いわゆる神の存在証明がもたらす意味について

創造主である神の存在証明をして、この神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを説明し、人類史のリセットと再構築を試みる。

自然法則について 日本が6連敗中のアルゼンチンについに1対0で勝ったことをだしにして 追記10月12日

2010-10-09 03:47:20 | 自然法則
 自然法則について 日本が6連敗中のアルゼンチンに、ついに1対0で勝ったことをだしにして

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     

○この文の目的
 この文は、天然自然の存在の「自然法則の働き方の原理」の実際の働き方の一例をサッカーに話を借りてするためのものです。

○アルゼンチンに6連敗中の日本チームが1対0で勝った!!!!!
 2010年10月8日の夜行なわれた「サッカーキリンチャレンジカップ2010年」で、新監督ザッケローニの指揮の初試合で、日本チームは、アルゼンチンとの対戦で、1対0で勝ちました。

 試合は生中継を見られず、テレビのスポーツニュースで結果を知りました。
 アルゼンチンに対しては、日本は6連敗していたと聞きます。

○アルゼンチンの監督は「日本のチームには秩序があった」と言ったと聞いて・・・
 ニュース中で聞いたところによると、負けたアルゼンチンの監督は、「日本チームには秩序があった」と言ったそうです。
 「秩序があった」とは、選手の一人ひとりの動きも作戦も無駄な動きが無く、「一つに組織化されていた」という意味でしょう。

 ザッケローニ新監督による初采配の下でアルゼンチンと試合をした日本チームは、「一つに組織化されていた」。
 これは、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みの中では、天然自然の存在の「自然法則の働き方の原理(的仕組み)」に根拠がある、「サッカーの試合で勝つための原理的仕組み」に基づいて「システム」が正しくかつ適切に作られ、そして、システムとして正しく適切に働いた/動いた/機能した、という意味になります。
 これは、ザッケローニ新監督の采配通りだったそうです。

○新監督の作戦/戦略を直ちに試合で実践できる日本チームの錬度は高い
 ザッケローニ新監督が就任して間もないのに、日本チームは新監督の作戦に則って実際の試合ができた。
 これは、日本チームの選手の技術と心構えが既に高い水準に到達していることを物語っています。

 さて、話がここから飛びます。
 日本チームがシステムとして動いて勝った話から、システムについて決めている自然法則の話に飛びます。

○自然法則とは何か
 一般法則論で説明している世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みがあります。
 そして、世界Ⅰには、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが存在しています。

 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)と私達が生まれ住むこの世界を創造した、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍的な、根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠になるものです。

 言い換えるとΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)よりも先に唯一・絶対・普遍的に存在していた、ということです。
 従って、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きにヒトが取って代わる何かを作り出して持つことは絶対に出来ないことに自動的かつ必然的になります。
 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きの前では、ヒトの意思の力も腕力も暴力もお金の力も権力も政治の力も一切全く存在してないに等しい存在です。このことを全く知らず理解しない人たちが政治家をはじめ多数存在していますが・・・。

 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、ヒトの感覚ではその存在がヒトの無意識の心と言われる部分にあって、普通知ることはできません。
 無意識の存在は、これを意識化すると分かるようになります。
 この手段・方法は、自然科学を始めする学問一般と、いわゆる悟りの体験を究極の方法とする直観です。
 この世界の成り立ちと仕組みが、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠として出来ている、という発見は、筆者のいわゆる悟りの体験による無意識の意識化に根拠があります。

 無意識の意識化は、世界Ⅰ存在のΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが、私達が心と名付けて呼ぶもので出来ていて、ヒトの心は、Ω神の心を起源し、かつ、そのものなので、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで出来ている、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みを正しく正確に認識し理解できるようになっています。
 この仕組みによって一瞬間でこの世界の成り立ちと仕組みの全体を知るのが、悟りの体験です。

 自然法則は、エネルギーと一体不可分で、Ω神の天地創造の目的を実現する原理として存在しています。
 この為に、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、天地創造を行なうΩ神から見ると、この世界を創造するためのいわば道具という存在になります。
 ヒトが作り利用する全ての道具類でも明らかなように、道具は自らの主体的な自由意思を一切持ちませんし、これを持てません。
 全ての道具類は、この道具を使う存在、即ち、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在のヒト及び道具を使うことが知られている一部の生物の意思に絶対的に従ってのみ道具としての働きをすることができます。
 これを、物理学では、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きの慣性の法則性と言います。

 以上、簡単に、自然法則とは何かの説明をしました。
 以下は、各論。

○自然法則の働き方の原理は特定の目的を実現する「それをそれにする原理的仕組み」のシステム化の形になる
 自然法則は、この世界の成り立ちと仕組みを造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きの中の一部です。
 自然法則は、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)が実現したいと思う何か特定の目的/意図を原因設定として、これを因果必然的な自然法則に則って実現するために存在しています。
 これは、Ω神による天地創造の瞬間から私達が日常生活の中で何かをする瞬間までを首尾一貫して支配している原理です。
 その実際の働き方は、特定の目的/意図を必ず実現出来る手段・方法としての「原理的仕組み」を、エネルギーと一体不可分で特定の具体的な「システム」の形にして働きます。
 簡単に言えば、自然法則は必ずそれをそれにする原理的仕組みを核にしたシステムの形でのみ働く、ということです。
 この意味のシステムには、例えば携帯電話機のような物的システムとパソコンを動かすソフトウエアのような非物質的システムとがあります。
 実際には、世界Ⅳで物質世界が誕生してからは、物質的システムに支えながら非物質的なシステムが動く形になっています。

○原理的仕組みはこれを基に造られるシステムが出来ることと出来ないことを決める役割/機能がある 2010年10月13日午前零時過ぎ挿入追記
 必ず何か特定の原理的仕組みを基にして造られるシステムは、これによって出来ること出来ないこととを自動的かつ必然的に決めます。
 例えば携帯電話機で電話をかけることができます。
 しかし、携帯電話機は、携帯電話機以外の、例えば電気炊飯器や電気湯沸かし器や自転車としては使えません。
 この見極めが出来ないヒトがいます、「在る物で(工夫して)間に合わせなさい!」の一言で・・・。

○必ず特定の原理的仕組みを基に造られるシステムには機能が及ぶ範囲に限界がある 2010年10月13日午前零時すぎ 挿入追加
 例えば、コップ一杯の水に、砂糖や塩が幾らで溶け込む、無限の量が融けることは無い、と誰でも経験則として知っています。
 これは、偶然にこうなっているのではありません。
 Ω神が造ったこの世界全体のシステムの中では、一つひとつのシステムが果たす役割は特定の範囲内に限定されています。
 これは、Ω神が造るこの世界の全体のシステム内に収まり、その秩序に調和するように出来ているからです。
 この限界は、最大限でも、E=c^2/秒(但しc=光の速度は一定不変)のエネルギー内です。
 そこで、因果必然の法則が一つ働くと、これに伴って因果の連鎖が無限に続くと考えるいわゆる「ラプラスの悪魔」は存在しません。
 また、「北京で蝶が羽ばたくとニューヨークではそれが嵐になることがある」という複雑系の学者のいうことも、起こりません。
 蝶の羽ばたきは、蝶が飛ぶのに丁度良い必要なだけのエネルギーを使うのであって、遠く離れたニューヨークに嵐を起こす程のエネルギーは絶対に使わないのです。
 また、蝶の羽ばたきで起こされる空気の振動=風が、ニューヨークでは嵐になるように増幅する天然自然のエネルギー増幅器が存在している、という話は聞いたことがありません。
 ただし、北京で一頭の蝶が今飛んでいるという情報は、一瞬にして宇宙大のあらゆる場所で知れ亘っている、というのは、この世界の存在物とその動きは、全てE=c^2/秒(但し光の速度一定不変)を素材にして造られていて、ヒトの心の存在と働きもこれを素に造られていますから、本当です。これは、いわゆるテレパシー/遠隔知覚の名でも知られています。

○システムの構成要素は原理的仕組みを基に組み立てられる 2010年10月12日追記
 システムは、一つ以上の構成要素/部品で構成されています。
 何がシステムの構成要素になるのかは、特定の目的を実現するためにある原理的仕組みとの関係で客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に決まります。
 また、かっては複数の部品を構成要素としていたラジオ受信機は、今では一つの部品にまとめられるようになった例もあります。
 システムの構成要素/部品は、それをそれにする原理的仕組みによって一つの存在=システムの形に秩序付けられ組織化されて初めてシステムとして働きます。
 システムの構成要素/部品が、正しくそのシステムの原理的仕組みに則って組み立てられているとき、これによってその原理的仕組みが実現を目指す目的を、実際に自動的かつ必然的に確実に実現することが可能になります。

○システムの構成要素がシステムの形に造られているのが複雑系のシステム 2010年13日午前零時すぎ挿入追加
 特定の目的/機能を実現する/達成するために存在する特定の原理的仕組みに基づいて造られる全てのシステムは、一般に二つ以上のシステムの構成要素/部品全体がそのシステムを造る原理的仕組みに基づいて特定の目的/機能が自動的かつ必然的に実現できるように秩序付けられています。
 このときに、システムの構成要素/部品は、これ自体で一つのシステムであることが普通です。
 例えば、ラジカセは、ラジカセの原理的仕組みで造られているシステムですが、これは、ラジオの原理的仕組みで造られているらラジオ受信機システム+カセットテープ録音機システム+CD再生機システム+時計システム+タイマー機能など複数のシステムが、ラジカセの原理的仕組みとして一つに統合され、総合化されている複雑系のシステムです。
 この世界を見渡すと、ヒトも社会も天然自然の世界もその殆どが、上に説明した意味の複雑系です。
 電子のように単一の要素で出来ているシステムの方が例外的だ、ということが出来ます。

○原理的仕組みによる天然自然のシステムの自己組織化 自然治癒力/自然回復力の本 2010年10月12日追記挿入
 システムの構成要素は、特定の目的/機能を実現する/達成する原理的仕組みを基にして一つのシステムの形に組み立てられます。
 この場合、それが、Ω神が直接造った天然自然のシステム、例えば、地球や生物一般、ヒトである場合には、「それをそれにしている原理的仕組み」が、「自己組織化」という言葉/用語で知られている、絶えずそのシステムの完全完璧さと正常性を保つ働きをしています。
 これは、例えば病気になったヒトの心身を元の健康状態に自動的かつ必然的に引き戻す天然自然の力である「自然治癒力/自然回復力」として働きます(この詳しい説明と自然治癒力/自然回復力を活用して病気を治す技術、特にイエスが行なった霊的な治療技術の話は別文)。
 地球は、「ガイア仮説」の名で知られている「地球の原理的仕組み」で造られている天然自然のシステムです。
 そこで、地球にもシステムとしての地球本来の完全完璧さと正常性(正常血圧には巾があるように正常値には巾があります)がありますから(これが何か具体的にはまだ分からないにしても、地球を造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きはこれが何にかをちゃんと知っています)、これが乱されれば当然に自然治癒力/自然回復力が自動的かつ必然的に働きます。
 天然自然のシステムに加えられたヒト(宇宙大では宇宙人一般)的な操作は、例えば元の天然自然の特定のシステムには元々存在しなかった例えば特定の農作物に病害虫に犯され難いという機能を付け加える遺伝子組み換えのような操作は、天然自然のシステム全体、即ち、天然自然の生態系システムの中では、天然自然のシステムに自動的かつ必然的に働く自然治癒力/自然回復力によりやがて自然に排除されることになる、と推測できます。→今、名古屋で開催されている国連の生物多様性条約会議の論点の一つ。
 Ω神が直接造った天然自然の完全完璧なシステムを、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、ある歴史的な瞬間に手を加えることは出来ても、恒久的に変更することはできないからです。
 このブログは、スポンサー・リンクで、宇宙人が遺伝子操作でヒトを造ったという説を唱えるところにリンクしています。
 しかし、この説は、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みを知らないのです。

 人工のシステム、例えば携帯電話機には、自然治癒力/自然回復力がありません。
 この先も、携帯電話機に自然治癒力/自然回復力を持たせることは出来ないでしょう。
 いや、人工のシステムに自然治癒力/自然回復力を持たせてはいけないのです。
 なぜならば、今使われている携帯電話機は、その内に必ず不要になるに違いないからです。この様な存在に自然治癒力/自然回復力を持たせたら厄介なことになります。
 携帯電話機が故障したら、この製造元に送って修理してもらう式が人工のシステムを完全完璧に正常に保つ/維持する手段・方法です。

 ロボットに自然修理力/自然回復力を持たせるつもりの人たちがいます。
 しかし、これは、上で説明したような理屈で、しない方が良いことになります。

○出来上がって実際に正常に働いているシステムを利用すれば目的/意図は自動的かつ必然的に実現する
 出来上がって実際に正常に働いているシステムを利用すれば目的/意図は自動的かつ必然的に実現します。
 例えば携帯電話機を使えば確実に電話をすることができます。
 初めて降りた駅のバスターミナルで、目的地に行くバス路線を正しく選んで、一時間近く待って来たバスに乗り込んだときに、どの道を行ったら目的地に到達するのかは全く知らないけれども、このバスの運転手に任せ切って、これでもう目的地に着いたのも同然で、後は目的地まで約20分間をこのバスに大人しく乗っているだけで良い、と言えたのは、システムを利用するという意味がよく分かっているからです。

○一つの目的を実現する原理的仕組みは複数あるのが普通
 何か特定の目的を実現し得る原理的仕組みは、一般に複数あります。
 例えば生物が持つ神経系は、全てがヒトと同じなのではなくて、その生物独自の神経システムの原理があります。
 もっと身近な例では、他者と通信する手段・方法やお湯を沸かす色々な手段・方法。
 先の例で言えば、目的地近くでバスを降りて、目的地まで、3分、10分、15分歩くことになる3系統のバス路線がありました。
 現地付近の地図を持っていないものですから、目的地まで3分の所のバス停で降りる系統のバスを選びました。
 帰りは、出発点の駅に戻るバスは最寄りの1系統しかありませんでしたから、出発点の駅に戻るのは確実で簡単でした。

○何がそれをする原理的仕組み/手段・方法であるのかは発見或いは発明するもの
 何かそれを実現する或いは実現している原理的仕組みであるのかは、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)にとって最初から自明であるのではありません。
 何が実現したい目的を実際に実現し得る原理的仕組みで在るのかは、自然法則がそれは何かを決めています。
 そこで、これに基づいて、目的を実現し得る原理的仕組みを、発見したり(天然自然の世界の中の仕組み)、天然自然の世界の仕組みを組み合わせて発明したり(例えば携帯電話機の原理的仕組み)するものです。

○原理的仕組みは自明でないことからこれを発見或いは発明する手間を省いて勝手にでっち上げるヒトが後を絶たない
 何かを実現したい、例えば地上世界に平和の秩序を実現したい、と思うヒトがいるとします。
 このヒトは、地上世界に平和の秩序を実現出来る原理的仕組みを発見するか、発明しなければなりません。
 既にこれを見つけているというヒトがいるのならば、その原理的仕組みの真偽をよく確かめなくてはなりません。
 しかし、こういう手間を一切省いて、俗に言う平和憲法がそれだ!!! という主張に安易に飛びつく人たちが沢山います。
 実際には、平和憲法が平和をもたらす原理的仕組みだという主張は、未だにその正しさが証明されてはいません。
 それどころか、今現在の日本国を取り巻く国際情勢を大前提に考えると、逆に日本国と日本国周辺に地政学的な不安定さをもたらし、日本国の存亡に掛かることになる、というのが、常識的に判断になっている、と言って良いでしょう。
 いや、日本国を韓国や中国の支配下において、日本国の領土をその一部にしたいと強く願う人たちが平和憲法の熱烈な支持者らしいので、常識はまったく通用しないのが実際のようです。
 なお、一般法則論ではΩ神による世界秩序が、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトを通して実現したときにのみ、地上に揺るぎの無い神の国の平和/地上天国が実現する、と言っています。
 「こうすれば多額の副収入が得られます」という内職紹介商法は、原理的仕組み的にはインチキなビジネスモデルを売る詐欺行為です。

○原理的仕組みは味噌と糞とを区別することを可能にする原理
 味噌の原理的仕組みと糞の原理的仕組みとは異なります。
 そこで、原理的仕組みに則れば、味噌と糞とが客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に区別できます。
 しかし、世の中には、味噌と糞とを混同したり、区別するのを拒否する人たちがいます。
 中国で人権以前の「ヒトとして生まれていることが否定されていることは変だ」と言っている劉 暁波氏に2010年のノーベル平和賞が与えられたことに怒り反発した中国の政府は、中国共産党の中でしか通用しない理屈を振りかざして、ノルウェー国とノーベル財団とを区別することを拒否しています。
 
○何が特定の目的を必ず実現できる「原理的仕組み」であるのかは自然法則のみがよく知っている
 何が特定の目的を必ず実現できる手段・方法としての「原理的仕組み」であるのかは、全知全能の自然法則のみがよく知っています。
 で、何かを実現したいときには、自然法則に頼り、自然法則に相談して、自然法則に任せてやってもらうのが常に最良・最善・最高の方法です。
 これは、一般法則論では、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを丸ごと活用すると言っています。

○システムにおけるエネルギーの役割
 システムは、これ単独では実際には働けません。
 自然法則は、常にエネルギーと一体不可分でのみ存在し、一体不可分でのみ働きます。
 これは、エネルギー側から言っても同じです。
 エネルギーは、システムを造る素材として、世界Ⅳで物質化し、元素化→化合物/混合物→無機化合物→有機化合物→加工した人工の物化した物が、実際の人工のシステムを作る素材になっています。
 この意味での自然法則とエネルギーとの関係は、第一に、自然法則がそのシステムを作る原理的仕組みとして、物化したエネルギーの存在をシステムの形になるように制御し秩序付けています。この実際が、物づくりの技術。
 この他に、エネルギーは、携帯電話機で言えば、携帯電話機が実際に動くためのエネルギー源として働いています。
 この意味での自然法則とエネルギーとの関係は、エネルギーの働き方を自然法則がそのシステムの原理的仕組みに合うように、そのシステムの原理的仕組みに則って制御し秩序付けています。

 システムを構成しているエネルギー=システムに物質化しているエネルギー+システムを動かすエネルギー。

○エネルギーの量子化と暗黒物質と万有引力の法則の関係
 工事中 2010年10月12日
 これは別の文にします。2010年10月13日午前零時すぎ書き込み

○まとめ
 日本のサッカーチームが6連敗中の相手のアルゼンチンに遂に勝ったことと、日本チームを作り動かしている自然法則に関して、一般法則論的な一言を述べました。

○追記 スウェーデン国→ノルウェー国に訂正
 ノーベル財団があるのは、ノルウェー国でした。
 訂正しました。
 追記の締め 2010年10月9日午前11時10分すぎ


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

ノーベル化学賞を日本の学者がまた受賞のニースに接して

2010-10-07 14:10:55 | 潜在意識の活用法
ノーベル化学賞を日本の学者がまた受賞のニースに接して

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対


○2010年のノーベル化学賞
 今年のノーベル化学賞に、二人の日本人化学者が選ばれた、というニュースを昨夜2010年10月6日の7時台のニュースで知りました。
 第一報で知ったことは、次のようなことでした。
 受賞者のお一人の鈴木 章 北海道大学名誉教授(80歳)がインタビュー中の質問に答える中で、ノーベル賞になった発見かつ発明は、(研究に)一所懸命に取り組むこと+ラッキーなセレンディピティ(「意味のある偶然の発見」とでも訳せるでしょうか)、と説明しておられました。
 もう一人の受賞者の根岸英一 アメリカのパデュー大学の特別教授(75歳)に教えを受けたという岡山大学大学院の教授は、「先生は、人真似の研究をするな」と教えられたそうです。
 受賞内容については、有機化合物(炭素の化合物)を結合させるクロスカップリング法を発見し、これが新薬を作ることその他に広く応用されることになったという話は、これに詳しい方々の解説に任せます。

