いわゆる神の存在証明がもたらす意味について

創造主である神の存在証明をして、この神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを説明し、人類史のリセットと再構築を試みる。

数(学)はこの世界の成り立ちと仕組みを創った原理や原因の一部では無い +追記

2011-02-02 05:19:34 | 一口解説/一口メモ
 数(学)はこの世界の成り立ちと仕組みを創った原理や原因の一部では無い

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対

○この文の目的
 数(学)は、この世界を創った原理や原因の一部では無いことを確認します。→一口メモ

○この世界の成り立ちと仕組みを創った原理の確認
 一般法則論では、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の存在と、私達の生活基盤/インフラになっている天然自然の世界+文化・文明を創り出した原理になり、原因となったのは、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働き、と説明しています。
 言い換えると、天地創造の目的を最初から持つ創造主である神、自然法則、エネルギーの3語で、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の存在を含めてこの世界の成り立ちと仕組みを説明できる、ということです。

○数或いは数学はこの世界の成り立ちと仕組みを創った原理であり原因であるという説
 古代ギリシャの(哲学者アルキメデスでしたかではなくて、自然科学者の)ピタゴラスは、この世界を創った原理は数である、と言ったと聞きます。
 現在では、数学が、具体的には特定の方程式で表されるものが先にあって、これを原理とし、原因として、この世界が創られている、という説があります。これは、超弦理論の名で知られていますね。

○自然法則がこの世界を造る素材であるエネルギーを制御している姿が数学の方程式で表現できる
 この世界は、Ω神による天地創造の目的を、天地創造の実際の原理である自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが具体化した物として在るわけです。
 この結果が、私達が見て知っているような物質で出来た世界の形になっているわけです。
 具体的には、自然法則が、創造主である神の天地創造の目的を実現するために、「それをそれにする原理的仕組み」に基づいたシステムをこの世界を造る素材であるエネルギーを使って造る、という形になっています。
 なお、この世界を造る唯一・絶対・普遍的な素材のエネルギーは、ビックバンに始まるこの世界の物質化の中で、元素とこの化合物や混合物の形に物質化しています。→E=mc^2(/秒)
 この時に、システムの素材になり、この働きを担うエネルギーの働きを、自然法則が、「それをそれにする原理的仕組みを具体化した個別具体的な特定のシステムの形」になるように宇宙大で唯一・絶対・普遍的に制御しています。
 そして、自然法則によるエネルギーの働き方は、数学という言語で、数学的な方程式の形にして厳密に記述できることを、ニュートンなどが発見したわけです。
 つまり、自然法則がエネルギーの働きを制御している姿は、元々から数学的な方程式で記述できるようになっているわけです。

○数式が先にあってこれを原理とし原因としてこの世界がつくられているのでは無い!
 自然法則がエネルギーの働きを制御している姿は、元々から数学的な方程式で記述できるようになっている訳です。
 しかし、数学的な方程式が先にあって、これに則って自然法則が働いているのではありません。
 言い換えると、何か格好の良い美しい方程式があるから、これを原理とし、原因として、何か特定の自然法則があるとか、この世界が造られている、ということではありません。
 「『竜』という言葉があるから、『竜』という動物がこの世に実在するはずだ」式の発想の超弦理論は、根本的に間違っています。

○まとめ
 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで全て造られているこの世界の成り立ちと仕組みは、数式で表現/記述できるけれども、数式自体は、言い換えると数学がこの世界の成り立ちと仕組みを造っている原理でも原因でも無いことを確認しました。

○余談 システムをその構成要素に分解して認識し理解することが必要なことがある
 例えば、商品化されている音楽CDは、CD本体とこれを収めたCDケースとCDに録音されている音楽が何かが書いてある紙の印刷物の三つの構成要素で出来ている「システム」です。
 そして、音楽を聴くときには、CD本体しか使いません。
 時と場合によっては、CDの音楽を聴きながら、録音されている音楽が何かを確認し演奏時間を知るために、付属の印刷物を必要とするかも知れません。
 CDの保管のときには、普通、CD本体+CDケース+紙の印刷物の三つがワンセットのシステムとして使われます。
 では、CDの持ち運びの場合には、どうなるでしょうか?
 この場合は、持ち運んだ先でそのCDに収められている音楽を他人にも聴いてもらうつもりならば、CD本体+CDケース+紙の印刷物の三つをワンセット/一揃えのシステムとして持っていく必要があるでしょう。
 しかし、CDに収められている音楽を聴く必要が無く、単に何の音楽CDを持っているのかを他者に示したいのならば、そのCDに収められている音楽が何かを示した紙の印刷物のみを持っていくだけで済みます。

 このように出来るのは、商品化されている音楽CDシステムは幾つの構成要素で出来ているのかを、最初に自覚的に意図的にその構成要素に分解して認識し理解した上で、次に、その音楽CDシステムを何の目的で使うのかを、これも自覚的に意図的に確認することで、その目的に応じて、その音楽CDシステムのフルセット/全部が必要なのか、それともその一部で済むのかの判断が自然に可能になります。

 別の例。
 工場内で、ヒトの力では重くて簡単に持ち上げられないけれども車輪付きの機械を移動中、ゴムホースが床を這っている所に来て、さて、床に這っているこのゴムホースをどうしたら乗り越えられるのか!? と騒ぎになっている所に通りかかった人が、そのゴムホースをヒョイと持ち上げて機械の上を通して見せた、という話を聞いたことがあります。
 これは、その場の事態を一つのシステムとしてみて、その構成要素が何と何であるかを自覚的に意図的に確認し、床に横たわっているゴムホースのこちら側から反対側に重い機械を移動させるには何が可能かを、観る視点を変えて発見した例になります。

 一般的に言えば、こういう問題の解き方は、いわゆる創造性解発/開発技法の名で知られている様々なアイデアの見本を参考にすることができます。
 私も二十代にこのことを盛んに学んだものでした。
 余談の終わり

○追記1 システムの構成要素の属性が問題になることがある  2011/02/02 12:25すぎ
 上の「余談」で、システムをその構成要素に自覚的に意図的に分解して認識し理解し、そのシステムを使う目的に合わせて、システムを分解してその一部のみを使うことが出来る話をしました。
 「抜き身の刀」という表現がありますが、ここでは、そのシステム全体やその構成要素が持つ属性/特性が、そのシステムを使うときに重大な意味がある話をします。
 
 例えば、こうもり傘が持つ細長い棒状の形態。
 そこで、こうもり傘を肩に担ぐように持つと、人ごみの中ではこうもり傘の石突部分で他人に怪我を負わせる可能性があります。
 これを自然に避けるには、こうもり傘の持つ細長い形状について、事前に自覚的に意図的に認識し理解して、これに基づいてこうもり傘の安全な持ち方を、人に教えられたり注意されたりしなくても、自分で考えて見つけることが出来ます。
 自転車の例では、人力で走るという自転車本来の機能の他に、ヒトが乗って走っている自転車はかなりの重量になるという属性を自覚的で意図的な知識にしておく必要があります。
 この属性によって、走って来た自転車に衝突した人はかなりの衝撃を受けて転倒したり怪我をしたりする可能性が常にあります。
 現に自転車に衝突して亡くなるヒトの例が毎年何件も報告されていますね。
 また、最近、街中を夜間に無灯火で走る自転車によく出会います。
 中には幼い子供を後ろに乗せた女性もいます。
 ご本人は無灯火でも乗っている自転車の先に何があるかよく見えているから良いつもりなのでしょう。
 しかし、歩行者の方から見ると、特に視力が落ちている老齢者から見ると、無灯火の自転車は、目の前に来るまで見えなかったりするものです。
 駅に通じる坂道を、夜間無灯火で飛ぶように走る自転車に何台も遭遇することがあります。
 すれ違いざまに「明かりをつけて!」と注意しても一瞬のことで相手には通じないものです。
 私が子供の頃には、無灯火で自転車に乗っていると、お巡りさんに注意されたものです。
 そこで、日が暮れたら、灯火の無い自転車を降りて、手で押して家に帰ったものでした。

 場合によっては、そのシステムの設計ミスや製造ミス/手抜きの製造で、そのシステムを使うヒトが怪我をしてしまうこともあります。
 例えば中国製の折り畳み式自転車で走行中に、車体が折れたとかサドル部分が壊れたとかいう事故で乗っているヒトが怪我をしたとか、折り畳み式のベビーカーで、折り畳みする部分で幼児が指を切断したとかの事故があります。
 学生時代、大学の生協で買ったバインダーにノート用紙を挟み込むときに、指を掛けて押す金具のバリ取りをしてない欠陥商品だったものですから、指を深く切って、鋏み込んだノートが血だらけになったことがありました。
 これに懲りて、日常生活の中で使う諸々のシステムの持つ機能以外の属性について、そのシステムを手に入れた瞬間から即座に自覚的に意図的に点検して、これがもたらす事故等を想像し、事故が起らないようにする使い方を考えるようになったものです。
 注記1の終わり

○追記2 金属のバリ取りに金やすりが活躍 2011/02/02 14:11過ぎ
 生協で買ったバインダーの金具のバリで怪我をした後、そのバリを金やすりで削り取りました。
 この後、金やすりは、金属製の家具などのバリとりに活躍することになりました。
 追記2の終わり

○法隆寺の襖絵の展覧会のこと
 先日、テレビの番組で、日本画家の小泉淳作氏が3年余り掛けて描いた法隆寺の襖絵のことを知りました。
 襖絵は、サクラと蓮を描いたものです。
 テレビの画面で見てもとても素敵なものでした。
 この襖絵の展覧会が、大阪の島屋で今週中にも始まるようです。
 近くの方でご興味のある方は、一見の価値がありますよ。

 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

日本が優勝  サッカーアジア大会で 2011年1月30日

2011-01-30 04:01:52 | 余談
  日本が優勝 サッカーアジア大会で 2011年1月30日

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対
                     

 クェートのドーハで行なわれていたサッカーアジア大会で、オーストラリアに延長戦で日本が1対0で勝ちました。
 日本が優勝する、という確信みたいなものが最初からあって、韓国戦とオーストラリア戦はブルーレイデスクに予約録画しました。
 この文を書くのも、予定通りでした。

 「日本は優勝するか?」と自覚的に意図的に自らに問いかけて、「優勝する」という予感通りになった、という私個人にとっては過去に無かった体験をしました。

 今、テレビの画面では、アジアカップが手渡されたところです。

 祝福の花火が多数打ち上げられています。

 本当に、日本が優勝したのですね。
 それが何でも、優勝するってとても良いものですね。
 今回の日本の優勝は、色々と報道されている通り、幾つもの困難を乗り越えての勝利でした。
 しかし、日常生活の中でも、何かを成し遂げるときには、必ず何かしらの障害を乗り越えなくては実現しないものです。
 テレビのいわゆる地デジ化とBSのデジタル化を、録画機能付きの受信機をブラウン管式の1995年製のアナログ式ハイビジョンテレビに取り付けて昨年末にしましたが、これをするのでも、心理的/物理的な幾つかの障害を克服する必要がありました。
 
 午前三時半過ぎです。テレビの放送も終わりました。

○余談 パソコンに外付けのハードディスク(HDD)
 パソコン本体のハードディスクの容量が不足してしまうことがあります。
 こんなときにはパソコンのUSB端子で繋がる外付けのハードディスクが役立ちます。
 500ギガバイト×2=1テラバイトの据え置き型のハードディスクでも値段が一万円前後になって手に入れやすくなりました。
 持ち運べるタイプのハードディスクもあります。私はこれをしばらく前に手に入れました。
 しかし、残りの容量が少なくなってきたので、据え置き型の1テラバイトのハードディスクを近く手に入れる予定です。
 余談の終わり


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。


常に必ず何をするのでも原理・原則に則って行動する必要があることの理解  注記にもご注目を!

2011-01-19 17:43:24 | 自然法則の性質・働き方の原理
 この世界の中で何かをするときには常に必ず原理・原則に則って行動する必要があることの理解   注記にもご注目を!
 
○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対


○この文の目的
 この文では、私達が生まれ住んでいるこの世界の中では、何をするのでも常に必ずそれを可能にする原理/原則に基づいたシステムを造る/作る必要がある話をします。
 世の中には、「何をするのでもそれをする原理/原則が必ずある」式にわざわざ気難しいことを言わなくても、自然になるようになって出来るものだ、という人たちがいます。
 特に、日本文化の中では、原理/原則を確認してそれに従うのは、そのヒトの特別な好みや趣味みたいなもので、それをする原理/原則など在っても無くても良い式の考え方をする人たちが少なくないようです。
 なお、ここで言う「原理/原則」は、「そのヒトの哲学」や「手段・方法」(注記1)と表現されることがあります。

○この世界の成り立ちと仕組みの中における原理/原則の位置づけ
 私達が生まれ住んでいるこの世界の中では、何をするのでも常に必ずそれを可能にする原理/原則に基づいたシステムを造る/作る必要があります。
 なぜ、こう言えるのか?
 この答えは、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで全て造られているこの世界の成り立ちと仕組みの中にその答がある、ということになります。
 そして、原理/原則は、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きの中にその存在根拠と存在目的と働き方の根拠があります。

○この世で何をするのでも原理/原則に自覚的に意図的に則ることが必要不可欠な理由
 何か実現したい目的や目標や夢が私達にあるときには、これは必ず天地創造の原理である自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに則ることが必要不可欠だ、とこの世界の唯一・絶対・普遍の存在の創造主であるΩ神自身の行動も含めて、この世界の成り立ちと仕組みの最初から決まっています。
 そして、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きには、「働き方の原理」が最初から決まっています。
 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きの「働き方の原理」は、宇宙大では宇宙人一般を含めた万人にとって、私達が生まれ住んでいる世界が創造される前から宇宙大で唯一・絶対・普遍的に客観的に決まっています。
 その「働き方の原理」では、因果必然の法則である自然法則は、何かの目的を創造し実現するときには、エネルギーと一体不可分で/エネルギーとタッグを常に必ず組んで、「それをそれにする原理(的仕組み)(/原則)」/「それを可能にする原理(的仕組み)(/原則)」を基にした「システム」と言われる形でのみ働く、ということになっています。
 この為に、何をするのでも、これを実際に可能にする/出来るようにするには、それを可能にする原理的仕組みに則ることが否応無しに必要不可欠になります。
 これは、一般法則論が決めたのではなくて、この世界の成り立ちと仕組みが造られた最初からこうだと決まっています。

○自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが持つ因果必然の法則性
 自然法則+エネルギー一体不可分の存在の働き方の原理は、因果必然の法則という属性を持ちます。
 即ち、私達が実現したい目標や願いや夢があると、これが原因の設定になります。
 そして、原因設定されたとおりの結果を実現するのが、原因を結果に変換する全知全能の知恵と力を持つ自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きです。

○自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは特定の目的を実現し得る原理的仕組みを全て知っている
 自然法則は、Ω神/ヒト(宇宙大では宇宙人一般)によって与えられた特定の目的/目標/夢を実現できる原理/原則は何かを予め決めていて(一つの目的を実現しうる原理的仕組みは異なるものが複数あるのが一般的。例えばテレビ映像を映し出す装置でも多数の方式がある)(注記2)、この原理/原則とエネルギー(注記3)を素材にし、動力源にして、私達が「システム」という名で呼ぶ形の物の働きで、実際に目的/目標/夢等を形あるものにすることが出来ます。
 この働きにおいて自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは全知全能の知恵と力を持っています。
 例えば、大根を調理目的に合わせて切りたいときには、包丁の原理的仕組みを形ある物にした包丁システムを使うことで、実際に大根を自由自在に切ることができるようになります。
 大根ではなくてそれが鉄板を切る場合であるときにはどうすればそれが出来るのかを、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは知っています。
 こうだという自覚的な知識を持って、後は、例えば鉄板を加工して特定の形にするにはどういう原理に基づいたシステムを利用すれば良いのかを知っている自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き=無意識/潜在意識の働きに訊いて教えてもらうことができます。
 まさに、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが持つこの能力こそが、Ω神/ヒト(宇宙大では宇宙人一般)にとっての自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きの存在理由です。
 なお、一般的に言えば、Ω神が自ら直接造った天然自然のシステム、即ち世Ⅳ~世界Ⅴのシステムにヒト(宇宙大では宇宙人一般)が手を入れるには、その仕組みをよく解明して理解することが大前提です。これをするのが経験則や自然科学を始めとする学問一般の役割です。
 もし、この解明が不完全のままで天然自然のシステムにヒトが手を入れると、例えば自然の生態系を破壊するなどの深刻な問題をもたらします。

○注記1 手段・方法ではなくて原理/原則という表現をあえて選ぶ目的
 日常言葉では、ここで言う「原理/原則」は、特定の目的/目標/夢等を叶えることが出来る「手段・方法」と同じ意味です。
 何か特定の目的等を実現できる「手段・方法」は、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに根拠があります。
 そして、「手段・方法」は、この世界の成り立ちと仕組みを絶対的に支配している自然法則の働き方の原理そのものを意味しています。
 そこで、このことをしっかりと自覚的な知識にする必要があるので、特定の目的を実現する「手段・方法」という言い方ではなくて、「原理(/原則)という表現を、一般法則論ではしています。
 また、原理が持つ「仕組み」/「構造」/「一つ以上の構成要素が特定の目的を実現するために一丸になってまとまった仕組みになっている面」を強調するために、一般法則論では、原理という代わりに「原理的仕組み」という表現を好んでしています。
 注記1の終わり

