわからない」と批判を無視。自らの死生観に触れ、「みなさんもいずれ死ぬ。植物を考えればわかる。葉っぱや花が散って土壌になる。私たちは葉っぱ、枝」などと表現。その上で「社会は木を育てるようにしないといけない。木の枝の先が腐れば切り落とす。全体として活力のある状態にする」などと語った。
 障害のある子どもの世話の大変さにも触れながら、「社会をつくることは命の部分に踏み込まないとダメ。表現として厳しいが、刈り込む作業をしないと全体が死ぬ。壊死した足は切り取らないと。情緒で社会をつくることはできない」とも語った。
 講演では、障害者に関する発言のほか「問責決議を受けたが、慣れているのでなんともない」「団体交渉に従う義務はない」などと発言した。
 竹原市長はさらに持参したウクレレで自作の替え歌も披露。反対派の市議会議員に対して「市長下ろしを考える 次の選挙は忘れてる」、市役所職員には「定期昇給考える 退職手当を考える 組合運動考える」などと皮肉り、自身の仕事については「裁判対策考える あ~やんなっちゃった」とおどけた。講演後、聴衆からは拍手が起こった。
 ブログでの障害者の記述は現在、「修正中」となっている。

竹原市長演説の該当部分の詳細は以下の通り
 「この間の障害者の件で、差別と言われるが、ああいう視点は私にはわからない。命は一つだと思っている。人間も動物も地球も。そういう感覚がある。なんでああいう言い方するのか。考えていくと、みなさんは生と死をわけている。今までたくさんの人が生まれて死んだおかげでみなさんがいる。みなさんもいずれ死ぬ。死と生が一体」 「植物を考えればわかる。葉っぱや花が散って土壌になり、木を育てる。私たちは葉っぱ、枝。その中で、権利とかいうことで、より多く自分のところに養分よこせと言っている。たまたまいろんな役割をしているのに。葉っぱは葉っぱ、枝は枝。人生は金取り競争ではいけない。勝ち組、負け組を分けられない。生ごみ残して死ぬだけと、なんで了解できないのか」
 「社会は木を育てるようにしないといけない。木の枝の先くされば切り落とす。そうしないといけない。全体として活力ある状態に。ゆうべ、日テレで『アラームにかこまれた命』というのをやっていた。NICUで未熟児で障害児が生まれてしまった。それをどんなことしても生かす医療システムがある。のどにも胃にも穴をあけて、24時間見張る。栄養はチューブで入れる。そこで2年間。病院の扱いがひどくて、お母さんが家につれて帰る。お母さんは眠れない。2年半も。そういうことやっていいのか。それを止めるのは殺人となる。私のところに今回の件でメールがきた。こういう状態の人から。疲れて寝てしまった間に死んでしまったと。そういうのがけっこうある」
 「要は、社会をつくるということは、命の部分にふみこまないと駄目。表現としてきびしいが刈り込む作業しないと全体が死ぬ。壊死した足は切り取らないと。それで全体を生き残らせる。誰も踏み込まないから、命が失われつつある。それが今の政治、社会の現実。情緒で社会をつくることはできない」





 で、その渦中の人である阿久根市の竹原市長は、今度はわざわざ演説会を開いて「腐った枝、刈らないと」発言です…(絶句
 一瞬、『竹原市長のお面をかぶった田母神俊雄元航空幕僚長か文部科学大臣をクビになった中山成彬氏あたりがしゃべっているんじゃないか???』などというバカげた考えが、私の頭の中に浮かんでしまったのですが、どうして保守バリバリの人って、他人を思いやることができないんでしょうか…(溜息
 『自分自身や大切な家族が同じ立場に追い込まれたら同じ発言ができるのか…』 こういった強硬発言をする輩には、ついそんな意地悪な質問をぶつけてみたくなります。


1 コメント

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Unknown (kon)
2010-02-20 10:20:25
すみません・・・
演説の内容からこの人が何を言いたいのかイマイチわからないのですが、どういうことなのか説明してはもらえないでしょうか?
そもそもなんの演説なんでしょうか?
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