○鈴木名誉教授のお話は名人/達人/天才になる原理的仕組みに則っておられる
 (研究に)一所懸命に取り組むこと+ラッキーなセレンディピティによるという鈴木名誉教授のお話は、名人/達人/天才になる原理的仕組みに則っている、とわかります。

○名人/達人/天才になるための原理的仕組みの再確認
 名人/達人/天才! =自発的なやる気をもたらした何かの切っ掛け+累積一万時間または十年間の一つ事への真摯で一途で集中的な取り組み/練習/修行(究極の鍛錬その1)+常に上を目指して自分の限界を超えようとする挑戦的な創意工夫と鍛錬/修行(究極の鍛錬その2)+イメージ・トレーニング/メンタル・トレーニング+Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを丸ごと活用する技術

 出所は次の本でした。

 ①マシュー・サイド 山形浩生&守岡桜 訳 非才! 柏書房 2010年
 ②ジョフ・コルヴァン 米田 隆 訳 究極の鍛錬 サンマーク出版 2010年

 これに一般法則論の知識を加えて、名人/達人/天才になる原理的仕組みを上のように要約しています。

○実際に名人/達人/天才になるのに必要な累積1万時間或いは十年間の真摯な修行の意味 2010年10月8日午前零時過ぎ加筆
 名人/達人/天才とは、正に、神掛かりの演技/仕事が出来る状態を頻繁に自然に作り出せる事を意味します。
 そして、実際に名人/達人/天才になるには、累積1万時間或いは十年間の真摯な修行が必要だという発見。
 この発見の意味は、「俺が俺が」でヒトの意思の力であれこれ思い悩んで事を成すことが無くなり、全知全能のΩ神に事を任せてやってもらうことが常に自然に出来る、無私になり、無我無心になることを覚えるための修行が結果になって出る必要最低限の時間量、ということです。
 具体的には・・・。
 相撲の力士が、土俵の上で、「自然に体が動いて勝った」と言うとき。
 歌手が、いつもと違って、自然に声が出て上手く歌うことが出来た、という言うとき。

○自分には基礎的能力があると思えば夢を持って行動に出ることだ 根岸教授
 「自分には基礎的能力があると思えば夢を持って行動に出ることだ」と言う根岸教授の言葉を、目覚めて直ぐに枕元の電源スイッチをオンにした午前七時のラジオのニュースで聞きました。
 朝刊によると、「基礎的な能力を持ち、正しく夢を持って50年(一つ同じ夢を)追い続ければ、(その)夢が実現する可能性は高い」となっています。()カッコ内は注記。
 何れの表現だとしても、根岸教授は、セルフイメージが自己絶対肯定&他者(非自己)絶対肯定(自他共に絶対肯定)の構えで、「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法に正しく則った行動をされたということができます。

○夢を実現させてくれるのは自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き
 この世界の中で、夢を実現させてくれるのは、常に必ず自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きです。
 しかし、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが働いている過程は、ヒトには一切分かりません。
 結果が出てからならば、振返ってその過程で何が起こっていたかの解明が出来ますが・・・。

○目的/夢が実現できる正しい方法を正しく選ぶことが出来れば目的/夢の実現は自動的かつ必然的
 先日、初めて降りた駅の10余りの異なる行き先のバスが集まっている所で、初めて訪ねる目的地に向かうバスを人に訊いたりして正しく選んで、小一時間程待ってそのバスに乗り込んだときに、このままで目的地に到着することは決まった、後はそこまでの時間の問題だ、と思いました。
 目的や夢の実現でも、これを実現できる正しい方法を正しく選ぶことが出来れば、この瞬間に即座に因果必然の自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きによって(私が乗ったバスはこれが具体化したものです)、その目的や夢の実現は自動的かつ必然的に決まったのも同然になります。

○何がそれをする正しいやり方や上手なやり方なのかは自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが教えてくれる
 何がそれをする正しい方法や上手い方法であるのかも、実現したい目的や夢を客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に決めると、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが自動的かつ必然的に教えてくれます。
 こうなっていますから、心配は要りません。

○まとめ
 今年もノーベル賞を頂く学者が日本から二人出たことを知って嬉しくなりました。
 そこで、お喜びの二人の受賞者の言葉をお借りして、一般法則論の説明をしました。
 

 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

検察審査会による小沢一郎氏強制起訴について個人的な見解

2010-10-06 00:00:25 | 余談
 検察審査会による小沢一郎氏強制起訴について個人的な見解

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 小沢一郎議員の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会が、2010年10月4日に小沢氏を政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)で起訴すべきだ、という二回目の起訴議決をしました。
 この結果、検察審査会の規則に基づき、政治資金規正法違反で自動的かつ必然的に強制起訴されることになりました。
 このことについて、小沢一郎氏が、プロの検察当局が同じ嫌疑について何度も自分から話を聞いて起訴しなかったのだから、犯罪捜査に関しても刑事訴訟法に関しても素人の集まりの検察審査会が起訴を決めるのは変だ、制度としても問題だという趣旨の発言をしています。
 この件に関して、同じ趣旨の発言を、鈴木宗男氏も、テレビカメラの前でしていました。
 この文では、このことについて、一言述べます。

○小沢氏も鈴木氏も政治のど素人で人を見る目が全く無い人たちに選ばれて政治家になった
 小沢一郎氏と鈴木宗男氏は、検察審査会が小沢氏を政治資金規正法違反で強制起訴することを決めたことについて、素人集団がプロの判断を覆すことをした不当なものだ!!! と怒っています。
 しかし、小沢一郎氏と鈴木宗男氏は、政治のど素人で、人を見る目が全く無い人たちの判断で政治家になれた、と言い切って良いでしょう。
 特に国会議員が行なうべき政治とは何か、また、政治家に必要不可欠な素養は何かが分かる常識がある人たちならば、絶対に国会議員には選ばないはずの例が、小沢一郎氏と鈴木宗男氏です。
 自らは、政治のど素人で、人を見るに著しく欠ける人たちがいたからこそ初めて国会議員になることが出来たことを棚に上げて、検察審査会の委員は犯罪捜査と刑事訴訟法のど素人だから、その判断は間違っている、というのは、身の程知らず、というものでしょう。

 小沢一郎氏や鈴木宗男氏の他にも国会議員として不適切な人たちは、沢山います。
 具体的にそのお名前をここに列挙することは差し控えますが・・・。

○検察審査会の決議を支持したい
 小沢一郎氏について、政治資金規正法違反で起訴が相当の決議をしたことを、個人的には支持します。
 土地購入資金の出所について、小沢氏の説明は二転三転しています。
 普通、これだけで犯罪容疑者のその説明は嘘だ、と判断して、真相は何かの追求がされてしかるべきものです。
 しかし、どういうわけか、検察庁は、まるで「小沢氏の政治生命を守るために」、小沢氏の説明は聞くに留め、真偽を本人に追求したり、裏づけ捜査をしてはならない、と最初から決めているみたいに見えます。
 何か胡散臭い・・・。
 これは、私個人のみが抱いた疑惑ではなく、国民の多くが素朴に疑問に思っていることだと思います。
 検察審査会が、検察庁の判断だけで済まさず、公の裁判の中でその真偽の判定を求めたことは、賢明な判断だったと思います。
 検察審査会の決議によって強制起訴しても、有罪判決を下したわけではありません。
 裁判は、起訴後は、検察審査会の決議とは切り離されて、法廷に出た証拠の真偽の検証に基づいて行なわれます。
 こうであるのに、小沢氏を起訴したのはけしからん! 検察審査会制度が間違っている! という本人や周りの人たちの言うことは、国法に対する見過ごすことが出来ない挑戦です。
 小沢氏の言う事やする事を見ていると、昔の独善的な左翼の過激派がやること見たいだ、というイメージが湧きます。

 結局、「天網恢恢疎にして漏らさず」ですから、小沢さんとその支持者にとっても、小沢さんに疑惑を抱いている人たちにとっても、自然になるようになります。
 なお、小沢さんとその支持者が、裁判で有罪になることを恐れているのならば、旧約聖書に出てくる信心深いヨブのように「恐れていることが現実になる」/「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法に基づいてそうなるでしょう。

○裁判員裁判制度との比較で・・・
 裁判員裁判制度が始まってから、従来のプロの裁判官とは異なる市井の人の判断が、裁判に反映されるようになりました。
 検察審査会制度によって強制起訴ができることになったので、プロの検察官とは異なる国民の判断が、起訴するしないに反映されるようになれば、検察官による起訴独占主義の制度が新しく生まれ変わる可能性があります。
 これは、良い結果を期待して良いでしょう。

 蛇足ですが、強制起訴が出来る検察審査会は、小沢一郎氏とその支持者のために無い方が望ましい、のではありません。

○まとめ
 検察審査会が小沢氏について、政治資金規正法違反で強制起訴を決めたことを支持する意見を述べました。

○誤記の訂正 検察審議会→検察審査会
 一箇所を除いて、検察審査会を、検察審議会と誤記していました。
 訂正します。
 2010年10月6日午後18時51分
 以上


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

空の世界/無の世界/心の世界/精神世界/魂の世界/霊の世界という名前の付け方

2010-10-05 01:46:30 | 一口解説/一口メモ
 空の世界/無の世界/心の世界/精神世界/魂の世界/霊の世界という名前の付け方

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対


○この文の目的
 この文は、世界Ⅰ~世界Ⅲの世界は、非物質的世界/空の世界/無の世界/心の世界/精神世界/魂の世界/霊の世界と名付けられている世界だ、ということを、「単独の見出し」化する目的のものです。
 これ以上のものではありません。

○世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みの中に非物質的世界の位置づけ
 一般法則論では、私達が生まれ住むこの世界は、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)から出来ている、と説明しています。
 簡単に復習すると・・・
 世界Ⅰ~世界ⅢがΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きの世界。
 世界Ⅰ~世界Ⅲの世界は、世界Ⅳ以降の世界を造り出した、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍の根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠/起源がある所です。
 世界Ⅳでは、世界Ⅳの世界の頭に当る、今から137億年前にいわゆるビックバンがあって、質量を持つ存在(=物質)が造り出す3次元の空間と「時間の矢」を持つ1次元からなる時間とが造る、時空連続体の宇宙(アインシュタインの説明)、言い換えると天然自然の世界が誕生し、この宇宙の中に太陽系の惑星の地球が46億年前に生まれたのでした。
 世界Ⅰ~世界Ⅲ(Ω神とΩ神が持つ天地創造の目的とΩ神の天地創造の目的を世界Ⅳ以降で形在る物にする天地創造の原理が在る世界)+世界Ⅳの時空連続体の物質世界の中に内包される形で、世界Ⅴでヒト(宇宙大では宇宙人一般)が誕生します。
 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が誕生するまでには、地球の例では、世界Ⅳで始まった物質の進化が更に進んで、生命を持つ生物が誕生し、そして、生物進化の中で、生物は無意識/潜在意識の心を同時に持つようになり、やがて無意識/潜在意識の心から意識のある心が誕生することになります。
 地球上の進化の歴史の最後に、物質的な身体+生命を持つ生物+無意識と意識のある心を一体不可分で持つヒト(宇宙大では宇宙人一般)が誕生し、今、ここにいる、あなたや私という存在に直接繋がっています。
 世界Ⅵ以降は、人類が作る歴史であり、その中身は、Ω神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)として生まれた各個人が生きた様々な一生涯と多種多様な文化・文明の誕生を意味します。

 以上、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在からなる全宇宙史を、簡単に振り返りました。
 この中で、物質世界が世界Ⅳで誕生することに先立って存在していた、世界Ⅰ~世界Ⅲ(Ω神とΩ神が持つ天地創造の目的とΩ神の天地創造の目的を世界Ⅳで形在る物にする天地創造の原理が在る世界)は、非物質的な世界です。

○非物質的世界を言い表す別の用語/名付け方 一般法則論での約束
 世界Ⅰ~世界Ⅲは、上に説明した意味で非物質的な世界です。
 世界Ⅰ~世界Ⅲの世界は、未だ物質が造る空間(私達が生まれ住んでいるような世界という意味)も時間(時計が指し示すもの)も次元(縦と横と高さがあるような世界の意味)も存在しない、という意味で、「空」(くう)の世界、「無」(む)の世界です。

 視点を変えると、この世界が「空」(くう)を本質にしている世界であることは、世界Ⅵ!!! 以降の世界を、世界Ⅰ~世界Ⅲの世界に立ち返って、初期化/リセットすることができる、ということになります。
 言い換えると、何かの病気になった人を、世界Ⅵの天然自然の物質世界を基礎にして世界Ⅵの人間的な知識と技術で治す西洋医学の他に、世界Ⅰ存在の、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)の製造元のΩ神に任せて治す方法がある、という訳です。
 これは、二千年前にイエス・キリストがやって見せてくれた「霊的な治療」という方法です。

 物質も時間も次元も存在しない「空」であり「無」であり、「非物質的な世界」が、世界Ⅰ~世界Ⅲの世界の特質です。
 そして、「非物質的世界」の別名は、「心の世界」/「精神世界」です。
 物質も時間も次元も存在しない「空」であり「無」であり、「非物質的な世界」は、いわゆる悟りの体験の中では、この通りに、空の世界、無の世界であることを体験します。
 また、世界Ⅰ~世界Ⅲは、心や精神を担う主体者を意味する「魂」や「霊」と名付けられているものが存在している世界です。

 俗に言う、心の世界/精神世界/魂の世界/霊の世界とは、世界Ⅰ~世界Ⅲ(Ω神とΩ神が持つ天地創造の目的とΩ神の天地創造の目的を世界Ⅳ以降の世界で具体化して実現する原因=結果の因果必然の法則でもある天地創造の原理が在る世界)を指して名付けて言う言葉だ、と一般法則論では解釈し理解しています。
 なお、ハヤカワの言う「抽象のハシゴ」の中で、名付けが行なわれる「抽象のハシゴのレベル」を参照。

 抽象のハシゴのレベル1~3に関する覚書 2010-09-09 16:16:12
 「抽象のハシゴ」で学んだこと ハヤカワの思想と行動における言語から 2010-09-08 05:09:45

○まとめ
 世界Ⅰ~世界Ⅲを、非物質的な世界/空の世界/無の世界/心の世界/精神世界/魂の世界/霊の世界、と名付けて呼ぶことにします。
 この伝で、例えば、「Ω神の魂」とか「Ω神の霊性」とか言う表現の仕方もします。

 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

暗黒物質と暗黒エネルギーの話その後  新追記 2010年10月3日午前1時すぎ

2010-10-01 00:22:18 | この世界の成り立ちと仕組み
暗黒物質と暗黒エネルギーの話その後

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 9月17日の文で、暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの正体に関する考察をしました。
 その後に知ったことを、ここにメモとしてまとめておきます。

○この世界を構成するエネルギーと物質の割合とこの分類
 この世界を造っている物質とエネルギーは、百分比で次の割合になっている、と聞いています。

 目に見える物質は、4%。
 目に見えない暗黒エネルギー/ダークエネルギーは、73%。
 目に見えない暗黒物質/ダークマターは、23%。

○物質とエネルギーの割合の理解
 インターネットで調べた結果、物質とエネルギーの割合の関係の理解の仕方が分かりました。

 1 目に見えない暗黒エネルギー/ダークエネルギーが73%。
 2 目に見える物質4%+目に見えない暗黒物質/ダークマター23%=27%。

 こうと知るまで、物質、暗黒物質/ダークマター、暗黒エネルギー/ダークエネルギーは、それぞれが異なる独立した起源/原因で誕生した、と天文学者は観測し理解している、と個人的には理解してきました。
 この為に、9月17日の文では、一般法則論の立場で暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの起源を説明しながら、この説明は天文学者が科学的に観測している事実と異なり、何か腑に落ちない感じがしていたと分かりました。

○目に見える物質4%+目に見えない暗黒物質23%=27%全体を百分比にすると・・・
 目に見える物質4%+目に見えない暗黒物質23%=27%全体を100%として計算すると以下のようになります。

 目に見える物質4%=15%/100%。
 目に見えない暗黒物質23%=85%/100%。

 NHKの番組、クローズアップ現代で、神谷キャスターが目に見えない物質が八割と言ったのは、この意味のおつもりのようです。

○暗黒物質と暗黒エネルギーではその存在起源/成立原因が異なる
 1 目に見えない暗黒エネルギー/ダークエネルギーが73%。
 2 目に見える物質4%+目に見えない暗黒物質/ダークマター23%=27%。

 このように、目に見える物質4%と目に見えない暗黒物質/ダークマターとは一つのまとまりを持つものだと分かってみると、1と2では、その存在の起源、成立原因が違う、と分かります。
 先の文で説明した通り、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みの仕組みにおいて、世界Ⅳ段階でこの世界に物質と時間が一体不可分で誕生した、137億年前のビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発に始まった天地創造の時に、目に見える物質と目に見えない暗黒物質の存在は、一つ同じ原因/原理に基づいて一体不可分で一緒に誕生したのです。

○宇宙の起源の順序は1→2
 アインシュタインのE=mc^2という式は、この世界は、エネルギーを素材にして造られていることを示しています。
 そして、起源的には、エネルギーが先にあって、この一部が物質化していることを表しているのが、E=mc^2の公式です。
 すると、1の暗黒エネルギー/ダークエネルギーが先にあって、これを素材にして、2の目に見える物質4%+目に見えない暗黒物質/ダークマター23%が一つ同じ起源、一つや同じ原因で誕生したことになります。

○一般法則論が理解する暗黒物質と暗黒エネルギーは自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き方の原理に根拠
 例えば、携帯電話機を作ろうとするときには、以下の原理と順序で作られます。

 1 携帯電話機を作ると決める。
  ↓
 1b 携帯電話機を作るのに必要な物質と携帯電話機を動かす動力源のエネルギーの選択と確保 追記2010年10月3日午前0時過ぎ
  ↓
 2 自然法則が予め決めている携帯電話機の原理的仕組みに常に必ず則る。
   また、携帯電話機を携帯電話機として動かすソフトは、この世界を造り秩序づけて支配する自然法則にその根拠があります。
  ↓
 3 携帯電話機の原理的仕組みに基づいて、物の形をした携帯電話機システムを実際に作る。
   物の形をした携帯電話機は、素材のエネルギーを物質化し、更に携帯電話機に質量化していることを意味しています
但し、エネルギーの物質化は、世界Ⅳ段階で創造主である神のΩ神が既にやってくれています。
  ↓
 4 携帯電話機を実際に使う為のエネルギー源となる電池も、電池の原理的仕組みに基づいて物の形をした電池を実際に作ります。
  ↓
 5 携帯電話機(+これを動かすソフト)+電池の形で提供される電気エネルギーの力で、実際に使える携帯電話機になります。

 私達が携帯電話機を天然自然の存在の自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに則って作る方法は、この起源を辿ると、私達が生まれ住んでいる天然自然の世界を造った、天然自然の存在の創造主であるΩ神が、この世界を造った方法に究極の根拠があります。
 しかも、実際に、ヒトが携帯電話機を作った方法は、Ω神による天地創造の方法と全く一つ同じ原理に基づいています。
 この世界は、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを、根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠として造られている、という一般法則論では、こう理解しています。
 携帯電話機を、ヒトはΩ神の天地創造の方法を真似して作っている訳です。
 各人の人生作りも同じ方法によります。

