株主優待、長期株主に優待手厚く 2006年11月27日 日経夕刊
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hot.cfm?id=d2d1502h27&date=20061127
上場企業の間で、株式の保有期間に応じて株主優待を手厚くする動きが広がっている。リコーリースが来年3月から長期保有者を優遇する制度を導入するほか、カブドットコム証券や京成電鉄なども同様の仕組みを採用している。個人株主を増やし、長期保有を促すのが狙い。敵対的なM&A(企業の合併・買収)が増える中、企業は個人投資家を安定株主として取り込もうとしている。
リコーリースは保有期間が1年未満なら3000円、1年以上3年未満なら4000円、3年以上なら5000円の図書カードかクオカードを贈る。「新規の株主が短期で売却してしまい個人株主がなかなか増えない」(同社)ことから、長期保有株主を優遇し4%台の個人株主比率を8%に引き上げる考えだ。
今までも株式保有数により株主優待の内容に差を設ける会社はありましたが、最近は保有期間別に株主優待の内容を変えるところも出てきているようですね。
ただ、個人株主対策としてはクオカードはどうかと…。カゴメのように自社の詰め合わせ商品を送付するような会社ならば、株主優待そのものが楽しみになり、その会社のファンを作ることで、敵対的TOB対策にもなるとは思うのですが、金銭に近いものだと容易に換金できますし、敵対的TOBなら3割程度のプレミアをつけて買い集める方が普通。
どうせやるなら自社のファンを増やす方向で株主優待対策を考えた方が良いのでは…という気もします。果してどの程度の効果があるでしょうか?
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hot.cfm?id=d2d1502h27&date=20061127
上場企業の間で、株式の保有期間に応じて株主優待を手厚くする動きが広がっている。リコーリースが来年3月から長期保有者を優遇する制度を導入するほか、カブドットコム証券や京成電鉄なども同様の仕組みを採用している。個人株主を増やし、長期保有を促すのが狙い。敵対的なM&A(企業の合併・買収)が増える中、企業は個人投資家を安定株主として取り込もうとしている。
リコーリースは保有期間が1年未満なら3000円、1年以上3年未満なら4000円、3年以上なら5000円の図書カードかクオカードを贈る。「新規の株主が短期で売却してしまい個人株主がなかなか増えない」(同社)ことから、長期保有株主を優遇し4%台の個人株主比率を8%に引き上げる考えだ。
今までも株式保有数により株主優待の内容に差を設ける会社はありましたが、最近は保有期間別に株主優待の内容を変えるところも出てきているようですね。
ただ、個人株主対策としてはクオカードはどうかと…。カゴメのように自社の詰め合わせ商品を送付するような会社ならば、株主優待そのものが楽しみになり、その会社のファンを作ることで、敵対的TOB対策にもなるとは思うのですが、金銭に近いものだと容易に換金できますし、敵対的TOBなら3割程度のプレミアをつけて買い集める方が普通。
どうせやるなら自社のファンを増やす方向で株主優待対策を考えた方が良いのでは…という気もします。果してどの程度の効果があるでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます