~街の電気屋さんの日常~ アトム山口阿知須店 (有)岡村電器

山口県山口市阿知須で、街の電気屋としての日常を少しずつご紹介していきます。街の電気屋さんは、いろんなことします。

室外機の二段置き工事

2016年09月07日 | エアコン

台風も過ぎ去り 残暑がぶり返してきましたが、エアコン工事にお伺いしました。

 

今日は、こちらのエアコンと2階のエアコンを2台、取り換えます。

 

 

 

 

既設エアコンのメーカーはナショナル、現在のパナソニックになりますね。

 

とまあ、ここまでは良くある工事ですが、今回は 室外機をクーラーキャッチャーを使って

2段置きにします。

これが、現在の様子です。

 

 

 

 

架台も、かなり錆びついていますね。

まずは、既設の撤去です。

 

 

 

 

室外の配管は、すべて新しくスリムダクトを使用して 仕上げます。

 

 

 

 

 

このハシゴの真下に、二段置きのクーラーキャッチャーを設置するようになります。

 配管穴は、パテ埋めして害虫などの侵入を防ぎます。

 

 

 

 

新規に取り付ける機種は、日立のRAS-XJ25Fと、同じくRAS-XJ28F。

当店推奨の省エネモデルですね。

部屋の広さは、8畳と10畳用になります。

 

電源は、両方共 100Vですが、10畳用はコンセントの形状が異なります。

通称、「IL型」と呼んでいますが、こちらも併せて取り換えました。

 

 

 

 

今回の工事は、通常の標準工事と違って たいへん手間のかかる内容です。

噴き出る汗をタオルで拭きながら、頑張って施工しました。

 

1階、2階共 本体の取り付け完了!

 

 

 

 

 

覚悟はしていたものの、やはり かなり時間がかかりました。

室外機の設置、配管の接続、真空引き、すべて完了。

 

 

 

 

阿知須は、海に近いこともあって塩害を受けやすい地域になります。

つまり、錆びに対する対策が必要です。

 

そうしたこともあって、当店ではエアコンの架台は、すべて 溶融亜鉛メッキ仕上げ

通称 「どぶ付け」のものを使っています。

これなら、耐久性 バツグンです。

 

また、ドレンホースも特殊2層構造のハイクォリティタイプを使用。

このタイプは、紫外線に強く 一般に使われているものに比べて、

2倍以上の耐候性があります。

 

一口にエアコン工事と言っても、業者さんにより 工事内容や使用する部材は

様々ですね。

特に、ドレンホースの違いなどは 一般のお客様にはまずわからない所です。

 

当店は街の電気屋、信用第一、部材にもこだわって施工いたします。

 

さて、工事に戻ります。 

室外機の設置場所、ここが1番時間をかけて苦労したところです。

傾斜した地面で水平を出すのと、この前を車椅子で出入りされますので、

そのスペース確保ですね。

 

今までギリギリだったそうなので、架台の位置を慎重に決めて、

なんとか今までより 少し余裕がある程度に収まりました。

 

 

 

 

普段の工事では、ここまで1センチにこだわって施工することも少ないですね。

まあ、でも 苦労の甲斐あって、前より通りやすくなったと喜んでいただけました。

 

これで、暑さはもちろん、冬将軍がやってきても 快適ですね。

 

 

 

 

 

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