○暗黒エネルギーを素材にして物質+暗黒物質が造られた
 上で説明した通り、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに則って携帯電話機を作る原理は、Ω神の天地創造に当て嵌まります。
 そこで、例えば私達が生まれ住む地球は、地球の原理的仕組みに則って、エネルギー/物質を素材にして造られているシステムです。
 このことを、もっと原理的に説明すると、次のようになります。

 暗黒エネルギー/ダークエネルギーが、まず先にある、
 これを素材にして、目に見える物質+目に見えない暗黒物質/ダークマターが一つ同じ起源、一つ同じ原因、一つ同じ原理で造られた。
  
 この結果が、宇宙全体で次のようになっているのでしょう。
 1 目に見えない暗黒エネルギー/ダークエネルギーが73%。
 2 目に見える物質4%+目に見えない暗黒物質/ダークマター23%=27%。

○作用=反作用の法則
 携帯電話機の全質量(目に見える物質が持つエネルギー+携帯電話機を動かす電池の目に見えない電気エネルギー+携帯電話機を動かすソフトが記録されているメモリー)=携帯電話機が持つ重力
 これは、作用=反作用の法則の働きと理解することができます。
 この自然法則は、宇宙大で唯一・絶対・普遍的に働いています。
 この働きこそ、暗黒物質/ダークマターの起源でしよう。

○ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が生まれ住むこの世界は無目的で運や偶然や気まぐれや金の力や政治の力や暴力や恐怖で作られたのでは無い!!!
 ヒトとヒトの住む社会は、無目的で無根拠で存在し、運や偶然や気まぐれの力やお金の力や政治の力や男の支配や暴力や恐怖の支配で作られている、と信じ込んでいる人たちがいます。
 この人たちは、この世界が、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠として造られていることを知らないでしょう。
 それどころか、スポーツ選手にとって今や常識になった「イメージ・トレーニング」の効用の真偽を自らの頭で考えてみたことが無いようです。この人たちには、イメージ・トレーニングの元になっている、ヒトの生き方の原理やこれをハウツー化した「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法になると、その存在さへ知らないようです。
 では、自然科学者はどうでしょうか。
 自然科学者や、自分は科学に強いと自称する人たちの理解でも、携帯電話機は、自然法則が勝手に働いて造り出したり、「確率的な偶然の法則」の働きが勝手に造り出したり、昔使われていた据え置き型の俗に言う「黒電話」機が、「物が物を造り出すという唯物論的原理」に基づいて、自ら携帯電話機を造り出したりした、のではない事を知っているに違いありません。
 だからこそ、毎秒1京回の計算が出来るスパコンが今実用化されつつあるのでしょう。
 この世界が確率的な偶然の法則の働きで造られていると本気で思っているのならば、毎秒1京回計算するスパコンで何時間も何日も計算したら、確率的な偶然の法則がその中で働いてその計算の信頼性は無いということになるからです。
 しかし、彼等も、宇宙の創造に関しては、唯物論+確率的な偶然の法則の働きが切っ掛けで造られたと本気で言い続けています。例えば、ホーキング博士。
 言い換えると、一般法則論で明らかにしている、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、天地創造の最初の瞬間から既に存在し、これを原理としてこの世界が造られた、という基本的な理解さへ、ホーキンス博士を含む自然科学者には無い、ということが出来ます。
 こうでは在りませんか・・・。

○まとめ
 先日のNHKの番組、クローズアップ現代で、暗黒物質/ダークマターに関する話を聞いて暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーについて考察した文を書いた後で学んだことを、ここにメモしました。

○追記1(2010/10/01 2:18 ) 物としての携帯電話機
 物としての携帯電話機は、本体+電池+携帯電話機を動かすソフトの入ったメモリーで出来ています。
 追記1の締め

○追記2 2010年10月3日午前0時21分
 1 暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーについて論じたのは、9月17日ではなくて、16日に訂正。
 2 見出しの訂正
   ○宇宙の起源の順序は 1→2
 次のように書き換え
   ○宇宙の起源は暗黒エネルギーの誕生→質量(物質)+暗黒物質の誕生の順序
 追記2の締め

○追記3 Ω神は、宇宙大で唯一・絶対・普遍の存在であり、2つ以上の存在に分離し分割することが出来ないことの意味は別文
 「創造主であるΩ神」を創造した(別の)創造主である神は存在しない  2010年9月23日の文で書き落としたのは、次のことです。

 世界Ⅰ世界の、無時間、無空間、無次元の世界に存在する創造主であるΩ神は、地球大、宇宙大で、唯一・絶対・普遍の存在である。

 世界Ⅰ世界で、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍の存在のΩ神は、世界Ⅳ以降で、質量(物質)が造る縦×横×高さのある3次元の空間と過去→現在→未来に向かって一方向にのみ流れる「時間の矢」を持つ1次元の時間とで造る時空連続体の世界の中でも、なお、唯一・絶対・普遍の存在であり続けている、という事実があります。
 Ω神は、私達が生まれ住んでいる世界の「扇の要」の位置に常に実在していて、その唯一・絶対・普遍性を常に発揮しているのです。
 このことが意味することは、別の文にします。
 追記3の締め


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

全てのヒトは自分自身とのみ平等の存在であり、他者とは平等の存在では在り得無い

2010-09-27 05:10:34 | この世界の成り立ちと仕組み
作用=反作用の原理の下で、全てのヒトは自分自身とのみ平等の存在であり、他者とは平等の存在では在り得無い

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対


○この文の目的
 この文では、「人/男女は、平等の存在である」という言葉は誤解を招き易い不完全な表現であることを説明します。

○仏陀は「人は平等の存在である」と教えたという話
 俳優の役所広司氏をリポーターとする「封印された三蔵法師の謎~シルクロード3万キロに挑んだ男」(テレビ東京開局45周年記念番組 2010年9月23日放送)の中で、仏陀は「人は平等の存在である」と説いたと、三蔵法師はインドへの旅で確認した、いう趣旨の話がありました。
 そして、インドでは、不平等な階級制度を正当化するヒンズー教から、全ての人は平等であると教える仏教に改宗する人たちが、インドの総人口12億人の内から一億人にも達した、という報告をしていました。

 余談になりますが、もう暫く前から、日本の法華経信者/僧侶が、インドでは忘れられている法華経を持ち込んで、ヒンズー教に替えて法華経に基づいた仏教をインドで再興する運動をしています。

○「人は平等の存在である」という表現は誤解を生み易い・・・
 「人は平等の存在である」という表現の仕方は、誤解を招き易い不完全な言い方です。
 そこで、以下の文で、「人は平等の存在である」という表現を正しい表現/言い方に言い直します。
 まずは、全宇宙史の中にヒトを位置づけることから・・・。

○世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在からなるこの世界の成り立ちと仕組みの中のヒトの位置づけ
 ヒトとは何者か?
 ヒト同士の間、例えばあなたと私の間には如何なる関係があるのか?

 これを決めたのは、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在からなる全宇宙史の中で、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みを創造した、この世界の最初に在る、世界Ⅰ存在の天然自然の存在のΩ神です。

○Ω神がヒト(宇宙大では宇宙人一般)を造った目的の再確認 
 Ω神の天地創造の目的を、私達が現に生きているこの世界の形に具体化したのが、Ω神の唯心論的な天地創造の原理、即ち、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きです。
 Ω神による天地創造は、Ω神自身の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)を、時と所と文化・文明の全てを超えて、無限に多様に創造して、その一人ひとりになって生まれ、生きて、様々な体験をして遊び楽しむことを、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍かつ不動・不変の目的にしています。

 念のために再確認しておくと・・・
 Ω神がこの世界の成り立ちと仕組みを創造するのに使った唯心論的な天地創造の原理は、ヒトの生き方の原理になり、潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法になっていて、私達それぞれの日々の生活と一生涯を創造する原理になっています。

○「人は平等の存在である」という表現をΩ神の天地創造の目的を基礎に考えると・・・ 2010年9月26日夕方加筆訂正
 Ω神による天地創造の目的を基礎に考えると、例えばあなたと私は、同一の心身の構造を持つ同一の存在に造られている訳がありません。
 同一の心身の構造を持つ存在だということは、天地創造の原理=原因と結果の間を客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に結び付けている因果必然の自然法則が働いているこの世界の中では、同一原因=同一結果の原理/同一構造=同一結果の原理がありますから、一つ同じ存在に等しいことになります。
 現実には、あなたと私は、一つ同じΩ神の化身かつ分身の存在のヒトの原理的仕組みを基にして造られているけれども、この原理をシステム化したレベル、即ち、あなた化し、私化したレベルでは、全く異なる心身を持つ存在です。
 こうであってこそ、Ω神があなた化し或いは私化した天地創造の目的が実現できるわけです。
 即ち、あなたと私の間だけでなく、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)同士の間は、Ω神の化身かつ分身の存在のヒト同士として対等でも、平等の存在では絶対に在り得ないし、同じで在ってはならないことになります。
 あなたと私とでは異なるヒトである。
 ここから、自動的かつ必然的に、セルフイメージの違い、趣味嗜好の違い、就職する仕事の違い、名人/達人/天才の原理的仕組みに則った修行をするかしないかの違い、この結果の自らの才能/能力を発揮できる高低の違い、稼ぎの違い、手に入れた富/資産の多寡の違いと格差等が生まれることになります。
 そして、実際にこの通りであるわけです。
 そこで、Ω神がヒト(宇宙大では宇宙人一般)を造った目的を否定する、「全ての人間同士は同じに造られている平等の存在だ」と主張は、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みには全く根拠の無い誤った主張になります。

○あなたと私はΩ神の化身かつ分身の存在のヒト同士として対等だが・・・
 あなたと私とは、同じくΩ神の化身かつ分身の存在のヒト同士として対等の存在です。
 しかし、あなたと私とでは、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしてのシステムレベル、個人レベルでは、個性が違ったり、男女の性が違ったり、才能が違ったり、年齢が違ったり、仕事が違ったり、持っている資産や友人が違ったりすることは、Ω神の天地創造の目的を根拠にして当然である、と認めなければなりません。

○他人が自分とは異なる存在であること、特に男女の違いや稼ぎや富に格差があることを耐え難いと言う人たち
 他人が自分とは異なる存在であること、特に男女の違いや稼ぎや富に格差があることを耐え難いと言う人たちが存在していることは、多言を要しないでしょう。
 それでも具体例を一つ挙げると、サンデル教授の講義の中で、イチローの多額の収入は正義に反し認めがたい! という女子学生がいた例。

○個性と境遇に違いがあるのが当然の個人的で個性的存在のヒト同士を個人レベルで平等にしようとする主張
 ヒトが違えば、そこに個性と境遇に違いがあるのが当然です。
 しかし、これが我慢ならない、という人たちがいます。
 これが、人同士に自動的かつ必然的に不平等と格差をもたらす原因だから、というわけです。
 そこで、個人的で個性的存在のヒト同士を個人レベルでも平等にしようとする人たちがいます。
 これは、マルクス主義/共産主義や社会主義の専売特許だと思い込んでいる人たちがいます。
 神の前の平等を言う宗教家や自分は神の代弁者だと自称する人たちは、しばしばマルクス主義/共産主義や社会主義を神の前のヒトの平等を社会的に実際に実現する方法だと言って、マルクス主義/共産主義や社会主義の積極的な支持者になります。南米の赤い神父やシスターたちはこの例。神の対話の著者も・・・。
 既に、各人の個性を否定する、ヒトを「類的な存在」としてだけ認めるマルクスの考えを紹介しました。→Ω神によるヒトの愛し方の目的と原理 2010年9月11日の文参照
 これに加えて、これ以外の方法も実行しようとする人たちがいます。現にこれは行なわれています。
 この解決方法は、金持ちから税金の形で或いは社会主義革命を実行して、その富を奪い、貧しい人たちに再配分をして富の格差を是正するのは社会的な正義に適うというものです。
 社会問題を何でも、或いは個人的な問題でさへ、人種問題に還元してしまうものがあります。
 先日読んだ新聞の人生相談は、口臭がひどい外国人の夫にベッドでキスをする時にも困っていると言ったら、ヒトを差別する考え方/人種差別だと反論されて困っているというものでした。
 もうかなり前の話ですが、家族の者が近くの店へ買物に行ったおりに、交差点で信号待ちをしているときに、隣に立った外国人の体臭の凄さに思わず「臭い・・・」と言ってしまったら、直ちに、「それは差別的な態度だ」と言われたという出来事がありました。
 これは、「政治的に正しい」主張/政治神話として知られています。
 この政治的神話が世界中で広く一般的に巾を利かせています。
 そして、これを正当化するために、例えば、「金持ちになるには運と偶然に加えて何か社会的に不正なことをしなければ不可能である」という「偽りの金持ち神話」を作って、これを世の中の自称貧乏人や庶民の人たちを広く一般的に信じ込ませることに成功しています。
 この「偽りの金持ち神話」を作ったのは、マルクス主義/共産主義に始まり、これを支持する左翼の学者たちや、この人たちから教育を受けて、マルクスは正しいことを言ったと素朴に思い込んでいる人たちだ、と申し上げて良いでしょう。
 日本のマルクス主義/共産主義かぶれのインテリの100年の夢が実現した左翼政権の民主党を支持している人たちは、こういう方々なのでしょうか・・・。
 例えば、次の学者とその著書

 白波瀬 佐和子 生き方の不平等 お互いさまの社会に向けて 岩波書店 2010年

○左翼的なインテリが自覚的な知識にしてない信念の魔術/信念の魔法の実際
 左翼的なインテリがいる。
 この人たちは、Ω神の唯心論的天地創造の原理に根拠があるヒトの生き方の原理、即ち「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法の下で働いている、ヒトがその実現を決意し決断して、事が実際になるまでその決意を変えない、という簡単な方法で誰もが自分の望み通りの金持ちになれることを、その間違った左翼的な思考が邪魔して知ることが出来ないでいるのです。
 これが真実であることを発見したヒトの実例の一つは、次の本の10頁の話。

 C・M・ブリストル 大原武夫訳 信念の魔術 ダイヤモンド社 1964年初版 手元の物は2003年

 この本の10頁に、ブリストル氏が、第一次世界大戦の欧州の戦場に向かう途中で、給料は直ぐに出るものと間違って思い込んでいて、家を出るときに持って出たお金を使い果たし、タバコもチューイングガムも買えなくなって苦しい思いをしたときに、「もしも除隊のあかつきには、『どっさり金をもうけてやるぞ』と思いつめて、心の底から堅く決意した」ことが、後にブリストル氏をしてひと財産を築く原因設定を図らずもしたことになった話が載っています。
 後に、ブリストル氏は、「信じればそうなる」という信念の奇蹟、信念の魔術/信念の魔法を発見した事を、自覚的な知識にすることになります。
 この成果が、信念の奇蹟(かんき出版 2008年)と信念の魔術(ダイヤモンド社)という二冊の本になったわけです。
 本当に、信念がもたらす奇蹟の原理が分かってしまうと嘘みたいにこれを使って望みの結果を得ることが簡単になります。
 意味のある偶然の一致の体験は、この例。
 しかし、なお、人類レベルでは、日本においてさへ、信念の魔術/信念の魔法とは何かの詳しい説明が必要であるようです。

○「人/男女は、平等の存在である」意味の正しい理解の仕方
 「人/男女は、平等の存在である」。
 この言葉の正しい意味は、神の絶対支配の下で或いは法の絶対支配の下で、神または法の前では、神/法により全てのヒトが/男女が等しく扱われる、という意味です。
 言い換える、これは、誰か他人によるその場の支配の存在を前提にし、その他人の前で自分が他者と等しく扱われるべきだという「ゴマすり競争の平等」、言い換えると、人同士の間の嫉妬と騙しあいの競争を正当化する原理ではありません。

○信念の魔法を使うことに自動的かつ必然的に伴う「作用と反作用」は各人の中で自己完結している
 神の絶対支配の下で或いは法の絶対支配の下で、神または法の前では、神/法により全てのヒトが/男女が等しく扱われる。 
 これは、物理学者ニュートンの言葉で言うと、作用=反作用の法則(但し、E=c^2一定不変の原理)の下で、全てのヒトは、自分以外の他人との関係では無くて、自分自身とのみ常に対等の存在である、ということです。
 作用=反作用の法則は、作用と反作用がワンセットで表裏一体の関係にある原理です。
 即ち、信念の魔術/信念の魔法を使うことに自動的かつ必然的に伴う「作用と反作用」は各人の中で自己完結しているということです。

 この原理の出所は、この世界に質量を持つ物質+この物質が仕事のためのエネルギー消費が発生すると、これに自動的かつ必然的に伴って、物質が持つエネルギー+この物質が仕事のためのエネルギー消費に絶対的に等しい重力が生まれる(この限界はE=c^2/秒に等しいエネルギー。但しc=光の速度は一定不変)、ということにあります。

○他者と競争しているのではなくて、常に自分自身とのみ競争しているというマラソン選手の言葉
 作用=反作用。
 自分はいかなる存在か?
 これは、常に他者との関係の中でのみ決まる。
 即ち、自分の存在と他者の存在の関係は、作用=反作用の関係にある、という主張です。
 これは、哲学用語で、「関係説」とかいうと記憶しています。
 しかし、この考え方は、ヒトの存在構造から言えば、根本的に間違っています。
 原理的に言えば、各人は、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしてその存在構造とその生き方の原理は、自然法則によって予め決められている「ヒトの原理的仕組み」によって、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍的にかつ客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に決まっていることを無視した間違った考え方です。
 Ω神がヒト(宇宙大では宇宙人一般)を造った目的に忠実に考えるのならば、これから出てくるのは、第一に、自分の存在目的は、他の誰でも無い自分自身を自信と尊厳と誇りを持って自分が主体になって自ら良く生きること、ということです。
 これは、病気のヒトを治す自然治癒力/自然回復力がそのヒトの中でのみ働くのであって、他者との関係で働くのではないことでも明らかです。
 別の言い方をすると、「他者と競争しているのではなくて、常に自分自身とのみ競争し戦っているのだ」というマラソンの選手がよく言う言葉にもこれはよく表れています。
 これは、全てのヒトは、「自分はこれこれの者だと常日頃から意識的にまた無意識的/潜在意識的に自らが考えている通りの存在だ」と潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法で指摘していることと同じ意味です。
 しかし、この理解は、未だ世の中の常識ではありませんね。

○弱肉強食の原理が支配する「万人による万人に対する闘争」が行なわれている社会という偽りの主張
 信念の魔術/信念の魔法を未だ知らず、自分の望みを実現する原理として使えない人たちが、世の中には普通にいます。
 この人たちは、しばしば次のような間違ったことを主張します。

 この世界は「弱肉強食の原理」の下で、「万人による万人に対する闘争」が絶えず繰り広げられている「優勝劣敗」の社会だ。

○ヒトは食物連鎖の仕組みの外にいてΩ神の化身かつ分身の存在のヒトとしての生き方の原理がある
 この世界は「弱肉強食の原理」の下で、「万人による万人に対する闘争」が絶えず繰り広げられている優勝劣敗の社会だ。
 しかし、この考え方は、ヒトは、未だ食物連鎖の仕組みの中にいる存在、という間違った主張に基づいています。→Ω神によるヒトの愛し方の目的と原理 2010年9月11日の文参照 
 ヒトには、「万人による万人に対する闘争」を避けることが自動的かつ必然的に出来る、信念の魔術/信念の魔法があって、この正しくて良い使い方を学べば、誰にでも使えます。
 信念の魔術/信念の魔法は、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きのことであり、「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法という別の名前を持つ存在でもあるわけです。
 ここで、「マラソンは自分自身との戦いで、他の競技者との戦いではない!」と断言する熟達したマラソン選手の言葉を再び思い出すのが良いでしょう。

