
今年の保津川下りの事業内容を総括する「12月経営協議会」が本日、
遊船事務所にて開かれました。
昨年に引き続き今年も、保津川遊船企業組合の本部協議委員の
末席を汚している私はっちんも出席し、今年発生した諸問題に
ついて会議に参加してまいりました。
今年は例年にない集中豪雨や台風上陸が相次ぎ、風及び水害による
運航中止日がなんと!48日もあり日中途中から中止になった日を
合わすと合計61日にも達し、約2ヶ月間運航を中止していたことに
相当する計算になります。
この数字は、嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)が開通した平成3年以降
では、平成7年の大干ばつによる‘40日川止め’を
大きく上回る最悪の記録となりました。
当然、流船数、売上高ともに前年度対比で大きく下回るという、
厳しい事業結果となりました。
幸いなことに、予約数や運航再開時からの成績は、
順調に推移していることから‘保津川下り’の人気そのものには
減少がみられなかった事がせめてもの救いでしょうか。
しかし、多くの識者が警鐘を促しているように、今後の
自然環境が益々異常をきたしてくる様な事になってくるなら、
この一年だけの不運な出来事として片付けられない
難しい問題にならないか?不安は残ります。
今年のように熱帯気候系の天気がもし来年も続く事があれば、
同じ結果になることも充分考えられることです。
自然とともに生きる私達船頭にとって、環境問題は
即身近な問題に発展します。
今後も高い意識をもって考えていかねばならないと考えています。
遊船事務所にて開かれました。
昨年に引き続き今年も、保津川遊船企業組合の本部協議委員の
末席を汚している私はっちんも出席し、今年発生した諸問題に
ついて会議に参加してまいりました。
今年は例年にない集中豪雨や台風上陸が相次ぎ、風及び水害による
運航中止日がなんと!48日もあり日中途中から中止になった日を
合わすと合計61日にも達し、約2ヶ月間運航を中止していたことに
相当する計算になります。
この数字は、嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)が開通した平成3年以降
では、平成7年の大干ばつによる‘40日川止め’を
大きく上回る最悪の記録となりました。
当然、流船数、売上高ともに前年度対比で大きく下回るという、
厳しい事業結果となりました。
幸いなことに、予約数や運航再開時からの成績は、
順調に推移していることから‘保津川下り’の人気そのものには
減少がみられなかった事がせめてもの救いでしょうか。
しかし、多くの識者が警鐘を促しているように、今後の
自然環境が益々異常をきたしてくる様な事になってくるなら、
この一年だけの不運な出来事として片付けられない
難しい問題にならないか?不安は残ります。
今年のように熱帯気候系の天気がもし来年も続く事があれば、
同じ結果になることも充分考えられることです。
自然とともに生きる私達船頭にとって、環境問題は
即身近な問題に発展します。
今後も高い意識をもって考えていかねばならないと考えています。
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