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親父のグチ

ジェームス・ディーン

2011-12-21 | アナログ親父の独り言
約半年間で世界のスターになり、1954年「エデンの東」、55年「理由無き反抗」とヒット作を生み出し、56年「ジャイアンツ」の撮影終了間近の24歳という若さで死んでしまったジェームス・ディーンは言っていた。
「永遠の命を思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」

昨日の深夜のTV番組で放送していた。
彼は、何を掴んだのだろうか。
富?
名声?

いや、何も掴んではいないと俺は思う。
24歳でポルシェに乗った彼は、事故死でこの世を去っているのである。
人生というのは、幼児の楽しさ、10代、20代、30代、40代、50代、、、、とそれぞれに楽しみ方が異なる。
それを、20代中盤の楽しさまでしか知らずに死んでいった。
だからこそ、「青春の象徴」として訓座しているのだろう。
50代の彼は、どんな俳優になっていたのだろうか。
それを思うと、涙さえ出てくる。
”長生き”だけが全てではないが、このような若者が早々とこの世を去ってしまう事が辛い。
死んでいい人間なんて、一人もいない。
必ず悲しむ人がいる。
かけがえの無い命。
決して自ら捨てるような事はしてほしくない。
「永遠の命を思って夢を持ち、今日限りの命と思って生きるんだ。」
こう語った彼のひた向きさが、青春なのか。
胸を張らんばかりに張って、腹を突き出し歩く”大人”とは大違いである。

因みに、余談ではあるが作家の”みうらじゅん”さんは、「青春の正体は、無責任である。」と自書で書いている。
これも対照的に思われるが、意味の深い言葉である。

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