○注記2 特定の目的/目標/夢を叶える事が出来るようにする原理(原則/哲学/手段・方法)は予め自然法則が決めているという意味
 私達がその実現/達成を願う特定の目的/目標/願い/夢等を実際に実現できる/達成できる手段・方法としての原理・原則は、それは何かを自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが予め決めています。
 言い換えると、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、例えば空を飛ぶことが出来る機械=飛行機の原理的仕組みは何かを予め決めています(注記4)。
 空を飛ぶ機械=飛行機を作りたいヒトは、飛行機の原理的仕組みを発見するか発明して、これに利用することが必要不可欠です。
 ところで、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、唯心論的天地創造の原理として、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)が実現を望むことを何でもその通りに実現するために存在しています。
 こうだとΩ神による天地創造の最初から宇宙大で唯一・絶対・普遍的に決まっています。
 ーーーという意味は、Ω神とヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、「自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに支配され制約されて、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに出来ることだと予め決まっていることしか出来ないことになる」のではない!!! ことになります。
 真理は、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒトは、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが持つ因果必然の法則性の外に絶対的に超越して存在していて、因果必然の法則の働きとこの結果に一切制限され制約され限界づけられることなく、自分が実現したいことを何でも自由に選んで決めることが出来る、ということになります(注記5)。
 言い換えると、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)はこの世で絶対的な自由意思と絶対的な行動の自由を持つ、ということになります。
 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、これに応えて全知全能の知恵と力を創造して働きます。
 Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、この世界の創造主である神として自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きより先に存在しているのですから・・・。
 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、Ω神/ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が実現したいことを可能にする手段・方法/原理的仕組みを何でも新しく創造して使うことが出来る全知全能の知恵と力を持っています。
 但し、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きにはこのような全知全能の知恵と力があり、これを認めて/信じて、自分が実現したいことを自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに絶対的に委ねて任せ切ることが必要不可欠です。
 こうしないと、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは正しく働いてくれません。
 このような信念を、「山でも動かす信念」と表現することがあります。
 更に言えば、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが造っているこの世界の成り立ちと仕組みの全体に調和する生き方をする必要があります。
 例えば、特定の女性を好きになったとしても、その女性と自分とが恋仲になり、結婚すべき者同士であることにはならないということです。
 この世で本当に結婚する者同士は、ヒトが勝手に決めることが出来るのではなくて、二人のことを全て知っている全知全能の自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き/無意識/潜在意識の心が二人のための「隠れた仲人」になって、例えば俗に言う「一目ぼれ」の形で二人を自然に導いて出会えるようにしてくれるものです。
 世に言う「ストーカー」は、この原理に反して行動しているヒトの例です。

○注記3 エネルギーは物質化されている
 エネルギーは、世界Ⅳ以降の世界の中で、物質化しています。
 しかも、私達が物づくりをするときには、特定のシステムの構成要素=部品として使えるように、特定の形状に加工されているのが普通であり、こうなっていないと使えないものです。
 例えば携帯電話機の電子回路を構成する部品としてのコンデンサーや抵抗器やコイル。
 注記3の終わり

○注記4 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きはヒトの無意識/潜在意識の心の中身でもある
 この世界の成り立ちと仕組みを造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、ヒトの心の中身とその働きにもなっています。→ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の心の起源の話
 そこで、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、飛行機の原理的仕組みは何かを予め決めているということの別の表現は、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、飛行機の原理的仕組みが何かを既に「知っている」し、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の無意識/潜在意識の心は、未だ意識化され自覚的な知識になる前から=それを発見したり発明したりする前から、飛行機の原理的仕組みは何かを既に知っている、という意味になります。
 注記4の終わり

○注記5 因果必然の法則を絶対的に超越した祈りによる治療=霊的な治療の存在
 私達が生まれ住んでいる物質的な世界は、因果必然の法則に絶対的に支配されています。
 そもそも物質的な世界は、因果必然の法則によって造られています。
 そこで、私達は因果必然の法則が支配している物質世界に最初から生まれ住んでいるものですから、因果必然の法則の存在とその支配は当然のことであり当たり前で絶対的だ、と無意識の内に強く思い込んでいます。
 因果必然の法則が絶対的に支配している物質世界の中では、システムに何かの故障があれば、因果必然の法則に則って、その故障の原因を解明して直すという方法が使われます。
 2011年の1月17日に発生した新幹線の運行システムの故障によるダイヤの乱れは、その原因が分かって、対策がとられました。
 だから、例えば、一度死んで墓に葬られ、既に物質的な身体が腐りかけたヒトが、イエスの祈りで蘇る話など、絶対にあり得ないと考えるのが、人類的な常識になっています。
 しかし、真理は、イエスは、因果必然の法則が絶対的に支配している物質世界を絶対的に超越して存在し、天地創造が行なわれた世界Ⅰ(~世界Ⅲ)にいて、Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒト本来のあり方そのものを顕現させることを、祈るという手段・方法で行なったのです。
 注目すべきことは、イエスは、死んで墓に葬られたヒトを蘇らせたときに、因果必然の法則が絶対的に支配している物質世界の中でそのヒトが死んだ死因は何かを一切問わなかったようだ、という点です。
 病気の原因が何であったかを一切問わずに病気の治療が行なわれて成功する例は、宗教信仰の世界の中で一般的に行なわれている病気の治療では、この世に生きていて知らずに犯す罪を悔い改めることを条件にして、普通のことです。
 そこで、病気の原因が何か分からなくても、例えば「生長の家」という宗教団体では、全てのヒトは本質的に「実相円満完全。神の子人間病い無し。」で在るのだから、正にこの通りになると信じた信者たちは、病気になった原因を知らず問うこと無しに、ヒト本来の病気知らずの身心の完全完璧な健康さを速やかに取り戻しています。
 なお、宗教団体での祈りによる病気の治療においても、その病気の原因についての説明が、患っている信者に説明されることがあります。
 例えば脳梗塞等の後遺症で身体の運動に支障がある信者に対して、その原因は、中気/中分(中部ではなくて中分のようです。2011年1月20日)という病名の通りヒトとヒトとの間に入って中間で不当な利益を得てきたことの咎/罰としてその病気になったのだ式の一見すると荒唐無稽の説明が行なわれたりします。
 この説明によってその信者が自ら思い当たるところに従って納得し反省し心から後悔し迷惑を掛けた人たちに心の中で真摯に詫び、もうそのようなことを二度としないと決意すると、結果的にΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みの絶対的な秩序へ調和する身心の状態が生まれて、ヒト本来の完全完璧さが取り戻される=ヒト本来の健康さが取り戻される、ということになります。
 別の例では、「これまで自分ひとりの力で生きてきた積もりでいたけれども、実際には、真理は、神仏と自分の周りにいる人たちによって愛され守られて生かされていたことが分かった!」と気付いたときに病気も自然治癒していた、ということになります。
 この辺のヒトの心のあやを理解できるヒトとこれが難しい人たちがいます。

 イエスが、全盲のヒトを治したときに、泥を取ってそのヒトの目に塗ることをしたのは別の例。
 イエスは泥に全盲を治す魔法のような力は無いことは知っていたけれども、全盲を癒されるヒトにとっては、無意識の内に、泥という物質的な物を頼りにして自らの全盲が癒されるという確信を持つ手段・方法とすることが必要不可欠だったわけです。
 今現在でも、物質的な手段・方法に全く頼らず、物質的な世界を絶対的に支配している因果必然の法則にまったく頼らずに、これを絶対的に超越して存在し働く、世界Ⅰ(~世界Ⅲ)の天地創造の最初に立ち返って、物質世界で因果必然の法則の働きで現象・結果したことを根本的にリセットし、Ω神が造ったこの世界全体の秩序に則ってヒトの身心/世界の再建をする霊的な治療法は、世の中一般の理解が得られていないのですから、全盲を癒されたヒトの場合には泥を必要としたように、薬などに頼る物質的な医療行為は必要不可欠であるわけです。
 このことは、この先、イエスが行なったような霊的な治療が一般化してもなおなくならないと思います。

 一般的に言えば、この世界には、Ω神が自ら直接創造する「天然自然のシステム」とΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒトが作る「人工のシステム」とがあります(生物が作る、例えばシロアリが作る蟻塚も同じ)。
 「天然自然のシステム」の故障の修理は、イエスが行なった霊的な治療の方法が一般的に可能だということが出来ます。
 「人工のシステム」を作りその故障を修理することは、原則として物質世界を支配している(非霊的な)因果必然の法則に則って行なわれるもの、ということが出来ます。
 注記5の終わり

○まとめ
 私達が何かをするときには、必ずこれを実際に可能にする原理/原則に則って行動することが必要不可欠だ、という話をしました。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

この世界は精神世界(宇宙的原因の世界)と物質世界(宇宙的結果の世界)とで成り立っている

2011-01-18 02:07:36 | この世界の成り立ちと仕組み
この世界は精神世界(宇宙的原因の世界)と物質世界(宇宙的結果の世界)とで成り立っている

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対


○この文の目的
 この文では、この世界の成り立ちと仕組みが「精神で出来ている世界」と「物質で出来ている世界」で成り立っていることを説明します。
 「精神で出来ている世界」を短縮して「精神世界」と表現すると、精神世界は、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みを創造した宇宙大の原因が存在している世界です。
 「物質で出来ている世界」を短縮して「物質世界」と表現すると、「物質世界」は、「精神世界」の存在を原因として生れた/造られた宇宙大の結果の世界です。

○この世界の成り立ちと仕組みの中の精神世界と物質世界の位置づけと両者の関係
 上記の「一般法則論の世界観の図解」の中で説明している通り、この世界の成り立ちと仕組みの全体は、「世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在」で出来ています。

 この世界の成り立ちと仕組みは、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私で出来ている。
 こう認識するのは、ひとえにヒト(宇宙大では宇宙人一般)の心の働きです。
 そして、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の心は、起源的に、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)を造っているのと一つ同じΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きでできているので、「世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在」で出来ているこの世界の成り立ちと仕組みがヒトの心の働きで分かるわけです。
 
 「世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在」は、その意味内容に従って分解すると、「世界Ⅰ~世界Ⅲ/世界Ⅳ~世界Ⅴ/(世界Ⅴ~)世界Ⅵ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在」の三つに大きく分けることが出来ます。
 このうち、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きがあるのが、「世界Ⅰ~世界Ⅲ」です。
 そして、「世界Ⅰ~世界Ⅲ」が「精神世界」とわざわざ名付けて呼ぶものになります。
 「精神世界」にこそ、天地創造の根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理・天然自然の法則/理由/根拠がある世界です。
 根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理・天然自然の法則/理由/根拠となる存在は、一般法則論では、Ω神(おめがしん)と名付ける天然自然の存在の創造主である神のことである、と説明しています。
 「世界Ⅳ~世界Ⅴ/(世界Ⅴ~)世界Ⅵ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私(宇宙大では宇宙人一般)」は、「天然自然の存在の創造主であるΩ神」による天地創造の目的を原因として創造された「宇宙大の結果の世界」です。
 「世界Ⅳ~世界Ⅴ/(世界Ⅴ~)世界Ⅵ~世界Ⅶ(+Z)」は、私達(宇宙大では宇宙人一般)が生まれ住んでいるお馴染みの「物質世界」になります。

 現在の自然科学的な常識では、私達が生まれ住んでいる質量を持つ存在=物質が造る縦×横×高さの有る3次元の空間と1次元の時間とが一体不可分の関係にある「時空連続体の世界」は、137億年前のビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発に始まった、ということになっています。
 一般法則論では、ビックバンに始まり、これによって出来た質量を持つ存在の世界=物質で出来た天然自然の世界を、「世界Ⅳ~世界Ⅴ(+これを基礎にして作られている世界Ⅵ~世界Ⅶ(+Z))」と表現しています。

 視点を変えて言うと、物質で出来た世界は、世界Ⅳから初めて始まったことになります。
 世界Ⅳより前の世界は、世界Ⅰ~世界Ⅲの世界です。
 世界Ⅰ~世界Ⅲは、未だ物質が存在しない世界、質量を持つ存在が一切無い世界です。
 未だ物質が存在しない世界、質量を持つ存在が一切無い世界とは、非物質的な世界、質量が無い世界です。
 そして、未だ質量が無い非物質的な世界の事を、「精神的な世界」と名付けて呼ぶのが、一般法則論で決めたことではなくて、世間一般のいわば慣わしになっているわけです。
 言い換えると、この世界の成り立ちと仕組みは、最初に精神世界の存在から始まって、次に物質世界が造られたことになります。
 これは、この世界が唯心論的な天地創造で始まったということを意味していることになります。
 
 話を戻しますと、「世界Ⅳ~世界Ⅴ」は、私達ヒトや宇宙大では宇宙人一般が創造したのではない、宇宙大で存在する天然自然の世界に当ります。
 私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、天然自然の世界の一部であり、いわゆる「進化の過程」を経て初めて誕生した「世界Ⅴ存在」です。

 言い換えると、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、世界Ⅳ段階までにこの世界が造られた後に、世界Ⅴ段階で初めてこの世界に登場したことになります。
 従って、自動的かつ必然的に、世界Ⅴから前の世界は、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)には一切相談も承諾も無しに造られた、それ自体で客観的に唯一・絶対・普遍的に存在している世界です。
 即ち、世界Ⅰ~世界Ⅲ存在のΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きも、誰かがこの存在を認める/認めない等には一切全く関係なく、それ自体で、宇宙大で客観的に唯一・絶対・普遍的に実在していることになります。
 これは、古代ギリシャの人たちには常識に属することだったようです。
 そこで、古代ギリシャの哲学者にとって哲学をするとは、ヒトの存在より先に存在しているこの世界の成り立ちと仕組みを造った根源的で普遍的な原理は何かを解明することでした。
 しかし、キリスト教が支配する西洋世界で新たに哲学が始まったときには、古代ギリシャの哲学の仕方が忘れられて、ヒトの存在よりも先に存在しているこの世界の成り立ちと仕組みを含めて、ゼロからこの世界の成り立ちと仕組みを考えるのが哲学することだという変なことになったしまったわけです。
 これが今現在でもなお哲学的な常識になり、西洋起源の自然科学を含めた学問一般も、間違って、ヒト/学者/研究者/哲学者が何も存在していないゼロの世界から、この世界の成り立ちと仕組みを説明する原理とその実際を解明することになっているということができます。
 このことを自覚的な知識にしていないと、ヒトの思い/心の働きが創造主である神を想像で作り出したなどと言う間違った考え方が「唯物論的な真理」になったりします。
 特に歴史とは何かの理解において、これは犯罪(これは過去に存在した歴史的な事実の一つ)の証拠を集めて実証的に犯罪事実(歴史的な事実)の証明するやり方と同じ手段・方法によってのみ可能になるという一般法則論のような考え方ではなくて、自分たちがあって欲しかった事実を(「~と日記に書いて置こう」式に)自他に向けてでっち上げるのが「自民族にとっての正しい歴史だ」という場合に顕著に問題が発生します。

 私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、自らの人生と自らが存在し生きる文化・文明を創造する能力を生得的に本能的に持つ「Ω神の化身かつ分身の存在」として造られています。
 これこそが、Ω神による天地創造の目的です。
 Ω神は、自らの化身かつ分身の存在を無限に造りだして、その一人ひとりに生まれて様々に生きて遊んで楽しみたいと意図して、自らの化身かつ分身の存在としてのヒト(宇宙大では宇宙人一般)になっています。
 この目的を実現するために、Ω神はヒト(宇宙大では宇宙人一般)に「意識のある心」を持たせ、これによって、自分が生きたい人生を自覚的に意図的に選んで決める生得的/本能的な能力を与えています。

 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、Ω神の化身かつ分身の存在だということは、一人ひとりのヒト(宇宙大では宇宙人一般)が、ヒトの造り主であるΩ神にとって愛し保護し支援する対象に自動的かつ必然的になっているということになります。

 世界Ⅰ存在のΩ神は、ヒトの目にはその姿が一切見えない精神的な存在です。
 しかし、Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒトは、物質世界に物質的な形を持って現れたΩ神を意味しています。

 世界Ⅰ~世界Ⅴまでの天然自然の世界は、Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒトが生きるための「インフラ」として存在し造られたものです。
 「世界Ⅵ~世界Ⅶ(+Z)+今、ここにいるあなたや私の存在」は、自らの人生と自らが存在し生きる文化・文明を創造する能力を生得的に本能的に持つヒト(宇宙大では宇宙人一般)が自ら作り出した人工の世界を意味しています。
 文化・文明も、ヒトの世界を生きるための「インフラ」に自動的かつ必然的になります。
 
○精神世界+物質世界で出来ている世界の中に私達が生れ住んでいる事がもたらす意味
 私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、物質で出来ている世界の中に生まれ住んでいます。
 物質で出来た世界の中で、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が持つ心/精神は、精神世界に起源があります。
 言い換えると、私達が「心」とか「精神」と名付けて呼ぶ存在は、物質で出来た大脳が生み出したものでは無くて、ヒトの大脳より先に存在しています。
 大脳は、ヒトの心/精神が、その存在と働きを現象化するためのいわば特別の道具です。一般法則論ではこう理解しています。
 これは、ラジオ受信機がラジオの放送電波を受け取って、ラジオ放送を聴く装置であることと原理的に同じです。

 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)が持つ心/精神は、常に必ず「唯心論的天地創造の原理」に則って働きます。
 唯心論的天地創造の原理は、一般法則論で説明しているΩ神の世界=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られている世界の中では、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きを意味しています。

 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、是非とも実現したい結果を必ず造り出す原因の設定(Ω神の天地創造の目的)を、その通りに(現象・)結果(ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組み)の形にする天然自然の法則の働きをしています。
 そこで、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、因果必然の自然法則の名でも知られています。
 唯心論的天地創造の原理に則って生きることを、言い換えると、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに則って生きることを、一般法則論では、「ヒトの生き方の原理」と名付けています。
 更に、ヒトの生き方の原理は、「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法の形にハウツー化されています。

 「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法は、繰り返して言いますが、原因と結果の自然法則に則った時にのみ働きます。
 原因と結果の間を客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に結び付けている因果必然の自然法則によってこの世界の成り立ちと仕組みの全てが造られ全て支配されているお陰で、私達はこれに自覚的に意図的に則れば、即ち自分が生きたい様に生きるための原因設定を自覚的に意図的にすることで、自分の思い通りの人生を生きることができることが、宇宙大で保障されていることになります。
 即ち、何か特定の原因設定をすれば、言い換えると、何か実現したい目標を決めたり何かを欲しいと思ったリすれば、これを因果必然の法則の働きが自動的かつ必然的に受け取って、それを形ある物にしてくれます。
 いわゆる成功哲学に関する本や潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法を説く本は、これに則って説明されています。
 経験則と自然科学を始めとする学問一般とこれに基礎を置く諸々の技術も、因果必然の自然法則に則ることでのみ成り立ちます。

 なお、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは因果必然の法則であることについて、量子論がこれを否定する発見をしている説は、この世界が量子化されている原因と原理について無知であることから来る間違った考え方であることは、既に別の文で説明しています。この点に関しては、のちに改めて説明をします。
 とにかく、私達の日常生活も、厳密な品質管理の下に行なわれている工業製品の製造も、「同一原因=同一結果の原理」の下で数学的な正確さで常に働く自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きが持つ因果必然の法則性に則ってのみ可能になっています。