○まとめ
 「人/男女は、平等の存在である」意味の正しい理解の仕方について、説明しました。

○追記1 話の筋が異なるものが一つになっている文 2010年9月26日午後
 話の筋が違うものが混ざっている問題のある文ですね。
 検討して直します。
 追記1の締め

○追記2 ヒトの類的存在性と関係説はしばしば表裏一体の関係
 マルクス曰く、ヒトは類的存在である。
 自分とは如何なる存在であるのかは、他者との関係で初めて決まり明らかになる。
 どちらも、各人の独自性を頭から否定する考え方です。
 そこで、この二つの考え方は、しばしば表裏一体で主張されます。例えば、廣松 渉氏の「実体があって関係があると考える物的世界観に対し、関係があってこそ実体があると考える事的世界観」→ウィキペディアの廣松 渉の項目

 ヒトは、そのヒトの個性を持たずに白紙の状態で生まれて来る説は、各人の独自性を根本から否定する考え方です。
 しかし、これは、例えば胎児診断が出来るようになって、胎児のときから既に一人ひとりが個性的な存在であることが明らかになっていますね。
 追記2の締め

○追記3 電子部品だって抵抗器は抵抗器、コンデンサーはコンデンサーとしての独自の機能/性格を最初から持つ存在
 ヒトは類的存在だ。
 こう言われて、全くこの通りだといとも簡単に同意し受け入れてしまう人たちがいます。
 しかし、電子回路に使われる電子部品の抵抗器、コンデンサー、コイル、機能素子は、それぞれが他の部品に取り替えることが出来ない独自の機能/役割/性格を、それぞれが最初から持っています。
 ヒトだって、各人が独自の存在で、それぞれが独自の個性と能力を持つ存在だからこそ、夫婦や仕事仲間やスポーツの競技仲間としてチームワークを組んで、チームとして独自の仕事ができることになります。
 追記3の締め

○追記4 世の為、ヒトの為に尽くす生き方
 ヒトは、類的存在でも、他者との関係で自分とは何かが決まる存在でもない。
 全てのヒトは、生まれた時から他の誰でも無い独自の個性と能力を持つ存在だ。
 こう指摘すると、各人は、それぞれが孤立して、自分の個性と能力の発揮のみを目指して自己中心的に生きるのが、ヒト本来の生き方と早とちりするヒトが現れそうです。
 しかし、全てのヒトは、この世界全体の唯一・絶対・普遍的存在のΩ神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)です。
 よって、その生き方は、この世界全体の秩序に調和し和合する生き方のみが、Ω神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)に生まれた者のあるべき本来の生き方になります。
 これは、(黙って)世の為、ヒトの為に生きる生き方ということです。
 追記4の締め


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

「創造主であるΩ神」を創造主した神は存在し得ない  附 余談5つ

2010-09-23 03:35:15 | この世界の成り立ちと仕組み
 「創造主であるΩ神」を創造主した神は存在し得ない  附 余談5つ

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文は、「この世界を創造した神」を創造した神は、原理的に存在し得ないことを説明することです。
 よく、「この世界を創造した神」を創造した神、また、「「この世界を創造した神」を創造した神」を更に創造した神・・・を無限(後退的)に問うことが出来ると思い込んでいる人たちがいます。
 この方々は、「世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在」というこの世界の成り立ちと仕組みを未だ理解しておられないのです。

○世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在を前提に考える
 「この世界を創造した神」のことは、一般法則論では、「Ω神」と名付けています。
 Ω神を、「世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在」という「全宇宙史」の中に位置づけると、世界Ⅰに存在していることになります。

○世界Ⅰ存在のΩ神
 世界Ⅰ存在のΩ神は、非物質的存在です。
 非物質的な存在とは、私達の日常用語では、心とか精神とかこれを担う魂や霊と名付けて呼ぶ存在です。
 では、なぜ、Ω神は、非物質的存在=心的/霊的存在ということが出来るのか?
 この答えは、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在からなるこの世界の成り立ちと仕組みの中に、その答があります。
 世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在からなるこの世界の成り立ちと仕組みの中で、この世界に、私達が「物質」と名付ける存在が誕生したのは、世界Ⅳ段階からです。私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が誕生したのは、更にこの後の世界Ⅴ段階。
 世界Ⅳ段階とは、自然科学の天文学が明らかにしたところによれば、今から137億年前のビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発が始まった時です。
 この時から、この世界に、因果必然的の法則が支配する縦×横×高さの有る物質が造る3次元の空間と、過去→現在→未来に向かって一方向にのみ流れる「時間の矢」を持つ1次元からなる時間が誕生した訳です。
 これは、一般法則論者の私がこういうからこうなのだということに根拠があるのではありません。
 これは、自然科学的に認められている事実です。
 また、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在からなるこの世界の成り立ちと仕組みを解明し説明しようとしている一般法則論からも自動的かつ必然的に出て来るものです。
 では、世界Ⅳで物質的な世界が誕生する前の、世界Ⅰ~世界Ⅲの世界に、既に物質と呼べるものが存在していたのか?
 この答えは、否になります。
 この世界に物質と私達が名付ける物が誕生したのは、あくまでも世界Ⅳからです。
 世界Ⅳより前の段階は、未だ物質と呼べるものが一切存在しない、非物質的な世界=心的/霊的な世界です。
 そして、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在からなる世界の中では、非物質的な世界=心的/霊的な世界は、世界Ⅰ~世界Ⅲです。
 世界Ⅰ~世界Ⅲには、この世界の創造主であるΩ神による天地創造の目的とこれを実現する原理が在る世界です。
 では、世界Ⅰ~世界Ⅲが持つ属性は何かです。
 これも、世界Ⅰ~世界Ⅲが、物質で造られている世界Ⅳに先立って存在した世界である、ということで、その属性を解明することができます。

○天地創造の目的を最初から持つΩ神が存在する世界Ⅰ~世界Ⅲの世界の属性
 天地創造の目的を最初から持つΩ神が存在する世界Ⅰ~世界Ⅲの世界の属性は、一言で言えば、物質がこの世に初めて誕生した世界Ⅳに唯一・絶対・普遍的に先立ち、世界Ⅳ以降の世界を誕生させた根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠がある、非物質的な世界=心的/霊的な世界である、ということです。
 即ち、非物質的な世界=心的/霊的な世界である、世界Ⅰ~世界Ⅲの世界は、以下のような属性を持ちます。
 ①無時間の世界です。
 ②無時間の世界ですから、過去→現在→未来に向かって一方向にのみ流れる「時間の矢」も存在しません。
 ③時間の矢が存在しませんから、世界Ⅰの世界より時間的に前の世界に溯ることはできません。
  即ち、世界Ⅰより前には如何なる世界も存在しない、ということです。
  世界Ⅰより前には如何なる世界も存在しないのですから、そこに、Ω神以外の何かが存在することも有り得ません。
 ④世界Ⅳで物質的世界が誕生することと表裏一体の関係にある自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き=因果必然的の法則の働きは、世界Ⅰ存在のΩ神の所では、未だ活動していません。
 したがって、Ω神を因果法則的に生み出す、Ω神では無い別の存在を考えることは出来ません。
 そもそも因果必然の法則は、これ単独で存在して、これ単独で働いて、何かをこの世界の中に創造することは出来ません。
 これは、因果必然の法則の別の側面は、慣性の法則であることで明らかです。
 因果必然の法則、即ち、原因と結果の間を客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に結び付けている因果必然の自然法則が働く全体の仕組みを考察すると、これははっきりとします。
 これは、節を変えて、次に簡単に説明します。

○因果必然の法則の働き方の原理
 世界Ⅳで物質的な世界を創造した自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、因果必然の法則です。
 携帯電話機を作って使うことを例にして、自然法則+エネルギー一体不可分の働きは、原因と結果の間を結ぶ因果必然の自然法則であることを確認します。
 携帯電話機を作るには、次のような過程を踏みます。詳しいことは、別の文にします。

 (動機/切っ掛け→決意/決断→)携帯電話機を作るという意図/目的/原因設定=自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き=作られた携帯電話機という結果の自動的かつ必然的な発生=結果による目的の自動的かつ必然的な達成=神の国のこの世界の全体の秩序に調和

 上の図式で、携帯電話機を作る目的/原因設定を、実際に作られた携帯電話機という結果にするのが、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きです。
 そして、この働きを、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが持つ因果必然の自然法則の働き、と言います。
 因果必然の法則性は、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが最初から持つ属性です。
 自然法則+エネルギー一体不可分の働きは、本質的に、Ω神の天地創造の目的を具体的にこの世界の成り立ちと仕組みの形にするために存在している物だからです。参照 2009年7月10日と6月15日の文
 なお、携帯電話機を作るには、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、携帯電話機を作る原理として働いたときにのみ可能になります。

  上の図式を更に簡略化して図式化すると・・・

  (Ω神による天地創造の)目的/原因設定=因果必然の法則の存在と働き=結果の自動的かつ必然的な発生=結果発生により自動的かつ必然的に目的の達成=神の国の秩序に調和

 もとより、上の図式を構成する目的と結果と更にこれによってこの世界の秩序に調和することの間を、客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に結び付けている因果必然の自然法則は、「=」(等号)で結ばれる関係にはありません。
 等号は、ただ、上の図式は、その全体で1揃えのものである、という関係にあることを表現するための方便です。
 即ち、目的/原因、因果の法則、結果それぞれの関係をバラバラに考えたり扱ったりすることはできない、ということを知っておく必要があります。
 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き単独で因果必然の法則であることは意味がありません。
 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き=因果必然の法則は、最初にΩ神の天地創造の目的を実現するために存在し、Ω神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)が誕生してからは、ヒトの生き方の原理、これを実用化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法として存在しているのですから。
 この事実は、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが慣性の法則に絶対的に従う事と表裏一体の関係にあります。
 そこで、例えば目的は手段を正当化するとか神聖化するという主張は自動的かつ必然的に間違いであることになります。詳しい話は別文。

○この世界を造ったΩ神を造った別の創造主は存在しない
 ここでこれまで説明してきたことを前提に判断すると・・・。
 世界Ⅰ存在のΩ神がいる世界に、時間的にも因果法則的にも先立って存在する世界があって、その中にΩ神を創造した別の創造主である神が存在している、ということは、ここで説明してきたことを「Ω神が存在する原理」とすれば、原理的に有り得ないことになります。
 無時間で時間の矢も無く、無空間で、無次元の非物質的世界=心的/霊的な世界の、世界Ⅰ世界は、永遠の今ここしか無い世界です。
 永遠の今ここしか無い世界Ⅰに、Ω神は存在/実在し、私達ヒトという存在(宇宙大では宇宙人一般)と私達が生まれ住む世界を無から有に創造した、根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠になっている訳です。
 これが意味することは、熟慮する価値があるでしょう。
 なぜならば、これは、あなたや私の、いや、この世界に生まれて来る全人類(宇宙大では宇宙人一般)一人ひとりの存在目的と存在理由と存在根拠だからです。
 この意味からも、Ω神を造った別の創造主である神とか、更にこの創造主である神を創造した別の神が存在している・・・、という考えは、この世界の創造主である神という存在が担う重大な意味を理解していない、ということが出来ます。

○まとめ
 世界Ⅰ存在のΩ神を創造した、Ω神では無い別の創造主である神が存在することは、原理的に有り得ないことを説明しました。

○余談1 Ω神の正しい名前は存在しない
 この世界を造ったΩ神には、特定の固有名詞、正しい名前は存在しません。
 これは、老子が指摘したとおりです。
 しかし、この存在を自覚的な知識にし、私達(宇宙大では宇宙人一般)が生きる根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠にするには、特定の名前を付けて一言でその存在に言及して扱うようにするのが、便利です。
 余談1の締め

○余談2 Ω神に名前が付けられる瞬間 「抽象のハシゴ」で確認
 この世界を造った存在、Ω神に固有の正しい名前など無いことは、S・I・ハヤカワの「思想と行動における言語」(岩波書店)で説明されている「抽象のハシゴ」の中に、これを位置づけると、よく分かります。→2010年9月8日の文
 この世界を造った存在は、その「抽象のハシゴ」の中では、-3存在です。
 そして、これが特定の名前を持つのは、「抽象のハシゴ」の中では、「3」のレベルになってからです。
 と言っても、この名前がこの世界の創造主の正しい名前になるわけではありません。
 犬や猫の名前だって、地球大で考えると、これを飼う人たちが、それぞれに好き勝手な名前を付けて呼んでいます。
 原理的には、この世界の唯一・絶対・普遍の存在の創造主である神の名前についても、同じことが言えます。
 そこで、この世界を造った存在について、一般法則論では「Ω神」と名付けていますが、あなたがこれ以外の名前を付けて呼びたかったら、そうしてください、と最初から申し上げています。
 但し、一般法則論のブログの中では、その名をΩ神に統一しないと話が分からなくなりますから、こうしているまでです。
 もちろん、一般法則論でこの世界の唯一・絶対・普遍の存在創造主である神を「Ω神」と言う時、特定の宗教宗派で採用している神の名を全部「Ω神」に置き換えて排除しようという意図は、全くありません。
 特定の宗教宗派で言う「正しい神の名」を、一般法則論は否定しません。
 反対に、特定の宗教宗派で言う「正しい神の名」に、一般法則論で言うΩ神という名は、いささかも制限されません。
 余談2の締め

○余談3 歴史的事件の発見と確定は真犯人を突き止める科学的な犯罪捜査の方法と同じと説明してきましたが・・・
 このブログの中で、過去の歴史的事件に関する事実の発見と確定は、真犯人を突き止める科学的な犯罪捜査の方法と同じと説明してきました。
 しかし、今、客観的な証拠が無いのに勝手にでっち上げた犯罪物語に則って、これに合う証拠だけを集めて、上手に犯人でっち上げるのが有能な検事だ、と間違ったことが、検察庁の中で行なわれていることを示す事件が発生しています。
 検事の養成において、犯罪の科学的な捜査の意味の理解とか、問題/事件に関して360度の方向から集めたデータをして語らしめて自然に検証すべき仮説を得て、この真偽を検証するKJ法的な発想法の訓練をしていないようだと推測できます。
 余談3の締め

○余談4 尖閣諸島は日本の固有の領土
 尖閣諸島は、日本の固有の領土。
 これは、証拠がある、と聞いています。
 しかし、尖閣諸島の周辺で油田があるらしいと分かると、中国は、尖閣諸島が中国の固有の領土だと突然に言い出しました。
 これより前から東南アジア諸国で同じことを中国がやってきたことは、周知の事実です。
 それなのに、日本の政府は、何も予防的な措置をしないで来ました。
 日中友好を唱え、その内日本を中国の一部にするのが日本のこれからの生き残りのシナリオと考えている人たちや、金儲けさへできれば日本国などいらないという人たちが、いるようです。
 このような場合、中国の理解を得るとか、日本の国内法に従って事を処理するとかではなくて、中国国民と世界に向けて、尖閣諸島は日本の固有の領土だ、と宣伝することが必要でしょう。
 こんなことをしたら、中国との日中友好関係を傷つけるという配慮が先立つ人達が、この段に及んでもなおいるのでしょうか・・・。
 とにかく、一日本国民としては、一般法則論的に祈るしかありません。
 余談4の締め

○余談5 友人がテレビに出演したのですが・・・
 テレビに出る、という話で友人たちが期待していたら、実際には、手や足の一部が見えた、という話は、よく聞きます。
 私の友人も、正にこの類のテレビ出演を果たしました。
 番組が始まったのに、画面には友人の姿がいつまでたっても出てきません。
 ずいぶんしてから、画面の隅の方に友人の姿が小さくありました。
 その友人がテレビに出ると知っていて、その友人を知っていなかったら、その一瞬の登場に気がつかなかったでしょう。
 でも、テレビ出演は確かにしたのだから、テレビに出たことがある、と履歴書には書けるわけです。
 花嫁修業の茶の湯や生け花を修めましたも、同じであるかも・・・。
 余談5の締め

○追記1 Ω神は、宇宙大で唯一・絶対・普遍の存在であり、2つ以上の存在に分離し分割することが出来ないことの意味は別文 2010年10月3日午前1時34分過ぎ
 この文で書き落としたのは、次のことです。

 世界Ⅰ世界の、無時間、無空間、無次元の世界に存在する創造主であるΩ神は、地球大、宇宙大で、唯一・絶対・普遍の存在である。

 世界Ⅰ世界で、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍の存在のΩ神は、世界Ⅳ以降で、質量(物質)が造る縦×横×高さのある3次元の空間と過去→現在→未来に向かって一方向にのみ流れる「時間の矢」を持つ1次元の時間とで造る時空連続体の世界の中でも、なお、唯一・絶対・普遍の存在であり続けている、という事実があります。
 Ω神は、私達が生まれ住んでいる世界の「扇の要」の位置に常に実在していて、その唯一・絶対・普遍性を常に発揮しているのです。
 このことが意味することは、別の文にします。
 追記1の締め


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

「文字化け」することがあるらしいので2010年9月4日の文をアラビア数字に置き換えた文を掲載

2010-09-19 22:43:47 | 一口解説/一口メモ
 「文字化け」することがあるらしいので2010年9月4日の文をアラビア数字に置き換えた文を掲載

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○ここでのテーマ 文字化け
 Unknown (うみ) 2010-09-18 14:28:15
 ※文字化け等の原因になりますので、
 機種依存文字の利用はお控えください。

 上記のようなコメントを頂きました。
 うそー! 有り得ない! と言いたいところですが、本当らしい。
 そこで、ローマ数字と○に数字が入った数字の部分を、2010年9月4日に掲載の「世界Ⅰ/1~世界Ⅴ/5~世界Ⅶ/7(+Z)の表記の仕方の工夫」の本文で、アラビア数字にして、再掲載してみました。
 一般法則論のこのブログの文が文字化けすると言われる方は、この文を印字して、2010年9月4日の元の文とつき合わせて文字化け部分を解読してくだるよう、お願いします。

 再掲部分は、以下の★黒星と★黒星の間の文。

★黒星
 世界1~世界5~世界7(+Z)の表記の仕方に一工夫 2010年9月4日掲載
○この文の目的
 この文では、世界1~世界5~世界7(+Z)という表記の意味をその内に含んだものを考えましたので、これを紹介します。

○世界1~世界5~世界7(+Z)という表記では一瞥してその中身が不明
 この世界の成り立ちと仕組みの歴史/全宇宙史を、これまで、その成立の原理的、因果的、時間的、論理的な成立の順序に従って、「世界1~世界5~世界7(+Z)」と、簡略に表記してきました。
 しかし、この表記方法では、その中身が直観的に把握できません。
 そこで、その中身が直観的に分かるような表記の仕方を工夫しました。
 もちろん、世界1~世界5~世界7(+Z)も簡略形なので使います。

○世界1~世界3/世界4~世界5/(世界5~)世界6~世界7(+Z)
 世界1~世界5~世界7(+Z)は、その中身によって、世界1~世界3/世界4~世界5/(世界5~)世界6~世界7(+Z)に大きく分けることができます。
 そこで、この三つに部分に分けて説明します。

○世界1~世界3はヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界
 世界1~世界3は、世界1~世界5~世界7(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みの全体が造られることになった目的/原因とその目的に従って実際にこの世界を造る原理が存在している世界のことです。
 世界1~世界3の部分は、天地創造の目的と原理が在る世界、ということになります。
 そこで、世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)と表現することにします。
 全宇宙史的歴史的時間では、今から137億年前のビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発直前の世界を意味します。

○世界4~世界5はΩ神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界
 世界4~世界5は、世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神による天地創造の目的と原理が在る世界)の存在と働きにより、最初に直接的に造られた世界です。
 この世界は、私達が、ここから宇宙の果てまで一つに連続的に広がっている天然自然の世界のことです。
 私たちヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、天然自然の世界の中で、以下のような過程を踏んで誕生したものです。
 全宇宙史的時間では、137億年前のビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発があった以降の歴史を意味しています。

