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「18歳で成人」の是非検討、鳩山法相が法制審に諮問へ

2008-02-11 18:26:32 | Weblog
「18歳で成人」の是非検討、鳩山法相が法制審に諮問へ 2008年2月5日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080205AT3S0500805022008.html
 鳩山邦夫法相は、民法で「20歳以上」となっている成人年齢を「18歳以上」に引き下げるべきかどうかの検討を13日の法制審議会に諮問する方針だ。2009年をめどに結論を出す。結婚、飲酒・喫煙など社会生活のみならず、さまざまな商取引のあり方にも影響する問題だけに賛否が分かれている。
 昨年5月に成立した国民投票法(憲法改正手続き法)が投票年齢を「原則18歳以上」と規定。付則で公職選挙法や民法などについて「(2010年5月の法施行までに)検討を加え、必要な措置を講じる」と明記していた。


 犯罪が低年齢化する中、成人年齢を再検討することは一理あるとは思いますが、問題は成人とみなされると、法契約まで一人前扱いされて、取り消しが効かなくなることでしょうね。
 詐欺商法で食べている人にとって、親から離れて生活することで浮かれている新入生程騙しやすい人間はいませんし、『未成年』という区切りは、そういった大学1年生にとって最後の砦的存在だったと思うのですが、もしこの議論を進めるならば、『自分の身は自分で守る』という大人の社会では当たり前のことを、どう学校教育の中に導入していくかが、重要な課題になると思います。
 鳩山弟に果たしてそこまでの覚悟はあるのでしょうか???


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