伝統を重んじる「日本料理」の世界には、古式ゆかりの
「料理型」を今に伝える奉納儀式がいくつかある。
皇室系の神宮などで、平安貴族の衣装を纏い包丁や獲物をさばく流儀型
は、TVニュースなどで紹介されることも多いので、ご覧になられた方も
多いのではないだろうか。
この度、我ら「男組」のメンバーである「京懐石・門」の店主
西田浩二氏が奈良市の漢国神社で行われた「日本包丁道・清和四条流」
の伝統儀式の一つ「鎮華三枝祭(はなしずめさきぐさまつり)式包丁奉納」
で儀式執行人の一人「添衣人(そいにん)」として伝統作法を披露した。
西田氏が門下に名をつらねる「日本包丁道・清和四条流」は
源頼朝や義経の先祖にあたる清和源氏の祖・清和天皇ゆかりの
流派で、平安の昔、代々天皇に料理を献上していた由緒正しき流派。
作法は素手を一切使わず、包丁と箸だけでまな板の大きな鯉をさばいていく。
儀式というものは、決められた型を一寸違わず演じなければならない。
しかも、平安の昔から伝わる古式ゆかしい儀式の上、
神の御前という厳かな空気が張り詰めるなかでの作法儀式だ。
演ずる者には相当のプレッシャーがかかるもの。
料理は一流でも演技となると初めての経験。
西田氏は京都太秦撮影所に足を運び直接、演技者に話を聞き、
時代劇の撮影現場を見学することでプロの演技を勉強した。
日本映画の発祥の地という伝統と誇りを持つ、太秦撮影所の演技は半端ではない。
間違ってもNG大賞なんて浮ついた雰囲気は一切ない。
演技者も撮影スタッフも真剣そのものだ。
その緊張感と集中力を肌で学んだ西田氏。
見学後、西田氏は
「水戸黄門の撮影に立ちあわせていただいて、助さん、格さんの
切れ味鋭いプロの演技を見せて頂いた。
その鋭い演技を見せる為、何度も何度も同じ動きを時間を掛けて
リハーサルされる姿に、演技も基本が大事なのだなと感じた。
また本番のブザーが鳴った瞬間の集中力は凄い!目が明らかに違う!
基本を大事にしその一瞬にかける集中力は料理の世界にも通ずるものがある。」
と演技と料理の共通点を見抜き、熱く語っていた。
「プロはプロを知る!」俳優でも料理人でも一芸を極めた人達だから
わかる世界がそこにあった。
この見学で儀式でのヒントを掴み奉納儀式の本番に臨んだ西田氏。
取材した亀岡市民新聞の竹内記者の記事によると
『ピーンと張り詰めた空気のなか、ダイナミックで切れのある丁寧な動き」
を披露し、関係者から高い評価を受けていた』(平成18年7月1日付)
何事にも真剣に取り組む西田氏の研究と努力は見事に花開く結果となった。
自らが生きる道「料理道・包丁道」を生涯賭けて極めんとする
若き本物の料理人・西田浩二。
この男の‘生きざま’がたまらなく好きだ!
我々「押忍!男組」はそんな彼をこれからも全面的に応援していく!
