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マイボイスコム ブルーレイディスクの購入意欲調査

2008-05-06 19:05:46 | Weblog
「ブルーレイ」購入意欲8割、半数は予算5万円以下・民間調べ 2008年4月2日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080402AT3K0100Z01042008.html
 インターネット調査会社のマイボイスコム(東京・千代田)が実施したDVDレコーダーに関するアンケートによると、81.4%の人に新世代DVDの「ブルーレイ・ディスク(BD)」対応機の購入意欲があることがわかった。ただ過半数は予算を5万円以下と考えており、現行の主流機種の価格帯が10万円以上であるのに比べると想定価格に大きな開きがあるという結果になった。購入時に最も重視するポイントに「価格」を挙げた人も32.9%にのぼり、BD対応機の普及にはまだ時間がかかりそうだ。
 現在使っている録画再生機は「ビデオデッキ」が35.4%で最も多く、「ハードディスク内蔵DVDレコーダー」(34.7%)が続いた。「HD―DVD」を含む新世代DVDの比率は5.6%だった。
 調査は3月1日から5日にかけてインターネットで実施。1万4921人の有効回答を得た。




 GWの後半4連休は、夏のボーナスが出たら、何を買おうかな…と家電量販店や電気街巡りをされた方も結構いるのではないかと思いますが、少し前のニュースですが、ブルーレイディスクの購入意欲を調べた興味深い調査があったので、当ブログでも紹介したいと思います。

 まず現在使用している録画機器ですが、ビデオデッキが35.4%で、次いでハードディスク内臓DVDレコーダーが34.7%。録画機器は所有していないという方も8.6%いて、DVD単体レコーダーは6.3%、ブルーレイディスク対応レコーダーを既に保有している方はわずか0.7%しかいません。
 『いつブルーレイディスクを購入したいか』は、購入したいが具体的な予定はないが69.4%で、購入したくないという方も18.1%。以下1年以内に購入したいが7.1%と、購入意欲はあるものの躊躇っている方が圧倒的に多いようです。
 おそらくその原因は価格にあると思うのですが、『いくらならば購入したいか』という質問には、3万円以下が21.6%で、5万円以下が32.5%と過半数の方が5万円以下に下がらないと食指を伸ばさない模様。多分メーカー側が意識している10万円以上出しても良いという回答はわずか4.2%で、せめて5万円~7万円以下(17.6%の方が回答)くらいの水準にまで価格が下がってこないと、本格的な普及は難しいのではないでしょうか。
 実際、『録画・再生機器を購入するときに最も重視すること』は価格が32.9%とダントツで、画質の15.6%の倍以上。消費者はお手頃価格までの値下げを待っているものと思われます。
 とはいえ、人気機種ほど中々値下げにならないのも、これも世の常というもの。地上波放送が終わるまでは、本格的な普及は難しいかもしれませんね。

調査内容はこちら http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/11607/index.html


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