ファシリティーズ本部「ユースコース」にて

今日、東京はとってもいい天気でした。久しぶりに、シャツ一枚で外を歩ける陽気。恐らく、これでしばらくシャツ一枚で外を歩くのもお預けでしょう。

さて今日は、午後からNTT労組ファシリティーズ本部の2010年度ユースコースに参加してきました。場所は、都内の代々木公園近くにある「国立オリンピック記念青少年総合センター」です。

会場となったこの青少年総合センター、私も以前からその存在は知っていたのですが、中に入ったのは初めて。こんなに大きな、かつしっかりした施設だとは知りませんでした。上記のリンクをクリックしてホームページを見ていただくと良く分かるのですが、センター棟、スポーツ棟、国際交流棟、カルチャー棟、宿泊棟に分かれていて、この中でさまざまな活動を行うことができます。宿泊施設があるので、研修などには最適ですね。何せ、すぐ隣が代々木公園や明治神宮ですから、自然環境もバツグンなのです。東京のど真ん中にこんな手頃な研修施設があったのかと感心してしまいました。

ファシリティーズ本部のユースコースは、この青少年総合センターの「国際交流棟」で開催されていました。参加者は2年目の若手を中心に約170人で、全国各地から集まってきています。当初、人数は100人ちょっとぐらいだと思っていたので、その数と会場の熱気に圧倒されそうになりました。



お話したテーマは、（1）近況報告、（2）情報通信政策、（3）国政の状況、（4）今後の活動の重点、という4本柱。今日は特に若手の皆さんが中心ということで、政治と生活の関わりについて具体例を挙げながら説明して、「政治に関心を持ち、参加することの重要性」を理解して貰うことを目標にしました。情報通信政策では、今後ますます国際戦略が重要になり、いかに情報通信をシステム・パッケージとして様々な国のニーズに適合させながら貢献できるかがカギになる、という点を強調。そして、環境やエネルギーという地球的課題への有効な解決策を、そのICTパッケージに含めることが出来るかどうかが成否を握るのではないかという私の考えをお話しました。

学習会後の意見交換会では、何人かの参加者とじっくり話しをすることが出来ましたが、みんな政治に対して興味を持っていて、ちゃんと自分なりの考えを抱いています。ただやはり、職場の仲間同士や友人同士で政治の話をすることがほとんどないようなので、他人と政策論争をしながら違う考えに触れてみたり、自分の考えを再確認したりする機会がないのですね。何らかの形でそういう機会を持つことができれば、もっともっと政治に関心を持つことができるのではないかと感じました。

とにかく今日は、若手の皆さんの考えや思いも聞けて、大変有意義な活動でした。機会を与えていただいたファシリティーズ本部の皆さん、ありがとうございました～！