いわゆる神の存在証明がもたらす意味について

創造主である神の存在証明をして、この神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを説明し、人類史のリセットと再構築を試みる。

万人がΩ神の心を唯一の起源にし皆で共有している事実を示唆する話 附 心の盲点をつく話

2010-02-05 16:46:50 | 心/精神
○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                                 Z→→→Z


○ただ一つのΩ神の心を全てのヒトが共有して使っている話の実例
 1月31日の午前二時過ぎ、東京都八王子市のあるお好み焼き店で、店長が営業を終えて後片付けをしているときに、裏口のドアをノックする人がいたのでドアを開けると、包丁を持った男が押し入って来て、店にあった3日分の売上金を強奪して逃げた、という事件が、あったと報道されています。この事件は、新聞に載る前にラジオの未明のニュースで知りました。
 この事件を聞いて、昨年夏にあった不思議な話を思い出しました。
 それは、全てのヒトが、Ω神の持つただ一つの心を起源として持ち、Ω神のそのただ一つの心を皆で共有して使っていることを示唆する実際の話です。

○知り合いのヒトからこのお正月に聞いた話
 今年のお正月、知り合いの男性から、住んでいるアパートで起こった不思議な事件のことを聞きました。
 出来事があったのは、去年の八月の終わり頃のことだそうです。
 時刻は、午前零時半過ぎらしいとのことです。
 彼は、そのとき寝ていて、夢を見ていたのだそうです。
 その夢の中で、誰を相手に話をしているのか分からないのだけれども、彼はその相手に対して、「声を挙げなさい!!!」と何度も励まし、そして、夢の中の相手が声を挙げると、「出来た! 出来た! 良かった!」と褒めたのだそうてす。
 この後、しばらくうとうとしている状態の中で、部屋の外で何かが起こっている!!! と気がついて、飛び起きてアパートの廊下に出だそうです。
 すると、隣りの部屋に住む二十代の娘さんの所で、事件が起こっていたことを知ったのだそうです。これは、午前零時四十分頃のことだったそうです。
 その娘さんの部屋の入り口のドアを軽くノックし続ける音がしたので、そのアパートの直ぐ近くに住む娘さんのご両親が訪ねてきた、と思ってドアの鍵を外して開けると、そこには見知らぬ男が立っていて、部屋の中に入ろうとしたのだそうです。
 娘さんは驚いて、ドアを急いで閉めようとすると、男がドアの取っ手を掴んで強引に開こうとしたものだから、もう恐怖でしばらく声も出なかったそうです。
 しかし、娘さんはやっと悲鳴を上げることが出来て、男は逃げ去ったそうです。
 この後、警察の鑑識係りの人も来た、という話です。

○意味のある偶然の一致の例
 私の知人と隣の娘さんの間では、普段のお付き合いは無いそうです。
 しかし、お隣り同士ということで、行き擦りの人同士以上の心の繋がり、それも無意識/深層意識での繋がりが自然に出来ていたのでしょう。この筈です。
 そこで、その娘さんの方は、無意識の内に隣りに住む私の知人に助けを求め、これにそのとき眠っていた私の知人は無意識/深層意識の中で応えたのが、知人の夢になったと推測できます。
 これは、一般的に言うと、「意味のある偶然の一致」の例と言うことができます。

○緊急時の救助の要請は無意識/深層意識の中でも行われる
 緊急事態に陥ったヒトが、意識のある心を使って助けを求めるだけでなくて、無意識の内でも遠くに離れ住んでいる親兄弟など親しい人や隣り近所の人たちなど周りの人たちに助けを求める。
 ここでの私の知人の例は、正にこれに当て嵌まります。
 しかも、この種のことは結構よく聞きます。 
 このようなことが起こり得るのは、一般法則論の理解では、全てのヒトの心がこの世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神の心に唯一・絶対・普遍の起源を持ち、Ω神の心を万人で一つに共有して使っている事実に根拠がある、ということができます。
 それに、人同士は、緊急事態の中では無条件・無留保で、自然にお互いに助け合うように、Ω神によって予めプログラムされていることも手伝っているのでしょう。
 なお、地震や台風などの自然災害時や何かの事故・事件の際に、火事場泥棒的な行為をする者は、非ヒトですから厳罰に値します。

○まとめ
 全てのヒトの心が、私たちが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神の心に唯一・絶対・普遍の起源を持ち、Ω神の心を万人で一つに共有して使っている事実がある。
 これを示す一つの実例をお話しました。
 ご納得頂けたでしょうか・・・・・。

