中国・香港株式市場・大引け=銀行・不動産株主導で続伸、中国は2週間ぶり高値 2010年07月12日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK868681220100712
12日の上海株式市場は続伸。中国の引き締め政策が下半期に中立的なスタンスにシフトするとの見方から、銀行株や不動産株中心に値を上げた。
一方、当局が生命保険の予定利率に関する制限の撤廃を計画していると伝えられたことで、保険株が下落した。制限が撤廃されれば、保険会社のコスト増につながるとの懸念が高まった。
上海総合指数は19.795ポイント(0.80%)高の2490.718と2週間ぶり高値で取引を終えた。
上海不動産株指数は2.6%高となる一方で、中国第2位の不動産会社、金地集団が3.4%高となった。
香港市場も続伸。上海市場と同様、中国の引き締め政策が下半期に中立的なスタンスにシフトするとの見方から、本土系銀行株と不動産株が上昇、生保株の下げを相殺した。
ハンセン指数終値は88.77ポイント(0.44%)高の2万0467.43。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は52.69ポイント(0.45%)高の1万1673.37。
中国保険監督管理委員会(保監会)が一部生命保険契約の利率規制緩和を検討しているとの報道を受け、生保会社のコスト増大懸念が株価を圧迫した。
香港上場の中国人寿保険が3.7%安、太平洋保険 は5%超下落した。両社の上海A株はいずれも最大で6%程度、下げた後、いくらか戻した。
香港上場の中国建設銀行は2.4%高、中国工商銀行は1.9%高と上昇した。
不動産株では、中国海外発展(チャイナオーバーシーズランド)が4.4%高と大きく上げた。
台湾株式市場・大引け=3日ぶり反落、上昇後値を消す 2010年07月12日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK868665620100712
週明け12日の台湾株式市場の株価は、主要企業の業績見通しが警戒される中、上昇したもののその後値を消し、3営業日ぶりの反落で引けた。
一方、スマートフォンを製造する宏達國際電子(HTC)は自社株買い計画が好感されて大幅高だった。
加権指数は前営業日(9日)終値比7.7ポイント(0.1%)安の7639.55で終了した。
第2・四半期利益が堅調だったHTCはこの日の売買代金トップで、5.7%高。終値としては1年10カ月ぶりの高値を記録した。
HTCは11日、9月12日までに自社株を最大1000万株買い戻し、従業員に支給する方針を発表した。
また液晶パネル大手は、奇美電子が3.5%、友達光電(AUO)が0.8%、それぞれ上伸した。
証券投資信託会社のファンドマネジャーは「米企業が来週以降、第3四半期見通しが弱い内容になるとの見通しを示す可能性が、下落方向のリスクとして注意すべきだ」と述べ
た。台湾の主要ハイテク企業は米ハイテク大手に部品を供給しているほか、ノートパソコンや携帯電話の組み立てを行っており、米企業が業績に関する注意を出せば、台湾ハイテク企業株が売られる可能性がある。
一方、第2・四半期純益が前年同期を下回った國泰金融が2%下落したほか、6月の売上高が前月を下回った宏碁(エイサー)は1.6%安。
また、ファウンドリー(半導体受託製造)世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、第2四半期売上高が市場予想を上回ったにもかかわらず、株価は1%安だった。
シドニー株式市場・大引け=3日続伸、鉱業株が主導 2010年07月12日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK042846420100712
12日のシドニー株式市場の株価は、静かな商いの中を3営業日続伸で引けた。近づくオーストラリアの選挙や世界経済をめぐる不透明感を背景にネガティブな地合いだった一方で、大手鉱業株が堅調だった。
市場は寄り付き後の1時間でプラス圏とマイナス圏を行き来したが、その後は時間がたつにつれ力強さを増した。ただブローカーによると、海外に強材料があった割には、シドニー株は伸び悩んだという。
S&P/ASX200指数は前営業日(9日)終値比13.6ポイント(0.31%)高の4409.9で終了した。
化学メーカーのオリカがデュルックス・グループを分割後、最初の取引日となったが、オリカとデュルックスの株価を合わせると26.78豪ドルとなり、前営業日9日のオリカ株の終値(25.68豪ドル)を4%ほど上回っている。オリカ株は5.6%安で終了。デュルックス株は2.54豪ドルで引けた。
