5日の日経平均ですが、4日の米国市場は独立記念日の休場な中、前日終値(21717円04銭)よりも19円60銭安い21697円44銭でスタート&序盤に21751円50銭まで上昇した後は利食い売りに押されて10時15分頃に21625円01銭まで調整した後は10時半過ぎに前日終値近辺まで戻すも10時50分頃からは21650円を挟んだ様子見状態となり、前場は前日比32円77銭安い21684円27銭で終了。
午後は下落で始まり開始ほどなくまず21500円割れ。13時半頃には21462円95銭をつけるなど概ね21550円までのレンジで推移して終値ベースでは前日比170円05銭安い21546円99銭で終了しました。
外国人投資家はお休みモード、為替相場も1ドル110円30~70銭のレンジ(東京市場開始前は1ドル111円半近辺)なので、午後からこれだけ下落したのには正直意表を突かれたのですが、中国株が下落(上海総合が0.91%安、上海・深?CSI300が0.63%安)したことで警戒感が走ったようですね。
指数別では日経平均が0.78%安、トピックスが1.01%安、JPX日経インデックス400が0.93%安。
他、東証REITは0.23%の逆行高も、東証マザーズが3.74%安、ジャスダックインデックスが2.33%安、日経ジャスダック平均が2.07%安、東証2部が1.09%安。
東証1部の上昇組では、 東京個別指導学院(10.82%高)と三機サービス(10.1%高)の2銘柄で10%以上の上昇。
AFLACが4.44%高、LINEが2.49%高、キユーピーが1.9%高。ウエルシアが2.52%高、サツドラが2.48%高、
一方の下落組では、6銘柄で10%を超える下落となりましたが、日用雑貨卸大手のあらたが13.36%安でしたが、下落率ランキング2位にあの良品計画が入り何と12.16%安!
5位にはセブンイレブンの主力ベンダーで知られるわらべや日洋が10.11%安、6位には東京きらぼしファイナンシャルグループ(八千代銀行が東京都民銀行と新銀行東京を吸収合併する形で社名変更)が10.11%安でランクインするという下落率ランキングでおおっ? と思わず声が出る騰落率ランキングに…。
他、ソフトブレンが9.41%安、アスクルが9.19%安、エステーが7.13%安、イオンモールが6.77%安といったあたりの下落も目に付いたでしょうか、
わらべや日洋は3~5月の純利益が34%減でまだわからなくもないのですが、良品計画は3~5月期の純利益が22%増も材料出尽くし感による売り物か…。
東京きらぼしファイナンシャルグループは今日付けで臨時報告書(取締役8人、監査役4人、補欠監査役1人の選任がいずれも可決されたというもの)なるニュースリリースが出ていますが、この影響でしょうか?
地銀セクターでは、他にも4%台の下落が福井銀など4銘柄、3%台の下落が筑波銀行など13銘柄。
筑波銀行は14時59分に239円の年初来安値をつけ8円安の240円で終了して3.23%安。
スルガ銀行は13時07分に年初来安値となる917円をつけ23円安の920円で終了して2.44%安。
銀行関連では、金融庁から昨日開催されたばかりの『融資に関する検査・監督実務についての研究会(第1回)議事』が公開されていますが、こちらの資料もひょっとしたら地銀各行の株価に影響したのかもしれません。
他、資生堂が5.03%安、ソニーが3.4%安、ファーストリテイリングの2.52%安などの下落も目に付きますね。