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鉄アレイで両親殺害、長男に「無期」求刑

2006-10-19 00:38:58 | Weblog
鉄アレイで両親殺害、長男に「無期」求刑 2006年10月16日 読売夕刊
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061016ic07.htm
 水戸市で2004年11月、寝ていた両親を鉄アレイで殴って殺害したとして、殺人罪に問われた当時19歳の長男(21)の論告求刑公判が16日、水戸地裁(林正彦裁判長)であった。
 検察側は「性格的に未熟な被告が、何ら落ち度のない両親を惨殺した極めて短絡的な犯行」と述べ、無期懲役を求刑した。
 論告などによると、長男は、両親と妹、祖父の5人で暮らしていた04年11月23日深夜、自宅2階で寝ていた中学校教諭の父親(当時51歳)と、元小学校教諭の母親(同48歳)をいずれも鉄アレイで殴り殺した。


 こちらもやり切れない事件ですね。
 検察側の求刑が死刑ではなく、無期懲役なのは、犯人が当時未成年者だったからでしょうか。
かつて刑法200条に「自己又は配偶者の直系尊属を殺したる者は死刑又は無期懲役に処す」という条文がありました(1973年に最高裁による違憲判決が出され、1999の刑法改正で削除)が、今は尊属殺人だからといって特に刑が重くなるわけでもないようです。
 とはいえ、何の落ち度もない2人もの人間を鉄アレイで殴り殺すことは許されざる行為ですし、当然重い処分が課されるべきケースでしょう。求刑通り無期懲役当たりが妥当でしょうか。


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