○物質世界は精紳世界が造り出した物  唯心論と唯物論
 この世界の成り立ちと仕組みの成立順序では、物質世界に先立って、「物質世界」を造り出した「原因の世界」が存在しています。
 「原因の世界」とは、俗に言う「精神世界」と呼ばれるものです。
 精神世界は、この世界の成り立ちと仕組みを造った宇宙大の原因がある世界です。

 なお、この世界の成り立ちと仕組みの始まりは、何かの物質の存在が原因であるという考え方を「唯物論」といいますね。
 自然科学を始めとする、今現在の学問一般の立場は、唯物論を前提にしている、と断言することができます。
 これに対して、私達が生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みの始まりは、私達が{心}とか「精神」と名付けて呼ぶ存在にあるという考え方は、「唯心論」と呼ばれていますね。

 「原因の世界」=「精神世界」には、宇宙人一般を含めた私達ヒトが生まれ住んでいるこの世界の成り立ちと仕組みが造られた根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理・天然自然の法則/理由/根拠が存在しています。
 物質世界は、宇宙大の原因によってもたらされた宇宙大の結果の世界です。

 私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、宇宙大の結果の世界である物質世界に生れました。
 しかし、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の心は、宇宙大の原因の世界である精神世界にあります。
 これによって、唯心論的天地創造の原理に則ったヒトの生き方の原理とこれをハウツー化した「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法があるわけです。

○まとめ
 私達が生まれ住んでいるこの世界は、精神世界+物質世界で出来ていることを簡単に復習しました。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。



共時性的かつ通時性的な哲学の仕方

2011-01-08 19:43:45 | 悟りの体験
共時性的かつ通時性的な哲学の仕方 

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対 


○この文の目的
 この文では、一般法則論における「共時性」と「通時性」について、メモ的な話をします。

○時間と空間で出来ているこの世界
 私達が生まれ住んでいるこの世界の成り立ちと仕組みは、過去→現在→未来に向かって一方向にのみ流れる「時間の矢」を持つ時間と今、ここにいるあなたや私の所から宇宙大に広がっている縦×横×高さの3次元の空間で出来ています。
 そして、この世界の成り立ちと仕組みは、現在の自然科学的な常識によれば、今から137億年前に在ったとされるいわゆるビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発に始まった宇宙の歴史に起源と根拠があります。
 一般法則論では、宇宙史全体を、世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)(上に案内してある一般法則論の世界観の図解参照)で出来ている、と説明しています。

 なお、時間と空間とは一体不可分の関係にあることを発見したアインシュタインは、時空一体不可分である、と言いましたね。
 こういえる理屈は、別の文にします。

○一般法則論で言う「通時性」の哲学とは・・・
 通時性的哲学とは、世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)からなる全宇宙史の中に今ここにいるあなたや私/人類一般/宇宙大では宇宙人一般を位置づけて、自らの存在とその在り方を考え行動することです。
 これは、この世界を過去→現在→未来に向かって一方向にのみ流れる「時間の矢」に乗って、世界を歴史的に観ることを意味します。

○一般法則論で言う「共時性」の哲学とは・・・
 共時性的な哲学とは、宇宙大の空間の広がりの中に今ここにいるあなたや私/人類一般/宇宙大では宇宙人一般を位置づけて、自らの存在と在り方を考え行動することです。
 言い換えると、全てのことを同時代的に観る、ということになります。

○通時性を横軸(X軸)に共時性を縦軸(y軸)にした座標の中に私達の存在を位置づける
 アインシュタインは、時空は一体不可分であることを発見しました。
 そこで、私達の存在とその在り方は、通時性と共時性の二つの視点を一体不可分で観て考えるのが良いことになります。
 これは、通時性を横軸(x軸)に、共時性を縦軸(y軸)にした座標の中に私達の存在を位置づけることを意味します。
 再確認しますが、x軸は、天地創造のときから過去→現在→未来に向かって一方向にのみ流れる「時間の矢」に乗っています。
 y軸は、本質的には縦×横×高さからなる3次元の空間がそこにあります。

○通時性を横軸(X軸)に共時性を縦軸(y軸)にした座標の原点にはこの世界の成り立ちと仕組みを造り出した世界Ⅰ~世界Ⅲがある
 通時性を横軸(X軸)に、共時性を縦軸(y軸)にした座標の原点、即ちゼロ点/天地創造の原点には、この世界の成り立ちと仕組みを造り出した世界Ⅰ~世界Ⅲがあるという理屈になります。

○通時性を横軸(X軸)に共時性を縦軸(y軸)にした座標の原点の解明をするのが哲学
 通時性を横軸(X軸)に、共時性を縦軸(y軸)にした座標の原点を解明するのが哲学、と理解するのが人類史上初めて本格的に哲学をした古代ギリシャの哲学者たちでした。
 古代ギリシャ哲学では、私達ヒトは、例外なく、物質的にまた人類史的に既に存在している世界の中に生まれて来ることについて自覚的な知識があったということが分かります。
 そして、私達全ての人の存在を含むこの世界の成り立ちと仕組みの原点にあって、この世界の成り立ちと仕組みを造り出した根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/天然自然の法則/理由/根拠の解明/発見を試みることが哲学の目的であると知っていました。
 即ち、ヒトとは何か、またヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みはどう造られたかは、この世界の最初に存在しているこの世界の成り立ちと仕組みを創造した根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理・天然自然の法則/理由/根拠によって既に全てのヒトに等しく客観的に絶対的に決まっていることを知っていた、ということです。
 但し、根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理・天然自然の法則/理由/根拠である物が何かについては、この解明は一般法則論で説明するいわゆる「悟りの体験」を必須にするので、これが無いと難しいこともあって、水とか一者とか神とか哲学者の間で見解が分かれていたわけです。
 しかし、このような古代ギリシャの哲学的な発想は、西洋の哲学史の中では忘れられてしまい、天地創造の目的やこの原理を解明することの難しさもあって、哲学をするとは何かさへ分からなくなって、今現在に至っています。この原点に、「(思うものは存在する。)我思う。故に我あり」と理解したデカルトがいます。
 そして、今現在では、私達全てのヒトが、物質的にまた人類史的に既に存在している世界の中に生まれて来る事実について自覚的な知識が無く、哲学するとは、既に存在する全ての物を全部無かったことにして、何も無い所から哲学者がこの世界の成り立ちと仕組みとこれを作った原理を解明する/はっきりと言えばでっち上げると言うことになっています。
 既に物理的に存在するこの世界の成り立ちと仕組みを解明する自然科学という学問の中でも、デカルト以来の間違った哲学的見解を真に受けて、自然科学者がこの世界の成り立ちと仕組みはどうなっているのかを理屈で決めているのでと言うトンでも系の自然科学者までいます。 
 この変さ加減を理解しないと、ヒトに勧められて(注記3)哲学書を何冊読んでも日常生活には役に立たない妄想的な知識が増えるだけです。

 念のために再確認すると、一般法則論で世界Ⅰ~世界Ⅲ/世界Ⅳ~世界Ⅴ/(世界Ⅴ~)世界Ⅵ~世界Ⅶ(+Z)の順序で造られていると解明している世界の歴史の原点にあって、この世界の成り立ちと仕組みを造った世界Ⅰ~世界Ⅲに、根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理・天然自然の法則/理由/根拠になるΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きがある、と一般法則論では説明しています。

○ユングは「意味のある偶然の一致」を共時性と呼ぶ
 ユングのいう「意味のある偶然の一致」は、本質的に原因=結果の因果必然の関係には無い筈のことが、あたかも必然的な因果関係があるかの如くに同時に起こる体験を「共時性」と名付けて呼ぶという意味ですね。
 例えばこの文の筆者の私が、テレビ画面で見た女優さんに、その翌日出かけ先で急に思いついて寄り道した結果、絶妙のタイミングで遇った例。
 もちろん、この世界の成り立ちと仕組みは、因果必然の法則である自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きで造られています。
 そこで、因果必然の法則から自動的かつ必然的に生まれる「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法があって、「ヒトが思うことが現実になる」という原理があるので、「意味のある偶然の一致」の体験も因果必然的に起ることになります。

○まとめ
 一般法則論における「共時性」と「通時性」について、メモ的な話をしました。


○追記1 余談 松の内に出した年賀状は松の内に届かなかったようです
 鶴のオスとメスが向き合っていわゆる鶴の舞いをしている絵柄の年賀状を、1月6日の午後の郵便ポストに投函できました。
 しかし、自己宛に送った分が松の内の7日に届きませんでした。
 これから判断して、他の方々のところにも松の内に賀状が届かなかったようです。残念、申し訳ありませんでした。

 今日1月8日には届いたようです。安心しました。
 追記1の終わり

○追記2 余談 写真の写し方
 写真つきの賀状を頂きました。
 ブログでも写真付きのものが沢山あります。
 中には、さすがモデルご出身だけあらせられて、自覚的に意図的に選んで着ておられると推測できる服装やポーズなどを含めて上手い構図の良いセンスの写真だなぁ・・・、と感心させられるものがあります。
 追記2の終わり

○注記3 哲学とは何かを知ることに役立つと本の推薦例
 日経ビジネス Associe(+') 2011年01/18~02/01合併号 特集大人の教養2010年
 この本の45頁 入門書より、いきなり原典へ! 初めての哲学書ならこれ!
 プラトン、マルクス・アウレリウス、ヒューム、カント、ショウペンハウエル、ニーチェ、エンゲルスの各本。
 注記3の終わり


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新年、開けましておめでとうございます。

2011-01-01 18:12:48 | 余談
 新年、明けましておめでとうございます。

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 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
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○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


 2011年になりました。
 開けましておめでとうございます。
 皆さんのこの一年のご活躍とご健康とご多幸を祈念しました。

 今年こそ、旧年中にやり残した一般法則論をまとめた本を出すなどしたいものです。
 一般法則論についてまだ説明し尽くしていない事について、先ずは片付けたい。

 今年は春から縁起が良いようです。

 今年もよろしくお願いします。

○追記 「宇宙船地球号」の中だけでは人類の抱える問題は解決できない 2011/01/01 19:53
 お正月ということで、「宇宙船地球号」大で人類的な課題を考えようという話を聞きました。
 一般法則論では、「宇宙船地球号」大ではなくて、地球がある太陽系を含む宇宙大で考え、更には、この宇宙全体が造られた目的とこの目的を実現する原理的仕組みから考えないと、今人類が抱える諸問題は解決できない、と説明しています。
 これが、哲学的にも正しい考え方です。
 追記1の終わり



 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
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一年を振り返って あなたに期待しています あなたは愛されていることを忘れないでください +追記

2010-12-31 04:24:24 | 一般法則論
一年を振り返って あなたに期待しています あなたは愛されていることを忘れないでください

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対 


○この文の目的
 2010年の最後の日になりました。
 そこで、簡単に一年を振り返ります。

○この1年の世界
 今年も色々のことがありました。
 これを短い言葉で総括すれば・・・
 1 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神の存在を知らず、
 2 Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みを知らず、
 3 Ω神の化身かつ分身の存在としてのヒトについて知らず、
 4 ヒトの生き方の原理の存在を知らず、
 5 ヒトの生き方の原理に基づいた日々を生きるハウツーを知らず、
 6 実際には、現在では、ヒトの生き方の原理に基づいた日々を生きるハウツーに関する知識が、「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法や成功哲学を説いた本等の形で容易に手に入るのに、自らの無知と不勉強を棚に上げて、潜在意識の活用法などはオカルト的な迷信と切り捨て、政治の力でこの世に生まれてきた手間を掛けただけで容易に楽しく健康に豊かに生きられるようにして欲しいという人たちが相変わらず人類の大勢を占めた一年でした。

○Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みの理
 例えば・・・・・
 テレビを観るには、「テレビ受信機の原理的仕組み」で造られた「テレビ受信機システム」を使う。
 しかし、テレビ受信機に跨っても空は飛べません。
 空を飛ぶには、「空を飛ぶことが出来る原理的仕組み」に基づいて造られた例えば「飛行機システム」のような機械が必要です。
 以下の話は同様です。
 BSデジタルテレビを観たかったらこれに対応したテレビや受信機を使う。
 電話を掛けたかったら電話機を使う。
 お湯を沸かしたかったら、お湯が沸くような機器/道具を使う。
 これらのことがその通りに可能なのは、この世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神が、この世界の成り立ちと仕組みを創造した最初から唯一・絶対・普遍的に保障していることに、その根拠があります。
 当然に、お湯を沸かす道具で電話を掛けたり、テレビを見たり、空を飛んだりすることは出来ないわけです。

○ヒトとして生まれてヒトとして生きるのにも生き方の原理的仕組みがある 
 上の話と同じように、ヒトとして生まれたこの世界の中で現実に実際に生きるには、ヒトの生き方の原理に基づいた「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法を使う、というのが、Ω神が決めたヒトの宿命です。
 このことを、この一年は、このブログの中で繰り返し取り上げました。
 仏陀の遺言的に言えば、この話は、「自燈明かつ法燈明」に要約できます。
 お役に立ったでしょうか・・・。

○あなたや私は類的な存在ではない!
 あなたや私は、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)以外の生物一般がそうであるようないわゆる「類的な存在」(個体の生死は種の集団の中の非個性的な1存在に過ぎない)ではありません。
 あなたや私は、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとして、Ω神による天地創造の直接の唯一・絶対・普遍的な目的です。
 あなたや私は、他の誰でも無い、あなたや私であることに特別の存在目的と存在理由があります。
 全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)が、この世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神によって絶対的に愛され守られています。
 但し、こうであることを生きるには、個人的な意志の力や政治等に頼るのではなくて、「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法に任せて生きることが必要不可欠です。
 この事実も、明らかにしました。

○分かった! これで上手くいく・・・
 ヒトの生き方の原理+このハウツーの「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法を使う中で、「分かった! 出来た! これで上手く行く(この道のプロとして生活できる・・・・・)」の境地に到達することが必要で大切だ、という話もしました。
 個人的にも、これで上手く行く! という自信をこの歳になってやっと持てるようになったことが幾つかありました。
 この関連で、一万時間または十年の真摯な修行の結果として自然に到達できる、一流/名人/達人/天才になる原理的仕組みが既に明らかにされていることも紹介しました。

○全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)の誕生に先立って・・・
 全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)の誕生に先立って、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みとこれを唯一・絶対・普遍的に支配しているΩ神の天地創造の目的と自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きがある。
 このことを、古代ギリシャで人類が最初に自覚的で意図的に哲学した時代に溯って説明しました。

○暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーとは何かについて一般法則論で説明出来ると分かった
 今年は、小惑星イトカワから砂を持ち帰った探査機ハヤブサが話題になりました。
 また、暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーとは何かについても、これを解明するという実験装置が稼動に入ったこともあって、世界的な話題になりました。
 この中で、それが何かを、一般法則論的に客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に説明出来ることがわかりました。
 しかし、この説明は未だは中途半端です。
 この世界の成り立ちと仕組みの誕生とこれに自然法則的に論理必然的に伴う重力の起源についてもっとちゃんと説明する中で、暗黒物質/ダークマターと暗黒エネルギー/ダークエネルギーの誕生の仕組みを説明する必要があります。

○2011年という新しい年へ
 一般法則論のことでも個人的な課題でも、今年遣り残したとても大事な課題が幾つかあります。
 果たせなかった約束もありました。
 しかし、「話は順繰りに成功へ向けて正しく進んでいる」という確信があります。

 いざ 新しい年へ

 この一年間、当ブログを読んでくださった方々に深く感謝します。
 有難うございました。

 I WILL GET YOU!!!

