負けたのは

羽生結弦君、金メダルおめでとう！

ルックスも良いので、ＣＭやバラエティ番組へのオファーが殺到するだろう。
しかし、それは絶対にしてはいけない。
彼は、タレントではない。
アスリートなのだ。
マスコミやＣＭ製作会社が、何人のアスリート達を駄目にしてきたことか。
引退してから、取り上げて欲しいと思うのです。

今度のオリンピックは、ベテランの踏ん張りもあるが、１０代の若者が実に多く、活躍している。
観ていて、ワクワクしてくる。

ところで、オリンピックが始まる時、俺はこのブログで書いた。
「オリンピックを楽しんでくれ。」と。

「金メダルが欲しい。」
と思うのと、
「金メダルを取らなければ。」
では、格段の差が出る。

この違いは、物凄く大きい。
”意欲”と”責任感”の違いである。
「オリンピック」というプレッシャーに勝つ為には、この”意欲”が勝っている方が良い。
好成績を残した人達は、皆、楽しんでいた。
競技の前、最中に笑顔がある。
逆に、期待されている選手の顔は、悲壮感に満ちている。
そして、その選手は、
「早く終わりたい」
と、思う。

勝手に期待をかけるのは、回りの野次馬達。
真に選手の事を思っている人は、そうではない。
勝手に期待をかけた人たちに限って、負けたときは
「駄目だなぁ。」
等と、言う。
「駄目なのは、お前の方だ」
と、言いたくなる。


人には、明日がある。
人には、次がある。
希望を捨てない限り。
その事を、嫌いにならない限り。

楽しみなさいよ。
人生、全てを。