鉱業大手では、BHPビリトンが0.5%高、リオ・ティントが1.0%高。金鉱株も堅調で、ニュークレスト・マイニングは2.0%高。またレアアースメタル(希土類金属)探鉱・開発会社のライナス・コーポレーションは5%急伸した。
大半の主要銀行株は堅調だったが、他の主要株は強弱まちまち。ブランブルズは2.9%安、CSLは0.8%安。
ソウル株式市場・大引け=続伸、航空株や充電池メーカー株に買い 2010年07月12日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK868625820100712
週明け12日のソウル株式市場は続伸。LGケムなど充電式電池メーカー株と大韓航空など航空株が値を上げた。
好決算期待を背景に、外国人投資家による買いが続いている。
総合株価指数(KOSPI)は11.04ポイント(0.64%)高の1734.05で取引を終えた。
官民で2020年末までに15兆ウォンを充電式電池に投資するとの政府試算を受けて、LGケムは4.83%高、サムスンSDI は4.64%高、SKエナジーは1.79%高と上昇した。
ウォンが12日に2週間超ぶりの高値をつけ、輸入ジェット燃料価格低下や海外旅行需要増に対する期待から、航空株、旅行会社株が上昇。大韓航空が1.74%高、アシアナ航空が6.24%高と大きく値を上げた。
大手旅行会社のハナ・ツアーは1.09%高、モード・ツアーは3.73%高となった。
一方、投資家の成長株志向からディフェンシブ株がアンダーパフォームした。SKテレコムは0.3%安、アイスクリームメーカーのロッテ・サンガンは0.53%安。
ココ・エンタープライズは、15%出資するC&Kマイニングが9日、ライセンスを取得次第、カメルーンのダイヤモンド鉱山開発に着手するというニュースを受けて15%のストップ高となった。
週明け12日のアジア株式市場は、中国各市場が0.80%高~1.44%高(上海総合&上海A株は0.80%高)となった他、韓国が0.64%高、インドが0.58%高、インドネシアが0.51%高、
香港ハンセンが0.44%高、フィリピンが0.37%高、オーストラリアASXが0.34%高、シンガポールが0.28%高、パキスタンが0.05%高と多くの市場で小反発。
一方、タイが0.12%安、台湾が0.10%安と小幅ながら下落しました。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK868681220100712
12日の上海株式市場は続伸。中国の引き締め政策が下半期に中立的なスタンスにシフトするとの見方から、銀行株や不動産株中心に値を上げた。
一方、当局が生命保険の予定利率に関する制限の撤廃を計画していると伝えられたことで、保険株が下落した。制限が撤廃されれば、保険会社のコスト増につながるとの懸念が高まった。
上海総合指数は19.795ポイント(0.80%)高の2490.718と2週間ぶり高値で取引を終えた。
上海不動産株指数は2.6%高となる一方で、中国第2位の不動産会社、金地集団が3.4%高となった。
香港市場も続伸。上海市場と同様、中国の引き締め政策が下半期に中立的なスタンスにシフトするとの見方から、本土系銀行株と不動産株が上昇、生保株の下げを相殺した。
ハンセン指数終値は88.77ポイント(0.44%)高の2万0467.43。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は52.69ポイント(0.45%)高の1万1673.37。
中国保険監督管理委員会(保監会)が一部生命保険契約の利率規制緩和を検討しているとの報道を受け、生保会社のコスト増大懸念が株価を圧迫した。
香港上場の中国人寿保険が3.7%安、太平洋保険 は5%超下落した。両社の上海A株はいずれも最大で6%程度、下げた後、いくらか戻した。
香港上場の中国建設銀行は2.4%高、中国工商銀行は1.9%高と上昇した。
不動産株では、中国海外発展(チャイナオーバーシーズランド)が4.4%高と大きく上げた。
台湾株式市場・大引け=3日ぶり反落、上昇後値を消す 2010年07月12日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK868665620100712
週明け12日の台湾株式市場の株価は、主要企業の業績見通しが警戒される中、上昇したもののその後値を消し、3営業日ぶりの反落で引けた。
一方、スマートフォンを製造する宏達國際電子(HTC)は自社株買い計画が好感されて大幅高だった。
加権指数は前営業日(9日)終値比7.7ポイント(0.1%)安の7639.55で終了した。