 良い新年をお迎えください。
 Ω神の化身かつ分身の存在のヒトとしてのあなた本来の真面目躍如の年になりますように・・・。

○追記1 全てのヒトがΩ神によって絶対的に愛され守られている、その形 2011年1月1日 午前1時43分加筆
 「全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)が、この世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神によって絶対的に愛され守られています。」と申し上げました。
 この実際は、ヒト、即ちあなたや私の体を覆う皮膚の外側からΩ神があなたや私を守る防禦服のような物を着せてくれるのではありません。
 正に自然治癒力/自然回復力がそうであるように、あなたや私の身体を覆う皮膚の内側の体の芯の中心から外に向けてあなたや私を守る唯一・絶対・普遍的な強い守りの力が働くのです。
 この力の正体は、Ω神の天地創造の目的を実現するために存在し働いている無意識/潜在意識の力/この世界の成り立ちと仕組みを造る原理である自然法則+エネルギー一体不可分の法則の力です。
 そして、この事実、即ち、Ω神の存在とΩ神が造ったヒトとヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みを認めて受け入れるときに、より一層強力にあなたや私を守る力が発動するのです。

 日々の生活の中での身心とこの周辺の安全無事/平穏さの確保。
 諸々の能力や才能や知識・教養、更にはお金に象徴される豊かさまた富んでいるいう感覚など。
 病気等に対する抵抗力としての自然治癒力/自然回復力。
 このほか。

 これらは、あなたや私の皮膚の外側から「部品」や「補助具」(例えば近眼用の眼鏡/セイフティ・ネット)や「幸運や家内安全や交通安全をもたらしてくれるというお守り/護符」のような形で、Ω神によって或いは社会的な制度や政府や政治家等によって取り付けられるのではありません。
 これらは全て、あなたや私の体を覆う皮膚の内側の中心に存在し、これから外に向けて自動的かつ必然的に働くものです。
 言い換えると、「自燈明かつ法燈明」ということです。
 追記1の終わり

○小惑星イトカワから砂を持ち帰った探査機ハヤブサの地球帰還を可能にした奇蹟 2011年1月1日 午前2時05分加筆
 一度は大宇宙の中で行方不明になったハヤブサを、万が一の故障に備えて用意周到に作られたハヤブサの仕組み+神頼みで、再び地球からの制御の下に置くことに成功し、無事にその探査目的を果たすという快挙について、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで全て造られているこの世界の成り立ちと仕組みを丸ごと利用して事を成す例として説明しました。
 何をするのでも、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを丸ごと利用する。
 このことは、1万時間或いは十年間ルールに則った真摯や修行の当然の成果として一流/名人/達人/天才になるときにも必要不可欠です。
 追記2の終わり
 

 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

事実と事実に基づいた価値判断/断定/推測等を区別する知恵について

2010-12-25 21:57:52 | この世界の成り立ちと仕組み
 事実と事実に基づいた価値判断/断定/推測/推定/仮説/臆測等を自覚的に意図的に分離して区別する知恵について

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対

 2日遅れになりましたが・・・

 天皇陛下の喜寿を祝います。
 日本の天皇は、世界が範とすべき日本の文化/日本文明の象徴です。
 しかし、日本文化/日本文明の良さを認める前に、日本国という国の存在を否定しこれを解体しようとしたり常日頃の意識に無かったりする人達が国会議員にもなっている現状は、とても憂慮にすべきことでしょう。

 本日は、救世主イエス・キリストの誕生を人類が祝う、目出度い、目出度い、目出度いクリスマスの日。
 しかし、昔も今も、そのヒトが救世主であるかどうかの見極めは、この世界の成り立ちと仕組みに関する知識がトンと無い人類一般にとって常に難問ですね。

○この文の目的
 先の文で、一般意味論が明らかにした「抽象のハシゴ」の話をしました。
 →抽象のハシゴから学んだこと ハヤカワの思想と行動における言語から  2010/09/08
 この文の目的は、一般意味論が今一つ教えてくれる、事実と、事実に基づいて行なわれる価値判断/断定/推測/推定/仮説/臆測等を自覚的に意図的に分離して区別する知恵について、確認します。
 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の世界観と人間観は、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ唯一・絶対・普遍の存在の創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きに基づいた事実/真理に根拠を持つときに初めて、皆で一つの世界観と人間観を共有して自動的かつ必然的に共存共栄できる、というものです。

○「抽象のハシゴ」に関する再確認
 2010年9月8日の文で紹介した「抽象のハシゴ」をここに再掲載します。
 そして、「抽象のハシゴ」の中に、この文で言う「事実」の位置づけをします。
 ここでは「抽象のハシゴ」の図解部分しか再掲しませんので、2010年9月8日の全文は、そこを読んでください。

○抽象のハシゴ
 抽象のハシゴ
 (下から上に読む)

 8富       8 「富」という語はきわめて高いレベルの抽象で、ベッシーの殆ど全ての特性が無視されている。

 7資産      7 ベッシーを「資産」というとき、更に多くの特性が落ちている。

 6農場資産    6 ベッシーが「農場資産」の一つとして数えられる場合。
            ベッシーと農場の他の全ての売れる物件とに共通の点だけが言及されている(ここに字数が収まるように意訳)。

 5家畜      5 ベッシーが「家畜」と呼ばれる時は、それが豚、ニワトリ、ヤギ、等々と共有している特性だけを指している。
            (地図の地図の地図を意味しています)

 4牝牛      4 「牝牛」の語は、我々が牝牛1、牝牛2、牝牛3、・・・・牝牛nに共通の特性を抽象したものを代表する。
            特定の牝牛に固有な特性は捨てられている(地図の地図を意味しています)。

 3ベッシー    3 「ベッシー」(牝牛1)の語は、2のレベルの知覚対象にわれわれが与えた名である(現地の地図)。
            名(地図)は対象(現地)そのものでは無い。それはただ対象を代表し、対象の諸特性の多くに言及しない。

 2過程ー牝牛   2 われわれが知覚する牝牛は、語ではなく、経験の対象である。
            われわれの神経系が過程ー牝牛を形成する全体から抽象(選択)したもの。
            過程ー牝牛の多くの特性は落ちている。

 1科学的に知られている牝牛そのもの(抽象のハシゴを一本の木に譬えると、木が根を地下に張って立っている地面そのもののレベル)
          1 今日の科学の推定では、究極的には原子、電子等からなる。
            諸特性(○□△で示す)は無限でまた常に変化しつつある。
            これが、過程のレベルである。

-1 牝牛そのものを造り出した、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きがある。    

-2 自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きをいわば道具に使って牝牛を創造した「創造主である神」が存在している。

-3 天然自然の創造主であるΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが最初にある。

Ω神が存在している世界は、牝牛ベッシーだけでなく、私たちヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトが生まれ住むこの世界を創造した根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠がある世界を意味します。

○「抽象のハシゴ」の中に「事実」を位置づける ついでに、「実在」と「真理」の位置づけ
 事実と、事実に基づいた価値判断/断定/推測/推定/仮説/臆測等を自覚的に意図的に分離して区別する知恵について、という場合の「事実」は、上に掲げた「抽象のハシゴ」の中に位置づけると、一般意味論では、ハシゴのレベル1の「科学的に知られている牝牛そのもの(抽象のハシゴを一本の木に譬えると、木が根を地下に張って立っている地面そのもののレベル)/物自体を第一に意味します。
 もう少し広い意味では、「事実」は、抽象のハシゴのレベルを1から4(牝牛そのもの→過程ー牝牛→牝牛ベッシー→牝牛一般)全体を意味することなります。
 一般法則論的には、「事実」とは、「科学的に知られている牝牛そのもの」だけでなくて、牝牛そのものを自然法則的にもたらした-1~-3を含む意味になります。
 この場合には、特にΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きに基づいて「実在している」と言う表現をすることができます。
 更に、その究極において、この世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神に根拠があって実在しているものは、「真理」という名前を付けることができます。

○事実と事実に基づいた判断/断定/推論等の区別
 上の説明で、ここで言う「事実」/「実在」/「真理」とは何かを明らかにしました。
 一般意味論では、事実と、事実に基づいて行なわれる価値判断/断定/推測/推定/仮説/臆測等を自覚的に意図的に区別する知恵を教えてくれます。

 例えばーーー、
 今、窓ガラスに張り付いて止まっている「汚い蛾」がいる。
 目の前の道路上に、「醜い蝦蟇(ガマガエル/ヒキガエル)」がいる。
 野道の先3メートルの所に、「怖い蛇」がいる。
 隣に住む若い娘さんが朝帰りしたのは「きっと一晩中、だれか男と遊び歩いていたからだ」。
 その他

 これらは、正しくは次のように言うべきです。
 今、窓ガラスに張り付いて止まっている蛾そのものがいる(事実そのもの)。私は、この蛾は汚いと断定する。
 目の前の道路上にヒキガエルが一匹いる(事実そのもの)。私は、このヒキガエルを醜いと判断する。
 野道の先3メートルの所に蛇がいる(事実そのもの)。この蛇を見ただけでも私は怖いと感じる。
 隣の家の娘さんが朝帰りした(事実そのもの)。きっとだれか男と一晩中遊び歩いていたのだと思う(自分の勝手な推測/断定/よく言って仮説)。
 しかも、個人的に或いは集団的に或いは民族的に或いは人類的に、殆ど習慣的に或いは無意識的に・潜在意識的に/本能的に、例えば、「怖い蛇自体が実在している」と本気で思い込んでいたりします。

 先の抽象のハシゴの伝で表現すると次のようになります。

 4 逃げろ!/殺してしまえ!  
    ↑
 3 キャー!!!!!
    ↑
 2 怖い蛇がいる!!!!!
    ↑
 (1 蛇がいる)
    ↑
 (0 生物進化の過程で蛇を存在させる生態学的な秩序を造ったΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きがある)

○「汚い蛾が実在している」という言い方の因数分解
 汚い蛾がいる=蛾がいる(事実そのもの。これ自体良くも悪くも無いし、好きも嫌いも無い)+私は蛾を汚い生き物と思う(断定)+私は蛾が嫌いだ(断定に基づく価値判断や反応)。
 「汚い蛾がいる」と言う言い方を因数分解すると、上のような式がなりたっている、ということが出来るでしょう。

○「汚い蛾がいる」から「美しい蛾がいる」へ
 もし、「汚い蛾がいる」という断定的な言い方を、以下のように、自覚的に意図的に主体的に言い換えることが出来るとどうなるでしょうか・・・。

 「蛾がいる→私は蛾を汚い生き物だと思う→私は蛾が嫌いだ」

 そして、感情を交えずに蛾その物を自分の目でよく観察することが出来ると、どうなるでしょうか・・・。
 すると、天然自然の存在物一般がそうであるように、蛾は汚いどころか、その形(窓ガラスに止まっている姿など)もその翅の模様もよく出来ていて、とても美しい生き物だ!!! という発見を、他人に教えられなくても自分自身ですることができるかもしれません。
 話は、醜いヒキガエルについても、怖い蛇についても、同様にいうことができます。

○蛇の持つ美しい文様に魅かれて蛇を飼う人たちがいる
 多くの人たちが怖いという蛇の持つ体の文様の美しさに魅せられて、蛇を自宅で飼うヒトたちが実際にいますね。
 但し、蛇は飼い主になつくことが無いので、特にその文様が美しいものが少なくない毒蛇に魅せられて飼うときには細心の注意が必要です。
 余談ですが、世の中には蛇の方が好く人たちがいますね。タイ国で、母親が猛毒のコブラが体の中に入ってくる夢を見て妊娠したという男の子は、コブラがウヨウヨいる檻の中に入っても全く平気だとか、日本野鳥の会の初代会長の故中西悟堂氏が執筆中の机の下には沢山の蛇が絡み合っていて、知らないヒトがその部屋に入ると蛇たちかそのヒトを怖がるような反応をした、と聞いた記憶があります。

○自分の主体的な意見や主張を持つ
 ここで大事なことは、「汚い蛾がいる」から「美しい蛾がいる」へ自分の蛾に対する見方が変わったとき、これは、自分自身の体験に基づいて自覚的で意図的で主体的な判断をした結果であることです。
 「自分自身の意見や主張を持つ」というときに行なわれているのは、このようなことです。

○個人的な体験 余談
 学生時代、自分独自の意見や主張を持つというのは何をどうするのか?! と悩んだ末に発見したのは、「怖い蛇がいる」→「逃げろ!」から自覚的に意図的に主体的に「蛇がいる」→「その蛇が怖いと私は思う」という言い方が出来るようになり、更に自分の目で蛇をよく見て、「蛇はやっぱり怖いけれどもとても美しい模様をまとった体をしている」という発見をしたことでした。
 更に、私個人の意見などではなくて、私にとっても人類一般にとっても怖い蛇も、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みに根拠のある宇宙大で客観的で唯一・絶対・普遍的な真理であるという発見もある、と知るようになったのは、私のいわゆる悟りの体験からずっと後になってからのことでした。但し、これは、私個人の理解力の問題。

○「汚い蛾がいる」から「美しい蛾がいる」へ自分の蛾の見方を変える体験の仕方の難易
 「汚い蛾がいる」から「美しい蛾がいる」へ自分の蛾の見方を変える体験は、しかし、蛾その物を自分の目で見ることができれば容易なことです。
 しかし、サルやヒトの本能に属しているらしい「怖い蛇がいる」という見方を「美しく愛らしい蛇がいる」に見方を変えるのは、難しいかも知れません。
 また、世の中で「社会通念」や「偏見」や「独断」や「(烈しい)思い込み」と言われているようなことを殆ど自覚の無いままに自分の意見としているような場合には、これを断定前の事実そのものに話を戻すことは、しばしばとても難しいものです。
 例えば、病気に対する社会通念。

 病気は怖い。
 しかも、自分の体にある日突然に病気を勝手に発症させる。
 また、一度発症したら絶対に治らない不治の病がある。
 このことに対して、医学的にはもちろん、自分にはどうしようもない。
 これは、万人が認め、受け入れている客観的な事実であり真理でさへある。

 しかし、これら一連の考え/社会通念は、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで全て造られているこの世界の成り立ちと仕組みの中では何の根拠も無い妄想です。
 そこで、次のように申し上げると、病気の実際の現実にも事実にも全く根拠の無い非科学的な迷信だ!!!!! と強く否定されてしまいます。
 
 全ての病気は、本来存在しない。
 慣性の法則に従って存在している自らの主体的な自由意思など無い物質的な身体が自らの意志の力で自ら病気になることなど、唯心論的天地創造の原理に則ってΩ神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みの中では絶対にありえません。
 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きによって存在している一切の物は、病気/欠陥/不足/不自由をその存在の本質的な一部として持つようには最初からプログラミングされていません。→何かの目的を実現するために自然法則的に存在している「それをそれにする原理的仕組み」を常に必ず基にして造られる全ての存在物=システムの本質的な性質。Ω神自らが直接造った天然自然の存在(天然自然の生物であるヒトはこの実例)については、ここから自然治癒力/自然回復力の働きが自動的かつ必然的に生まれます。
 この確かな現象的な証拠は、俗に言う自然治癒力/自然回復力が存在し実際に働いていることでも明らかです。
 病気がヒトにとって本質的なものであるのならば、この世に自然治癒力/自然回復力など存在しない筈なのに、自然治癒力/自然回復力は確かに実在し働いています。
 或いは、例えば生長の家の教え。
 「(全てのヒトの)実相(生得的な本質は)円満完全(一つのシステムとして一切の不足や欠陥がなく、自然法則の働き方の原理に則り、「それをそれにする原理的仕組み」を具体化するシステムの構成要素/構成部品に如何なる対立も矛盾も無く、そのシステムを構成する全ての構成要素/構成部品がそのシステムの存在目的を実現するために常に相互に調和のあるただ一つの秩序を造って存在し働いている事を一言で表現しているもの)。神の子人間病なし」(カッコ内は私の注記)。
 生長の家のこの教えの通りに信じて行動した人達は、実際に医学的な検査で重篤な病気が自然治癒の形で速やかに治っている→生長の家本部編集 『甘露の法雨』体験集 日本教文社 1972年

○生長の家の教えである「万教帰一」について 余談
 なお、生長の家の教えは、19世紀から20世紀に掛けて発見された「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法、俗に言う「光明思想」に基づいています。
 生長の家では「万教帰一(全ての宗教信仰は「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法一つに総合化されてこれ一つになる」と教えていますが、これ自体が新しい宗教になってしまって、自らの存在を自ら限定してしまったということができます。
 しかし、同時に、生長の家は「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法を宗教化することで、科学的な知識を持ってもなしえない宗教一般が持つ信仰の力を活用するノウハウを獲得した、ということができます。
 信者たちが「実相円満完全。神の子人間病無し」とお題目のように唱えることで、不治の病などに冷静に立ち向かって自動的かつ必然的に自然治癒力/自然回復力を解発させることに成功しています。
 
○村山 斉著 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎 幻冬舎新書
 村山 斉著 宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎 幻冬舎新書
 この本は、今、読書家の間で話題の本のようです。
 宇宙の誕生の瞬間が分かり、この結果できた宇宙の成り立ちと仕組みを知るには、物質/元素を構成する最小単位である素粒子やクォークを解明すればナントカなりそうというこの本の著者は、しかし未だ実際にこの世界の成り立ちと仕組みを造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きどころか、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き方の原理や自然法則とエネルギーとの相互関係さへ自覚的な知識にしていない、言い換えると、この世界の始まりの最初に存在したのは、クォークでも素粒子でない! と私が申し上げても、近代科学がその存在を否定し確率的な偶然の法則の働きでこの世界の始まりは説明できるというのが今では自然科学的な常識なのに、今更科学に創造主である神の存在を持ち出すトンでも説!!!!! と一蹴されてしまうのは、「自分は科学に強い」というヒトの間違った思い込みの例。

○事実の報告
 一般意味論では、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みに関する「事実そのもの」の報告が最初にあり、この報告の真偽や信頼性等を科学的に吟味した上で、これに合格したら、その報告を万人が一つに共有し、これを基礎にして、では我々は何が出来るのかを考える事を薦めます。→哲学の仕方の再確認 哲学者 田辺元氏の哲学者としての生き方を知って 2010/12/20の文
 事実の報告とは、一般的に、抽象のハシゴで言えば、次のことを意味します。

 「(-3~-1→)1科学的に知られている牝牛そのもの→2過程ー牝牛→3ベッシー→4牝牛」の全体を一つの事実に関する情報と理解することです。
 そこで、事実の報告の例。
 
 ここに蛾がいる。
 今、ヒキガエルが1匹、目の前の道路上を這っている。
 わが国の固有の領土の一部である尖閣列島の海域を中国の漁船が侵犯して魚を獲っていたのを止めさせようとした日本の巡視船に、その内の1隻の中国漁船が二度も故意に体当たり攻撃を仕掛けて来た様子を在りのままにビデオ撮影した日中国民にとってだけでなく人類史的な価値のある生々しい映像(これを国家機密に指定して日本国民の目のみならず中国人を含めて万人/人類の目から隠し何も無かったことにしようとした民主党とこの政権は大袈裟に言えば全人類の敵!!!)。

 あなたがお考えになる事実と事実の報告とは、何ですか?!

