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SFCG、債権二重譲渡700億円 破産手続きへ

2009-03-25 16:11:17 | Weblog
SFCG、債権二重譲渡700億円 破産手続きへ 2009年3月24日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090324AT2C2400H24032009.html
 民事再生手続き中だった商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド)は24日、東京地裁が民事再生手続き打ち切りを決定したと発表した。700億円に上る債権の二重譲渡や関係会社の登録取り消しなど様々な問題が発覚したため、民事再生法による再生手続きを断念、1カ月後をメドに破産手続きに移行する。
 同地裁はSFCGの財産が散逸するのを防ぐため、保全管理人の弁護士を選任。同日保全管理人に就任した瀬戸英雄弁護士は記者会見で「裁判所はこの会社に再建の見込みがなく、再建計画を立てることもできないと判断した」と説明。創業者の大島健伸会長ら旧経営陣の法的責任を問えるかどうかも検討する。
 破産手続きが始まれば、管財人主導で会社の財産を売却し、債権者に分配する作業に入る。


 結局、この会社。債権二重譲渡というスポンサー候補にとってはこれ以上ない裏切りが発覚し、民事再生法を断念し、破産手続開始ですか…(汗
 まあ、内定者に対する宙ぶらりんな対応一つとってもかなりいい加減ですし、会社の内部監査体制もかなりがたがたなのでは…と個人的にも懸念していたのですが、信頼関係が無ければ民事再生など到底不可能。当然の帰結でしょう。


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