山口市には、消防団としては珍しいと思いますが、『救助部隊』が配備されています。
各分団から選抜された団員で構成されており、4つの部隊があります。
その中の一つ、南統括部隊の訓練に参加しました。
時は4月24日、場所は南消防署です。
ちなみに 南統括の管轄は、川東・川西・小郡・秋穂・阿知須の5方面隊のエリアですね。
こちらが、専用の車両です。
早速、機材を車から降ろしての点検です。
そして、常備してある医薬品の確認。
発電機で使用できる、照明。
これら以外にも、色々な救助器具が揃っています。
それらを、ひとつひとつ点検していきます。
イザという時、いつでも使えるように 日頃からの点検が欠かせません。
さて、点検も無事終わり 搬送要領の実地訓練。
災害現場で、要救助者を搬送する つまり移動させる手段ですね。
まずは、基本的な背負っての搬送。
写真では分かりにくいのですが、要救助者と自分をロープで固定して、両手が使えるようにしてあります。
階段などで、両手が使えないと非常に危険ですからね。
ちょっとした事ですが、単に背負うのとでは 大違いですよ!!
やはり、こうした所に救助訓練の意味がありますね。
知らないと、できませんから。
次は、器材を使っての搬送です。
ちょっと、雑談になりますが・・・・・。
テレビでレスキュー隊の救助訓練を、ご覧になったことがあると思いますが、
人間の代わりに『人形(ダミー)』を、高所から救助したりしますよね。
その実物が、こちらですよ。
なんと、不要になった「ホース」で作られています。
重量は、70Kg。
重くて、訓練した隊員でなければ、とても一人では持てませんね。
しかしまあ・・・・・、よく出来ていますよ・・・・。
足なんか、こうですよ。
リ・・・・、リアルなもんです!!
まったく・・・・、よく出来ています!!
さてさて、どうでもいいことに感心しているうちに、救助訓練 無事に終了!!
常備消防の救助部隊の皆さん、救助指導 お疲れ様です!!
消防団員の皆さんも、たいへんお疲れ様でした!!