○事実の報告の真偽性と信頼性の確認
 事実として提供された情報を、無条件で無制約に無限定に自動的かつ必然的に事実/真理として受け入れなければならない理由はありません。
 それがどんなに権威ある筋からの情報であっても、鵜呑みにすることはできません。
 しかも、偽りの情報も少なく無いという現実があります。
 積極的に嘘の事実を報告するだけでなくて、尖閣列島事件の例のように万人が一つに共有すべき情報を、そして、これを一般公開しても犯人がそれを改ざんすることなど出来ない情報を、「それはでっち上げ情報だと中国から反論されるかも知れないので」とか「犯人にしか知りえない情報が含まれている」とまで強弁して故意に隠すようなことも実際にあるわけです。
 一部の人たちから繰り返し指摘されていますが、日本のマスコミでは国益に関する情報が報道されないことが少なくないということも心得ておく必要があります。

 そこで、事実の報告内容の真偽性と報告者の信頼性の確認が常に必要で大切になります。
 川喜田二郎先生のKJ法の実践では、最初に現場に出向いて直接事実の採集が大事にされます。
 この時に、採集した事実の報告には、一つひとつ次の四つのことの同時記録することを義務付けています。
 1 事実/情報の提供者は誰か 同じ報告でも例えばその道の専門家と素人では確からしさや信頼性等が異なります。
 2 事実の記録者/作成者は誰か 記録の作成者がその道の熟練者/専門家かどうかで記録の正確さや信頼性が異なります。
 3 事実を採集した場所 しっかりと特定できることが必要です。
 4 事実を採集した年月日(と時刻)

 なお、事実の採集に当っては、抜けがないように、次のことを確認する必要があります。
 1 それは、何と名付けられ呼ばれている事実/出来事/行事等か
 2 いわゆる5W1H+その事実の存在目的とこの目的が実際に達成できたか/結果はどうなったか

 法律では、「伝聞証拠は証拠とはならない」という原則があります。
 裁判は、証拠に基づいて行なわれます。
 証拠調という手続きが裁判の中で必ずあって、法廷で当事者がその真偽や信頼性等を直接吟味します。
 そこで、また聞きの情報は、一般的に、当事者が法廷でその真偽や信頼性等を確認できないので証拠として採用されないわけです。

 物/システムの信頼性等に関しては、別に、情報通信理論がありますね。

○まとめ
 この文では、一般意味論が教えてくれる、事実と、事実に基づいて行なわれる価値判断/断定/推測/推定/仮説/臆測等を自覚的に意図的に分離して区別する知恵について、確認しました。
 事実その物とこれに対する価値判断や推測や仮説等としばしば無意識の内に一体不可分の物にしてしまう認識的癖を克服するのは、実際に役立ちます。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

哲学の仕方の再確認 哲学者 田辺元氏の哲学者としての生き方を知って

2010-12-20 14:49:06 | 一般法則論
 哲学の仕方の再確認 哲学者 田辺元氏の哲学者としての生き方を知って

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対

○この文の目的
 この文では、哲学者 田辺元氏の哲学者としての日々の生き方を知って、改めて哲学の仕方の再確認をします。

○哲学者田辺元氏の日々の生き方
 読売新聞2010年12月11日の朝刊に橋本五郎氏の文があります。
 この文の中に、橋本氏が「少しでも学びたいものだと痛切に思う」、哲学者田辺元氏の哲学者としての生き方が紹介されています。
 以下に、橋本氏の言葉をここに記録します。
 
 「その日常は峻烈極めた。弟子の相原信作は書いている。
 <先生は精神の弛緩を表現する一切のものを嫌悪し、職務上の最小限度の必要以外には、世間との接触を忌避した。それは無限の醜悪として先生を殆ど生命を脅威にするほどに戦慄せしめたように思われる。先生は三十余年の京都生活において京見物されたことなく、大阪にいきしことなく、大学人以外と交わられしことなく、いわば病毒を避けるように世間を避けた>
 京大退職後は群馬県北軽井沢の山荘に住み、死去するまでの20年間、一度の例外を除き山を下りることはなかった。冬季には氷点下十数度の地に身を置き『厳しい懺悔苦行の生活』(下村寅太郎)を送った。
 哲学とは己を律し、血涙を流して常に自分を捨てては新しくするというところに成り立つと考えていたからだ。田辺自身ニーチェの言葉を引用している。
 <厳しい高冷の空気に慣れ、氷結の山間に心を練ることが哲学にふさわしい>」。

 引用の終わり

○しかし間違っている
 上で引用した文で分かる、田辺氏の哲学者としての在り方は、何とも苛烈ですね。
 しかし、田辺氏は、哲学の仕方が原理的に本質的に根本的に間違っておられた、と一般法則論的には申し上げざるをえません。
 どこがどう違うのか?
 この答えは、以下に説明します。

○一般法則論的な哲学的な思考方法の常識
 一般法則論的な哲学の仕方では、まず、最初に、あなたや私がここに存在し日々生きているという素朴な認識論的事実を出発点とします。
 そして、自分の身体を覆う皮膚の外側の世界に目を向けると、自分の身体を覆う皮膚の外側に世界が時間的にも理屈的にも先に存在していて、この世界の中にあなたや私が後から生まれてきた、という事実を知ることになります。
 言い換えると、この世界よりも先にあなたや私が存在していて、あなたや私が自分の身体を覆う皮膚の外側の世界を作ったのでは無い、という事実に気がつくことになるはずです。
 そして、この世界は、あなたや私がこの世界の中に生まれて来る直前に造られたのでは無いことも知ることになります。
 しかも、この世界は、この世界を造る何らの原理や法則も無しに、出鱈目に偶然に気まぐれに造られているのではなくて、そこには明らかに何らかの根源的で普遍的で包括的な原理によって造られている普遍的で包括的な秩序があることが、経験則でも分かるし、また、天然自然の物質的な世界は、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きで造られ支配され秩序付けられていることは自然科学的事実/真理であることが既に明らかになっています。
 これは、言い換えると、既に自然科学的にも社会科学的にも自明のはずの知識です。

○一般法則論の見解
 一般法則論では、次のように説明しています。
 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みは、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られていること。
 こうして造られた世界は、世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)からなる、因果法則的、時間的、空間的な成立順序と秩序ある広がりをもっていること。
 この世界は、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)より先に存在していたこと。
 全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)の順序で成立した宇宙の歴史の中で、世界Ⅴ段階でこの世界の中に誕生したこと。

○世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)
 一般法則論の理解によれば、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きによって(世界Ⅰ~世界Ⅲ)、今から137億年前のビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発に始まった宇宙の誕生と、これに続く、私達人類が生まれ住む太陽系の第3惑星の地球を例にとれば今から46億年前にその誕生があり、そして、地球上での生命の誕生と進化の歴史をへて(ここまでが世界Ⅳ)、私達人類の直接のご先祖様が誕生したのが(世界Ⅴ)今から十万年前後前・・・、というのが、この世界の現実です。
 この後、地球上の各地で文化・文明が起こり、その興亡の歴史を繰り返して、現在に至っているわけです(世界Ⅵ~世界Ⅶ+Z)。
 この人類史の途中(世界のⅥ)で、この世界の創造主である神/神仏の存在を発見する或いは気付くことで宗教が誕生したわけです(但し、この世界の成り立ちと仕組みの創造主である神としての神仏に関する知識はその殆どの場合で未だ不完全で発見者の妄想的な見解を含むものでした)。

○世界Ⅰ~世界Ⅶ(+Z)の中のあなたの存在の位置づけ
 この文を読んでくださっているあなたはきっと、今から1万2~3千年前の縄文時代から始まった日本列島のヒトの歴史の積み重ねの成果を生きている、ということになるでしょう。

○宇宙史/世界史に関する宇宙大で普遍的な常識
 今簡単に説明したΩ神の存在に始まり、137億年前のビックバンから今現在までにいたる歴史は、誰かがこうだと言ってでっち上げたものではなくて、古今東西の学者による自然科学的学問また社会科学的学問で発見された事実に基づいています。
 この事実は、地球上/この他の惑星に過去と現在そして未来に生まれる全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)にとって唯一・絶対・普遍的で客観的な事実ということができます。

○社会構成説の間違い
 なお、私達が五感で知っている通りの世界はヒトが観念的に作ったものだ! と主張するのが、社会構成説の名で知られている見解、特に「社会学」の見解ですね。
 この世界の成り立ちと仕組みがどうなっているのかは、ヒトが、特に学問的な知識と教養のある立派な人々の多くがどう考え思うかで決まる、というのが、社会構成説。
 しかし、これは、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)がこの世界に生まれ出る前から存在していたこの世界の成り立ちと仕組みを完全に絶対的に無視する妄想的な見解です。
 即ち、社会構成説は、人間絶対中心主義の世界観ということができます。
 あなたは、大丈夫ですか?!
 しかし、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)の存在よりも先にこの世界が自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きで造られて存在しているからこそ、この事実を知らず、或いは、例えばそれは西洋キリスト教に基礎を置く自然科学に特有な世界観で仏教徒やイスラム教徒の自分にはそれを認めて受け入れるかどうかの主体的な自由があると言い張っても、自然科学が発見している例えば万有引力の法則の絶対的な支配下に、宗教信仰の如何には一切関係なく否応無しに全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)があることになります。
 

○この世界はヒト(宇宙大では宇宙人一般)が人工的に作ったのでは無い天然自然の世界
 この世界は、自らの存在を含めてヒト(宇宙大では宇宙人一般)が作ったものではないという意味で、自然科学的には、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きに基づいてそれ自体で自然に造られた天然自然の存在だ、ということになります。

○日本国のような文明国に生まれると中学生頃までには宇宙史的な常識が自然に身につく
 日本のような文明国に生まれると、自分の存在の前にこの世界が既に存在していたという事実に関する知識は、中学生になる頃には自然に身に付ける知識になります。
 今から六十年以上前の個人的な体験によれば、小学校三年生頃に買った絵入りの本(原書はアメリカの本だったようです)で、地球の誕生から恐竜の誕生までの歴史を初めて知りました。
 この後、学校で習う歴史や参考書して買った本や博物館の展示等で、宇宙史や自然史や世界の文明や技術/発明の歴史を学びました。
 小学生から中学生に掛けて天文学に興味を持ち、同じ趣味の友人と、通学していた中学校の校庭の片隅で、校庭にいる自分達の存在を、今ここにいる自分達の存在→←自分たちが今いる校庭→←その中学校がある町→←区→←東京都→←関東地方→←日本国全体→←アジア全体→←地球→←太陽系→←太陽系を含む私達の銀河系→←私達の銀河を含む銀河団→←銀河団の集まり(島宇宙)→←宇宙全体と、大声を出して確認しながら意識の範囲を拡大して、ビックパン(この頃は宇宙が誕生したのは150~200億年前といわれていたと記憶)に始まった大宇宙の中に位置づけるという遊びをして、ふざけあったことを記憶しています。→意識のある心が及ぶ範囲を宇宙大にまで自覚的に拡大する練習の話 自分で自分を知るための自己観察の方法 下  平和の定義 を含む 2004年12月1日 

 個人的には、もう2~3歳の幼児の時から、それが何か知らないけれども、何か絶対的な法則に支配されていて、何をするのでもこの絶対法則に従って行動しなければならないことを知っていました。
 これが、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きをいわば道具に使ってヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトの生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みを造った究極の存在としてのΩ神の発見に繋がることになりました。

○古代ギリシャの哲学の黎明期でもこの世界は全てのヒトの存在よりも先に実在していたことは常識だった
 人類史上、初めて本格的に哲学することを始めた古代ギリシャ(紀元前六世紀頃)の哲学者たちにとっても、この世界は、ヒトが哲学をする前に既に実在していた天然自然の存在だという事実は、当然の常識だったと断定しても良いでしょう。
 この上で、ではこの世界の最初に存在し、ヒトの存在を含めてこの世界を存在させるに至った根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/法則/理由/根拠である天然自然の存在は何か? 言い換えると、この世界を造った根源的で普遍的な原理であり、従ってヒトとヒトの生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みとこれを支配する秩序は何かを根源的に普遍的に包括的に説明できる原理は何か? という問いを、ギリシャの哲学者は、自覚的に意図的に発したわけです。
 このような、天然自然の世界の成り立ちと仕組みを造った普遍的で根源的な説明原理は何かを問うのが、「哲学する」という最初の定義/原義だったわけです。
 そして、この答として、古代ギリシャの哲学者たちはそれぞれに、それは、水だ/一者だ/原子(アトム)だ/神だ/イデアだ/存在だ/流転だ・・・、と言ったと現在に伝えられているわけです。
 究極の存在が、古代ギリシャの哲学者の間で一つの物にならなかったのは、一般法則論的に説明すれば、Ω神が天地創造のために使った自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、宇宙大で唯一・絶対・普遍的ものであり、こうならば自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きを使ってこの世界を造った究極の存在も宇宙大で唯一・絶対・普遍のはずだ、という現在の一般法則論的/自然科学的な見解を未だ知らなかったからだ、ということができます。

 一般法則論では、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みの天然自然の存在の創造主である神としてのΩ神の存在証明をして、Ω神こそ、私達が今五感でその存在を知ることが出来るこの世界を造った根源的で根本的な究極の天地創造の普遍的で絶対的で包括的な目的/原因/原理/法則/理由/根拠である天然自然の存在であることを明らかにしています。
 即ち一般法則論は、創造主である神とはいかなる存在か、人間(宇宙大では宇宙人一般)とは何か、この世界はどのように造られたのか(自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働き)、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)がこの世界を認識し理解できる原理は何処にあるのか(ヒトの心の起源とその役割)、ヒトの存在根拠とその存在目的/存在理由(Ω神の天地創造の目的)、これを実際に生きるヒトの生き方の原理とこのハウツーの実際、人類史の究極の目的は地上に神の国を造ることなどを明らかにしています。

○既に実在しているこの世界を造った根本原理を解明しようとした古代ギリシャの哲学は無視され忘れ去られた
 話が前後しますが・・・。
 古代ギリシャの哲学は、その後、人類史から一度忘れられてしまうことになったけれども、イスラム教の文化がこれを保存していて、中世のキリスト教世界に伝えられ、キリスト教神学の根拠付けとして再登場することになったと聞いています。
 この後から改めて西洋中心に哲学の歴史が始まります。
 しかし、西洋の哲学の歴史の中で、全てのヒトの存在の前にこの世界がそれ自体で既に存在していた、という素朴な認識と理解は、疑われてしまい、忘れ去られることになります。
 これに替って、この世界は1度一切存在しないことにして、何も無い所/ゼロからこの世界の成り立ちと仕組みとこれを造った原理を哲学者が考え出すのが哲学することだ(→デカルト)、というおかしなことになってしまったわけです。
 そして、このような哲学の仕方が、今現在まで哲学とこれから派生した自然科学を代表とする学問一般の本流になっている、ということが出来ます。
 この結果は、哲学者の数だけ哲学がある、言い換えると、ヒトとヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みを説明する、哲学者個人の見解に基づいた原理があるということになっています。
 哲学者田辺元氏も、この式の哲学をされていた、という訳です。
 しかし、これは、普通の人たちが素朴に認識し理解しているこの世界の存在に付いての常識に明らかに反することです。

○マルクス=エンゲルス=レーニン=スターリン=毛沢東の見解
 ましてや、マルクス=エンゲルス=レーニン=スターリン=毛沢東の見解のような、世界Ⅰ(Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働き)に始まる全宇宙史の中の最終段階に過ぎない人類史の中だけでヒトという存在とその生き方の原理を、唯物論的弁証法を原理にして全て説明できるという見解は、妄想以外の何物でも無いわけです。
 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)とは如何なる存在か、またヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みは、この世界が最初に創造された137億年前のビックバンのときには既に、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)には何の相談も無く、承諾もなく、一方的に絶対的に、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで決まっていたのですから・・・。
 このような言い方が何か変に思われる方々は、例えば携帯電話機は、携帯電話機には一切相談も承諾もなく、ヒトが勝手に携帯電話機はこういうものだと決めて作っている事実に気付くのが良いでしょう。
 しかも、ヒトが携帯電話機を始め、自らの日々の生活とこの積み重ねで一生涯の人生を作ったり、文化・文明を作ったりしているのは、この世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神の化身かつ分身の存在としてのヒトとして、Ω神のやり方を真似てそれをしているのですから・・・。

○まとめ
 哲学者田辺元氏の哲学的な生き方を知って、その間違いを指摘しました。

○追記1 J ・R・ブラウン著 なぜ科学を語ってすれ違うのか みすず書房
 この本は、2010年12月19日の読売新聞の本の紹介欄に取り上げられているものです。
 原題は、WHO RULES IN SCIENCE?/誰が科学を支配しているのか?
 この本の中では、科学の支配者は、科学者か社会構成主義的な社会学者か? ということのようです。
 一般法則論的な理解では、科学を始めとする学問一般やヒトの持つあらゆる知識やヒトとしての在り方や生き方の原理やヒトの持つ能力と才能の全てを支配しているのは、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトの生まれ住むこの世界の唯一・絶対・普遍の創造主であるΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きです。
 簡単に言い換えると、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)とヒトが生まれ住むこの世界の成り立ちと仕組みを支配しているのは、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)より先に法則的な秩序の下に存在しているこの世界の成り立ちと仕組みです。
 しかし、この本の著者も、この本の紹介者の池内了(宇宙物理学者)氏も、一般法則論のような視点ではお考えでは無いようです。
 念のため、後ほどこの本に直接当ってこの真偽を確かめます。
 追記1の終わり


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

「分かった! 出来た! これで上手く行く」という境地を目指そう!

2010-12-08 03:30:06 | 悟りの体験
 「分かった! 出来た! これでこの道のプロとして生活できる」という境地に到達する瞬間を目指そう!

