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ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

糖尿病も保険OK 来月販売 入院・手術費を保障 

2007-07-04 13:05:50 | Weblog
糖尿病も保険OK 来月販売 入院・手術費を保障 2007年6月30日 産経夕刊
http://www.sankei.co.jp/keizai/kinyu/070630/kny070630000.htm
 保険業法の改正を受けて設立された少額短期保険業者(ミニ保険会社)が、国内初の糖尿病患者向けに特化した医療保険を7月から販売することが29日分かった。患者の入院・手術費用を保障するほか死亡保険金も給付する。一般に糖尿病の医療費は高額で保険商品の整備も遅れていたが、同社は幅広い糖尿病患者が加入できる商品を提供することで患者や家族の負担を軽減したい考えだ。
 この保険会社は、エクセルエイド少額短期保険(東京都中央区、和田敏文社長)。昨年8月に生命保険会社の元社員らが資本金1億6000万円で設立。昨年4月施行の保険業法改正で、少ない資本金の“ミニ”保険会社でも保険事業が営めるように制度改正されたのに伴い、営業を始めた。
 厚生労働省の調べでは、平成14年度の糖尿病患者数は「予備軍」を含めて1620万人と推計され9年度の1380万人から約17%増加している。ところが、従来の医療保険では糖尿病患者に対する加入条件が厳しく、糖尿病患者に特化した保険もなかった。
 エクセルエイド社は病気による入院や手術費などを保障する医療保険と、死亡保障型の定期保険の2種類の保険を販売。それぞれ、「2年以内に何らかの病気で手術・入院をしたか」「3カ月以内に医者から手術・入院を勧められたか」などの条件に該当しない場合に加入を認めるようにした。
 医療保険は、年間80万円の限度内で入院・手術を保障。1回の入院あたり60日が限度だが、入院中に糖尿病の合併症を併発した場合、その時点からさらに60日の保障を得ることができる。定期保険は300万円の限度内で死亡を保障する。
 たとえば、30歳男性の場合、死亡の場合300万円保障される定期保険では月々の保険料は約2500円、入院時などに1日あたり5000円給付される医療保険に加入した場合の保険料は月額約2000円となる。


 私は、このような糖尿病患者に特化した小額短期保険業者の存在そのものを知らなかったのですが、どうやら、この会社 設立は昨年の平成18年8月28日で、平成19年6月21日付けで保険業法272条による小額短期保険業者として財務省の登録を受け営業を開始したようです。(http://www.excelaid.co.jp/pressrelease/result_report2007.pdf)
 保障内容としては、正直もっと長い期間のワイドな医療保障や死亡保障が欲しいところですが、告知のみの無審査で加入することができるようですし、保険というよりは、どちらかといえば、互助会の制度のようなもの。加入者の誰もが保険金を請求する可能性の高い商品の性格上、保障額が低めになってしまうのも、致し方ないでしょうね。
 実際には30歳の若い男性が糖尿病に備えて加入するケースは、遺伝性の糖尿病患者でもない限り考えにくいですし、体外的にリリースを出すのならば、もっと現実的に加入を考える50歳や60歳時点での男女別の保険料を示して欲しかったと思います。

ニュースリリースはこちら 
http://www.excelaid.co.jp/pressrelease/PRESSRELEASE0706211.pdf
HPはこちら
http://www.excelaid.co.jp/

ネットバンキング:預金被害が昨年度倍増 暗証番号流出で

2007-07-04 12:59:34 | Weblog
ネットバンキング:預金被害が昨年度倍増 暗証番号流出で 2007年6月27日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070627k0000m040090000c.html
 パソコンで銀行口座から振り込みなどができるインターネットバンキングをめぐり、預金者が気づかないうちに、別の口座に振り込まれるなどして預金がなくなる被害が、06年度中に98件(約1億200万円)発生したことが26日、金融庁の調査で分かった。05年度の49件(約1億500万円)から件数は倍増しており、同庁は注意を呼びかけている。
 同庁によると、ネットバンキングに必要な暗証番号が外部に流出した原因は、偽のメールを送りつけ情報を引き出す「フィッシング」に遭ったり、ファイル交換ソフトの使用、パソコンの盗難などが考えられるが、被害者の半数が「いつ暗証番号が流出したのか分からない」と回答しており、原因ははっきりしないという。
 偽造キャッシュカードの被害は預貯金者保護法で、金融機関には被害者への補償義務があるが、ネットバンキングは対象外。ただ金融機関の自主的な取り組みで、06年度は54件について被害者への補償が行われた。


