
11月15日
日経平均 2万3303.32円(+161.77円)
TOPIX 1696.67(+12.27)
出来高 13億6514万株
長期金利(新発10年国債) -0.080%(-0.005)
1ドル=108.55円(0.19円高)
11月11日 2万3331円 12億4128万株 2兆1814億円
11月12日 2万3520円 12億5976万株 2兆2015億円
11月13日 2万3319円 12億1532万株 2兆1558億円
11月14日 2万3141円 14億0040万株 2兆2436億円
11月15日 2万3303円 13億6514万株 2兆2269億円
■株探ニュース 2019.11.16
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今週の【早わかり株式市況】6週ぶり小反落、米中協議・香港情勢で不安定も底堅い展開
■今週の相場ポイント
1.日経平均は6週ぶりに反落、米中協議先行きに思惑が錯綜し不安定な動き
2.香港では政情不安を背景にハンセン指数が大きく売られ、市場心理が悪化
3.トランプ大統領の講演を受け、米中貿易交渉に対する楽観ムードがしぼむ
4.今週木曜日は中国経済指標が嫌気され、日経平均は約1カ月半ぶりの続落
5.週末は米中協議における部分合意への期待が再燃し、先物主導で切り返す
■週間 市場概況
今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比88円(0.38%)安の2万3303円と6週ぶりに小幅ながら反落した。
今週の相場を左右したのは、主に米中協議の先行きに対する思惑、香港情勢、そして中国経済への警戒感の3つ。
前週に日経平均は4営業日すべて高く、大幅に水準を切り上げていたこともあって、その反動が出たともいえる。
週明けの11日(月)は5日ぶりに日経平均が反落。
香港の政情不安が取り沙汰されるなか、香港ハンセン指数の大幅下落などが嫌気され利益確定売りを促した。
ただ、下値は固かった。
12日(火)は大きく反発した。
香港ハンセン指数がいったん下げ止まり、海外ヘッジファンドの先物への買いが現物株市場も浮揚させる形となった。
13日(水)は久しぶりに200円超の下げをみせた。
トランプ米大統領の講演を受けて米中協議に対する過度な進展期待が剥落したほか、香港ハンセン指数が再び下値を探る展開となり、アジア株が総じて軟調だったことが重荷に。
為替の円高も逆風材料となり、日経平均は一時250円近い下げをみせた。
14日(木)は続落し、日経平均は一時2万3000円近辺まで水準を切り下げる場面があった。
続落したのは約1カ月半ぶりのこと。
取引時間中に発表された中国の経済指標が事前予測を下回り、市場心理を悪化させた。
しかし、週末の15日(金)はヘッジファンドの先物買い戻しで切り返す展開に。
米中交渉における第1段階での部分合意が接近しているとの観測や、香港株が下げ止まったことが、リスクオフに傾きかけた市場にストップをかけた。
■日々の動き(11月11日~11月15日)
11月13日(水) 反落、米中協議の過度な期待剥落し売り優勢
日経平均 23319.87(-200.14) 売買高12億1532万株 売買代金2兆1558億円
株探ニュース(minkabu PRESS)
モーニングスター 2019.11.16
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株式週間展望=強調展開に陰りなし/腰の入った買いに需給良好、2万4000円台視野
上げ一服となった今週(11~15日)の日経平均株価は、前週比で88円安の2万3303円で終えた。
週次のマイナスは6週間ぶり。
もっとも、大きく調整する気配はなく、前日比161円高となった週末15日は力強い陽線を引いている。
海外勢の買いには腰が入っており、強調展開に陰りはない。
来週(18~22日)は再び2万4000円台が視野に入りそうだ。
合意文書への署名が待たれる米中貿易協議をめぐっては今週、段階的な双方の関税撤廃への期待感を背景に株式市場に勢いが付いたが、その後は米国側から慎重な発言もあり週半ばにかけては日経平均が伸び悩んだ。
12日の取引時間中高値2万3545円に対する下げ幅は最大で480円強に達したが、2万3000円台を割ることなく切り返した。
東証の投資部門別売買状況(2市場)によれば、外国人投資家の現物株と先物を合わせた買い越しは11月第1週(5~8日)まで6週連続となった。
特にこのところは現物株の買い越し幅が大きい(第1週は約4600億円)。
市場では、「単なる買い戻しにとどまらない長期の買い手」(大手証券)の存在がささやかれる。
世界的に債券から株式への資金の移動が加速している可能性があり、日本株もその恩恵を受けている。
直近出そろった7~9月決算の内容は各社の事業環境の厳しさを映し出したものの、マネーフローに支えられる高時価総額銘柄を中心に、値動きは堅調そのものだ。
日経平均は8月の安値(2万110円)を底に上昇基調が鮮明となり、上向きの25日移動平均線がサポートラインとして意識される。
米中協議や香港情勢、欧州景気の不透明感など外部環境に懸念材料は残るものの、それらを上回る買い意欲に突き動かされている。
また、高値警戒感からくる根強い逆張りが、結果的に相場上昇の一翼を担う構図も変わらない。
来週の日経平均の想定レンジは2万3000~2万3800円とする。 (市場動向取材班)
提供:モーニングスター社
先週は、ぼくにとって可もなく不可もなくの一週間でした。
テクニカル的には、絶好調といった感じだったので、心の内では大いに期待していたのです。
またまた、なんとかのたぬきと成ってしまいました。