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対 


○この文の目的
 前文から間が空きました。
 この文では、「分かった! 出来た! これで上手く行く(この道のプロとして生活できる・・・)。」という境地に到達する瞬間を目指す話をします。

○いつ抜け出すことができるのか分からない長いトンネルの中を歩む
 何か新しいことを自分の物にしようとして行動に出た後、しばらくすると、目標の達成ははるか先にあることを否応無しに知ることにしばしばなるものです。
 こう気付いたときの将来の自分の存在の不安定性と不確実性とこれに伴う不安感に、圧倒されそうになったりもします。
 これは、その道でプロとて生活していくことを決意した場合でも在り得ることです。
 株式投資で生活する道を選んだけれども、安定して確実に利益を出すことが出来る投資技術を物に出来なくて、悩み、試行錯誤の繰り返し中のヒトも少なくないようです。
 個人的な体験でも、大学受験を控えて、何も確かなものがなくて、大学に入れるのか、とても不安になったことを覚えてします。
 1963年、23歳のときに、Ω神の実在とΩ神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みについて一瞬間で理解した、いわゆる「悟りの体験」の後、その中で分かったことを誰にでも分かる言葉と理屈で説明する目標を立ててから、試行錯誤の長いトンネルの中を一人で歩むことになったものです。

○「分かった! 出来た! これで上手く行く!(この道のプロとして生活できる・・・)」という境地に到達する瞬間が来る
 何か新しいことを物にする/マスターすることを目指して修行に入ってから、或る日、突然に、「分かった! 出来た! これで上手く行く!(この道のプロとして生活できる・・・)」という境地に到達する瞬間があります。
 株式投資の世界でも、何が自分にとって正しい手段・方法かを探して実際の株式投資の中で試行錯誤をして、ある日、「これで一本立ちして生活できる」という自信と確信を得た人たちの話を幾つか知っています。
 例えば、次の本。

 立花 義正 あなたも株のプロになれる 同友館 1987年初版 手元にあるのは2001年第20版

○どうしたら良いのか!?
 では、どうしたら、「分かった! 出来た! これで上手く行く!(この道のプロとして生活できる・・・)」という境地に到達する瞬間が来るでしょうか?
 この答えは、次に再説明するように、現在では既に明らかですね。
 それは、「ヒトが考え思うことがその通りに自らの体験/現実になる『唯心論的な因果必然の法則』に自覚的に意図的に則って生きること」を実践することを可能にする、「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法を自覚的に意図的に使うことです。
 これは、職人になる方法や名人/達人/天才になる1万時間または十年間ルールに則った修行をすることを意味します。

○「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法
 「分かった! 出来た! これで上手く行く!(この道のプロとして生活できる・・・)」という境地に到達するには、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組み中では、「求めよさらば与えられん」の原理に則って、最初に自ら進んで「求める」ことです。
 具体的には、「自分はこれを実現したい!/達成したい!」という目標を決めて、これを必ず実現するぞ!/達成するぞ! と決意することです。
 Ω神が造ったこの世に生まれてからの私達の日々の生活は、こまごました「これをしたい/あれをしたい」ということで初めて自分独自の生き方が成り立っています。
 こうではありませんか?
 例えば、これこれのことをしたい、テレビを観たい、食事をしたい、それもご飯ではなくて蕎麦を食べたい、休憩を取りたい、何処に置き忘れたのか分からなくなっている物を見つけ出したい、そこまでタクシーに乗らずに歩きたいなど。
 更に、自分の人生の進路を決めるような、例えば○○大学の工学部に行ってロボット作りをしたいとかこれこれの職に就きたいとかこの相手こそ生涯の伴侶にしたいなど。
 このような目標は、自覚的に意図的に或いはその場その時の成り行きなどで選んで決めたときに初めてそれを自分の人生体験とすることが可能になります。

○自分らしく生きたいのならば自分の人生目標を自分で自覚的に意図的に決めることの必要性と大切さ
 人生で自分は何を達成したいのか決めることを自らが自覚的に意図的にしないと、C・M・ブリストル 大原武夫訳 信念の魔術 ダイヤモンド社の中で指摘されているように(40頁)、川の水の中に落ちてただよいながら当ても無く流されていくコルク栓のように、やがて川岸に打ち上げられて朽ちるか、水を吸って川底に沈むだけのような人生を生きることになります。
 言い換えると、例えば自分は、世の中の多くの人たちがそうであるように、生涯金持ちにはなれないと思えば、その通りに自動的かつ必然的になります。
 世間/世の中の一般常識は、こんな働き方をします。これを一般法則論では「Z」と名付けています。
 そこで、世間一般の常識、社会通念を無視することが、自分らしい生き方を発見する鍵になるというわけです。

○人生目標を達成するためには無意識/潜在意識の力を活用することが必要 意志の力や腕力では実現できない
 ここで大事なことは、人生目標を自分で選んで決めても、これを自分の意思の力や腕力や他人や国家の体制等を頼りにして実現しよう、達成しようとしても、それは原理的に不可能であることです。
 テレビも冷蔵庫も携帯電話機もパソコンも電気エネルギーを唯一・絶対・普遍に頼りにしてのみ初めて働き使えるようなります。
 同じく、人生目標も無意識/潜在意識が持つ心の全知全能の創造的なエネルギーを自覚的に意図的に或いは無意識の内に唯一・絶対・普遍に頼りにして、これに目標の実現を託して任せたときにのみ可能になります。
 こうだと知ることも、正に、「分かった! 出来た! これで上手く行く!(この道のプロとして生活できる・・・)」ということの一例になります。
 こうだということを、例えば、C・M・ブリストル氏は、その著書「信念の魔術」で詳しく説明しています。

○自燈明ー法燈明(じとうみょう・ほうとうみょう) 仏陀の遺言
 自燈明ー法燈明、という言葉をご存知ですか?
 これは、仏陀の遺言として知られているものですね。
 元の言葉は、「他人を島とせず、自らを島とし、自らを島とせずに、理法を島として生きよ」とかでした。
 仏陀の言う「理法」とは、ヒトの無意識/潜在意識の心が持つ全知全能の創造的な力のことであり、この中身になる自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きのことです。
 そして、人生における諸々の願い、欲求、夢、目標等の実現/達成は、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きにその実現を任せたときにのみ可能になります。
 こうであることが、既に分かっているわけです。
 このことに関して、この文の中ではC・M・ブリストル氏の「信念の魔術」を例にあげました。
 他にも、イエス・キリストの教えや、例えば次の本があります。
 
 ジョン・マクドナルド 山川紘矢・亜希子訳 マスターの教え 富と知恵と成功をもたらす秘訣 飛鳥新社 2001年
 T・W・ガルウェイ 後藤新弥訳 新インナーゲーム 日刊スポーツ出版社 2000年
 T・W・ガルウェイ 後藤新弥訳/構成 インナーワーク 邦訳副題 あなたが、仕事が、そして会社が変わる。君は仕事をエンジョイできるか! 日刊スポーツ出版社 2003年

 知るヒトぞ知るガルウェイ本では、自我=意識のある心の働きをセルフ1、無意識の心の働きをセルフ2と名付けて、セルフ1とセルフ2の役割の違いと相互関係に基づいて目標実現のハウツーを面白可笑しく説明しています。
 インナーワークでは、ガルウェイ理論が、ビジネス界でも必要であり役立つことを紹介しています。

○技術の向上を目指して地道な努力/修行の積み重ねの必要性と大切さ
 「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法自体の習得を含めて、何かに秀で、「分かった! 出来た! これで上手く行く!(この道のプロとして生活できる・・・)」という境地に到達するには、技術の向上を目指して地道な努力と修行の積み重ねが必要であり大切です。
 このことに関して、その道で一流/名人/達人/上手/天才になるために必要な真摯な一万時間または十年間の修行の原理があることが発見されていることは、次の本で紹介しました。

 マシュー・サイド 山形浩生&守岡桜 訳 非才! 柏書房 2010年
 ジョフ・コルヴァン 米田 隆 訳 究極の鍛錬 サンマーク出版 2010年

 その道で一流/名人/達人/上手/天才になるために必要な真摯な一万時間または十年間の修行の目的と意味は、「俺が俺が」(セルフ1)と言って自分の意思の力や小手先の技術で事を成そうとする間違いを克服して、全知全能でヒトの持つ全ての才能と技術の唯一・絶対・普遍の根拠であり源である無意識/潜在意識の心に事の実現を任せることが自然に出来るようになる為に必要な平均的な時間、ということです。

○まとめ
 この文では、「分かった! 出来た! これで上手く行く!(この道のプロとして生活できる・・・)」という境地に到達することが、人生の中では何についても必要であることを説明しました。
 そして、このためのノウハウの一端を説明しました。
 ご参考までに・・・。


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

「2010年10月9日の自然法則について」に追加文

2010-10-19 01:34:42 | 自然法則
 2010年10月9日の自然法則について に追加文 10月19日 午前1時25分過ぎ

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○一つ同じ原理で造られる物でもシステム化された物では個別化と多様化が自動的かつ必然的に行なわれる 2010年10月19日午前零時45分過ぎ挿入追加
 システムは、何か目的を実現する原理的仕組みに必ず基にして造られます。
 この時に、一つ同じ原理的仕組みから多様なシステムが自動的かつ必然的に生まれます。
 例えば、一つ同じ「ヒト原理的仕組み」で造られていても、あなたはあなた、私は私にするがシステム化です。
 こうなるのは、特定の原理的仕組みをシステム化するときに素材に使われる物質(エネルギー)が137億年前のビックバン/天地創造をもたらした宇宙的大爆発に始まった宇宙の歴史の中で自動的かつ必然的に多様化しているからです。
 物質は、例えば人毎に異なる遺伝子配列になって多様化しています。
 そこで、この世界の中では、同一物質を造ることや同一システムを造ることは、例えばJIS規格に合う特定の長さのネジを造るような、一定規格を満たす同一の工業製品を造ることは、厳格な品質管理の下で行なわれる特別の製造工程を必要とします。

 これは、因果必然の自然法則が支配している下で、「品質は製造工程に織り込め」という標語を掲げて、同一原因=同一結果の原理/同一構造=同一結果の原理に基づいてのみ行なうことができます。

 物/システムは、厳格な品質管理無しに普通に造ると、一つひとつが個性豊かな物が自動的かつ必然的に生まれます。
 これを実際に知りたかったら、中国製品を売っている店を訪ねることをお勧めします。
 例えば、爪切り。一つとして同じ物がありません。実際にどうなのかはあなたの目でお確かめください。

○あなたの意識のある心はあなたの中に限定されていて他者の意識のある心をその内に包含しない 2010年10月19日午前零時45分過ぎ挿入追加
 Ω神が造ったこの世界全体のシステムの中では、一つひとつのシステムが果たす役割は特定の範囲内に限定されています。
 例えば、あなたの意識のある心の範囲は、あなたの皮膚の内側の世界の中に限定されています。
 そこで、他者の意識のある心、例えば私の意識のある心を、あなたの意識のある心の内に自動的かつ必然的に包含しないようにできています。この逆もまた真です。
 これは、他の誰でも無いあなたに化身かつ分身して生きたいΩ神にとっては必要不可欠なことです。

 しかし、他人が、例えば自分の子供や奥さんや恋人や国民や同志等が、自分とは異なる心を持ち、異なる事を考えているという事実に戦慄を覚える人たちがいます。
 なぜ、自分と一つ同じ心で、一つ同じ価値観や好みや趣味を持っていて一つ同じ事を考えたり感じたりしないのだ!!!!!
 というわけです。
 他人が自分とは違うと分かると、この方は、不安になり、勝手に裏切られたと思い、怒り、苛立ち、チームワークが組めない!!! と思い込んで、他人を力ずくでも自分の考えや価値観に従わせようとして、他人に向かって「ああせい、こうせい」という命令を発するようになります。
 あなたの周りにもこのような方はいませんか・・・。

○まとめ
 2010年10月9日の「自然法則について」に、上記二つの文を追加しました。
 しかし、一つの投稿で一万字内の制約に抵触して、ここにこれを載せました。

○追記1 他者の意識のある心とはΩ神の無意識の心で一つにつながっていることが持つ実用的な意味 
 ヒト(宇宙大では宇宙人一般)各人の意識のある心は、各人毎に独立して存在し働きます。
 しかし、意識のある心の起源は、地球大、宇宙大でこの世界の成り立ちと仕組みの創造主であるΩ神の無意識の心にあります。

 念のために繰り返していいますが、天然自然の存在の創造主であるΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きの意味です。

 そこで、全てのヒト(宇宙大では宇宙人一般)の心は、本来常に、唯一・絶対・普遍の存在の創造主であるΩ神の心の中で一つに和合し一つに解け合っています。
 即ち、各人毎に独立して存在し、それぞれ独自に働く意識のある心は、自動的かつ必然的に対立し争う関係を造り出す原因になりそうですが、実際には、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)の意識のある心の唯一・絶対・普遍的な起源になり根拠になるΩ神の心の中で常に一つに和合し溶け合って存在しています。
 現象的には対立し不和の者同士の心も、実相的/本質的/原理的には、常にΩ神の心の中で一つに和合し溶け合っている、ということです。
 この実用的な意味は、何かを巡って利害が対立し意見が対立し合って、相手の存在を思い出すだけでも強い不快感と苛立ちを覚えるような不和の者同士の間でも、本当は、Ω神の心の中でいささかの対立も不和も在り得ないことを確認することで、自己絶対肯定&他者(非自己)絶対肯定(自他共に絶対肯定)の構え、自他共にWIN&WINの心、自他共にHappy&Happyの心を取り戻すことが出来る、ということです。
 例えば、日本を武力で属国にするつもりで行動することや日本の領土である尖閣諸島を「自国の固有の領土だ」という嘘を世界に向けて百万回も主張すれば「量が質に転換する」弁証法的な法則により真実になる式のことを中国人/漢民族が仮令考え実行しても、またこれに呼応して日本国内の親中国派の国会議員や中国相手に金さへ儲かれば自民族の存在と文化を否定し、自国の存在などもどっちでも良いという財界人/会社人間が存在しても、Ω神の心の中では、この式の主張や行動は自動的かつ必然的にリセットされ、この世でもあの世でも存在し得ないことになります。
 具体的に言えば、不和対立の感情によって引き起こされる心身相関病の例えば皮膚に強い痒みを伴う炎症が表れて医者にかかっても治らなかったのが、Ω神の心の中で不和の感情を解消したら自然にそれが治るとか。この例は以下の本の記述

 F・ベイルズ 精神力の魔術 ダイヤモンド社 1967年 4頁 H婦人の湿疹が治る話
 この本の原著の Your Mind Can Heal Youでは、第九章のActual Cases of Healing のECZETOUS RASH Ms.HILLの場合

 また、「求めよさらば与えられんの原理」/潜在意識の活用法/引き寄せの法則の活用法に則って行なう全ての祈りは、願い事の実現は、ヒトの意思の力やお金の力や暴力や権力等で実現できるのではなくて、Ω神に任せておこなう仕組みになっていますから、否応なしに、まずはΩ神の持つ自己絶対肯定&他者(非自己)絶対肯定(自他共に絶対肯定)の構えを受け入れて不和対立している相手がいれば、まずそのヒトと和解し、WIN&WINの心構え、Happy&Happyの心構えになる必要があるわけです。
 このことを、イエスは、何か実現したい願い事があるのならば、その前に不和対立し争っている相手を許し和解してから祈らないと祈ったことは叶えられないと明言しています。
 追記1の締め


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

子宮頸がん妊婦に多発 という新聞記事

2010-10-18 00:30:00 | 自然法則の性質・働き方の原理
 子宮頸がん妊婦に多発 という新聞記事

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


 読売新聞2010年10月16日(土)の夕刊の第一面に、「子宮頸がん妊婦に多発、発症ピーク若年化 性行為が低年齢化 発症ピーク30代に」という見出しの記事が載っています。
 インターネットのヤフーニュースにもこの記事の概要が載っています。
 以下の「」内は引用の印。(☆)は、筆者の注記。

 「妊娠中に子宮頸(けい)がんが発見される例が多発していることが、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)と兵庫県立がんセンター(明石市)による初の全国調査でわかった」そうです。
 「調査は、産婦人科など分娩を行なう全国1500施設を対象に、2008年1年間に子宮頸がんと診断された妊婦の数などについてアンケート。その結果、51%の施設から回答があり、患者数は計162人(平均年齢31・7歳)に達した。70%は早期がんで、子宮を一部切除し妊娠は継続できたが、子宮を全摘し、中絶の対象となった進行期の患者も44人いた。
 国立循環器病研究センター周産期・婦人科の池田智明部長によると、回答を得た病院の分娩数は国内の全分娩数の約半分であることから、妊婦10万人当たり約30人が発症していると推定。この数字は、国立がん研究センターが発表した罹患(りかん)率ピークの30歳代の35人に匹敵する。池田部長は「妊婦の数字は予想外に高い」と驚く。」

 「子宮頸がんの主因は、性行為で感染するヒトパピローマウイルスで、感染から発症まで十数年~数十年かかる。約30年前まで50歳代の患者が最多で、『子育て後の病気』といわれていたが、性行為の低年齢化などで現在の(☆最多)ピークは30代後半に移った。一方昨年度の平均出産年齢は31歳と上昇。池田部長は『このままでは出産と発症の平均年齢が一致しかねない』と懸念する。子宮頸がんは(☆性行為のあるヒトについての病気だけれど)検診で早期に発見できるが、問題は、国内の検診受信率が約20%と低く、自覚症状も無いため見過ごされ易いことだ。昨年始まったワクチン接種もすぐには効果が出ない。西村隆一郎・兵庫県立がんセンター長は『子宮頸がんは、ワクチンで7割防げる。若い女性は、早期の診断や予防接種が、将来生まれる命を救うことを胸に刻んでほしい』と話す。」

 中学生や高校生の少女の援助交際がマスコミの話題になってから十年前後立ったでしょうか・・・。
 相手が子供だろうと誰だろうと、原因=結果の因果必然の法則が絶対的にこの世界を支配し自動的かつ必然的に働いている下で、彼女たちが色々の屁理屈をこねて自分を正当化しつつ援助交際をした結果は、今になってその付けが回ってきたのでしょう。

 学校では、私達が生きているこの世界を、原因と結果の間を客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に結び付けている因果必然の自然法則が存在していて、全てのヒトを絶対的に支配していることを教えないし、これを教えるはずの先生方も、因果必然の法則のことは殆どご存知無いと申し上げて良いでしょう。
 半世紀以上前ならば、善因=善果/悪因=悪果という仏教的な教えが、市井の人々の間に生きてしましたが・・・。

 これ以上の悲劇を繰り返さないために、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで全て造られているこの世界の成り立ちと仕組みの中で、何のために性行為をするのかを、子供たちに正確にかつ丁寧に教える必要がありますね。

参照 例えば、2010年4月19日 Ω神の天地創造の目的を実現することが唯一・絶対・普遍かつ永遠普遍のヒトの生き方の原理


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自らの知識と世界観の実用性を自ら検証する機会  チリの鉱山事故のニュースに接して

2010-10-15 05:52:08 | 一口解説/一口メモ
自らの知識と世界観の実用性を自ら検証する機会  チリ国の鉱山落盤事故で坑内に残された人達全員無事救出のニュースに事寄せて

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     


○自らの知識と世界観の実用性を自ら検証する機会 チリ国の鉱山落盤事故で坑内に残された人達全員無事救出のニュースに事寄せて
 既にご存知のように、チリ国で発生した鉱山の落盤事故で、地下の坑道に閉じ込められた33人の鉱員全員が、昨日10月14日に無事に救出されました。

 この救出劇を可能にしたは、自然科学的な知識に基づいた信頼性の高い確かな技術の活用+これを補う関係者のみならず世界中のヒトたちによる無事救出の祈りの成果といえます。

 言い換えると、現場に張り付いていたチリ国大統領閣下の政治権力の力でも偶然の賜物でも偶々運が良かったのでも無いし、神への信仰心の篤い、神に選ばれたチリ国人であったからでも無い、ということです。

 ましてや、チリ国の先住民の文化とこれに基づいた知識や知恵によって救出劇が可能になったのではありません。

 ところで、この事故の発生とこの後の救出作業成功のニュースに接して、あなたが今持っている知識とこれを意味づけて一つに統合し総合化した哲学、世界観、人間観等は、この事故で地下の坑道に閉じ込められた人たちを救出するのに役立つような実用的なものですか?

 このようなニュースに接したときにこそ、自分が持っている哲学、世界観、人間観、自然科学観等の有効性と実用性の検証を、自らの手で行なう良い機会になります。
 例えば、俗に言う日本の平和憲法とこれが前提にしている「何かの障害になっているもの(例えば軍隊とか核兵器とか国家という存在とか子供が持つナイフなど)を取り除けば世界平和が訪れる」という主張を現場に差し入れたら、この救出劇は可能になったでしょうか?