 報告書によれば、偽造キャッシュカードの被害報告件数は平成15年度が106件→平成16年度469件→平成17年度897件→平成18年度531件。盗難キャッシュカードの被害報告件数は平成16年度456件→平成17年度6080件→平成18年度6603件。盗難通帳が平成15年度687件→平成16年度306件→平成17年度286件→平成18年度246件。インターネットバンキングによる被害が平成16年度1件→平成17年度49件→平成18年度98件。
 通帳に関しては銀行員と別の場所に保管することの徹底や通帳そのものを廃止する銀行も出てきて被害件数は減っているようですが、盗難キャッシュカードの被害はセキュリティの高いICキャッシュカードが普及し始めているのにも関わらず増加傾向。
 インターネットバンキングに至っては、利用者は利用するパソコンや取引をする時にパスワードを設定していることから、かなりガードが甘いようで、昨年度あたりから被害が急増しているようです。

 被害形態別の金融機関の補償状況を見ると、偽造キャッシュカードの補償比率は98.2%とほとんどのケースで補償されるものの、盗難キャッシュカードは66.5%と3件に1件は補償の対象外、盗難通帳に至っては21.6%しか補償されていません。インターネットバンキングの場合は69.3%のケースで補償しているようですが、今後銀行側のセキュリティが強化されれば、個人の有責性を問われるケースが増えて、この補償率も結果的に低くなるのではないかと、個人的には予測しています。

偽造キャッシュカード等による被害発生等の状況について はこちら
http://www.fsa.go.jp/news/18/ginkou/20070626-1.html
偽造キャッシュカード問題等に対する対応状況(平成19年3月末)について はこちら
http://www.fsa.go.jp/news/18/ginkou/20070626-2.pdf

サマータイム:みずほFGが8月に試行 40分繰り上げ

2007-07-04 12:58:20 | Weblog
サマータイム:みずほFGが8月に試行 40分繰り上げ 2007年7月4日 毎日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070704k0000m020085000c.html
 みずほフィナンシャルグループは3日、8月に「サマータイム」(夏時間)を試行する方針を明らかにした。就業時間を通常から40分繰り上げて午前8時~午後4時半とする。大手銀では初めてで、FG本社の従業員約300人を対象に実施する。
 みずほFGは就業時間内だけ冷暖房を稼働させている。夏時間の導入で、朝夕の冷房による電力需要が減れば、二酸化炭素の排出削減につながる。ただ、他の企業に普及しないうちは、外部との会合などで就業時間後も仕事が続くなど労働強化を招く可能性がある。みずほは、傘下の銀行や証券会社には適用せず、グループの経営管理を受け持つFGで先行実施する。
 夏時間は、みずほFGの前田晃伸社長が副会長を務める日本経団連も、8月に試行する方向で検討中。政府の「骨太の方針07」でも早期実施の検討を掲げている。


 一方、みずほファイナンシャルグループのうち、本社要員300人に試験的にサマータイムを施行するというニュースも…。もっとも繰り上げる時間は40分ですし、これでは時差出勤と変わらないと思ったのは私だけでしょうか?
 サマータイム制度についての私の個人的な意見は先のスレッドで書きましたので割愛しますが、傘下の銀行や証券会社に業務上支障が生じる可能性もあると思いますし、結局は誰かを職場に残さないと、却って顧客に迷惑をかけることにもつながりかねないと思うんですけどね…。とりあえずはお手並み拝見といったところでしょうか。

