iPS再生医療で提携 澁谷工業と理研認定企業 2013年08月07日 北國
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130807-00047754-hokkoku-l17
澁谷工業(金沢市)は、理化学研究所の認定ベンチャー企業の日本網膜研究所(福岡市)と網膜の再生医療で業務提携した。日本網膜研究所が実施する第三者割当増資を引き受け、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の無菌自動培養装置を共同で開発する。iPS細胞を使って網膜を再生する世界初の臨床研究が始まったばかりであり、次世代ビジネスの技術確立を加速させる。
日本網膜研究所が8日に開く臨時株主総会で第三者割当増資が決議される見通し。澁谷工業の引き受け額は約3億円。
澁谷工業によると、網膜疾患は治療法が確立されておらず、新たな治療法が期待されている。日本網膜研究所は理化学研究所の指導を受け、iPS細胞を用いた網膜の再生医療開発に取り組んでいる。
澁谷工業はボトリングの無菌充てん技術を応用した細胞培養システムなどを手掛けており、iPS細胞の大量自動培養を可能にする装置を共同開発することになった。細胞培養の安全性を担保するには無菌システムが不可欠という。
iPS細胞を使った網膜の再生医療については、理化学研究所と先端医療センター病院(神戸市)が1日から、目の難病患者の網膜を再生する臨床研究を始めた。澁谷工業は4月に再生医療システム本部を新設。再生医療分野を次世代ビジネスの柱にしたい考えで、事業展開を加速させている。
同本部長を兼務する澁谷弘利社長は他の研究機関との提携も進捗中だとしながら、「近い将来の再生医療システム進展に大きく期待している」と話した。
昨日の時点で澁谷工業がストップ高になっていて、何で? と思っていたのですが、今日になって、ケーブルテレビの日経CNBCで昨日の澁谷工業の急騰について何度も放送を繰り返しているので、何か材料でもあったのかとネット検索してみると、先週に日本網膜研究所と提携。
そして、15日付けの日経新聞で、ニコンや日本網膜研究所と共同で、iPS細胞シートを量産する装置を開発すると報道されたことが材料視されているようですね。
なんでも、経済産業省から研究費の補助を受けて、研究設備は理化学研究所(理研)の発生・再生科学総合研究センターに導入する方針。 量産装置ができれは、理研が進めているiPS細胞シートを使った目の難病「加齢黄斑変性」の臨床試験なども容易になる ………だそうですが、バイオベンチャーの世界は期待通りの成果が得られる確率が最も低い業界の1つで、しかもIPS細胞という未知の分野への挑戦。
澁谷工業の本業はボトリングシステム(飲料、調味料、医薬品、化粧品などの液体充填システム)の製造で、国内トップシェアを占める企業だけに、個人的には8月9日付けで前社長が体調不良を理由に代表権を持たない取締役相談役に退くことを発表と、本来ならば新社長のもとで 会社の体制を固めるのに精一杯であるはずのこの時期にこのような話題が出てくることの方がむしろ気になっているのですが、現時点では買い気配…だとか。一瞬のブームで終わるのか、大化けするのか。一転要注目銘柄になりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130807-00047754-hokkoku-l17
澁谷工業(金沢市)は、理化学研究所の認定ベンチャー企業の日本網膜研究所(福岡市)と網膜の再生医療で業務提携した。日本網膜研究所が実施する第三者割当増資を引き受け、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の無菌自動培養装置を共同で開発する。iPS細胞を使って網膜を再生する世界初の臨床研究が始まったばかりであり、次世代ビジネスの技術確立を加速させる。
日本網膜研究所が8日に開く臨時株主総会で第三者割当増資が決議される見通し。澁谷工業の引き受け額は約3億円。
澁谷工業によると、網膜疾患は治療法が確立されておらず、新たな治療法が期待されている。日本網膜研究所は理化学研究所の指導を受け、iPS細胞を用いた網膜の再生医療開発に取り組んでいる。
澁谷工業はボトリングの無菌充てん技術を応用した細胞培養システムなどを手掛けており、iPS細胞の大量自動培養を可能にする装置を共同開発することになった。細胞培養の安全性を担保するには無菌システムが不可欠という。
iPS細胞を使った網膜の再生医療については、理化学研究所と先端医療センター病院(神戸市)が1日から、目の難病患者の網膜を再生する臨床研究を始めた。澁谷工業は4月に再生医療システム本部を新設。再生医療分野を次世代ビジネスの柱にしたい考えで、事業展開を加速させている。
同本部長を兼務する澁谷弘利社長は他の研究機関との提携も進捗中だとしながら、「近い将来の再生医療システム進展に大きく期待している」と話した。
昨日の時点で澁谷工業がストップ高になっていて、何で? と思っていたのですが、今日になって、ケーブルテレビの日経CNBCで昨日の澁谷工業の急騰について何度も放送を繰り返しているので、何か材料でもあったのかとネット検索してみると、先週に日本網膜研究所と提携。
そして、15日付けの日経新聞で、ニコンや日本網膜研究所と共同で、iPS細胞シートを量産する装置を開発すると報道されたことが材料視されているようですね。
なんでも、経済産業省から研究費の補助を受けて、研究設備は理化学研究所(理研)の発生・再生科学総合研究センターに導入する方針。 量産装置ができれは、理研が進めているiPS細胞シートを使った目の難病「加齢黄斑変性」の臨床試験なども容易になる ………だそうですが、バイオベンチャーの世界は期待通りの成果が得られる確率が最も低い業界の1つで、しかもIPS細胞という未知の分野への挑戦。
澁谷工業の本業はボトリングシステム(飲料、調味料、医薬品、化粧品などの液体充填システム)の製造で、国内トップシェアを占める企業だけに、個人的には8月9日付けで前社長が体調不良を理由に代表権を持たない取締役相談役に退くことを発表と、本来ならば新社長のもとで 会社の体制を固めるのに精一杯であるはずのこの時期にこのような話題が出てくることの方がむしろ気になっているのですが、現時点では買い気配…だとか。一瞬のブームで終わるのか、大化けするのか。一転要注目銘柄になりました。