 一般法則論の有効性や実用性についての個人的な検証作業は、このような形でずっとしてきました。

 実際に救出作業が始まった当初は、もどかしい位時間を掛けて、システムが完全完璧に動くか、また、安全性を確保できるか、テストを何度も繰り返して確認していましたね。
 しかし、実際に救出作業が始まると、自然科学に根拠のある信頼性の高い技術を適用していますから、救出作業に、最初は一人1時間位掛かっていたのに、途中からこの時間が短縮されるようになり、最後は最初の半分の時間で救出ができるようになりました。
 この点が、自然科学に根拠のある技術が果たす素晴らしい成果です。

 最初の一人の方が救出された時点で、イエスが説いた「求めよさらば与えられんの原理」と、「祈るとき祈りは既に叶えられたと信じなさい。そうすれば、その通りになる」マルコ伝の11章の24節(山彦の法則)を思い出して、この救出作業は成功する、と私は確信しました。
 この確信も、第一に、Ω神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みに根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠を持つ自然科学的技術を信頼して行なわれている救出作業の確からしさに基づいています。

 とにかく、全員が無事に救出されたことを、世界中の人たちと共に喜びたい。
 神様有難うゴザイマシタ。


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自然法則について 日本が6連敗中のアルゼンチンについに1対0で勝ったことをだしにして

2010-10-09 03:47:20 | 自然法則
 自然法則について 日本が6連敗中のアルゼンチンに、ついに1対0で勝ったことをだしにして

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     

○この文の目的
 この文は、天然自然の存在の「自然法則の働き方の原理」の実際の働き方の一例をサッカーに話を借りてするためのものです。

○アルゼンチンに6連敗中の日本チームが1対0で勝った!!!!!
 2010年10月8日の夜行なわれた「サッカーキリンチャレンジカップ2010年」で、新監督ザッケローニの指揮の初試合で、日本チームは、アルゼンチンとの対戦で、1対0で勝ちました。

 試合は生中継を見られず、テレビのスポーツニュースで結果を知りました。
 アルゼンチンに対しては、日本は6連敗していたと聞きます。

○アルゼンチンの監督は「日本のチームには秩序があった」と言ったと聞いて・・・
 ニュース中で聞いたところによると、負けたアルゼンチンの監督は、「日本チームには秩序があった」と言ったそうです。
 「秩序があった」とは、選手の一人ひとりの動きも作戦も無駄な動きが無く、「一つに組織化されていた」という意味でしょう。

 ザッケローニ新監督による初采配の下でアルゼンチンと試合をした日本チームは、「一つに組織化されていた」。
 これは、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みの中では、天然自然の存在の「自然法則の働き方の原理(的仕組み)」に根拠がある、「サッカーの試合で勝つための原理的仕組み」に基づいて「システム」が正しくかつ適切に作られ、そして、システムとして正しく適切に働いた/動いた/機能した、という意味になります。
 これは、ザッケローニ新監督の采配通りだったそうです。

○新監督の作戦/戦略を直ちに試合で実践できる日本チームの錬度は高い
 ザッケローニ新監督が就任して間もないのに、日本チームは新監督の作戦に則って実際の試合ができた。
 これは、日本チームの選手の技術と心構えが既に高い水準に到達していることを物語っています。

 さて、話がここから飛びます。
 日本チームがシステムとして動いて勝った話から、システムについて決めている自然法則の話に飛びます。

○自然法則とは何か
 一般法則論で説明している世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みがあります。
 そして、世界Ⅰには、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが存在しています。

 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)と私達が生まれ住むこの世界を創造した、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍的な、根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠になるものです。

 言い換えるとΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)よりも先に唯一・絶対・普遍的に存在していた、ということです。
 従って、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きにヒトが取って代わる何かを作り出して持つことは絶対に出来ないことに自動的かつ必然的になります。
 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きの前では、ヒトの意思の力も腕力も暴力もお金の力も権力も政治の力も一切全く存在してないに等しい存在です。このことを全く知らず理解しない人たちが政治家をはじめ多数存在していますが・・・。

 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、ヒトの感覚ではその存在がヒトの無意識の心と言われる部分にあって、普通知ることはできません。
 無意識の存在は、これを意識化すると分かるようになります。
 この手段・方法は、自然科学を始めする学問一般と、いわゆる悟りの体験を究極の方法とする直観です。
 この世界の成り立ちと仕組みが、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠として出来ている、という発見は、筆者のいわゆる悟りの体験による無意識の意識化に根拠があります。

 無意識の意識化は、世界Ⅰ存在のΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが、私達が心と名付けて呼ぶもので出来ていて、ヒトの心は、Ω神の心を起源し、かつ、そのものなので、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで出来ている、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みを正しく正確に認識し理解できるようになっています。
 この仕組みによって一瞬間でこの世界の成り立ちと仕組みの全体を知るのが、悟りの体験です。

 自然法則は、エネルギーと一体不可分で、Ω神の天地創造の目的を実現する原理として存在しています。
 この為に、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、天地創造を行なうΩ神から見ると、この世界を創造するためのいわば道具という存在になります。
 ヒトが作り利用する全ての道具類でも明らかなように、道具は自らの主体的な自由意思を一切持ちませんし、これを持てません。
 全ての道具類は、この道具を使う存在、即ち、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在のヒト及び道具を使うことが知られている一部の生物の意思に絶対的に従ってのみ道具としての働きをすることができます。
 これを、物理学では、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きの慣性の法則性と言います。

 以上、簡単に、自然法則とは何かの説明をしました。
 以下は、各論。

○自然法則の働き方の原理は特定の目的を実現する「それをそれにする原理的仕組み」のシステム化の形になる
 自然法則は、この世界の成り立ちと仕組みを造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きの中の一部です。
 自然法則は、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)が実現したいと思う何か特定の目的/意図を原因設定として、これを因果必然的な自然法則に則って実現するために存在しています。
 これは、Ω神による天地創造の瞬間から私達が日常生活の中で何かをする瞬間までを首尾一貫して支配している原理です。
 その実際の働き方は、特定の目的/意図を必ず実現出来る手段・方法としての「原理的仕組み」を、エネルギーと一体不可分で特定の具体的な「システム」の形にして働きます。
 簡単に言えば、自然法則は必ずそれをそれにする原理的仕組みを核にしたシステムの形でのみ働く、ということです。
 この意味のシステムには、例えば携帯電話機のような物的システムとパソコンを動かすソフトウエアのような非物質的システムとがあります。
 実際には、世界Ⅳで物質世界が誕生してからは、物質的システムに支えながら非物質的なシステムが動く形になっています。

○システムの構成要素は原理的仕組みを基に組み立てられる 2010年10月12日追記
 システムは、一つ以上の構成要素/部品で構成されています。
 何がシステムの構成要素になるのかは、特定の目的を実現するためにある原理的仕組みとの関係で客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に決まります。
 また、かっては複数の部品を構成要素としていたラジオ受信機は、今では一つの部品にまとめられるようになった例もあります。
 システムの構成要素/部品は、それをそれにする原理的仕組みによって一つの存在=システムの形に秩序付けられ組織化されて初めてシステムとして働きます。
 システムの構成要素/部品が、正しくそのシステムの原理的仕組みに則って組み立てられているとき、これによってその原理的仕組みが実現を目指す目的を、実際に自動的かつ必然的に確実に実現することが可能になります。

○原理的仕組みによる天然自然のシステムの自己組織化 自然治癒力/自然回復力の本 2010年10月12日追記挿入
 システムの構成要素は、特定の目的/機能を実現する/達成する原理的仕組みを基にして一つのシステムの形に組み立てられます。
 この場合、それが、Ω神が直接造った天然自然のシステム、例えば、地球や生物一般、ヒトである場合には、「それをそれにしている原理的仕組み」が、「自己組織化」という言葉/用語で知られている、絶えずそのシステムの完全完璧さと正常性を保つ働きをしています。
 これは、例えば病気になったヒトの心身を元の健康状態に自動的かつ必然的に引き戻す天然自然の力である「自然治癒力/自然回復力」として働きます(この詳しい説明と自然治癒力/自然回復力を活用して病気を治す技術、特にイエスが行なった霊的な治療技術の話は別文)。
 地球は、「ガイア仮説」の名で知られている「地球の原理的仕組み」で造られている天然自然のシステムです。
 そこで、地球にもシステムとしての地球本来の完全完璧さと正常性(正常血圧には巾があるように正常値には巾があります)がありますから(これが何か具体的にはまだ分からないにしても、地球を造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きはこれが何にかをちゃんと知っています)、これが乱されれば当然に自然治癒力/自然回復力が自動的かつ必然的に働きます。
 天然自然のシステムに加えられたヒト(宇宙大では宇宙人一般)的な操作は、例えば元の天然自然の特定のシステムには元々存在しなかった例えば病害虫に犯され難いという機能を付け加える遺伝子組み換えのような操作は、天然自然のシステム全体、即ち、天然自然の生態系システムの中では、天然自然のシステムに自動的かつ必然的に働く自然治癒力/自然回復力によりやがて自然に排除されることになる、と推測できます。→今、名古屋で開催されている国連の生物多様性条約会議の論点の一つ。
 Ω神が直接造った天然自然の完全完璧なシステムを、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、ある歴史的な瞬間に手を加えることは出来ても、恒久的に変更することはできないからです。
 このブログには、スポンサー・リンクで、宇宙人が遺伝子操作でヒトを造ったという説を唱えるところにリンクしています。
 しかし、この説は、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みを知らないのです。


○出来上がって実際に正常に働いているシステムを利用すれば目的/意図は自動的かつ必然的に実現する
 出来上がって実際に正常に働いているシステムを利用すれば目的/意図は自動的かつ必然的に実現します。
 例えば携帯電話機を使えば確実に電話をすることができます。
 初めて降りた駅のバスターミナルで、目的地に行くバス路線を正しく選んで、一時間近く待って来てバスに乗り込んだときに、どの道を行ったら目的地に到達するのかは全く知らないけれども、このバスの運転手に任せ切って、これでもう目的地に着いたのも同然で、後は目的地まで約20分間をこのバスに大人しく乗っているだけで良い、と言えたのは、システムを利用するという意味がよく分かっているからです。

○一つの目的を実現する原理的仕組みは複数あるのが普通
 何か特定の目的を実現し得る原理的仕組みは、一般に複数あります。
 例えば生物が持つ神経系は、全てがヒトと同じなのではなくて、その生物独自の神経システムの原理があります。
 もっと身近な例では、他者と通信する手段・方法やお湯を沸かす色々な手段・方法。
 先の例で言えば、目的地近くでバスを降りて、目的地まで、3分、10分、15分歩くことになる3系統のバス路線がありました。
 現地付近の地図を持っていないものですから、目的地まで3分の所のバス停で降りる系統のバスを選びました。
 帰りは、出発点の駅に戻るバスは最寄りの1系統しかありませんでしたから、出発点の駅に戻るのは確実で簡単でした。

○何がそれをする原理的仕組み/手段・方法であるのかは発見或いは発明するもの
 何かそれを実現する或いは実現している原理的仕組みであるのかは、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)にとって最初から自明であるのではありません。
 何が実現したい目的を実際に実現し得る原理的仕組みで在るのかは、自然法則がそれは何かを決めています。
 そこで、これに基づいて、目的を実現し得る原理的仕組みを、発見したり(天然自然の世界の中の仕組み)、天然自然の世界の仕組みを組み合わせて発明したり(例えば携帯電話機の原理的仕組み)するものです。

○原理的仕組みは自明でないことからこれを発見或いは発明する手間を省いて勝手にでっち上げるヒトが後を絶たない
 何かを実現したい、例えば地上世界に平和の秩序を実現したい、と思うヒトがいるとします。
 このヒトは、地上世界に平和の秩序を実現出来る原理的仕組みを発見するか、発明しなければなりません。
 既にこれを見つけているというヒトがいるのならば、その原理的仕組みの真偽をよく確かめなくてはなりません。
 しかし、こういう手間を一切省いて、俗に言う平和憲法がそれだ!!! という主張に安易に飛びつく人たちが沢山います。
 実際には、平和憲法が平和をもたらす原理的仕組みだという主張は、未だにその正しさが証明されてはいません。
 それどころか、今現在の日本国を取り巻く国際情勢を大前提に考えると、逆に日本国と日本国周辺に地政学的な不安定さをもたらし、日本国の存亡に掛かることになる、というのが、常識的に判断になっている、と言って良いでしょう。
 いや、日本国を韓国や中国の支配下において、日本国の領土をその一部にしたいと強く願う人たちが平和憲法の熱烈な支持者らしいので、常識はまったく通用しないのが実際のようです。
 なお、一般法則論ではΩ神による世界秩序が、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトを通して実現したときにのみ、地上に揺るぎの無い神の国の平和/地上天国が実現する、と言っています。
 「こうすれば多額の副収入が得られます」という内職紹介商法は、原理的仕組み的にはインチキなビジネスモデルを売る詐欺行為です。

○原理的仕組みは味噌と糞とを区別することを可能にする原理
 味噌の原理的仕組みと糞の原理的仕組みとは異なります。
 そこで、原理的仕組みに則れば、味噌と糞とが客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に区別できます。
 しかし、世の中には、味噌と糞とを混同したり、区別するのを拒否する人たちがいます。
 中国で人権以前の「ヒトとして生まれていることが否定されていることは変だ」と言っている劉 暁波氏に2010年のノーベル平和賞が与えられたことに怒り反発した中国の政府は、中国共産党の中でしか通用しない理屈を振りかざして、ノルウェー国とノーベル財団とを区別することを拒否しています。
 
○何が特定の目的を必ず実現できる「原理的仕組み」であるのかは自然法則のみがよく知っている
 何が特定の目的を必ず実現できる手段・方法としての「原理的仕組み」であるのかは、全知全能の自然法則のみがよく知っています。
 で、何かを実現したいときには、自然法則に頼り、自然法則に相談して、自然法則に任せてやってもらうのが常に最良・最善・最高の方法です。
 これは、一般法則論では、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを丸ごと活用すると言っています。

○システムにおけるエネルギーの役割
 システムは、これ単独では実際には働けません。
 自然法則は、常にエネルギーと一体不可分でのみ存在し、一体不可分でのみ働きます。
 これは、エネルギー側から言っても同じです。
 エネルギーは、システムを造る素材として、世界Ⅳで物質化し、元素化→化合物/混合物→有機化合物→加工した人工の物化した物が、実際の人工のシステムを作る素材になっています。
 この意味での自然法則とエネルギーとの関係は、第一に、自然法則がそのシステムを作る原理的仕組みとして、物化したエネルギーの存在をシステムの形になるように制御し秩序付けています。この実際が、物づくりの技術。
 この他に、エネルギーは、携帯電話機で言えば、携帯電話機が実際に動くためのエネルギー源として働いています。
 この意味での自然法則とエネルギーとの関係は、エネルギーの働き方を自然法則がそのシステムの原理的仕組みに合うように、そのシステムの原理的仕組みに則って制御し秩序付けています。

 システムを構成しているエネルギー=システムに物質化しているエネルギー+システムを動かすエネルギー。

○エネルギーの量子化と暗黒物質と万有引力の法則の関係
 工事中 2010年10月12日

○まとめ
 日本のサッカーチームが6連敗中の相手のアルゼンチンに遂に勝ったことと、日本チームを作り動かしている自然法則に関して、一般法則論的な一言を述べました。

○追記 スウェーデン国→ノルウェー国に訂正
 ノーベル財団があるのは、ノルウェー国でした。
 訂正しました。
 追記の締め 2010年10月9日午前11時10分すぎ


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。

自然法則について 日本が6連敗中のアルゼンチンについに1対0で勝ったことをだしにして 追記10月12日

2010-10-09 03:47:20 | 自然法則
 自然法則について 日本が6連敗中のアルゼンチンに、ついに1対0で勝ったことをだしにして

○このブログを初めて読んでくださる方は次の文を先に読んで下さい。
 「哲学の道具箱」という本で哲学的思考の大前提を再確認する 2009-07-02 05:01 掲載
 この文は、紙に印字して良く読んでくださることを、お願いいたします。

○一般法則論の世界観の図解
 以下のものを参考に、入れ子構造の図解を、まずしてください。
 入れ子構造の描き方や記号の意味は、このブログの2008年12月3日の文をお読みください。
 この文は、紙に印字してよく読んでくださることをお願いします。

世界Ⅰ 〔世界Ⅱ「魔境  (世界Ⅲ(世界Ⅳ  (世界Ⅴ (世界Ⅵ    (世界Ⅶ)))))」〕 世界Ⅰ
         妄想
Ω神= 〔A→   ∥Z→ (B→ (C→   (D→  (H→E→F→G→(M)))))∥〕    Ω=神の国
  ∥        ↑  理法  自然   物的   俗・人・子・文歴  記憶
(心的なD)    M(記憶)        Ω人   人・生・孫・化史  ↓
唯一絶対                     

○この文の目的
 この文は、天然自然の存在の「自然法則の働き方の原理」の実際の働き方の一例をサッカーに話を借りてするためのものです。

○アルゼンチンに6連敗中の日本チームが1対0で勝った!!!!!
 2010年10月8日の夜行なわれた「サッカーキリンチャレンジカップ2010年」で、新監督ザッケローニの指揮の初試合で、日本チームは、アルゼンチンとの対戦で、1対0で勝ちました。

 試合は生中継を見られず、テレビのスポーツニュースで結果を知りました。
 アルゼンチンに対しては、日本は6連敗していたと聞きます。

○アルゼンチンの監督は「日本のチームには秩序があった」と言ったと聞いて・・・
 ニュース中で聞いたところによると、負けたアルゼンチンの監督は、「日本チームには秩序があった」と言ったそうです。
 「秩序があった」とは、選手の一人ひとりの動きも作戦も無駄な動きが無く、「一つに組織化されていた」という意味でしょう。

 ザッケローニ新監督による初采配の下でアルゼンチンと試合をした日本チームは、「一つに組織化されていた」。
 これは、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みの中では、天然自然の存在の「自然法則の働き方の原理(的仕組み)」に根拠がある、「サッカーの試合で勝つための原理的仕組み」に基づいて「システム」が正しくかつ適切に作られ、そして、システムとして正しく適切に働いた/動いた/機能した、という意味になります。
 これは、ザッケローニ新監督の采配通りだったそうです。

