3日の日経平均 26円39銭安い21785円54銭で終了

　3日の日経平均ですが、2日の米国主要3市場は続伸（ダウ0.15％高、ナスダック0.76％高、S&P500種0.31％高）で終了する中、前日終値（21811円93銭）よりも77円13銭高い21889円06銭でスタートした後10時前に前日終値近辺もその直後に21927円81銭まで上昇しましたが、その後は200円程するすると下落に転じて10時45分頃に21722円23銭まで下落してからは、今度は買い戻しに転じて前場は前日比6円20銭安い21805円73銭で終了。
　午後に入ると今日も先物主導と思われる売り物に押されて13時過ぎにまず230円安の水準となる21581円23銭まで売り込まれ、14時過ぎには21574円56銭をつけるなど14時25分頃までは21600円強の水準で推移も、終盤に急速に下げ幅を縮小して、終値ベースでは前日比26円39銭安い21785円54銭での終了となりました。
　今晩の米国市場は翌日が独立記念日の休場のため通常よりも3時間終了時間が速まる短縮取引になる中、外国人勢がポジションを閉じる動きがあってもおかしくはないかな…とは思っていましたが高値と安値の差が353円あまり。
　香港ハンセン指数が1.41％安と下げていたのも影響したのかもしれませんが、今日は落ち着かない1日になりました。

　指数別では、日経平均が0.12％安、トピックスが0.15％安、JPX日経インデックス400は0.18％安。　他、東証マザーズが1.11％安、東証2部が0.48％安。
　一方、東証REITが0.52％高。

　東証1部の上昇組では家具販売のミサワが10.59％高。市光工業が6.22％高、島精機が5.2％高。他、昨日は売り込まれたファンケルが4.41％高の買い戻し。

　一方の下落組では、二輪車チェーン最大手の大同工業 （16.99％安）と田淵電機（10.88％安）の2銘柄で10％以上の下落。
　東京きらぼしが昨日の6.73％安に続く5.4％安と冴えなかった他、スルガ銀行が25円安の949円で2.57％安、筑波銀行が12時42分に年初来安値を更新する248円をつけ5円安の249円で1.97％安。
　清水銀行が1.92％安など。保険では、ＡＩＧが3.93％安でした。
　花王は1.26％安ですね。

2日の米国市場 ダウ0.15％高、ナスダック0.76％高、S&P500種0.31％高

　週明け2日の米国株式市場は、トランプ大統領がWTO脱退について早期については否定したことから、ハイテク株主導で上昇。

　NYダウは、朝方に193ドル程下げる場面も見られたものの、その後値を戻して終値ベースでは先週末比35ドル77セント高い24307ドル18セントで終了（0.15％高）。
　ナスダックは、先週末比57.38ポイント高い7567.69ポイントで終了（0.76％高）。
　S&P500種は、先週末比8.34ポイント高い2726.71ポイントで終了（0.31％高）しました。

　ウォルグリーンが1.86％高、マイクロソフトが1.42％高、ゴールドマンサックスが1.22％高、アップルが1.12％高、アメックスが1.02％高、インテルが0.99％高。
　一方、ウォルマートが1.93％安、シェブロンが1.72％安、ナイキが1.67％安、エクソンモービルが1.17％安。

　NY原油は、先週末比0.21ドル安い１バレル73.94ドルで終了。
　NY金は、先週末比12.8ドル安い１トロイオンス1241.7ドルで終了しています。