  1①物質的宇宙の誕生と進化の歴史→
  2②太陽系と地球の誕生と進化の歴史(惑星系一般の誕生と進化の歴史)→
  3③地球(地球型惑星)上に生命/生物の誕生と進化の歴史→
  4④無意識の心の誕生と進化の歴史→
  5⑤意識のある心の誕生と進化の歴史→
  6⑥ヒト/人類(宇宙大では宇宙人一般)の誕生と進化の歴史→
  7⑦ヒト個人の誕生とその一生涯

 そこで、世界4~世界5は、世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)と表記します。

○(世界5~)世界6~世界7(+Z)はヒトが作った人工の世界
 (世界5~)世界6~世界7(+Z)は、ヒト/人類が作った世界を意味しています。
 ヒトが作ったものとは、各人の日々の生活とこの集積結果の人生と、文化・文明的な諸文物のことです。
 そこで、(世界5~)世界6~世界7(+Z)は、(世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)と表記します。
 人類学的な知識によれば、この世界は、今から12万年前~6万年前に始まったとそうです。
 人類的な記憶では、マンモスの後ろから近づいて後ろ足の腱を切って歩けなくして狩ったというエスキモー/イヌイットの一万年前のご先祖の記憶が一番古いのかも知れません。この話は、ウェールズ系日本人のC・W・ニコル氏の本で知りました。

○世界1~世界5~世界7(+Z)の全体を新しくまとめて表記すると・・・
 全宇宙史=世界1~世界5~世界7(+Z)は、以下のようになります。

 世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)+
 世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)+
 (世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)

 或いは・・・。

 世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)+世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)+(世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)

 或いは・・・。

 ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界+Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界+ヒトが作った人工の世界

○今、ここに居るあなたや私の存在を全宇宙史に位置づける
 全宇宙史=世界1~世界5Ⅴ~世界7(+Z)の中の何処に、あなたや私は存在しているのか?
 世界1~世界5~世界7(+Z)の表記の中では、今、ここに居るあなたや私の存在の位置づけが今一つ明確ではありません。
 説明すると、今、この瞬間は、世界1~世界5~世界7(+Z)からなる全宇宙史を貫いている「時間の矢」の最先端を意味しています。
 そして、全宇宙史の時間の矢の最先端の今、この瞬間に、あなたや私が生きていることになります。
 そこで、世界1~世界5~世界7(+Z)では、世界1~世界5~世界7(+Z)+今、ここにいるあなたや私、と表記することにします。
 新しい表記では、以下のようになります。

 世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)+
 世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)+
 (世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)+
 今、ここにいるあなたや私の存在

 或いは・・・・。

 世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)+世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)+(世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)+今、ここにいるあなたや私の存在

 或いは・・・。

 ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界+Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界+ヒトが作った人工の世界+今、ここにいるあなたや私

○追記1 世界1~世界3/世界4~世界5/(世界5~)世界6~世界7(+Z)/今、ここにいるあなたや私との関係
 1①世界1~世界3は、これ自体で自己完結している世界です。
 即ち、世界1~世界3の前提になり、基礎になり、根拠となり、元になった世界は存在しない(創造主である神を造った創造主である神は存在しないという意味。世界1~世界3のは、縦×横×高さの有る物質が造る3次元の空間と1次元からなる時空連続体の世界が生まれる前の世界で、無時間で無空間で無次元の世界なので、これ以上過去には溯れないからです)、ということです。

 2②世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)は、世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)を、前提にし、基礎に、インフラにしています。

 簡単に解説すると・・・。
 世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)は、この世界に物質と、過去→現在→未来に向かって一方向にのみ流れる「時間の矢」を持つ時間が、初めて誕生した時空一体の世界です。
 この物質+時間のある世界を生み出した世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)は、未だ物質も時間も存在していない無時間の非物質的な世界です。
 未だ物質も時間も存在しない世界は、心の世界、精神の世界と言われる世界です。
 精神の世界をこの世界の創造の原理としているという意味は、この世界は唯心論的天地創造原理で始まった、ということです。
 しかし、現実には、唯物論的自然科学は、世界1~世界3の存在を知らず、認めず、世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界の中だけで話の辻褄を合わせようとしています。
 例えば、最近知った次の本。

 松本俊吉 他著 進化論はなぜ哲学の問題になるのか 生物学の哲学の現在 <いま> 勁草書房

 この本は、2010年8月29日の朝日新聞の朝刊の「読書」欄で取り上げられています。
 評者の作家高村 薫氏が付けた? 批評の表題は、生物学で問う「実在とはなにか」。

 3③(世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)は、世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)+世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)を前提にし、基礎にし、インフラにしています。

 簡単に解説すると・・・
 (世界5~)世界6~世界7(+Z)は、世界1~世界3+世界4~世界5を、前提にし、基礎にし、インフラにしています。
 しかし、社会科学者は、自然科学に弱いことを口実に、前提の世界1~世界3+世界4~世界5を知ろうとせず或いは無視して、(世界5~)世界6~世界7(+Z)の中だけで話の辻褄を合わせることをしています。
 政治家となると、もう権力と金があれば何でも出来るようなことを言いだします。
 例えば、マルクス主義/共産主義。
 マルクス主義/共産主義が革命に役立たないと批判する社会学。
 憲法学や政治学など。

 4④今、ここにいるあなたや私の存在は、世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)+世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)+(世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)を前提にし、基礎にし、インフラにしています。

 簡単に解説すると・・・。
 世界1~世界5~世界7(+Z)からなる全体でただ一つの世界を、前提にし、基礎にし、インフラにして、自分が今ここに存在し生きることが可能になっていることを自覚的な知識にしている方、極めて稀、と申し上げて良いようです。

 以上。
 追記1の終わり

○追記2 原因=結果の因果必然の法則で関係を見る 2010/09/05 07:00
 1①世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)+
 2②世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)+
 3③(世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)+
 4④今、ここにいるあなたや私の存在

 1①世界1~世界3(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神の天地創造の目的と原理が在る世界)。
 この世界は、ヒトがでっち上げたのではない、天然自然の存在の創造主であるΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きがある世界、と一般法則論では説明しています。
 この世界は、言い換えると、私たちが生まれ住むこの世界を造る宇宙大の目的/原因+宇宙大の目的を実現する原理/宇宙大の原因を結果に繋ぐ宇宙大で働いている因果必然の法則があるところです。

 分析すると・・・
 私たちが生まれ住むこの世界を造る宇宙大の目的/原因を最初から持つ存在=この世界を創造した宇宙的な第一原因者=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神。
 宇宙大の目的を実現する原理/宇宙大の原因を結果に繋ぐ宇宙大で働いている因果必然の法則=唯心論的天地創造の原理=自然法則+エネルギーの一体不可分の存在とその働き。

 総合すると・・・
 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働き。

 ②世界4~世界5(Ω神が造ったヒトの存在を含む天然自然の世界)
 この世界は、宇宙大で働いている天地創造の第一原因者による天地創造が直接行なわれた因果必然の結果の世界です。
 これは、Ω神による天地創造が直接行なわれた宇宙大の最初の/第一の結果の世界。

 3③(世界5~)世界6~世界7(+Z)(ヒトが作った人工の世界)
 この世界は、Ω神による天地創造の目的である、Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)が、Ω神が天地創造に使ったのと一つ同じ因果必然の法則である、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに則って造った世界です。
 この世界は、Ω神が自らの化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)を介して造った因果必然の結果の世界です。
 この意味で、この世界は、第二の宇宙的な結果の世界、ということになります。
 もちろん、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)中心に考えると、ヒトが、因果必然の法則である、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに則って自ら直接作った結果の世界です。

 しかし、人類の多くは、未だこれを知らずにいます。
 その代わりに、「俺が、俺が」という自分個人の意志の力やお金の力や権力や自分の特権的な地位等に基づいてこの世界を作っている、こうしてこそ初めても自分の思い通りにこの世界を、自分の人生を、生きることが出来る、と間違って思い込んでいます。

 この間違いに気付いて、この世界を、この私を通してΩ神が直接造る世界にすることが、Ω神から見た自らの化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)の本来の生き方の原理です。
 言い換えると、これが、ヒトの生き方の究極の目標であり、同時に自動的かつ必然的に地上に神の国/地上の天国を造り出す原理です。
 こうすることを、無我無心になって、Ω神に全部任せて生きる生き方、と言います。
 言い換えると、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで出来ているこの世界の成り立ちと仕組みを丸ごと利用して生きる生き方、を意味しています。
 こうできた状態を、神経言語プログラミングでは「ゾーンに入る」/俗に言う「神が降りている状態」/悟りの世界を生きている/無我無心の世界にある等と表現します。

 名人/達人/天才になる原理に基づいて実際に名人/達人/天才になるための真摯な修行が、累積一万時間または十年必要と言われる意味は、修行の前は「俺が俺が」のヒトが、それをするに当って無我無心になることが自然に出来、これが常態になるのに必要な一般的な時間の量、と理解することができます。
 何でもそうですが、Ω神に任せてやってこそ、それを名人/達人/天才みが能くする仕事にすることが、初めて出来ます。

 4④今、ここにいるあなたや私の存在。
 今、ここにいるあなたや私は、上に説明した1~3/①~③を、今、ここで一つに総合して体現して生きている存在です。
 正確には、こうあるべき存在です。
 いま、これが、あなた5/⑤自身は、どの程度できている、と思いますか?

 以上。

 追記2の終わり

○まとめ
 全宇宙史=世界1/Ⅰ~世界5/Ⅴ~世界7/Ⅶ(+Z)の新しい表記の仕方を説明しました。
★黒星

 例ににより、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

単純化してかえって話が見えなくなったら元も子もない johnmadison さんの書き込みに答える

2010-09-19 03:04:39 | この世界の成り立ちと仕組み
 単純化してかえって話が見えなくなったら元も子もない johnmadison さんの書き込みに答える

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文では、johnmadisonさんの以下の書き込みに答えます。

 なんか複雑にまとめてますが 2010-09-17 16:02:10
 ダークマター(とダークエネルギ...
 俺的には世界真理は非常に簡単に一言になると思います。
 「カオスという名のコスモス」
 これを支えるのは「万物未分」と「万則不誤」という補助真理(または準真理)
 まあこの意味はいずれまた書きます。

○確かに・・・
 私たちが生まれ住んでいるこの世界の成り立ちと仕組みとその存在目的を、一般法則論では、Ω神(おめがしん)の一語あるいはこれを因数分解して、最初から天地創造の目的を持つ創造主である神、自然法則、エネルギーの3語で説明していることを、johnmadisonさんのように説明することができます。
 正確には、johnmadisonさんが言わんとすることを、私の知識で解釈すると、理解できる、ということです。
 johnmadisonさんの話は、老荘哲学を思い起こさせます。

 老子は、一般法則論でこの世界の成り立ちと仕組みは世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなると説明している内の、最初の「世界Ⅰ~世界Ⅲの世界」について、混沌/カオスだ、と言います。
 混沌は、未だ万物未分の状態です。
 これは、世界Ⅳ以下で私たちが現に生まれ住んでいるこの現象世界が誕生する前の、世界Ⅰ~世界Ⅲの世界についても言うことができます。
 しかも、「カオスという名のコスモス」/混沌/世界Ⅰ~世界Ⅲには、この内に私たちが生まれ住むこの宇宙/コスモスの全てが含まれています。
 これは、「無から有は生まれない」/「無い袖は振れない」という原理がある、と説明することができます。
 なお、一般法則論では、「カオスという名のコスモス」は、「Ω神(おめがしん)」と名付けています。
 このことについて、老子は確か次のような上手いことを言いました。

 混沌には名前がない。
 混沌には顔が無い。
 混沌に名前を付け、目鼻を付けたら、混沌は死んでしまった。

 混沌は、曰く言い難し、というわけです。
 これを無理に言語化し、説明しようとすると、かえって混沌とは何かが分からなくなる。
 「やはり野に置け、蓮華草」というわけです。
 確かに、カオス/混沌/世界Ⅰ~世界Ⅲの世界には予め決まっている特定の名前も顔もありません。
 
 そして、カオス/混沌/世界Ⅰ~世界Ⅲから、私たちが生まれ住むこの世界とこの世界が持つ秩序が生まれたのでした。
 この世界を造った「万則」/天地創造の目的とこれを実現する天地創造の原理である自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、「不誤」(絶対に誤ることが無い)/唯一・絶対・普遍的に完全完璧に存在し働く。

 よって、一般法則論は、johnmadisonさんのより良い理論に置き換えることが出来る。
 しかも、一般法則論よりも話は簡単に済む。

 johnmadisonさんの言わんとすることを推し量るとこのようになるのでしょう。

○間違った単純化はかえって話を見えなくしてこの世界の成り立ちと仕組みの解明と理解に支障をきたす
 一般法則論でこの世界の成り立ちと仕組みとこの存在目的をΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで解明し説明することを、johnmadisonさんは「カオスという名のコスモス」+「万物未分」と「万則不誤」という補助真理(または準真理)という概念に置き換えてより簡単に説明できる、と言うわけです。
 しかし、例えば、次のようなことをjohnmadisonさんの理論で説明することができるのでしょうか・・・。

 あなたや私の存在目的と存在理由と存在根拠
 ヒトの存在目的を個別具体化して実現するためのヒトの生き方の原理とこれをハウツー化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法の存在の理解
 各人の生き方を個別具体化しその人らしい生き方を実現するために、この世界の成り立ちと仕組みを認識し理解し、これに基づいて自分は如何にして生きるかを決める心の起源
 この世界の成り立ちと仕組みを客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に認識し理解するための自然科学を始めとする学問一般の目的と原理
 現在、私たちが日常的に恩恵を得ている自然科学/学問一般の成果とこれに基づいた技術に対する立場
 など・・・・・。

○まとめ
 このブログへの書き込みに答えました。

○追記 私たちより先に存在しているこの世界について勝手なことは誰も言えない 2010年9月19日午後1時50分すぎ
 私たちが生まれ住んでいるこの世界は、私たちの誰よりも先に唯一・絶対・普遍的にかつ客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に存在しています。
 従って、この世界が如何なる目的で存在し、この目的を達成するために如何なる原理でこの世界が造られているのか、そして、この事実を正確に知り、理解し、説明することが出来る原理的仕組みがどうなっているのか等は、私たちがとやかく勝手な事を言う前に、この世界自身が持つ、既に出来上がっている哲学/理論がある、ということです。
 一般法則論は、この理解の下に、それが何かの解明をしています。
 しかも、それを、一つのたたき台として提示しています。
 追記の締め 

○余談1 白鵬が54連勝で千代の富士の記録を書き換える
 2010年9月18日 大相撲秋場所で、白鵬が54連勝して、千代の富士の記録を書き換えました。
 この瞬間を、テレビで見ていました。
 私も、ミーハーですな。
 余談1の締め

○余談2 化粧の効用
 2010年9月9日の読売新聞の朝刊に、発展途上国の女性に、口紅やアイシャドウなどの化粧道具を贈る運動をしている向田麻衣さん(27歳)の活動が紹介されています。
 「好きなことをやっていいなら、お化粧がしたい」と学生時代に訪れたトルコの農村の女性の話に触発されて、化粧品会社に勤めた経験を生かして、本格的に、途上国の女性に化粧する喜びを味わって頂く活動を賛同者と一緒に始めたそうです。
 向田さんは、「化粧品がくれる自信と笑顔が、女性たちの自立の一歩にきっとつながる」と信じている、と言っておられるそうです。
 これは、この通りに本当です。
 何かを成功的にやり遂げる最後の決め手は、自分にはそれが出来るし、成功の結果を受け取る資格/理由/正当性/権利/自由/許し/自己肯定の構え等があると心から信じることが出来ることです。
 これは、一言で言えば、そのヒトのセルフイメージ/自己像/自信/信念一つに掛かっています。
 これが肯定的なものであることが、成功の秘訣だ、と既に分かっています。
 ラニー・バッシャム 藤井 優 メンタル・マネージメント 勝つことの秘訣 メンタル・マネージメント・インスティテュート 1990年この他
 向田さんの活動の問い合わせ先
 mail@coffretproject.com 

 テレビで女性の化粧の技術を紹介する番組をみることがあります。
 頬紅の使い方一つ、眉毛の引き方一つ、アイラインの引き方一つで顔立ちも印象もがらりと変わることに、いつも驚きをもって見ています。
 余談2の締め


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

ダークマターの正体は未だ説明し尽くしていない 

2010-09-18 23:38:37 | この世界の成り立ちと仕組み
 ダークマターの正体は未だ説明し尽くしていない 23:30 2010/09/18

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


 前文、「ダークマター(とダークエネルギー)の正体 NHKの番組、クローズアップ現代を観て」では、未だ暗黒物質/ダークマーについて、解明し尽くしていないようです。
 全体を再検討中です。

 とりあえず、ご報告。

 と言っても、話は、謎の素粒子説の存在に話を戻したのではありません。
 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きを原理として造られるこの世界の仕組みの中に、暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの正体を説明する原理があることには変わりはありません。2010年9月19日午後1時58過ぎ追記


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
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ダークマター(とダークエネルギー)の正体 NHKの番組、クローズアップ現代を観て

2010-09-16 17:19:41 | この世界の成り立ちと仕組み
 ダークマター(とダークエネルギー)の正体 NHKの番組、クローズアップ現代を観て

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対  

○この文の目的
 2010年の9月13日のNHKの番組、クローズアップ現代№2935で、ダークマターの正体を発見する自然科学者の実験を取り上げました。
 NHKの番組、クローズアップ現代では、この世界を造っている物質の8割(これは、多分、国谷キャスターの間違い)は、光やX線、赤外線などの電磁波を出さない(これが出ていればその存在が分かる)、正体不明のダークマター/暗黒物質だと説明していました。
 なお、同じくNHKの番組で、先日放送の「サイエンス・ゼロ」では、この世界を造っているエネルギーと物質は、4パーセントが元素(陽子+中性子+電子とこの元になった素粒子)と元素の化合物や混合物などで出来ている物質であると分かっている以外は、その正体が不明なエネルギーと物質で出来ている、と説明し、この正体不明の物質は、73パーセントが暗黒エネルギー/ダークエネルギーで、23パーセントは暗黒物質/ダークマターと説明していました。
 ダークマター等の説明の仕方とその量に関する違いは、このままにして、ここでは、NHKの番組、クローズアップ現代の中で指摘されていた、ダークマターが未知の素粒子だという自然科学者の考え方自体に一般法則論的に迫ります。
 未知の素粒子は、これを探している自然科学者にとっては、この世界を今あるように誕生させた未知の重力源なのです。

○この世界はエネルギーを素材にして造られていることの理解 2010年9月17日午前5時すぎ/22時40分過ぎ追加/9月23日訂正/9月26日加筆
 以下の話の大前提は、この世界はいわゆる「エネルギー」を宇宙大で唯一・絶対・普遍の素材にして造られている、という点です。
 これは、E=c^2/秒(但しc=光の速度は一定不変)を絶対的基本単位(この決まり/原理が無かったら重力は生まれません)にして天地創造が開始した時からΩ神の無限の身体を起源にして供給され続けています。
 また、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みの中で、137億年前に宇宙的大爆発により始まった天地創造は、世界Ⅳ段階でエネルギーが物質化して、物質で出来たこの世界が誕生したことも知っていることが必要です。
 また、この世界を造る素材となったエネルギーは、天地創造の時にその全部が物質化したのではなくて、その一部のみが物質化した(例えば携帯電話機化)ことです。
 物質化しなかった素材エネルギーは、その一部は、常時、物質した物が例えば速度を上げて動くとか何かの働き/仕事をする時の活動源/エネルギー源(例えば携帯電話機で電池から供給される電気エネルギー)として使われています。→重力=加速エネルギーという等価原理
 この結果、E=c^2の内で、物質を造る為にもエネルギー源に使われる為にも使われないエネルギーがこの世界の中には絶えず残って累積し続けていることになります。→エネルギー不滅の法則