第2・四半期利益が堅調だったHTCはこの日の売買代金トップで、5.7%高。終値としては1年10カ月ぶりの高値を記録した。
HTCは11日、9月12日までに自社株を最大1000万株買い戻し、従業員に支給する方針を発表した。
また液晶パネル大手は、奇美電子が3.5%、友達光電(AUO)が0.8%、それぞれ上伸した。
証券投資信託会社のファンドマネジャーは「米企業が来週以降、第3四半期見通しが弱い内容になるとの見通しを示す可能性が、下落方向のリスクとして注意すべきだ」と述べ
た。台湾の主要ハイテク企業は米ハイテク大手に部品を供給しているほか、ノートパソコンや携帯電話の組み立てを行っており、米企業が業績に関する注意を出せば、台湾ハイテク企業株が売られる可能性がある。
一方、第2・四半期純益が前年同期を下回った國泰金融が2%下落したほか、6月の売上高が前月を下回った宏碁(エイサー)は1.6%安。
また、ファウンドリー(半導体受託製造)世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、第2四半期売上高が市場予想を上回ったにもかかわらず、株価は1%安だった。
シドニー株式市場・大引け=3日続伸、鉱業株が主導 2010年07月12日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK042846420100712
12日のシドニー株式市場の株価は、静かな商いの中を3営業日続伸で引けた。近づくオーストラリアの選挙や世界経済をめぐる不透明感を背景にネガティブな地合いだった一方で、大手鉱業株が堅調だった。
市場は寄り付き後の1時間でプラス圏とマイナス圏を行き来したが、その後は時間がたつにつれ力強さを増した。ただブローカーによると、海外に強材料があった割には、シドニー株は伸び悩んだという。
S&P/ASX200指数は前営業日(9日)終値比13.6ポイント(0.31%)高の4409.9で終了した。
化学メーカーのオリカがデュルックス・グループを分割後、最初の取引日となったが、オリカとデュルックスの株価を合わせると26.78豪ドルとなり、前営業日9日のオリカ株の終値(25.68豪ドル)を4%ほど上回っている。オリカ株は5.6%安で終了。デュルックス株は2.54豪ドルで引けた。
鉱業大手では、BHPビリトンが0.5%高、リオ・ティントが1.0%高。金鉱株も堅調で、ニュークレスト・マイニングは2.0%高。またレアアースメタル(希土類金属)探鉱・開発会社のライナス・コーポレーションは5%急伸した。
大半の主要銀行株は堅調だったが、他の主要株は強弱まちまち。ブランブルズは2.9%安、CSLは0.8%安。
ソウル株式市場・大引け=続伸、航空株や充電池メーカー株に買い 2010年07月12日 ロイター
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK868625820100712
週明け12日のソウル株式市場は続伸。LGケムなど充電式電池メーカー株と大韓航空など航空株が値を上げた。
好決算期待を背景に、外国人投資家による買いが続いている。
総合株価指数(KOSPI)は11.04ポイント(0.64%)高の1734.05で取引を終えた。
官民で2020年末までに15兆ウォンを充電式電池に投資するとの政府試算を受けて、LGケムは4.83%高、サムスンSDI は4.64%高、SKエナジーは1.79%高と上昇した。
ウォンが12日に2週間超ぶりの高値をつけ、輸入ジェット燃料価格低下や海外旅行需要増に対する期待から、航空株、旅行会社株が上昇。大韓航空が1.74%高、アシアナ航空が6.24%高と大きく値を上げた。
大手旅行会社のハナ・ツアーは1.09%高、モード・ツアーは3.73%高となった。
一方、投資家の成長株志向からディフェンシブ株がアンダーパフォームした。SKテレコムは0.3%安、アイスクリームメーカーのロッテ・サンガンは0.53%安。
ココ・エンタープライズは、15%出資するC&Kマイニングが9日、ライセンスを取得次第、カメルーンのダイヤモンド鉱山開発に着手するというニュースを受けて15%のストップ高となった。
週明け12日のアジア株式市場は、中国各市場が0.80%高~1.44%高(上海総合&上海A株は0.80%高)となった他、韓国が0.64%高、インドが0.58%高、インドネシアが0.51%高、
香港ハンセンが0.44%高、フィリピンが0.37%高、オーストラリアASXが0.34%高、シンガポールが0.28%高、パキスタンが0.05%高と多くの市場で小反発。
一方、タイが0.12%安、台湾が0.10%安と小幅ながら下落しました。
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