初めて三県境地域創生会議に参加させていただきました。

今年から若桜町も加わり、宍粟市、上郡町、佐用町、若桜町、智頭町、西粟倉村、美作市の2市4町1村の地域での意見交換がなされました。内容は、農業関係の多面的機能広域活動組織・中山間地域等直接支払の現状と取り組みについて、森林整備の取り組みについてで、地域差はあっても共通する課題も見えてきて、とても有意義な時間でした。
農業経営の状況を把握して、米価がどれくらいならやっていけるのか、機械導入のあたりも加えての検証をしてみることや、国へ交付割合が減ってきていることやネットワーク化加算が満額つかない辺りの要望書を作成するなどの意見でまとまりました。
また、森林整備では、所有者不明土地の問題や登記の問題も出て、町で買い取ったり、寄付を受けたりと工夫されている市町もありましたが、民法の改正も含め、所有権の取り扱いで林地や農地の不管理地問題について要望することが確認されました。県議会で取り上げたことにも関係することで、実際にも現場ではうまくいっていない状況だということが聞けて、自信にもなりましたが、解決に向けて行動していこうと改めて思いました。
