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(19日の選挙)米子市長選は野坂氏が再選、大山町では森田氏が現職を破り初当選

2009-04-24 16:15:15 | Weblog
野坂氏、25455票獲得し再選 米子市長選 2009年4月20日 日本海
http://www.nnn.co.jp/today/090420/20090420006.html
 米子市長選は19日投開票され、現職の野坂康夫氏(63)=無所属、自民推薦=が25,455票を獲得し、新人で前米子市議の八幡美博氏(58)=無所属=、同じく新人で前鳥取県西部総合事務所長の上場重俊氏(60)=無所属、自民推薦=を破って再選を果たした。
鳥取県米子市 市長選挙結果
当 25455票 野坂康夫 63 無現
  22274票 八幡美博 58 無新 市議
  20666票 上場重俊 60 無新 前鳥取県西部総合事務所長

森田氏、6937票獲得し初当選 大山町長選 2009年4月20日 日本海
http://www.nnn.co.jp/today/090419/20090419138.html
 鳥取県大山町長選は19日投開票され、新人で元同町議会副議長の森田増範氏(55)=無所属=が6937票を獲得し、現職の山口隆之氏(55)=無所属=を破って初当選を果たした。
鳥取県大仙町 町長選挙結果
当 6937票 森田増範 55 無新 
  5849票 山口隆之 55 無現 旧名和町長



 鳥取県米子市は、島根県境にある 2005年3月に旧米子市と淀江町が新設合併してできた人口14.8万人の市ですが、市長選は、合併前の旧米子市時代の2003年から2期6年市長を務めた現職の野坂康夫氏に対して、市議の八幡美博氏と前鳥取県西部総合事務所長の上場重俊氏の2新人が対抗する形となったのですが、『財政再建団体転落を避けるためにゴミの有料化などなりふり構わない行財政改革を行なったため財政赤字45億円は解消する』と合併後の実績を訴えた現職の野坂康夫氏が25455票を獲得し、閉塞感のある米子を市民と共に変えていきたいと訴えた八幡美博氏(22274票)、「米子の未来をあなたと変える」と訴えた上場重俊氏(20666票)と共に市政刷新を訴えた両新人を退けて再選を決めました。
 それにしても、私には八幡氏と上場氏の政策の違いというのがイマイチよくわからないのですが、3人とも2万票台にのせる大接戦で、誰が当選してもおかしくなかったように思いますし、それだけに、多少の政策の違いを乗り越えて両候補を一本化できなかったのかな…などとどうしても考えてしまうのですが、現職の野坂氏は再選を決めたとはいえ、得票率はわずか37%!!!
 お世辞にも市民の信頼を得ているという得票率ではありませんし、それだけに次の4年でどんな実績を残すかが厳しく問われる形となるのではないでしょうか…。

 一方、鳥取県大山町(だいせんちょう)は、中国地方最高峰である大山の名を冠する 2005年3月28日に旧大山町と名和町・中山町が新設合併してできた県西部の人口1.8万人の町で、町長選挙は、元名和町長で前回無投票当選した現職の山口隆之氏に元町議会副議長新人の森田増範氏が挑む形となったのですが、町政刷新を訴えた森田増範氏が6937票を獲得し、路線継続を求めた現職の山口隆之氏(5849票)を上回り初当選を決めています。


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