 E=c^2/秒(但しc、光速度一定不変)は一定不変の原理の下で、比喩的に言うと、
 質量(携帯電話機+動力エネルギー)=重力 ←→ 作用=反作用の原理
 重力(目に見えないエネルギー)=c^2/秒(但しc、光速度一定不変 目に見えないエネルギー)-質量(目に見える物質が持つエネルギー+目に見えない仕事のエネルギー)

 以上の話は、アインシュタインが明らかにした、一般相対性理論とE=mc^2の公式が基礎になっています。
 この公式の意味は、この世界の物質の素材と物質が活動するために使われているのはエネルギーと呼ばれるものだということにあります。
 重力単独で異次元に食み出すこと(重力子説)は原理的に有り得ない訳です。2010年9月18日午前

○暗黒物質/ダークマターその物の属性
 東京大学の岐阜のカミオカンデにある暗黒物質/ダークマターの検出器XMASS(エックスマス)を説明しているホームページには以下のような説明があります。ここでは文の内容が読み易いように、その一部を変形しています。

 「ダークマターの正体は分かっていませんが、これらの観測事実からいくつかのその性質が推測されます。
   (1)電荷を持たず
   (2)非常に重く
   (3)安定である

 このような物質は、現在われわれが知っている素粒子では説明ができません。
 新しい理論に基づく、未発見の素粒子が必要となります。
 その候補の一つがニュートラリーノと呼ばれる素粒子です。
 われわれの身の回りにもダークマターは1リットル当たり約1個ほど存在すると考えられています。
 しかし、いまだ実験的に直接捕えられていません。
 ダークマターの直接観測は、現在の宇宙物理の最も大きな課題の一つです。
 直接観測に成功すれば、その正体を解明する手がかりが得られます。
 そして、ダークマターの正体が分かれば、宇宙創成メカニズムの理解が大きく進展すると考えられます。

 Last update: 2010/03/04 webmasterkm.icrr.u-tokyo.ac.jp
 Copyright (c) 2005 Kamioka Observatory, ICRR, The Univ. of Tokyo
 〒506-1205 岐阜県飛騨市神岡町東茂住456」と。

○未知の素粒子を見つけるアイデアと方法
 ダークマターの正体の未知の素粒子は見つけるアイデアと方法は色々とあって、NHKの番組、クローズアップ現代では以下の物が紹介されていました。
 ①アメリカのミネソタのスタンフォード大学が採用したものは、純度の高い半導体を未知の素粒子が通りぬける時に発生する温度の変化を捉える式
 この温度変化を捉えたと発表がされたあと、取り消されたそうです。
 ②スイスのCERN(欧州合同原子核研究機構)では、光の速度に加速した陽子同士を衝突させて、天地創造の瞬間を再現し、この時に発生するダークマターを光として? 捉える式
 既に得た2千億回の観測データを、今鋭意分析中だそうです。
 ③日本では、岐阜県飛騨市神岡鉱山地下にあるカミオカンデで、液化した、言い換えると密度を上げた不活性ガスのキセノンにダークマターが衝突すると出る筈の光を、高感度の光電子倍増管でとらえる式
 この装置は、理論的に予測されている未知の素粒子が持つ微かなエネルギーを捉えうる感度を、現在の世界の検出装置の中で唯一持っているそうで、その未知の素粒子を検出するには一番性能が良い、とのことでした。
 そこで、日本が暗黒物質/ダークマターを世界で最初に発見しそうだ、という話でした。

○ダークマターの正体の解明をしている自然科学者は自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き方の原理を知らずにしている
 ダークマターは、理論物理学者の出した推測を信じて、正体が未知の素粒子である、と自然科学者。
 こう言ってその未知の素粒子の検出に走っている自然科学者たちは、天然自然の存在の創造主であるΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを原理として造られている、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みについて、自覚的な知識は全く無いようです。
 この物質世界の成り立ちと仕組みが、端的に言えば、Ω神の天地創造の目的を実現するために存在している自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き方の原理によって造られていることさへ、自然科学者は眼中に無いようです。
 言い換えると、質量と重力が自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きで自動的かつ必然的に自然に生み出されたことについて、この世界に重力が生まれる仕組みを解明したアインシュタインの相対性理論を無視しているのです。

○自然科学者のいう暗黒物質/ダークマターの存在の確認
 自然科学者は、暗黒物質/ダークマターになる未知の素粒子の存在を、この世界の成り立ちと仕組みを造っている原理を無視して探している。
 言い換えると、自然科学者は、「困ったときの未知の素粒子頼み」好きなのです。
 このことについて、更に考えると・・・
 ダークマターの正体と考えられる未知の素粒子は、自然科学者が期待している通りに重力を持つ存在です。
 重力があるとは、自然科学的な常識では質量があることになります。
 質量があることは、自然科学的な常識では即それは物質であることを意味します。

 いや、この見解は、アインシュタインの相対性理論を前提にした考え方です。
 例えば、光は、直進する属性があります。
 そこで、遠くの星からの光が地球に真っ直ぐ届く筈なのにこうでは無いことが観測されているのは、遠くの星の光が地球に届く道筋の空間が太陽の重力や銀河などが造り出す重力レンズの作用で構造的に曲げられているからだという話は、アインシュタインの相対性理論で説明されています。
 即ち、重力は質量を持つ物質/物体の周りに自動的かつ必然的に自然に発生するものです。

 しかし、こうではなくて、重力は重力子/グラビトンという素粒子の働きが造り出すものであり、質量はヒッグス粒子という素粒子が造り出すものだから、重力がある=質量を持つにはならない、という別の常識に自然科学者は従っているのかも知れません。
 しかし、未だに重力子もヒッグス粒子も発見されていません。こうであるのに、更に未知の強い重力源となる素粒子を見つけようとしているわけです。これは、無理筋の理論というものです。
 そこで、ここでは、アインシュタインの相対性理論に基づいて、質量=重力の関係にあることを前提に話を進めます。

 アインシュタインの相対性理論を前提に考える自然科学者は、物質ならば、重力作用を自動的かつ必然的に伴う質量を持つ存在、と考えています。
 そして、物質であるのならば、当然にその存在を観測できる電磁波等を出している筈です。
 なぜならば、物質であれば、それは、観測可能な、陽子、中性子(この二つはクォークという素粒子で出来ている)、電子(これはレプトンという素粒子で出来ていて電荷がある)で出来ているからです。
 即ち、重力があり、質量があり、したがって物質であるはずのものが実際には見えない、という変な存在なのが、暗黒物質/ダークマターです。
 そこで、暗黒物質/ダークマターは、電荷も持たず、物質の通常の定義は当て嵌まらない謎の素粒子に違いない、というわけです。
 確認すると、重力を生み出す素粒子は、重力子の他に未知の素粒子があるというわけです。
 しかし、一般法則論では、アインシュタインの相対性理論は正しいと理解していますので、重力子はいりませんし、暗黒物質/ダークマターは、重力作用を持つが質量が無い、したがって物質では無い存在を考えることが出来ます。
 なお、質量が無いことは、光子の例でも明らかなように、それは光の速度を持つ存在ということになります。

○自然科学者によるダークマターやダークエネルギー探しは根本的に間違っている
 上の節で説明したように、自然科学者による暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの探し方は、一般法則論で説明している世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みが造られた目的とこれを実現する原理についての考察が事前に全く行なわれていないらしい、と言っても良いでしょう。
 それどころか、自然科学者たちが暗黙の前提にしている、この世界を造っている原理である「確率的な偶然の法則+自然法則+エネルギー三位一体不可分の存在とこの働き」に照らしても、この世界を造り出し、かつ、この世界を維持する強い重力源の正体を特定するアイデアは、論理の飛躍がある突飛過ぎるものです。
 自然科学的にいえば、アインシュタインの相対性理論を無視している、ということになります。
 自然科学者は、端的に言えば、この世界が、(確率的な偶然の法則+)自然法則+エネルギー(三位一体不可分)の存在とこの働きのみで造られていることを未だ理解できていない、いや、真剣にこの事実を哲学したことが無い、ということでしょう。
 自然科学者における自然法則+エネルギー一体不可分の存在とこの働きに付いての自覚的な知識の欠如は、暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの正体について考察する場合だけでなく、量子力学においてこの世界が量子化されている原理の理解においても間違いを犯す原因になっている、ということが出来ます。

○一般法則論による暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの存在の考え方
 NHKの番組、クローズアップ現代で暗黒物質が取り上げられた機会に、改めて暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーは何かについて、一般法則論的に考えました。
 この世界は、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを天地創造の原理として、Ω神の天地創造の目的を実現するために造られた、という一般法則論では理解しています。
 そこで、それが何であれ、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みの中に、暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの全てが存在していることに、自動的かつ必然的になります。

○暗黒物質と暗黒エネルギーに関する説明を含む137億年前のビックバン前後の出来事の考察は別文に
 暗黒物質と暗黒エネルギーに関する説明を含めて、詳しい説明は、一般法則論で読み解く137億年前のビックバンの前後にあったこと(仮題)に譲ります。
 ここでは、以下に、暗黒物質と暗黒エネルギーの正体に関する結論とこの結論に至る過程について、簡単にふれておきます。

○一般法則論で説明する暗黒物質と暗黒エネルギーの候補
 暗黒エネルギー/ダークエネルギーについては、天地創造は、この世界の全てを造り、その全ての活動源になる唯一・絶対・普遍の素材として、Ω神が自らの心身を、E=c^2/秒(但し、「E」は、エネルギー、「c」は、光エネルギーの意味で、光の持つ「光が走る」速度は、毎秒約30万キロメートルで一定不変)を基本の絶対的単位として提供しているものを指している、ということで間違いなさそうです。
 問題は、暗黒物質/ダークマターの正体は何か? です。
 この候補を、色々と考えました。
 一般法則論では、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みの中で、エネルギーの物質化=質量化と重力が発生したのは、世界Ⅳ段階からです。
 このなかで、天地創造の目的を最初から持つ創造主である神、自然法則、エネルギーの内の、自然法則とエネルギーは一体不可分で物質化=質量化し、重力作用を持つようになっているのは明らかです。
 問題は、天地創造の目的を最初から持つ創造主である神=Ω神です。
 Ω神は、生物の持つ心を担う魂と生命力の源です。
 Ω神も、世界Ⅳ以降の段階で、これ自体が物質化している可能性が大いにあります。
 そして、この答えは、世界Ⅴで世界Ⅳの物質界に登場した、Ω神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)です。

 ヒトを含めて生物一般の物質化している身体は、宇宙を構成する物質の一部です。
 問題は、ヒトをはじめ生物一般が持つ心の担い手の魂は、物質化した世界の中でどういう形で存在しているのか? です。
 ガラス管の中に閉じ込めたネズミを殺して生死の前後の重さの違いを測定すると、死後の方が約3gでしたか軽くなる現象がみられた、という実験をしたヒトがいる話を聞いています。インターネット上で調べて確認を取ろうとしているのですが、未だ不明。
 簡単な実験ですから、再現が可能のようです。
 しかし、これを実際に試みたのは、なぜかこの例だけらしい。
 この実験では、ネズミが死ぬ過程で、体重が減ったり元に戻ったりする過程を繰り返した例があるそうです。
 なお、結核で死のうとしているヒトの体重を測定した例がありますね。これは、本に紹介されています。この本は、部屋に積んである本の中の何処かにあります。この測定では、ヒトの魂/生命の重さは、私の記憶違いでなければ約9gだそうです。
 加えて、一般法則論の理解では、ヒトが死んだら何もなくなってしまうのではなくて、物質的な身体の他に、意識のある心+無意識/潜在意識の心を持つ存在で、死ぬと、物質的身体が生物体として機能しなくなり、これにともなって意識のある心の働きも著しく低下して、殆ど無意識/潜在意識の心だけの存在になるけれども、なお、他の誰でも無いその人らしさは維持されて、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みの中で、世界Ⅶの一部になる、と推測します。
 「死人に口なし」と俗に言います。しかし、物質的な身体にのみ伴うと推測する感情/情緒を含めて、死者が自らの意志を生きているヒトに伝えることがあるのは、それも死後何年間たった後でもなお、現象としては有り触れている、という位広くあるようです。
 これは、一種のエネルギーの塊のようです。そこで、電磁波的な現象ととても相性が良いようなのです。
 こういうことなので、暗黒物質/ダークマターは・・・、
 ①生きているヒトの記憶+死者の記憶か、
 ②ヒトを含めた生物一般の魂/生命かも知れない、
と考えてもみました。
 しかし、世界Ⅰ存在の魂/生命なので、重さなどはやはり無いのかも知れません。
 即ち、暗黒物質/ダークマターは、強い重力源になるはずの存在ですから、世界Ⅶ存在の記憶や世界Ⅰ存在の魂や生命力ではありえないことになります。
 そこで、今、現在の一般法則論的な結論は・・・。

○一般法則論で理解する暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーそれぞれの正体
 一般法則論の理解では、Ω神による天地創造が実際に始まると、Ω神の心身を源にしたエネルギーE=c^2/秒を、天地万物を造るための唯一・絶対・普遍の素材にして、世界Ⅳで物質m、E=mc^2、が造られます。
 比喩的に言えば、約30万キロメートル×約30万キロメートルの真っ白な正方形の布の一部をmc^2分だけ摘み上げて存在物mc^2を造る訳です。
 この時に、E=c^2中の、残りの-mc^2部分は、質量化されない、言い換えると物質化しないままの素材エネルギーとして残ります。
 しかし、E=-mc^2(+c^2)は、E=mc^2で造り出される重力を打ち消して、E=c^2状態を保とうと構造的に働く反重力作用は持ちます。
 そこで、-mc^2、これが、暗黒物質/ダークマターの正体、ということが出来そうです。

 このアイデアは、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで出来ているこの世界の成り立ちと仕組みに忠実に則った考え方だ、とあなたは思いませんか・・・。

○暗黒物質と暗黒エネルギーの正体が仮令分かったとしても人類的な課題の解決には無力
 ダークマターの正体が分かれば、「一挙に物理学の世界のパラダイムが大きく変わる、そういう劇的な時間に我々いるということだろうと思いますね」。
 しかし、ダークマターが何かを自然科学者が明らかにしても、ヒトとは何か、ヒトの生き方の原理は何か、ヒトの心とは何であり、如何なる目的で存在しているのかなどがわかるようになるわけではありません。
 人類の殆どは、自らの生き方の原理がわからず右往左往して、しばしば悪をなしてこれを自己正当化し、戦争をもするのです。
 この問題を解く地球大、宇宙大で通用する、心と物質の世界を一つにまとめて扱うことが出来る、根本哲学、一般哲学が、今、ここで必要なのです。
 この理を、NHKの番組、クローズアップ現代に出演して解説をした立花隆氏も自然科学者も未だ知らずに、ダークマターの正体がわかればパラダイム変換などという寝言を言っているのです。
 一般法則論は、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今ここに居るあなたや私、という全宇宙史を一度に全部視野に入れて、この世界の成り立ちと仕組みとこれに根拠のあるヒトの生き方の原理とこれをハウツー化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法/病気や誤った信念や思い込みを癒す原理の活用法の話をしようとしています。

○もう胃が痛くなるようなことは無くなった
 個人的な感想を言えば、かっては、例えばNHKの番組、クローズアップ現代などで暗黒物質/ダークマターや暗黒エネルギー/ダークエネルギーの存在とその正体を問うような話を聞くと、すわ一般法則論が描くこの世界の成り立ちと仕組みは自然科学的な根拠があるのか!? と思い、きりきりと胃が痛くなったものでした。
 しかし、幼児のときから高校生にかけて、主に本から学んだ知識と私の経験則として気付き/発見し理解してきたこの世界の成り立ちと仕組みを、悟りの体験の中で一瞬間にして根源的に「分かった!」と思い、それからこれを今の一般法則論のような形にまとめることができるようになった今は、昔はそんなことがあったなぁ・・・、と言えるようになりました。

○まとめ
 NHKの番組、クローズアップ現代で暗黒物質/ダークマターを取り上げたのを機会に、改めて、一般法則論では、暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの正体は何かを考えてみたと、簡単に説明しました。
 この答えは・・・
 暗黒エネルギー/ダークエネルギーは、物質で出来た世界Ⅳ以降を造るために最初にその素材として提供されたΩ神の心身、即ち、
 E=c^2/秒のエネルギー(物質が造られる前の世界Ⅰ~世界Ⅲと世界Ⅳとの間の境界の世界)。
 暗黒物質/ダークマターは、天地創造が実際に始まり、この世界の中に物質が造られる過程で、物質を造ることに使われたE=mc^2以外の残りの素材エネルギーのことで、
 E=-mc^2(+c^2)。
 詳しい説明は、一般法則論で読み解く137億年前のビックバンの前後にあったこと(仮題)に譲ります。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

一般法則論は一般法則論者の私の頭の中にだけある哲学/理論ではない  附 代替医療のトリックという本

2010-09-13 09:27:57 | 悟りの体験
一般法則論は一般法則論者の私の頭の中にだけある哲学/理論ではない

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○一般法則論は一般法則論者の私の頭の中だけにある哲学/理論ではない
 一般法則論では、この世界の存在目的とこれを実現する手段・方法としての原理を説明しています。
 即ち、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが、この世界を造っている根源的で根本的な究極の天地創造の目的を持ち、これを原因とし、これを理由にし、根拠にして、そして、ここから天地万物を創造する原理も自動的かつ必然的に生まれていることを明らかにしています。
 また、自然法則、エネルギー、そして、自然法則とエネルギーが持つ慣性の法則性からその存在証明が出来る天然自然の存在の創造主である神は、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組み+今ここにいるあなたや私から見ると、あなたや私に、原理的にも、時間的にも、論理的にも、唯一・絶対・普遍的に先立って存在しています。
 これを、客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に説明しています。
 これによって、一般法則論は、これを説明している一般法則論者の私の頭の中だけにある理論/哲学では無いことに自動的かつ必然的になります。
 もし、私の頭の中にある哲学や理論ならば、全て一般法則論者の説明を聞かなければ、その内容が何かがわからないことになります。
 しかし、こうでは無いことが、例えば、次の節のような説明を知れば、お分かり頂けるでしょう。
 即ち、一般法則論者の私の更なる説明を知らなくても、137億年前のビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発に始まった宇宙の歴史の始まりを、自然科学的な知識に基づいて考察することができる方ならば、例えば暗黒エネルギーの正体はE=c^2らしい、という結論を、自ら出すことが可能でしょう。

○物質で出来ている世界が量子化されている原因
 物質で出来ている世界が例えばあなたの存在や私の存在という形に「量子化」されている事実を扱う「量子力学」は、この世界の成り立ちと仕組みを造る実際の原理である自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きについて、自然科学者/科学哲学者がちゃんと考えていないことからくる間違った理論になっています。
 この世界は、「エネルギーと物質の間には等価の原理がある」と、アインシュタインが明らかにしたように、エネルギーを唯一・絶対・普遍の素材にして造られています。
 