サマータイム導入激減 「終業時間変わらない」 

2007-07-04 12:53:37 | Weblog
サマータイム導入激減 「終業時間変わらない」 2007年07月02日 共同通信
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070702/134040.html
 北海道で2日、夏季の出退勤時間を早めて昼間を有効活用する「サマータイム」が始まった。しかし実施する企業や自治体は30程度で、約700団体が参加した昨年より大幅に減少した。
 サマータイムは札幌商工会議所の呼び掛けで始まり、昨年までの3年間、企業や団体も参加して実験。その結果「始業を早めても終業時間は変えられない」「全国一斉に実施しないと不都合」など否定的な意見があった。札幌商工会議所がことしは自主的な取り組みに任せたこともあり、今回激減したとみられる。
 昨年参加した北海道庁は「本格導入は国の動きに合わせる必要がある」、札幌市は「業務上の支障があった」として実施しない見通し。
 北洋銀行(札幌市)は「消費拡大や省エネへの波及効果がある」として7月末まで実施する。開店時間を1時間早めて午前8時とし、早朝時間帯の現金自動預払機(ATM)の手数料を無料にする。


 予想通りといえば予想通りですが、案の定、サマータイム導入は不評のようですね。大体、サマータイム導入に成功している国の場合は、基本的に残業する習慣がほとんどなく(まして日本のように最初から残業することを見込んでいる国は、先進国の中では世界的に見ても少数派です!!!)、国全体で行うからこそ効果があるのであって、北海道のおそらくは札幌市近辺でそれも自由参加、しかも本来率先して参加する立場にあるはずの北海道庁や札幌市まで参加しないのでは、個別企業の時差出勤と変わりませんし、盛り上がるはずがないと思います。
 まあ、1時間早く出勤して本当に1時間早く帰れるのならば、サマータイム導入の検討も一考に値すると思いますが、ホワイトカラーイグゼンプションを本気で検討しようとしている国には最初からなじまない制度なのでは…。

名古屋市職員、酔って女性客にかみつく 市が処分へ 

2007-07-04 12:48:10 | Weblog
名古屋市職員、酔って女性客にかみつく 市が処分へ 2007年07月03日
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0703/NGY200707030017.html
毎日夕刊 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070704k0000m040188000c.html
 名古屋市は3日、市工業研究所(同市熱田区六番町)の電子情報部の男性研究員(40)が飲食店で酔って暴れ、止めに入った客ら3人に軽傷を負わせたと発表した。西署は傷害事件として調べており、市も近く処分する予定。
 市によると、研究員は6月30日午前2時半ごろ、同市西区の鉄板焼き店で、一緒に入店した友人の男女2人と口論になった。止めに入った女性客は薬指にかみつかれ、約1カ月のけが。同じくアルバイトの女性店員は頭や首、男性店長は顔に軽いけが。
 研究員は友人らと前日午後6時ごろから同市中区栄の飲食店で酒を飲み始め、現場は3軒目だった。当時は泥酔状態で、店内のガラス戸も壊したという。


 酒癖の悪い人間はどこにでもいますが、いくら泥酔する程 飲んでいたからといって、たまたまそこにいて、暴れているのを止めにはいったお客さん それも女性の薬指に噛み付くなんて、非常識にも程がありますし、市はこの研究員を懲戒処分に処するようですが、当然の処置でしょうね。
 ちなみにとばちっりを受けた女性客は3針を縫う全治1ヶ月のケガ。なぜかケガをした4人からは被害届けが出ていないようですが、こういう行為を訴えないのはいかにもお酒に甘い日本社会らしいというか…。この手の輩を甘やかさないためにも、厳しい処分をした方が良いと思うんですけどね…。