○新監督の作戦/戦略を直ちに試合で実践できる日本チームの錬度は高い
 ザッケローニ新監督が就任して間もないのに、日本チームは新監督の作戦に則って実際の試合ができた。
 これは、日本チームの選手の技術と心構えが既に高い水準に到達していることを物語っています。

 さて、話がここから飛びます。
 日本チームがシステムとして動いて勝った話から、システムについて決めている自然法則の話に飛びます。

○自然法則とは何か
 一般法則論で説明している世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みがあります。
 そして、世界Ⅰには、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが存在しています。

 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)と私達が生まれ住むこの世界を創造した、地球大、宇宙大で唯一・絶対・普遍的な、根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠になるものです。

 言い換えるとΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)よりも先に唯一・絶対・普遍的に存在していた、ということです。
 従って、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きにヒトが取って代わる何かを作り出して持つことは絶対に出来ないことに自動的かつ必然的になります。
 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きの前では、ヒトの意思の力も腕力も暴力もお金の力も権力も政治の力も一切全く存在してないに等しい存在です。このことを全く知らず理解しない人たちが政治家をはじめ多数存在していますが・・・。

 Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きは、ヒトの感覚ではその存在がヒトの無意識の心と言われる部分にあって、普通知ることはできません。
 無意識の存在は、これを意識化すると分かるようになります。
 この手段・方法は、自然科学を始めする学問一般と、いわゆる悟りの体験を究極の方法とする直観です。
 この世界の成り立ちと仕組みが、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを根源的で根本的な究極の天地創造の目的/原因/原理/理由/根拠として出来ている、という発見は、筆者のいわゆる悟りの体験による無意識の意識化に根拠があります。

 無意識の意識化は、世界Ⅰ存在のΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きが、私達が心と名付けて呼ぶもので出来ていて、ヒトの心は、Ω神の心を起源し、かつ、そのものなので、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで出来ている、世界Ⅰ~世界Ⅴ~世界Ⅶ(+Z)からなるこの世界の成り立ちと仕組みを正しく正確に認識し理解できるようになっています。
 この仕組みによって一瞬間でこの世界の成り立ちと仕組みの全体を知るのが、悟りの体験です。

 自然法則は、エネルギーと一体不可分で、Ω神の天地創造の目的を実現する原理として存在しています。
 この為に、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きは、天地創造を行なうΩ神から見ると、この世界を創造するためのいわば道具という存在になります。
 ヒトが作り利用する全ての道具類でも明らかなように、道具は自らの主体的な自由意思を一切持ちませんし、これを持てません。
 全ての道具類は、この道具を使う存在、即ち、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在のヒト及び道具を使うことが知られている一部の生物の意思に絶対的に従ってのみ道具としての働きをすることができます。
 これを、物理学では、自然法則+エネルギー一体不可分の存在とその働きの慣性の法則性と言います。

 以上、簡単に、自然法則とは何かの説明をしました。
 以下は、各論。

○自然法則の働き方の原理は特定の目的を実現する「それをそれにする原理的仕組み」のシステム化の形になる
 自然法則は、この世界の成り立ちと仕組みを造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きの中の一部です。
 自然法則は、Ω神とΩ神の化身かつ分身の存在のヒト(宇宙大では宇宙人一般)が実現したいと思う何か特定の目的/意図を原因設定として、これを因果必然的な自然法則に則って実現するために存在しています。
 これは、Ω神による天地創造の瞬間から私達が日常生活の中で何かをする瞬間までを首尾一貫して支配している原理です。
 その実際の働き方は、特定の目的/意図を必ず実現出来る手段・方法としての「原理的仕組み」を、エネルギーと一体不可分で特定の具体的な「システム」の形にして働きます。
 簡単に言えば、自然法則は必ずそれをそれにする原理的仕組みを核にしたシステムの形でのみ働く、ということです。
 この意味のシステムには、例えば携帯電話機のような物的システムとパソコンを動かすソフトウエアのような非物質的システムとがあります。
 実際には、世界Ⅳで物質世界が誕生してからは、物質的システムに支えながら非物質的なシステムが動く形になっています。

○一つ同じ原理で造られる物でもシステム化された物では個別化と多様化が自動的かつ必然的に行なわれる 2010年10月19日午前零時45分過ぎ挿入追加 別文。


○原理的仕組みはこれを基に造られるシステムが出来ることと出来ないことを決める役割/機能がある 2010年10月13日午前零時過ぎ挿入追記
 必ず何か特定の原理的仕組みを基にして造られるシステムは、これによって出来ること出来ないこととを自動的かつ必然的に決めます。
 例えば携帯電話機で電話をかけることができます。
 しかし、携帯電話機は、携帯電話機以外の、例えば電気炊飯器や電気湯沸かし器や自転車としては使えません。
 この見極めが出来ないヒトがいます、「在る物で(工夫して)間に合わせなさい!」の一言で・・・。

○必ず特定の原理的仕組みを基に造られるシステムには機能が及ぶ範囲に限界がある 2010年10月13日午前零時すぎ 挿入追加
 例えば、コップ一杯の水に、砂糖や塩が幾らで溶け込む、無限の量が融けることは無い、と誰でも経験則として知っています。
 これは、偶然にこうなっているのではありません。
 Ω神が造ったこの世界全体のシステムの中では、一つひとつのシステムが果たす役割は特定の範囲内に限定されています。
 これは、Ω神が造るこの世界の全体のシステム内に収まり、その秩序に調和するように出来ているからです。
 この限界は、最大限でも、E=c^2/秒(但しc=光の速度は一定不変)のエネルギー内です。
 そこで、因果必然の法則が一つ働くと、これに伴って因果の連鎖が無限に続くと考えるいわゆる「ラプラスの悪魔」は存在しません。
 また、「北京で蝶が羽ばたくとニューヨークではそれが嵐になることがある」という複雑系の学者のいうことも、起こりません。
 蝶の羽ばたきは、蝶が飛ぶのに丁度良い必要なだけのエネルギーを使うのであって、遠く離れたニューヨークに嵐を起こす程のエネルギーは絶対に使わないのです。
 また、蝶の羽ばたきで起こされる空気の振動=風が、ニューヨークでは嵐になるように増幅する天然自然のエネルギー増幅器が存在している、という話は聞いたことがありません。
 ただし、北京で一頭の蝶が今飛んでいるという情報は、一瞬にして宇宙大のあらゆる場所で知れ亘っている、というのは、この世界の存在物とその動きは、全てE=c^2/秒(但し光の速度一定不変)を素材にして造られていて、ヒトの心の存在と働きもこれを素に造られていますから、本当です。これは、いわゆるテレパシー/遠隔知覚の名でも知られています。

○あなたの意識のある心はあなたの中に限定されていて他者の意識のある心をその内に包含しない 2010年10月19日午前零時45分過ぎ挿入追加は別文 一万字制限。

○システムの構成要素は原理的仕組みを基に組み立てられる 2010年10月12日追記
 システムは、一つ以上の構成要素/部品で構成されています。
 何がシステムの構成要素になるのかは、特定の目的を実現するためにある原理的仕組みとの関係で客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に決まります。
 また、かっては複数の部品を構成要素としていたラジオ受信機は、今では一つの部品にまとめられるようになった例もあります。
 システムの構成要素/部品は、それをそれにする原理的仕組みによって一つの存在=システムの形に秩序付けられ組織化されて初めてシステムとして働きます。
 システムの構成要素/部品が、正しくそのシステムの原理的仕組みに則って組み立てられているとき、これによってその原理的仕組みが実現を目指す目的を、実際に自動的かつ必然的に確実に実現することが可能になります。

○システムの構成要素がシステムの形に造られているのが複雑系のシステム 2010年13日午前零時すぎ挿入追加
 特定の目的/機能を実現する/達成するために存在する特定の原理的仕組みに基づいて造られる全てのシステムは、一般に二つ以上のシステムの構成要素/部品全体がそのシステムを造る原理的仕組みに基づいて特定の目的/機能が自動的かつ必然的に実現できるように秩序付けられています。
 このときに、システムの構成要素/部品は、これ自体で一つのシステムであることが普通です。
 例えば、ラジカセは、ラジカセの原理的仕組みで造られているシステムですが、これは、ラジオの原理的仕組みで造られているらラジオ受信機システム+カセットテープ録音機システム+CD再生機システム+時計システム+タイマー機能など複数のシステムが、ラジカセの原理的仕組みとして一つに統合され、総合化されている複雑系のシステムです。
 この世界を見渡すと、ヒトも社会も天然自然の世界もその殆どが、上に説明した意味の複雑系です。
 電子のように単一の要素で出来ているシステムの方が例外的だ、ということが出来ます。

○原理的仕組みによる天然自然のシステムの自己組織化 自然治癒力/自然回復力の本 2010年10月12日追記挿入
 システムの構成要素は、特定の目的/機能を実現する/達成する原理的仕組みを基にして一つのシステムの形に組み立てられます。
 この場合、それが、Ω神が直接造った天然自然のシステム、例えば、地球や生物一般、ヒトである場合には、「それをそれにしている原理的仕組み」が、「自己組織化」という言葉/用語で知られている、絶えずそのシステムの完全完璧さと正常性を保つ働きをしています。
 これは、例えば病気になったヒトの心身を元の健康状態に自動的かつ必然的に引き戻す天然自然の力である「自然治癒力/自然回復力」として働きます(この詳しい説明と自然治癒力/自然回復力を活用して病気を治す技術、特にイエスが行なった霊的な治療技術の話は別文)。
 地球は、「ガイア仮説」の名で知られている「地球の原理的仕組み」で造られている天然自然のシステムです。
 そこで、地球にもシステムとしての地球本来の完全完璧さと正常性(正常血圧には巾があるように正常値には巾があります)がありますから(これが何か具体的にはまだ分からないにしても、地球を造っているΩ神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きはこれが何にかをちゃんと知っています)、これが乱されれば当然に自然治癒力/自然回復力が自動的かつ必然的に働きます。
 天然自然のシステムに加えられたヒト(宇宙大では宇宙人一般)的な操作は、例えば元の天然自然の特定のシステムには元々存在しなかった例えば特定の農作物に病害虫に犯され難いという機能を付け加える遺伝子組み換えのような操作は、天然自然のシステム全体、即ち、天然自然の生態系システムの中では、天然自然のシステムに自動的かつ必然的に働く自然治癒力/自然回復力によりやがて自然に排除されることになる、と推測できます。→今、名古屋で開催されている国連の生物多様性条約会議の論点の一つ。
 Ω神が直接造った天然自然の完全完璧なシステムを、ヒト(宇宙大では宇宙人一般)は、ある歴史的な瞬間に手を加えることは出来ても、恒久的に変更することはできないからです。
 このブログは、スポンサー・リンクで、宇宙人が遺伝子操作でヒトを造ったという説を唱えるところにリンクしています。
 しかし、この説は、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きで造られているこの世界の成り立ちと仕組みを知らないのです。

 人工のシステム、例えば携帯電話機には、自然治癒力/自然回復力がありません。
 この先も、携帯電話機に自然治癒力/自然回復力を持たせることは出来ないでしょう。
 いや、人工のシステムに自然治癒力/自然回復力を持たせてはいけないのです。
 なぜならば、今使われている携帯電話機は、その内に必ず不要になるに違いないからです。この様な存在に自然治癒力/自然回復力を持たせたら厄介なことになります。
 携帯電話機が故障したら、この製造元に送って修理してもらう式が人工のシステムを完全完璧に正常に保つ/維持する手段・方法です。

 ロボットに自然修理力/自然回復力を持たせるつもりの人たちがいます。
 しかし、これは、上で説明したような理屈で、しない方が良いことになります。

○出来上がって実際に正常に働いているシステムを利用すれば目的/意図は自動的かつ必然的に実現する
 出来上がって実際に正常に働いているシステムを利用すれば目的/意図は自動的かつ必然的に実現します。
 例えば携帯電話機を使えば確実に電話をすることができます。
 初めて降りた駅のバスターミナルで、目的地に行くバス路線を正しく選んで、一時間近く待って来たバスに乗り込んだときに、どの道を行ったら目的地に到達するのかは全く知らないけれども、このバスの運転手に任せ切って、これでもう目的地に着いたのも同然で、後は目的地まで約20分間をこのバスに大人しく乗っているだけで良い、と言えたのは、システムを利用するという意味がよく分かっているからです。

○一つの目的を実現する原理的仕組みは複数あるのが普通
 何か特定の目的を実現し得る原理的仕組みは、一般に複数あります。
 例えば生物が持つ神経系は、全てがヒトと同じなのではなくて、その生物独自の神経システムの原理があります。
 もっと身近な例では、他者と通信する手段・方法やお湯を沸かす色々な手段・方法。
 先の例で言えば、目的地近くでバスを降りて、目的地まで、3分、10分、15分歩くことになる3系統のバス路線がありました。
 現地付近の地図を持っていないものですから、目的地まで3分の所のバス停で降りる系統のバスを選びました。
 帰りは、出発点の駅に戻るバスは最寄りの1系統しかありませんでしたから、出発点の駅に戻るのは確実で簡単でした。

○何がそれをする原理的仕組み/手段・方法であるのかは発見或いは発明するもの
 何かそれを実現する或いは実現している原理的仕組みであるのかは、私達ヒト(宇宙大では宇宙人一般)にとって最初から自明であるのではありません。
 何が実現したい目的を実際に実現し得る原理的仕組みで在るのかは、自然法則がそれは何かを決めています。
 そこで、これに基づいて、目的を実現し得る原理的仕組みを、発見したり(天然自然の世界の中の仕組み)、天然自然の世界の仕組みを組み合わせて発明したり(例えば携帯電話機の原理的仕組み)するものです。

○原理的仕組みは自明でないことからこれを発見或いは発明する手間を省いて勝手にでっち上げるヒトが後を絶たない
 何かを実現したい、例えば地上世界に平和の秩序を実現したい、と思うヒトがいるとします。
 このヒトは、地上世界に平和の秩序を実現出来る原理的仕組みを発見するか、発明しなければなりません。
 既にこれを見つけているというヒトがいるのならば、その原理的仕組みの真偽をよく確かめなくてはなりません。
 しかし、こういう手間を一切省いて、俗に言う平和憲法がそれだ!!! という主張に安易に飛びつく人たちが沢山います。
 実際には、平和憲法が平和をもたらす原理的仕組みだという主張は、未だにその正しさが証明されてはいません。
 それどころか、今現在の日本国を取り巻く国際情勢を大前提に考えると、逆に日本国と日本国周辺に地政学的な不安定さをもたらし、日本国の存亡に掛かることになる、というのが、常識的に判断になっている、と言って良いでしょう。
 いや、日本国を韓国や中国の支配下において、日本国の領土をその一部にしたいと強く願う人たちが平和憲法の熱烈な支持者らしいので、常識はまったく通用しないのが実際のようです。
 なお、一般法則論ではΩ神による世界秩序が、Ω神の化身かつ分身の存在のヒトを通して実現したときにのみ、地上に揺るぎの無い神の国の平和/地上天国が実現する、と言っています。
 「こうすれば多額の副収入が得られます」という内職紹介商法は、原理的仕組み的にはインチキなビジネスモデルを売る詐欺行為です。

○原理的仕組みは味噌と糞とを区別することを可能にする原理
 味噌の原理的仕組みと糞の原理的仕組みとは異なります。
 そこで、原理的仕組みに則れば、味噌と糞とが客観的にかつ一義的/一意的に明確にかつ確定的に区別できます。
 しかし、世の中には、味噌と糞とを混同したり、区別するのを拒否する人たちがいます。
 中国で人権以前の「ヒトとして生まれていることが否定されていることは変だ」と言っている劉 暁波氏に2010年のノーベル平和賞が与えられたことに怒り反発した中国の政府は、中国共産党の中でしか通用しない理屈を振りかざして、ノルウェー国とノーベル財団とを区別することを拒否しています。
 
○何が特定の目的を必ず実現できる「原理的仕組み」であるのかは自然法則のみがよく知っている
 何が特定の目的を必ず実現できる手段・方法としての「原理的仕組み」であるのかは、全知全能の自然法則のみがよく知っています。
 で、何かを実現したいときには、自然法則に頼り、自然法則に相談して、自然法則に任せてやってもらうのが常に最良・最善・最高の方法です。
 これは、一般法則論では、Ω神=天地創造の目的を最初から持つ創造主である神+自然法則+エネルギーの三位一体不可分の存在とその働きを丸ごと活用すると言っています。

○システムにおけるエネルギーの役割
 システムは、これ単独では実際には働けません。
 自然法則は、常にエネルギーと一体不可分でのみ存在し、一体不可分でのみ働きます。
 これは、エネルギー側から言っても同じです。
 エネルギーは、システムを造る素材として、世界Ⅳで物質化し、元素化→化合物/混合物→無機化合物→有機化合物→加工した人工の物化した物が、実際の人工のシステムを作る素材になっています。
 この意味での自然法則とエネルギーとの関係は、第一に、自然法則がそのシステムを作る原理的仕組みとして、物化したエネルギーの存在をシステムの形になるように制御し秩序付けています。この実際が、物づくりの技術。
 この他に、エネルギーは、携帯電話機で言えば、携帯電話機が実際に動くためのエネルギー源として働いています。
 この意味での自然法則とエネルギーとの関係は、エネルギーの働き方を自然法則がそのシステムの原理的仕組みに合うように、そのシステムの原理的仕組みに則って制御し秩序付けています。

 システムを構成しているエネルギー=システムに物質化しているエネルギー+システムを動かすエネルギー。

○エネルギーの量子化と暗黒物質と万有引力の法則の関係
 工事中 2010年10月12日
 これは別の文にします。2010年10月13日午前零時すぎ書き込み

○まとめ
 日本のサッカーチームが6連敗中の相手のアルゼンチンに遂に勝ったことと、日本チームを作り動かしている自然法則に関して、一般法則論的な一言を述べました。

○追記 スウェーデン国→ノルウェー国に訂正
 ノーベル財団があるのは、ノルウェー国でした。
 訂正しました。
 追記の締め 2010年10月9日午前11時10分すぎ


 例により、誤記・誤字・脱字等がありましたら、気付き次第訂正します。
 書き込み後、二日くらいは、訂正や加筆を繰り返すのが習慣になりましたので、よろしくお願いいたします。