~街の電気屋さんの日常~ アトム山口阿知須店 (有)岡村電器

山口県山口市阿知須で、街の電気屋としての日常を少しずつご紹介していきます。街の電気屋さんは、いろんなことします。

山口市消防団 救助部隊訓練

2022年04月27日 | 消防

山口市には、消防団としては珍しいと思いますが、『救助部隊』が配備されています。

各分団から選抜された団員で構成されており、4つの部隊があります。

その中の一つ、南統括部隊の訓練に参加しました。

時は4月24日、場所は南消防署です。

ちなみに 南統括の管轄は、川東・川西・小郡・秋穂・阿知須の5方面隊のエリアですね。

 

こちらが、専用の車両です。

 

 

 

 

早速、機材を車から降ろしての点検です。

 

 

 

 

 

そして、常備してある医薬品の確認。

 

 

 

 

発電機で使用できる、照明。

 

 

 

 

これら以外にも、色々な救助器具が揃っています。

それらを、ひとつひとつ点検していきます。

イザという時、いつでも使えるように 日頃からの点検が欠かせません。

 

さて、点検も無事終わり 搬送要領の実地訓練。

災害現場で、要救助者を搬送する つまり移動させる手段ですね。

まずは、基本的な背負っての搬送。

 

 

 

 

写真では分かりにくいのですが、要救助者と自分をロープで固定して、両手が使えるようにしてあります。

階段などで、両手が使えないと非常に危険ですからね。

ちょっとした事ですが、単に背負うのとでは 大違いですよ!!

やはり、こうした所に救助訓練の意味がありますね。

知らないと、できませんから。

 

次は、器材を使っての搬送です。

 

 

 

 

 

ちょっと、雑談になりますが・・・・・。

テレビでレスキュー隊の救助訓練を、ご覧になったことがあると思いますが、

人間の代わりに『人形(ダミー)』を、高所から救助したりしますよね。

その実物が、こちらですよ。

 

 

 

 

なんと、不要になった「ホース」で作られています。

重量は、70Kg。

重くて、訓練した隊員でなければ、とても一人では持てませんね。

しかしまあ・・・・・、よく出来ていますよ・・・・。

足なんか、こうですよ。

 

 

 

 

リ・・・・、リアルなもんです!!

まったく・・・・、よく出来ています!!

 

さてさて、どうでもいいことに感心しているうちに、救助訓練 無事に終了!!

 

常備消防の救助部隊の皆さん、救助指導 お疲れ様です!!

消防団員の皆さんも、たいへんお疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヨシ焼き

2022年03月06日 | 消防

きらら浜自然観察公園の『ヨシ焼き』が、実施されました。

これは、ヨシの成長を促し、病原虫・雑草を駆除してヨシ原の環境を維持するために、

毎年行なわれています。

 

 

 

 

阿知須方面隊の「阿知須分団」と「井関分団」も、万一に備え ポンプ車を2台出動させて警戒に当たります。

ということで、私も 参加。

 

いよいよ、火入れ 開始!!

 

 

 

 

左から2番目は、地元のケーブルテレビのカメラマンです。

いい映像が撮れると、いいですね。

 

 

 

 

午前10時に開始した時は、全くの無風状態でして安心していましたが、

しばらくすると急に風が強くなり、緊張感が増してきます!

 

作業する皆さんは毎年の事でもあり、熟練されていますが、それでも慎重に

風下から順に燃やしていきます。

 

 

 

 

 

 

一般の方もたくさん見学に来られていて、自慢のカメラで撮影されていましたね。

 

 

 

 

こちらの自然観察公園は、野鳥の宝庫と言われていて、訪れる方も多いですね。

お子様連れで行かれても充分に楽しめますし、いい経験にもなります!!

ビジターセンターには、各種の望遠鏡が揃っているし、専門の説明員の方もおられます。

一度、足を運ばれてみたら いかがでしょうか?

双眼鏡の無料貸し出しもされているようですので、相談されてみたらいいと思います。

 

 

 

 

さて、今年も無事に『ヨシ焼き』 終了。

警戒を担当した消防団としても、ホッとしました!

 

関係者のみなさん、たいへん お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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山口市 消防出初式

2022年01月10日 | 消防

年も変わり、令和4年となりました!!

まったく、時が過ぎるのは早いものです。

年末はバタバタと忙しかったのですが、今ではウソのようですねぇ・・・・。

 

さて、1月9日に『令和4年 山口市消防出初式』が山口県教育会館にて挙行されました。

コロナ禍の影響で、2年連続で中止になりましたので、3年ぶりの開催となります。

式次第は、

 

 

 

 

こういった順序ですね。

消防団長の訓示。

 

 

 

 

そして、各表彰。

 

 

 

 

山口県消防団協力事業所制度なるものがあって、今回初めて4事業所に感謝状が贈呈されましたが、

恐れ多くも 当店も感謝状をいただきました。

 

ありがとうございます!!

 

表彰式が終わると、『まとい隊』の演技。

 

 

 

 

うーーーーん、勇壮ですね!!

見ているだけで、元気が出ます!!

 

ここから後は、アトラクションに移ります。

実は、コレが1番の楽しみですね。

あまり、大きな声では言えませんけど・・・・・。

まずは、山口市消防音楽隊の演奏です。

 

 

 

 

そして、音楽隊の有志による「寸劇」。

 

 

 

 

ストーリーは、「お鍋をコンロにかけっぱなしにして、おしゃべりしていたら燃え出した!!」

あわてるも、そこは 冷静に消火器で消火するというものです。

 

これは、面白いですよ!!

 

イベントなどで披露されているようですが、ちびっ子には 大受け間違いなし!!