○余談 ドアをノックされると思わず開けてしまう行為  心の盲点を巧みにつく話
 トイレ中にそのドアをノックされても戸を開けてしまうヒトはまずいません。
 いや、実はそのときにドアを思わず開けてしまったヒトの話を幾つか聞いています。
 ドアをノックする音を聞いたら、その相手や安全性を確かめる前に、思わずドアを開けてしまう。
 特に、時刻を問わずに自分の所を訪ねてくるのは限られた特定の親しい信頼できるヒトたちに決まっていると思い込んでいて、ドアをノックする音がしたらとにかくドアを開けてしまう。
 こちらが姿を見せたのに、更に烈しくドアを叩かれると、「何か緊急の事態が発生したのか」と思ってドアを開けたら、単なるセールスの訪問だったという体験を、私は何度かしています。私はこの瞬間、「緊急事態には直ちに対応しなければならない」という自分の心の習慣に自ら騙されたのです。しかし、この先はだまされませんでした。
 これで失敗したのが、私の知人の隣に住んでいる娘さんの例です。
 同様に、この文の最初に掲げた強盗の被害に遭ったお好み焼き店の店長さんです。
 このような、思わず習慣的に条件反射的に行動してしまう例が、誰にでもあります。
 行動の習慣は、この元になった心の習慣です。
 心の習慣は、思い込みなど「決まった特定の思考の枠組み」とか「マインド・セット」と呼ばれます。
 これは、普通、最初は「意識のある心」の働きで自覚的に考え思ったことや親・兄弟姉妹や親しい友人などから「あなたはこれこれの人!」と断定的に言われ続けたことが、習慣的な思考の型になり或いはセルフ・イメージになり、その真偽や適否の自覚的で意図的な検証も無いまま、もはや修正や否定を受け入れない自分の自己像/セルフ・イメージなり、絶対的な信念になり、やがて無意識化/深層意識化されて、その内ご本人にも自らの思い込みがしばしば自覚されなくなっているものです。
 詐欺的な商法では、多くのヒトが一般的に持つ思い込みを巧みに利用して行われます。「ヒトの心の盲点をつく」わけです。私の姿が見えたのに、更に烈しくドアを叩いて、私にドアの鍵を開けさせたのは、悪意のあるセールスマンの作戦だったわけです。
 1980年代の初期、アメリカで大学生によるデート・レイプが深刻な問題になっているという話を、日本でも放送されるようになったばかりのCNNニュースで知りました。
 レイプは、知らない面識さへ無い相手ではなくて、身心共に日頃無防備で無警戒で接している身近のごく親しい「まさか!!!」の相手やこの関係者からされるのが圧倒的に多いことは犯罪の被害者学の常識です。しかし、これは犯罪被害者学の常識で、世間一般の常識では無い、というべきでしょう。→子供への性犯罪 教員の摘発増加 2年で88人、目立つ悪質ケース 2010年2月5日(金)毎日新聞
 そこで、「ヒトの心の盲点」を自覚的な知識にして、誰もが持つ思い込みなどを利用して自覚的に意図的に他人を操作する心の技術があります。
 これを、「人生は催眠術の掛け合い」と表現したヒトがいます。
 これをもっと本格的に技術化しているのが、「深層心理学」/「現代催眠術」/「神経言語プログラミング」(NLP)の名で知られているものです。
 いわゆる催眠商法や振り込め詐欺では、最初は「潜在意識の活用法」から始まって、NLPの技術が生まれてからは直ぐにこれを積極的に学んで使っているようです。しかし、催眠商法等の鴨にされる方は、潜在意識の活用法もNLPも知らず、その概要でも学ぶ必要を知らず、そのような心理的な技術は「疑似科学」だとさへ言ってただ否定するだけだったりします。
 もちろん、潜在意識の活用法や神経言語プログラミングの技術が開発され知られるようになる前にも、優れた人間観察力と洞察力と行動力を持つ人たちによる人心操縦術は行われてきました。
 例えば、世間に広く伝えられている、田中元総理の例。
 「狙った女は必ず物にしてきた」というある人の話。なお、この人の話を私が聞いたのはもう四十年以上前のことです(ご本人を含め、その隣りの席に「物にされた女性の一人」が座っていた会合の出席者はその殆どの方々が既に鬼籍に入られている筈です)。
 この人の話は「物にした女性」と公の席で隣同士で自然に同席していたことから推測できる、腕力等に訴えたのではないし、スキャンダルにもヒトの噂話にもならない「物に仕方」の巧みな技術を含めて(注記1)、誇張の無い本当のことに違いない、と分かるまで私は神経言語ぷプログラミングなど多くのことを学び知る必要があって、三十年以上掛りました。
 ご参考まで。

○注記1 「魔がさす」ということ
 物にされた女性が、行為が終わって我に返った瞬間にトンでも無いことをしてしまったと気付いた例もあったでしょう。
 そして、「魔がさしたのだ」と自分を納得させようとしたかも知れません。
 しかし、真相は、物にした方は、その日の遥か前から罠を仕掛けて獲物が罠に落ちるのをずっと待っていたのです。
 世の中には、こういうことでも自覚的に意図的に計画してやる人たちがいるのです。実用性そのものの計画術ですから、換骨奪胎式に私には参考になったりしますが・・・。
 一般的に言って、「魔がさす」と言うとき、その瞬間に魔がさしたのではなくて、これに先立って、その日、そのときに、起こるべくして起こるような思考習慣や生活習慣が、そのヒトには普段からあったことの因果必然的な結果です。
 詐欺的な投資話に引っかかる人たちは、自分自身で投資に必要な勉強をして時には投資に失敗するなどの高い授業料を支払って身に着けた自分の確かな投資技術によらないで、他人に頼り切って儲けようという安易な気持ちに付け込まれたのでしょう。
 「上手の手から水が漏れる」と諺にいいます。「『昔取った杵柄』でしょう」などとお立てられくすぐられて、もう足を洗ったはずの世界にもどって、怪しげなことをさせられる、という話もよく聞きます。しかも、ご本人にはその怪しげさに関しての自覚がなくて嬉々としていたりします。 
 欠陥商品による事故が起こったときに、その当事者の企業が速やかな対応をすることが出来ずに、対策が後手後手になる例があります。
 これは、普段から「わが社の製品の品質は世界一で不完全な製品や欠陥商品はあり得ない」という思い込み+この世界の中には因果必然の自然法則の支配が一切及ばない偶然ということがあり(もちろん、この世界は、そのすみずみまで、因果必然の自然法則のみが絶対的に支配している世界です)、わが社の製品について報告された事例は、その偶然によるものである式の考え方が、その企業を支配していることにある、と推測できます。
 なお、思いもしなかった事故や事件や他人による悪意のある密かな侵害の試みの犠牲にならないための常日頃の祈り=これらを防ぐ思考の枠組みを造ることについては、別文。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。