ＤＭ料金不払い、さらに６億３１００万円…代理店社長

ＤＭ料金不払い、さらに６億３１００万円…代理店社長　2007年10月22日　読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071022i103.htm
　名古屋市の広告代理会社社長が、ダイレクトメール（ＤＭ）発送の郵便料金約１億２３００万円を不正に免れ、郵便法違反容疑で逮捕された事件で、愛知県警中村署などは２２日、ほかにも郵便料金約６億３１００万円を免れたとして、同市中川区幡野町、広告代理社長小宮政昭容疑者（４２）を、同法違反容疑で追送検した。
　調べでは、小宮容疑者は昨年１月から６月末までの６か月間、瑞穂郵便局（名古屋市瑞穂区）内で、ＤＭの総数を計算する計数機を計１２７回にわたって不正に操作し、実際は約２８００万通で約１１億４７００万円の郵便料金を、約１０００万通で料金約５億１６００万円と申告、その差額を支払わなかった疑い。


　いくら専用係数機を不正操作したとはいえ、さすがに6億円超も騙しとっていて、これまで不正がばれなかったというのもおかしな話ですし、郵便局の担当者は気が付かないものなのでしょうか。
　さすがに6億円超ともなると、一括返済などできないでしょうし、分割返済している間に会社が倒産などした日には目も当てられないと思うのですが、郵便局も民営化して、これからは事業採算が厳しく問われるわけですから、こういった不正行為は金額が少ないうちに早急に発見できるようなチェックシステムが必要なのではないかと思います。