<久間防衛相辞任>「被爆者の心踏みにじった」怒りの声 

2007-07-04 12:45:33 | Weblog
<久間防衛相辞任>「被爆者の心踏みにじった」怒りの声 2007年7月4日 毎日
http://dailynews.odn.ne.jp/pubnews/story/?sc=dn&dt=new&nd=20070703203900&nc=20070704M40.099
 原爆投下を「しょうがない」と発言した久間章生防衛相が3日辞任表明したのを受け、被爆者が毎日新聞の取材に応じた。「被爆者の心を踏みにじった」「歴史を勉強していない」と怒りの声を上げると同時に、被爆地・長崎選出の久間氏が「参院選への影響を考えた」と釈明した態度にやりきれなさをにじませた。
 「辞任なさったのはよかったと思う」。長崎平和推進協会写真資料調査部会長の深堀好敏さん(78)=長崎市=は自宅でテレビニュースを見て、辞任を知った。発言について「核使用を認めることは核の保有を認めること。核廃絶に取り組む被爆者や被爆地の気持ちを無にするものだ」と批判した。さらに「選挙のために辞めたという感じ。陳謝の気持ちが本当にあるのだろうか」と憤りを隠せなかった。
 長崎市で被爆した語り部、広瀬方人さん(77)=同市=は歴史認識の欠如を指摘。「戦争を終わらせたのは、ソ連の参戦が直接の原因というのが定説だ」とあきれた。また、「原爆を正当化する発言は米国と同じ。日本の核武装に対する懸念を助長するのではないか」と話した。
 元長崎大学長の土山秀夫さん(82)=同市=も「原爆投下の歴史を勉強していない」と断罪した。土山さんによると、2発目の長崎への原爆投下はプルトニウム型原爆の実験的意味合いが強かった。だからこそ「(久間氏が)歴史を知らずに長崎への投下を正当化したことにあきれ果てた」と話した。
 原爆の悲惨さを訴えた漫画「はだしのゲン」の作者、中沢啓治さん(68)=埼玉県所沢市=は「恥ずかしくて大臣を続けていられなかったんでしょ。『はだしのゲン』でも読んでほしいね」と、皮肉たっぷりに話した。広島で被爆。父と姉、弟を亡くした。被爆者や原爆に対する偏見や無知に傷つきながらも描いた「ゲン」。原爆に負けず、たくましく生きるその姿は、子どもたちに勇気も与えた。「原爆は、戦争を利用した最悪の人体実験だったと思う。歴史を認識してほしい」と改めて訴えた。


 一方、こちらは久間防衛相辞任のニュースを聞いた各界の反応。まあ予想通りの反応ですが、当の久間氏は辞めればコトは済むとでも思っているのか、選挙のことばかり気にしていて、謝罪にちっとも心はこもっていませんし、各界がこぞって怒りの反応を示すのも無理ないと思います。

関連ニュース
長崎市長:久間氏に「被爆者への謝罪の場」要望へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070704k0000e010041000c.html

防衛相「辞任、ほっとしている」・参院選への配慮を強調

2007-07-04 12:41:56 | Weblog
防衛相「辞任、ほっとしている」・参院選への配慮を強調 2007年7月3日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070703AT3L0305P03072007.html
 米国による原爆の投下について「しょうがない」と発言し、問題の責任をとって辞任の意向を示した久間章生防衛相は3日、防衛省で記者会見し、「これ以上迷惑をかけてはいけない。特に参議院選挙にマイナスになってはいけないと思った」と辞任の理由について説明した。安倍晋三首相に辞意を伝えた後の心情として「ほっとしている。これで参院選が戦えると思った」と述べた。
 久間氏は在任期間を振り返り、沖縄の普天間基地移設問題などがまだ未解決なものの、省への昇格など「ほぼ、私の時代になすべきことはできたという達成感がある」と感想を述べた。
 後任の小池百合子氏については、「非常に期待している。新しい感覚も持っており、環境相時代の沖縄への思い入れもある。非常に立派な方が後任に来たと喜んでいる」と語った。


 結局 この人 最初から最期まで人の顔に泥を塗りまくったまま去って行きましたね…(怒
 テレビで記者会見を見ましたが、未だに『俺は悪くない 言葉尻を曲解したマスコミのせいで辞任させられた』といったホンネが見え見えで、最期の引き際まで見苦しいことこの上ありませんでしたし、この期に及んで『参議院選にマイナスになってはいけない』なんて、安倍氏に恩でも売っているつもりなのでしょうか…???
 まあ、私は安倍氏の人を見る目自体をあまり信用していませんが、ここまで無礼で傲慢な態度を取られては、参議院選で戦う自民党候補もやりにくいでしょうね…。


関連ニュース
久間氏辞任で野党、首相の任命責任追及へ攻勢強める
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070703ia21.htm
「しょうがない」久間氏、辞任会見でも連発
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070703it13.htm
久間防衛相辞任:世論読み違え、傷口広げた首相
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070704k0000m010182000c.html
久間防衛相辞任:自民党立候補予定者はうんざり
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070704k0000m040097000c.html
久間防衛相辞任:論功行賞のツケ?…後手に回る首相対応
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070704k0000m010080000c.html