 E=mc^2 但し、Eはエネルギー、mは存在物一般、cは光のエネルギー。そして、光の速度は一定不変。

 また、エネルギーは、これ自体で振動する波の性質を持ちます。
 ところで、例えば、電子とは何かは、自然法則が決めています。
 電子は、自然法則が予め決めている「電子の原理的仕組み」を基にして造られる天然自然の存在のシステムです。
 電子システムは、電子という粒子の形になります。
 そして、電子は、振動するエネルギーを素材にして造られています。
 この時に、自然法則は、E=c^2/秒(但し、光速度一定不変)の一部を電子の質量=mc^2分だけ量子化して電子システムを造ります。
 そこで、電子は、自動的かつ必然的に粒子性と波動性を併せ持つことになります。
 というよりも、電子が余りに小さいので、素材のエネルギーの波動性が露になっているのです。

 このように、量子力学に関して、神秘的な難しい話は、何も存在していません。

 量子力学に関する本 少し古いですが、次の本があります。

 並木 美喜雄 量子力学入門―現代科学のミステリー (岩波新書)  岩波書店 1992年 絶版

 なお、この世界の創造が、E=c^2/秒(但し、光の速度一定不変)から始まったという考え方は、暗黒エネルギーはこれ自体で質量を持たず=物質的存在ではない、目には見えない存在であるとか、大局的にみると、この世界は平坦だ、とかいう話をよく説明できます。
 念のために付け加えておくと、私たちが生まれ住んでいるこの世界を造っているエネルギーと物質全体は、その約4パーセントしかその実在が確かめられておらず、残りの96パーセントは未知のエネルギーと物質だという話です。
 この内の73パーセントが暗黒エネルギー、残りの23パーセントが暗黒物質と呼ばれているわけです。

○創造主である神とは何かについても話は同じ
 一般法則論では、この世界の創造主である神の属性は、この世界の創造主性にある、と説明しています。
 この世界を造り出した創造主について独自にお考えの方ならば、「この世界の創造主である神の属性はこの世界の創造主性にある」と聞いただけで、具体的にそれは何かを推測し確定できるでしょう。

○まとめ
 一般法則論は、一般法則論者の私の頭の中にある哲学/理論では無い話をしました。

○余談1 大相撲のテレビ中継が始まって嬉しい!!!
 暴力団が関係した野球賭博が問題になって、相撲界は大揺れになり、先場所は、皆さんもご存知のように、NHKの大相撲中継がありませんでした。
 しかし、今場所は、問題にひとまずけじめがついて、NHKの大相撲中継が復活しました。
 子供のときからの隠れ相撲ファンなので、中継再開は、とても嬉しく思いました。
 余談1の締め

○余談2 病気が治癒する原理について再説明が必要のようです
 サイモン・シン&エツァート・エルンスト 青木 薫訳 代替医療のトリック 新潮社 2010年2月が手に入りました。
 これを拾い読みして、ヒトが病気になり、そして病気が治る原理について、一般法則論の立場でもっと詳しい説明が必要だ、とわかりました。
 著者たちが代替医療を考察する根拠にしている科学は、確率的な偶然の法則+自然法則+エネルギー三位一体不可分の存在とこの働きでこの世界の成り立ちと仕組みを説明するものです。
 即ち、プラシーボ効果を生み出すヒトの心の存在とこの役割を全く知りません。
 これによって、心身相関病の存在とこの治療やこの究極の方法であるイエスの行なった奇蹟やサイモントン療法に触れることを不可能にしているようです。
 これでは、しばしばもう再発することが無い奇跡的な治癒をもたらすプラシーボ効果に頼る多くの代替医療は、治癒の実例も否定されて、科学的根拠の無い無意味な物になってしまいます。
 もちろん、病気の究極の原因であるそのヒトの心の手当てをすることが、医療本来の目的です。
 これには、前提として唯物論的な救急手当てがしばしば有効です。
 自然科学は、この世界の成り立ちと仕組みを、確率的な偶然の法則+自然法則+エネルギー三位一体不可分の存在とこの働きで説明する理論ではなくて、天然自然の存在の創造主であるΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで説明する理論、と再定義することが必要だ、と改めて思いました。
 余談2の締め


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

Ω神によるヒトの愛し方の目的と原理

2010-09-11 00:51:18 | 一口解説/一口メモ
 Ω神によるヒトの愛し方の目的と原理

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○この文の目的
 この文では、Ω神によるヒトの愛し方の目的と原理を考察します。
 結論を先に言えば・・・。
 Ω神は、あなたを他の誰でも無いあなたという個別具体的な特定の特別の存在として、絶対的に認識し、絶対的に愛します。
 これが、Ω神の愛し方の目的と原理です。
 Ω神のヒトに対する愛し方の目的と原理は、あなたと私の愛し方の目的と原理にも自動的かつ必然的に当て嵌まります。
 神は、あなたや私という特定の存在を愛するのではなくて、異性一般/ヒト一般=人類という「類」的存在としてのみ認識して包括的にのみ愛するので、あなたや私という特定の存在の生死や幸・不幸には全く関心が無い! という考え方は間違いです。

○Ω神にとってヒト(宇宙大では宇宙人一般)は如何なる存在か
 ヒトとヒトの生まれ住むこの世界の創造主であるΩ神にとって、ヒトは如何なる存在か?
 この答えは、大別すると、二つの可能性しかありません。

 一つは、あなたや私という特定の個性的な存在は、Ω神にとって、人類という生物の「種」の一員であると同時に、他の誰でも無い、あなたや私という特別の存在である、という答えです。

 今一つは、Ω神にとって、あなたや私という個の存在は眼中には全く存在せず、人類という生物の「種」の一員であるに過ぎず、あなたや私という特定の個人的な存在の生死や幸・不幸には全く関心が無い! という答えです。

 そして、この世界の根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠であるΩ神にとっては、他の誰でもない、あなたや私という個別具体的な特定の存在こそ、天地創造の直接の目的であり、大事な存在になっている、という事実です。
 ヒトの生き方の目的と原理やこれをハウツー化した潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法は、他の誰でもない、あなたや私という個別具体的な特定の存在の為に存在しているものです。
 この点で、ひげ鯨類の餌になるオキアミとは、あなたや私は異なる、ということです。
 オキアミも、オキアミを食らうひげ鯨類も、Ω神の化身かつ分身の存在では断じて無いからです。
 以上の話を、以下にもう少し詳しく説明します。

○Ω神のヒトの愛し方の目的と原理
 Ω神によるヒトの愛し方の目的と原理の起源は、Ω神による天地創造の目的と原理から自動的かつ必然的に流れ出てきます。
 一般法則論の理解では、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、ヒトとヒトが生まれ住むこの世界を創造した天然自然の存在の創造主であるΩ神自身の完全完璧な化身かつ分身の存在として造られています。→悟りの体験で分かること。
 Ω神は、Ω神自身の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)を、無限に多様に創造して、その一人ひとりになって生まれ、生きて、様々な体験をして遊び楽しむことを、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍かつ不動・不変の目的にしています。
 この天地創造の目的を実現するために、最初にヒト(宇宙大では宇宙人一般)が生まれ住む天然自然の世界を、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が生まれ住み生きるために必要なインフラとして造り、この天然自然の世界の中に進化の過程を経て、天然自然の世界から生え抜きの存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)を誕生させたのです。
 この目的を完全完璧に実現するために、Ω神は、あなたや私になって、他の誰でも無いあなたらしく或いは私らしく生きたい訳です。
 こうでなかったら、Ω神が他の誰でも無いあなたや私に生まれた目的も理由も根拠も意味も甲斐もなくなってしまうというものです。
 だから、Ω神は、全てのヒトに唯一・絶対・普遍的に等しく、それが誰であっても、唯一・絶対・普遍的にその存在を認め、唯一・絶対・普遍的に愛することになります。
 Ω神には、こういう愛し方しか出来ないのです。

 Ω神がヒトを愛することにおいて、常に手放しで愛します。
 即ち、Ω神は、無条件で、無制約で、何の留保もためらいも無しに、真剣に、一日24時間、一年365日、一生涯を通して、いつでもどこでも少しも変わらずに唯一・絶対・普遍的な愛し方のみをします。
 自他共に絶対肯定の愛し方、自他共に絶対的にWIN&WINの関係になる愛し方、自他共に絶対的にHappy&Happyの関係になる愛し方しか、Ω神は出来ないのです。

 この事実は、Ω神がこの世界の創造主である本質を持つことから自動的かつ必然的に、論理的に引き出すことができます。詳しいことは、改めて、創造主であるΩ神とは何かの説明に譲ります。

 Ω神は、あなたや私を愛する。
 これは、例えば正六面体のさいころの各目が出る確率が1/6になるという確率的な偶然の法則にも表れています。
 正六面体のさいころという形状の物に対して働いている因果必然の自然法則は、特定の面だけをえこひいきすることができず、全ての面に等しくしか働けないという絶対的な属性を持っています。
 言い換えると、正六面体の全ての面に、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍的に等しく、個別具体的にΩ神の法則が行き届く、という意味です。
 そこで、正六面体のさいころを振れば、自動的かつ必然的に、その面全てが等しく1/6の割合で出ることになります。
 この理屈が、Ω神がヒトを愛することにも自動的かつ必然的に働いています。
 即ち、ヒトの数だけ、個別具体的にΩ神の愛が行き届く、ということです。

○ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は生態学的な食物連鎖の外に、これを絶対的に超越して存在している 2010年9月11日夜22時過ぎ追加
 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、Ω神による天地創造の目的である、Ω神自身の化身かつ分身の存在のヒトです。
 この生物学的/生態学的な意味は、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、生物の食物連鎖の外に、これを絶対的に超越して存在している、ということです。
 この点で、例えば、ひげ鯨類の餌になるオキアミは、あなたや私とは根本的に異なる存在だ、ということです。
 オキアミやこれを食らうひげ鯨類は、天然自然の世界の中で、食物連鎖の秩序の中に埋没して生きている生物であることを意味します。
 そして、食物連鎖の秩序の中に居る生物種である限り、Ω神の化身かつ分身の存在では絶対に在り得ないことに自動的かつ必然的になります。
 即ち、オキアミやこれを食らうひげ鯨類は、個々の生物個体としてではなくて、食物連鎖の中に存在する生物種/類的な存在としてのみこの世に存在しているのです。
 生態学的な食物連鎖の中に存在する鯨やイルカ類を、ヒトの存在と同じに扱おうとする欧米の鯨類保護運動は、一種の宗教信仰の世界だと分かります。
 人類もかって、剣虎などの餌になっていた時期があったようですが、この時代は、ヒトは未だΩ神の化身かつ分身の存在のヒトでは在り得なかった訳です。
 この観点で見ると、ヒトの愛玩物になり、特定の名前を付けて飼われる犬や猫は特別な存在だ、と気がつきます。
 それでもなお、ペットの犬や猫が、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)と対等に、潜在意識の法則の活用法/引き寄せの法則の活用法を自覚的に意図的に使う、Ω神の化身かつ分身の存在になることは絶対にありません。

○Ω神の愛し方の目的と原理はヒト同士が愛し合うための目的と原理になる
 Ω神によるヒトの愛し方の目的と原理は、ヒト同士、特に男女間での愛し方の目的と原理に自動的かつ必然的になります。
 全てのヒトは、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトだからです。
 これは、ヒト同士、例えば、あなたと私の間で、あなたというΩ神と私というΩ神が直接向き合って愛し合う形になります。
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトの生き方の究極のあり方は、Ω神が特定のヒト/他の誰でも無いあなたや私という独自の身心を使って直接生きることです。
 言い換えると・・・、
 例えば、あなたを本当に愛しているヒトとは、あなたに、大きな声で繰り返し「愛しています!」という相手や力ずくで強引に迫る相手(それだけ私一人に対する思いが強く愛されている証拠と勘違いする女性が結構いて、単に体だけが目的だと気付かないこともあるようです)や「百万本のバラの花」を贈ってくれる相手ではなくて、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みをよく理解して、これに則って、無我無心であなたを恋し愛してくれるヒトです。
 こういう相手こそ、あなたを本当に愛する本物の相手です。
 名人/達人/天才になる原理に則って実際に名人/達人/天才になるには、累積1万時間或いは十年間の真摯な修行が必要だという発見は、つまるところ、「俺が俺が」で事を成すことが無くなり、全知全能のΩ神に事を任せてやってもらうことが常に自然に出来る、無我無心になることを覚えるための修行が出来る最低限の時間量、という意味であることは、別の文でも指摘しました。
 名人/達人/天才とは、正に、神掛かりの演技/仕事が出来る状態を頻繁に作り出せる事を意味します。
 同じ意味で、他の誰でも無いあなたをあなたと認め受け入れて(恋し)愛する名人/達人/天才は、無我無心になって、己を空しゅうしてヒトを愛するためのそれなりの修行を積んでいるはずです。

○類的存在としてのヒトのみを愛するという間違い
 神は、あなたや私一人のための神ではない。
 神は、神という概念の中にすでに万人のためにのみ存在している、という意味を含んでいる。
 したがって、神は、あなたや私をえこひいきすることが原理的に出来ない。
 神は、万人を等しく包括的に愛する愛、即ち、いわゆる「博愛」しか知らない。
 神は、あなたや私という特定の存在を目的にして愛するのではなくて、「最大多数の最大幸福」式に、異性一般/ヒト一般=人類という「類」的存在としてのみヒトを認識して愛するので、あなたや私という特定の個人の存在の生死や幸・不幸には、神は全く関心が無い!
 このように、神の愛を説く人たちがいます。
 そして、一夫一婦制という結婚の形態は神から見ると、個人的なエゴに基づくもので、間違っている、と彼等は言います。
 このような考え方は、結論から言えば、ヒトにとっての神、神にとってのヒトの関係を、一般法則論が発見したように正しく知る以前の、間違った考え方です。
 また、原理的にも、神は万人にとっての神だから、各人を個別具体的に愛することは出来ず、万人を等しく包括的にのみ愛する博愛の形でしか神はヒトを愛せないという考え方は、間違いです。
 即ち、正六面体のさいころの各面の目が絶対的に等しく出ることで分かるように、Ω神はさいころ全体を包括的に見ているだけでなく、さいころの各面も個別具体的に絶対的に等しく見ているように、人類(宇宙大では宇宙人一般)のレベルだけではなくて、ヒトの数だけ、常に必ず全てのヒト一人ひとりの所に等しく、神の愛は個別具体的に行き渡るようになっています。
 何しろ、この世界を造り、支配しているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きがさいころになり、あなたや私になっているのですから、Ω神には全てがお見通しであることに自動的かつ必然的になります。

 ヒトの数だけ、全てのヒト一人ひとりに神の愛が個別具体的かつ特定的に行き渡る原理を、「神の下の平等の原理」と言います(2010年9月11日午後追記)。

 この事実を、神の愛は博愛のみ、と言い張る人たちは、知らないふりをしているのです。
 あなたは、双六遊び等でさいころを振るときに、今、上に説明したことを自覚的な知識にしたことがありますか・・・。

○神の愛は博愛のみという実例 ヤマギシ会の山岸巳代蔵
 神の愛は、特定の個人に向けられることは無い。
 特定の個人にのみ向けられた愛は、個人の所有物があるという考え方も含めて、間違った個人的なエゴから生まれる。
 神の愛は、常に、万人に向けられた包括的な愛、即ち、博愛しかない。
 この実例は、私有財産を否定し、共産主義的な共同体を実践するヤマギシ会の創始者の山岸巳代蔵(1901~1961)氏の考え方です。
 彼は、悟りの体験をして、老荘的な意味の「真人」になったと自称しています。→玉川しんめい著 真人山岸巳代蔵 流動出版 1979年 絶版
 ヤマギシ会に関するある報告によると、特定の男女間での結婚を否定するので、会で行なわれる研修会で、いわゆる「夫婦交換」を事実上強要して、これをした夫婦を、会の幹部が「出来た! 出来た!」と褒めるということをしています。
 しかし、私が上掲の玉川しんめい著の伝記本で知る限り、彼の奥さんが、そんな考えは間違っています! と諌めるのも聞かず、女性ならば誰とでもやりたい彼が、これを実践するために、神の愛は特定の男女間の愛を否定する博愛のみであり、悟りを開いたヒトは神の如く特定の相手のみを愛するエゴ的な愛のあり方を捨てて、博愛にのみ生きるものだ、と言い張り、これを実際に行なっただけのものとしか思えません。
 即ち、彼の単なる個人的な性癖を、宇宙大の原理に勝手に格上げして実践したのです。
 結婚制度や性道徳を無視して異性の誰とでも自由に好きなだけ性行為をするのが神意に適う。
 こういう教えを、山岸巳代蔵という悟りを開いたという人物が宗教的な権威を持ってヒトに向かって説けば、これを大歓迎する人たちが現れても不思議ではありませんね。
 同様に、フリー・セックスを説くバグワン・ラジネーシ、俗に言う和尚の教えに飛び付いた人たちが世界中にいたのも、この観点で理解できます。

○マルクスの場合
 マルクスは、「人間は類的な存在」と言ったと聞いています。
 このマルクスの言葉でインターネットを検索すると、多くの人たちによって、人間に関する真理を指摘した言葉として引用されていることが分かります。
 しかし、「ヒトは類的存在」という言葉が実際に意味することは、あなたがあなたであることには何の意味もなく、あなたが他の誰でも無い独自の個性を持つ存在のあなたであることは一切必要ではない!!! ということです。
 というよりも、あなたが他の誰でも無いあなたであることは、また、あなたが例えば日本民族の一員であることは、それだけで他者や他民族と自動的かつ必然的に、「全てのヒトは平等の存在だ」という命題を否定する全く好ましく無い差別化を更には格差を生み出し、類的な存在の人たちや民族と異なる特権的な地位や階級になり、他者/他民族と抑圧したり抑圧されたりする関係になり、この結果対立する存在になるから、あなたは、人類の一員という「類」的存在以上の者であってはならない!!! ということです。
 全てのヒトが類的な存在になれば、差別化や格差は無くなり、階級も無くなり、自動的かつ必然的に全てのヒトが平等の存在になるし、民族対立も自動的かつ必然的に解消して、民族毎に存在する国家も無くなり、国境の無い一つの万々歳の世界が誕生する、という訳です。
 こうだと知った後も、なお、他の誰でも無い自分であることを捨てて類的存在になりたい人たちが、後を絶たないようです。
 もっと具体的に言えば、あなたの存在が類的存在の枠を食み出し、社会主義/共産主義革命にとって邪魔な存在だと誰かによって独断的に一方的に決め付けられたら、いとも簡単に革命の名で殺される、ということです。
 こうやって、レーニンもスターリンも毛沢東もポルポトも、何の罪も無い人たちを大量に殺したのです。この総計は、二億人~三億人になると聞きます。
 しかし、実際には、革命によって社会主義/共産主義社会が実現すると、この社会体制の中では全てのヒトが同じ「類的存在」であることしか認めないはずなのに、各人の人権が最大限に尊重される豊かで健康な地上の天国が実現する、と本当に信じているノー天気の人たちが、学校に先生の中にいるようです。
 民主党政権を作り出した、ばら撒き福祉を期待する人たちは、類的な存在化し、日本国民の家畜化がそれだけ進んだ証拠、という主張を先日知りました。正にこの通りでしょう。

○ばら撒き福祉に見る「最大多数の最大幸福」式の博愛
 左翼政権と理解できる現在の民主党政府は、いわゆるばら撒き福祉をおこなっています。
 これは、J・ベンサム(1748~1832年)の言う「最大多数の最大幸福」という原理に則ったもの、ということができます。
 この考え方も、あなたや私の個人的な要求や希望に適うものであることを前提にはしていせん。
 「法の下の平等の原理」は、「神の下の平等の原理」とは異なり、結局、「最大多数の最大幸福」式の博愛の枠内でしか機能しません。
 あなたの隣に住む金持ちから税金の形でむしり取られた金は、あなたの所により多く配分されることなど「法の前の平等の原理」の下では有り得ません。