笑いながら、「火災予防」「防災」が学習できますね。

 

そして次は、『ちひろ』さんのステージです。

この人は、山口市出身のシンガーソングライターで、金子みすゞさんの詩などを自ら作曲し、歌い語る”メッセージシンガー”。

ラジオパーソナリティとしても、活躍されています。

 

 

 

 

最後に、各界の方からの消防団応援メッセージを動画で紹介。

山口市出身の卓球選手、『石川佳純』さんからのメッセージもありましたね。

彼女は東京オリンピックの日本選手団副主将を務め、記憶に新しいところでは、

昨年でしたか、全日本選手権女子シングルスの決勝で、見事 「伊藤美誠」を破り涙の優勝を果たしましたねぇ・・・・。

あの試合は、感動モノでしたよ!!

 

そして、1番心に響いたのが 保育園児のみなさんによる

「しょーーーぼうだんのみなさん、いつもボクたちの安心・安全のために ありがとうーーーー!!」

 

思わず、目頭が熱くなりました!!

 

私にも、同じ年ぐらいの孫がいますから・・・・。

たぶん、会場にいた他の団員の皆さんも同じ気持ちだったと思いますよ。

 

さてさて、正月休みも終わり 新しいスタートです。

 

本年も、宜しくお願い致します!!

 

 

 

 

 

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山口市消防職団員 合同訓練

2021年11月07日 | 消防

本日は、10月31日に行われた 『消防合同訓練』の様子をご紹介します。

この訓練は、災害現場において常備消防と消防団との連携を円滑に行い、

技術と知識の向上を図るものです。

山口市といっても広いので、各ブロックに分けて実施されます。

当ブロックの場合、阿知須・井関・佐山の3分団が参加。

 

まずは、搬送要領。

災害時に、負傷者を搬送する仕方ですね。

二人で一人を搬送する場合、こうして持ちます。

 

 

 

 

簡単なようですが、負傷者の腕の持ち方がポイントになります。

次は、「とび」と「毛布」を使った搬送です。

「とび」とは、火災時に壁や窓を破壊するための道具で、棒の先に曲がった金具がついています。

消防ポンプ車には、常時2本装備してありますね。

とび2本に毛布を巻いて、

 

 

 

 

こんな感じで、抱えます。

一見、落ちそうですが 大丈夫!

これは、現場で役にたちますよ!!

 

次は、ホースカーの取扱要領。

ホースカーとは、ホースを入れたリアカーのようなものです。

 

 

 

 

このホースカーにホースが9本入っており、1本20mですから 180m延長できます。

火点が水利から遠いケースでは、威力を発揮します。

 

そして、次はいよいよ実戦編。

実際に放水します。

まずは、屋外での座学。

 

 

 

 

無圧水利・有圧水利の部署要領、ホース摩擦損失、中継要領を再確認。

こうしてみると、いくつになっても学習って必要なんですねぇ。

自分が子供のころは、大の勉強ギライでした。

そのクセ、今では孫に『勉強しろ!!』と言ってますけど・・・・。

 

さて、実戦です。

ポンプ車の吸管を延長。

 

 

 

 

防火水槽に投入!!

 

 

 

 

そして、吸水。

実際に水が上がっているか 確認。

 

 

 

 

OK !!

 

 

 

 

実は、前回のブログで中高層建物火災の記事を載せましたが、4日後の24日 日曜でしたが、

午後9時過ぎに一般住宅の火災があり、再び出動しました。

全焼でしたが、幸い負傷された方がいなかったのが幸いでしたね。

残火処理などもあり、私も団員も家に帰ったのが 午前2時前でしたよ。

そうした経緯もあり、今回の訓練は気合の入ったものになりました!!

 

今回の訓練は、午前9時から正午まで ビッチリと実施。

中身の濃い訓練で、良い経験になりました。

 

消防職員・団員のみなさん、大変 お疲れ様でした!!

 

 

 

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中高層建物火災

2021年10月23日 | 消防

最近、おかげさまで忙しく、店に居るより外に出ている時間が多くなっています。

10月20日の午後3時過ぎでしたね。

工事を終えて店に帰り、やれやれと思っていたところ、突如 防災サイレンが吹聴。

 

『火事』です!!

 

たまたま店に居た私と店長は、地元の消防団員でもありますので、機庫へ猛ダッシュですよ。

機庫とは、消防団のポンプ車や機材がある車庫兼詰め所のような所です。

当店から機庫まで、100メート足らずの距離。

目と鼻の先ですね。

1番乗りで機庫のシャッターを開け、ポンプ車のエンジンをかけ、ヘルメット・防火衣を着こんでいた所、

すぐに消防本部の通信指令課から連絡が入り、現場は10階建てのマンションだと確認。

いわゆる『中高層建物火災』と呼ばれている火災です。

緊張が走ります!!

火災現場も、ポンプ車で5分とかからない近場です。

 

緊急走行で現着した所、すでに常備消防のタンク車が消火栓に部署しており、放水体制完了。

マンションの2階から出火しており、大量の煙が窓から噴き出しています。

すぐに、空気ボンベを背負った消防隊員が部屋に突入!!

幸い、住民の方はすでに救出されており、少し煙を吸われたようですが会話もでき、大事には至らなかったようでなによりです。

今回の火災は、約1時間後に無事 鎮圧・鎮火に至りました!!

 

ところで、みなさん 『住宅用火災警報器』をご自宅に設置されているでしょうか?

今回の現場でも、警報器がけたたましく鳴り響いていました。

万一の際、いち早く 火災を知らせてくれます。

また、すでに設置されているお宅でも、中に入っている電池の寿命は約10年です。

年数の経ったものは、交換をお願いします。

自分の命、大切な家族の命を守るためです。

 

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