○通り一遍の愛し方、愛され方しか知らない人たち
 Ω神の愛し方の目的と原理は、しかし、未だ世間一般には知られていません。
 世間一般で行なわれているのは、通り一遍の愛し方や愛され方です。
 そして、多くの方々が、これしか愛の形を知らないようです。

○必要で大切なのは他の誰でも無い存在のヒトとして愛する神の愛し方をすること
 再確認すると、私たちが日常的に必要としているのは、それぞれが異なる個性を持つ自他の存在を、その通りに愛することができるΩ神の愛し方ができることです。
 これは、言い換えると、愛し方の名人/達人/天才になることです。
 愛し方の名人/達人/天才になるとは、無我無心で無私になって、Ω神が他の誰でも無いこの私を通して自他の存在を直接愛するように、自分をΩ神に向かって解放することが出来るようになることです。このための修行をすることです。

 但し、Ω神の愛し方の目的と原理を悟ることは、原理的には一瞬間で可能です。この情報は、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今ここにいるあなたや私からなる全宇宙史の中で、無時間で無空間の世界の世界Ⅰにあり、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトの心もここを起源とし、この世界の中で働いているのですから。
 本当に、私が愛しているのでは無くて、私を通して全知全能の全てを知り、全てが可能なΩ神が愛するのに従っているだけなのだ・・・、と気付くことがあります。 

 自他を愛するとはこういうことなのだ、と改めて教えられたのは、私には受け入れがたい女性を、手放しで受け入れて愛することを実際に行なっている男性を知ったときです。この体験は私の二十代だったか三十代のある日でした。
 このような話の例は、以下の漫画の話。

 業田良家 自虐の詩 上下 竹書房 1996年

 この本は、2004年2月、NHKBSの「まんが夜話」で取り上げられて、いしかわじゅん氏その他の方々が「神が降りている作品」と紹介するので、早速買い求めたものです。

○性と結婚の原理の確認 2010年6月7日の文
 業田良家 自虐の詩 上下 を読むと、強烈な内容なので、口直しが必要になるかも知れません。
 そこで、本当のご縁のある仲とは、如何なるものかを、再確認します。→2010年6月7日の文からです。

 Ω神が定めたと推測する結婚の原理は・・・、
 自分が恋し愛する相手或いは自分が優れた素質があると思う相手との間に子孫を残す為の結婚です。
 そして、結婚後は、安定した家庭を築き(→二人の間を死が別つまで一夫一婦制の結婚)、自分達の子供たちをしてΩ神の化身かつ分身の存在のヒトとしての自覚が生まれるように子育てをすることです。
 結婚するとはこういうものだ!!! としっかりと自覚的に意図的に覚悟を決めて、これ以外の相手とは出来心にでも間違いを起こさないような関係を保つことです。
 こうすると決意し、覚悟すると、自動的かつ必然的に、心に決意して思うことが自動的かつ必然的にその通りに実現する潜在意識の法則/引き寄せの法則の働きが発動して、その通りに実現します。詳しい話は改めて別の文にします。
 これは、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを丸ごと活用する祈り、と一般法則論では言います。
 この結果、しばしば「意味のある偶然の一致体験」の形で実際に出合って一目ぼれした相手(「真の恋は一目ぼれ」とシェイクスピア)こそ、本物のご縁がある相手です。
 
○性情報の氾濫について
 新聞に載っていた雑誌の広告で、性に関する情報が氾濫していることについて嘆く識者がいることを知りました。
 確かにこの通りです。
 しかし、「世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここに居るあなたや私」の全体を一気に一度に視野に入れて性と結婚の目的と原理についてする哲学的な考察は、今、なお少ないといえます。

○脳外科医の女性が夫の浮気を勧めるという話
 先日、「新婚さんいらっしゃい」とかいう番組に登場した脳外科医だという女性は、夫が浮気をするのを強く望んでいると発言しました。
 目的は、夫の浮気相手の女性の所に乗り込んで、その女性がどんな顔をして、どう取り乱すのかを知りたい! ということでした。
 しかし、この女医さんは、今、社会問題にまでなっている子宮頸がんに関する基礎的な知識を持っていないと分かります。
 ご主人の浮気の付けを自分に自動的かつ必然的に回されることについて、この女医さんは気がついてないわけです。
 幸い、ご主人の方は、浮気など怖くてできません! ときっぱりと言っていましたが。
 もう何年もまえの関西発のラジオ番組に、エイズのことが社会的な関心を集めているのに、恋人が先週海外に買春旅行に出かけて帰って来たばかりで、早速性行為をしたのだけれども、かねてより磨いている女の私の体と性的なテクニックで、彼を自分にこれから先も繋ぎとめておく自信があるという、父親が病院を経営しているという娘さんがいました。
 この娘さんと言い、先の女医さんと言い、その愚かさは、どうしようも無いレベルですね。

○まとめ
 話があちこちに脱線しましたが、Ω神によるヒトを愛する目的とその原理について、簡単に確認しました。
 これは、同時に、Ω神の化身かつ分身の存在のヒト同士の自他の愛し方の目的と原理にもなることを指摘しました。

 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

抽象のハシゴのレベル-1~-3に関する覚書

2010-09-09 16:16:12 | 一口解説/一口メモ
抽象のハシゴのレベル1~3に関する覚書

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対 


○この文の目的
 この文では、S・I・ハヤカワ 大久保忠利/訳 思想と行動における言語に登場する「抽象のハシゴ」(abstraction ladder)の図解を紹介した文の中で、抽象のハシゴのレベル1、2、3について書き落としたことを簡単に述べます。
 まずは、抽象のハシゴの図解を、ここに再掲載。→2010-09-08 05:09:45の文

○抽象のハシゴ
 ハヤカワの本の第二部 言語と思考 10 われわれはどうやって知るか
 1 牝牛ベッシー
 2 抽象の過程
 ここに抽象のハシゴの図解があります。

 写真を撮るようにこの図解をここにすることが出来ませんので、概念図の形になります。

 抽象のハシゴ
 (下から上に読む)

 8富       8 「富」という語はきわめて高いレベルの抽象で、ベッシーの殆ど全ての特性が無視されている。

 7資産      7 ベッシーを「資産」というとき、更に多くの特性が落ちている。

 6農場資産    6 ベッシーが「農場資産」の一つとして数えられる場合。
            ベッシーと農場の他の全ての売れる物件とに共通の点だけが言及されている(ここに字数が収まるように意訳)。

 5家畜      5 ベッシーが「家畜」と呼ばれる時は、それが豚、ニワトリ、ヤギ、等々と共有している特性だけを指している。
            (地図の地図の地図を意味しています)

 4牝牛      4 「牝牛」の語は、我々が牝牛1、牝牛2、牝牛3、・・・・牝牛nに共通の特性を抽象したものを代表する。
            特定の牝牛に固有な特性は捨てられている(地図の地図を意味しています)。

 3ベッシー    3 「ベッシー」(牝牛1)の語は、2のレベルの知覚対象にわれわれが与えた名である(現地の地図)。
            名(地図)は対象(現地)そのものでは無い。それはただ対象を代表し、対象の諸特性の多くに言及しない。

 2過程ー牝牛   2 われわれが知覚する牝牛は、語ではなく、経験の対象である。
            われわれの神経系が過程ー牝牛を形成する全体から抽象(選択)したもの。
            過程ー牝牛の多くの特性は落ちている。

 1科学的に知られている牝牛そのもの(抽象のハシゴを一本の立ち木に譬えると、木が根を地下に張って立っている地面そのもののレベル)
          1 今日の科学の推定では、究極的には原子、電子等からなる。
            諸特性(○□△で示す)は無限でまた常に変化しつつある。
            これが、過程のレベルである。

-1 牝牛そのものを造り出した、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きがある。    

-2 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きをいわば道具に使って牝牛を創造した「創造主である神」が存在している。

-3 天然自然の創造主であるΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが最初にある。
Ω神が存在している世界は、牝牛ベッシーだけでなく、私たちヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトが生まれ住むこの世界を創造した根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠がある世界を意味します。

○訳者大久保先生の注記
 1ー8は、それぞれのレベル(段階)。
 1は、原子的過程のレベル。
 2は、知覚レベル。
 3から上が、言語レベル。

○抽象のハシゴのレベル -1~-3は一般法則論の世界観
 この抽象のハシゴを何度も読む中で、抽象のハシゴ1のレベルの下には、私が幼児のときから知っている、この世界を絶対的に支配している法則があることに直ぐに気付きました。
 この世界を絶対的に支配している自然の法則は、-1になります。
 そして、これが、ハヤカワのこの本を買ってから約二年後に、-2、-3を発見する悟りの体験に繋がりました。

○抽象のハシゴのレベル1以下はヒト(宇宙大では宇宙人一般)の無意識の心の中にある世界に属している
 抽象のハシゴのレベル1以下、即ち、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが直接造り出したこの世界の成り立ちと仕組みは、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の無意識の心の中にある世界に属しています。
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)の心は、この世界を造ったΩ神と一つ同じ、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然 法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで出来ています。
 この為に、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の心でΩ神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを正確に認識し理解し操作をすることが可能になっているわけです。
 しかし、なお、ヒトがこの世に生まれた時には基本的に、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みは、ヒト/人類(宇宙大では宇宙人一般)の無意識/潜在意識の心に属しています。
 即ち、ヒトの無意識/潜在意識の世界に存在しているものは、仮令それが目の前にあっても、それに気付かず、仮令目に入っていても見えない存在だ、という意味です。
 ところで、目に見えない存在は、即、実際に、現実に、存在しないし、存在し得ないものだ、と論理の飛躍をする人たちが、世の中には多数います。
 自然科学の世界の中だって、例えば「エネルギー」のように19世紀にその存在が発見されるまで自然科学的に知られていなくても実際には存在していた物があるのに、別の例では、ニュートンが発見するまでその存在が自然科学的に知られていなかった万有引力の法則の例もあるのに、この事を知っているはずの自然科学者までが、例えば心/精神/魂の存在は目には見えないから実際には存在しない! と言い張るようなことが、実際に起こります。
 心には、意識のある心の部分と無意識/潜在意識の心の部分があります。
 無意識/潜在意識の心の部分は、意識のある心では一般に知り得ません。
 無意識/潜在意識の心の発見は、G・フロイトが19世紀に行ないました。
 しかし、この後現在に至るまで、無意識/潜在意識の心の存在とその働きを否定する人たちが、唯物論者の中には少なくないようです。
 自然科学者は、天然自然の世界の現象を、確率的な偶然の法則+自然法則+エネルギー三位一体不可分の存在とこの働きで説明しますが、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、自然科学者にとっても自明ではありません。
 このことを、自然科学者の一部は未だ自覚的な知識にしていないのかも知れません。

○抽象のハシゴのレベル1からレベル2は無意識の心の中にある世界を意識化し自覚化し認識することを意味している
 抽象のハシゴにおいて、抽象のレベルを1からレベル2に上がることは、無意識/潜在意識の心の中にあるレベル1の世界を意識化し。自覚化し認識すること/地図の基になっている現地を地図化することを意味しています。
 これによって、無意識/潜在意識に属していた世界の存在を、意識のある心に存在する世界として扱うことが出来るようになります。
 具体的には、レベル1以下の世界に、意識的に自覚的に目的を持って働きかけることができるようになる、ということです。
 この一つの成果が、経験則的な発見や自然科学的な発見に基づいた科学的な技術と、これによる科学的な文化・文明です。

○抽象のハシゴのレベル2からレベル3へ上がる事は固有名詞から一般名詞化を意味し、学問一般の始まりを意味する
 抽象のハシゴのレベル2からレベル3へ上がる事は、レベル2の固有名詞が付けられた特定の存在/システムが造られる基になった「それをそれにする原理的仕組み」の発見/気付きによって、例えば「ポチは犬だ」に一般名詞化をされることを意味します。
 これは、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを体系的に網羅的に分析し解明する学問一般の始まりであることも意味します。
 例えば、旅行先で採集した昆虫の学名を調べるうちに、この昆虫はこれまで知られて居なかった種類の物で、本当にそうであるか、世界中の文献を調べて、確かに新発見の昆虫と分かり、新しく学名を付けて発表する、という場合。

○多剤耐性菌 目に見えない存在の取り扱い方 見える化の自覚的な工夫の必要性
 抽象のハシゴのレベル1の存在は、基本的には、ヒトの無意識/潜在意識の世界の存在です。
 特に病原性細菌のような存在は、それがそこに存在していても、ヒトの目に見えません。
 これは、注意が必要です。
 今、複数の抗生物質が効かなくなる多剤耐性菌アシネトバクター菌が、東京都内の複数の病院で感染を広げていることが問題になっています。
 もちろん、多剤耐性菌アシネトバクターは、ヒトの肉眼では見えません。
 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きもそうですが、ヒトの目には見えない存在に気付いて、これを取り扱うには、これを見える化する工夫を何かしないと、中々上手く行きません。例えば、テレビで電源スイッチが入っているときには、これが分かる赤いLEDランプが点灯するなど。
 特に、「見えないものは存在しない」と常日頃言っているヒトは、自らのその言葉で足を掬われる事になりかねません。
 目には見えない存在に気付いて、これと上手にお付き合いすることにおいて、ヒト/人類は未だ扱い慣れていないのかも知れません。
 この点で、あなたはどうですか!?

○物忘れ 見えていたものが見えなくなる 見える化の工夫 置き場所を決めた所にのみ置くなど
 ヒト/人類は、何かの原因で、物忘れをします。
 これは、意識のある心でその存在を知っていた物を、無意識/潜在意識の心の世界の存在にしてしまうことです。
 この対策には、例えば旅行に持って行く物のチェック・リストや記憶術がよく使われますね。
 
○まとめ
 この文では、S・I・ハヤカワ 大久保忠利/訳 思想と行動における言語に登場する「抽象のハシゴ」のレベル1~3について、気がついたことを説明しました。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

病気の観点で知るヒトの身心の仕組み

2010-09-08 16:45:33 | 一口解説/一口メモ
病気の観点で知るヒトの身心の仕組み

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対 


○この文の目的
 この文では、病気の観点で知る、ヒトの心身の仕組みを観てみます。

○Ω神が造ったヒト(宇宙大では宇宙人一般)の心身の仕組み
 一般法則論の理解では、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、ヒトとヒトが生まれ住むこの世界を創造した天然自然の存在の創造主であるΩ神によって、Ω神自身の完全完璧な化身かつ分身の存在として造られています。
 Ω神は、Ω神自身の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)を無限に多様に創造して、その一人ひとりになって生まれ、生きて、様々な体験をして遊び楽しみたいと唯一・絶対・普遍的に思って、最初にヒト(宇宙大では宇宙人一般)が生まれ住む天然自然の世界をヒト(宇宙大では宇宙人一般)のためのインフラとして造り、ここに進化の過程を経て、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)を誕生させることを、天地創造の唯一・絶対・普遍の目的にしています。
 この目的を完全完璧に実現するために、Ω神にとっては、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)をΩ神自らの化身かつ分身の存在のヒトに造っただけではなくて、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、原理的には身心共に完全完璧に健康/健全に造り、病気などというものは無いことになっています。
 本当に、Ω神はあなたや私になって、あなたらしく或いは私らしく生きたいのに、何かの病気になって寝たきりになったり、寝たきりにならないまでも体の何処かに故障があってその活動が制限・制約されたりしたのでは、Ω神が他の誰でも無いあなたや私に生まれた甲斐がなくなってしまうというものです。だから間違って病気になったヒトを治すことにおいて、Ω神は、全てのヒトに唯一・絶対・普遍的に等しく、それが何の病気であっても、それを治すことに常に真剣だし、いつでもどこでもそれを治すために自然治癒力/自然回復力の働きの形で直ちに駆けつけてくるわけです。
 同じ意味で、天然自然の世界の中でも自然回復力が働いています。
 更には、ヒトが生まれ住む世界が対立と争いに溢れ、戦争ばかりしていたのでは到底あなたや私があなたや私らしく生きることは叶いませんから、この地上世界を神の国の絶対秩序の下にある神の国の平和の世界にすることも、Ω神の天地創造の目的の唯一・絶対・普遍の目的です。
 このために、Ω神が造った世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みをよく知り、よく理解した上で、あなたや私が、文字通りの意味で、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとして生きることが求められています。
 これ以外の方法では、地上に絶対平和をもたらす神の国は来ません。

 世の中には、世界平和の実現を自分一人の手柄にして、歴史に自分の名を残そうとする野心的な平和運動家がいます。
 中には、アメリカを目の敵にして、アメリカを地球上から無くせば世界平和が訪れるという妄想を抱いている人たちも少なくはありません。
 ノーベル平和賞は、しかし、このような野心家のためにあるのではなさそうです。

 こういうわけで、ヒトがΩ神の化身かつ分身の存在のヒトとして、Ω神の想定通りに生きる限り、如何なる病もなく、天寿を全うするまで一生涯を生きることができる仕組みがあります。
 但し、何事もそうですが、この仕組みをちゃんと理解しない内は、うまく行きません。
 何かこれは難しいことのようですが、Ω神がヒトを造った仕組みをよく理解した上で、Ω神に全て任せておくだけで済むように、Ω神が造ってくれています。
 このことの理解と実践が行なわれるまでの間、現象として、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)には病気が絶えません。

○ヒトの身心の3つの状態
 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、以下の三つの状態を一つに併せ持つ存在です。

 ①物質的な身体 慣性の法則に従うので、物質的な身体自身が自らを病気にすることは絶対にありません。
 ②ヒトの原理的仕組みを基にして、世界Ⅳの中で造られたヒトの物質的な身体システムは、物理/化学的な自然法則の支配下にあります。
 そこで、日々の食生活で自らの物質的な身体を作り、お酒に酔い、薬物中毒にもなるし、日々の力仕事で体の筋肉が鍛えられることにもなります。
 ③Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとして、Ω神が持つのと一つ同じ「唯心論的天地創造の原理」に則って働く心を持つ存在であること。
 これによって、自らの人生を思い通りに作って生きることが出来ると同時に、間違って慣性の法則に従っている自らの身体を病気にしてしまうこともします。
 この結果は、俗に言う「病は気から」の現象を生み出すことであり、身心相関病の名で知られている諸々の病気の形を作り出すことになります。
 物理/化学的な作用で身体に異常が発生したと見える場合でも、その真の原因を突き詰めると、ある状態の心の在り方にある、と分かることも珍しくはありません。例えば、薬物中毒。
 1960年代の話ですが、記憶間違いでなければ、群馬大学の日本ザルを使った実験で、中毒症状が出る筈の量の麻薬を与えても、群れの中で上位の地位にあるサルでは、それが出ないことを、NHKの番組で知りました。この番組を新書にした物があります。
 これは、日本ザルのレベルで既に、精神力で自分の身心の状態を制御することが出来る能力が備わっていることを知った例でもありました。
 C・M・ブリストル 大原武夫訳 信念の魔術 ダイアモンド社 1964年の第6章 鏡が潜在意識を躍動させる 私は鏡の技術を知った、という所に、パーティの主役のヒトがお酒に酔って沈没しそうになったときに、寝室に退き、そこで一人鏡の前に立って自らに向かってしっかりしろ! と五分ほど気合を入れるうちに、酔いから醒めてシャキッとなった様子を、ブリストル氏が目撃した話が載っています。
 「日本ザルよく自らを制御す。いわんや、人間をや。」ですね。
 病気の原因になった心の手当て=Ω神の心化が、治病の原理になります。

○まとめ
 病気の観点で明らかになる、ヒトという存在について、簡単に説明しました。

 銀行に長く勤め、この後建設会社の重役になった友人から、そこを退任して、これからは蝶や草花を友にして、晴耕雨読の生活を楽しみたい、という挨拶状を頂きました。
 お疲れ様でした。
 改めて、無病息災を祈ります。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。