*西田氏は地元「保津川」の流れをイメージした料理を目下、構想中とか。
「保津川」の流れ、船を意識した料理が亀岡から発信されるのは京料理界では
初めての試みだ。発想力豊かな彼のプロデュースでどの様な料理が出来るか
保津川で生きる者としてとても楽しみだ。
「料理型」を今に伝える奉納儀式がいくつかある。
皇室系の神宮などで、平安貴族の衣装を纏い包丁や獲物をさばく流儀型
は、TVニュースなどで紹介されることも多いので、ご覧になられた方も
多いのではないだろうか。
この度、我ら「男組」のメンバーである「京懐石・門」の店主
西田浩二氏が奈良市の漢国神社で行われた「日本包丁道・清和四条流」
の伝統儀式の一つ「鎮華三枝祭(はなしずめさきぐさまつり)式包丁奉納」
で儀式執行人の一人「添衣人(そいにん)」として伝統作法を披露した。
西田氏が門下に名をつらねる「日本包丁道・清和四条流」は
源頼朝や義経の先祖にあたる清和源氏の祖・清和天皇ゆかりの
流派で、平安の昔、代々天皇に料理を献上していた由緒正しき流派。
作法は素手を一切使わず、包丁と箸だけでまな板の大きな鯉をさばいていく。
儀式というものは、決められた型を一寸違わず演じなければならない。
しかも、平安の昔から伝わる古式ゆかしい儀式の上、
神の御前という厳かな空気が張り詰めるなかでの作法儀式だ。
演ずる者には相当のプレッシャーがかかるもの。
料理は一流でも演技となると初めての経験。
西田氏は京都太秦撮影所に足を運び直接、演技者に話を聞き、
時代劇の撮影現場を見学することでプロの演技を勉強した。
日本映画の発祥の地という伝統と誇りを持つ、太秦撮影所の演技は半端ではない。
間違ってもNG大賞なんて浮ついた雰囲気は一切ない。
演技者も撮影スタッフも真剣そのものだ。
その緊張感と集中力を肌で学んだ西田氏。
見学後、西田氏は
「水戸黄門の撮影に立ちあわせていただいて、助さん、格さんの
切れ味鋭いプロの演技を見せて頂いた。
その鋭い演技を見せる為、何度も何度も同じ動きを時間を掛けて
リハーサルされる姿に、演技も基本が大事なのだなと感じた。
また本番のブザーが鳴った瞬間の集中力は凄い!目が明らかに違う!
基本を大事にしその一瞬にかける集中力は料理の世界にも通ずるものがある。」
と演技と料理の共通点を見抜き、熱く語っていた。
「プロはプロを知る!」俳優でも料理人でも一芸を極めた人達だから
わかる世界がそこにあった。
この見学で儀式でのヒントを掴み奉納儀式の本番に臨んだ西田氏。
取材した亀岡市民新聞の竹内記者の記事によると
『ピーンと張り詰めた空気のなか、ダイナミックで切れのある丁寧な動き」
を披露し、関係者から高い評価を受けていた』(平成18年7月1日付)
何事にも真剣に取り組む西田氏の研究と努力は見事に花開く結果となった。
自らが生きる道「料理道・包丁道」を生涯賭けて極めんとする
若き本物の料理人・西田浩二。
この男の‘生きざま’がたまらなく好きだ!
我々「押忍!男組」はそんな彼をこれからも全面的に応援していく!
*西田氏は地元「保津川」の流れをイメージした料理を目下、構想中とか。
「保津川」の流れ、船を意識した料理が亀岡から発信されるのは京料理界では
初めての試みだ。発想力豊かな彼のプロデュースでどの様な料理が出来るか
保津川で生きる者としてとても楽しみだ。
亀岡市民によるブログを色々拝見していると、たくさんのグループがあるようなので、男組にどなたが所属しているのか気になる所です。
今月の私のお誕生日プレゼントは門のディナーなので、保津川構想が楽しみです♪
誕生日のディナーが門の懐石料理とは楽しみですね。季節の旬の味を独自の感性で演出する西田氏の料理はもはや芸術です。
私も京懐石を食べるのが好きで、京都の有名な
料亭や旅館で戴きましたが、門の西田氏のレベル
はその域に限りなく近いと感じています。
誰も考えなかった料理を生み出す発想力なら
他を凌駕しているといえます。
料理は美味しいのは当り前、それ以上に感性と発想力でしょう。彼にはそれがあります。
これからの活躍に期待しています。
男組の詳細については多くを語ることはできませんが、有名、無名を問わず、この人生を夢とロマンで生きてゆこうとする熱き魂を持つ者の会です。
西田氏は素晴らしい友達ですよね。
あれだけ料理に一途な男を見たことがありません。有名な料亭でも名が売れれば、殆どが弟子に
任せて、自分はゴルフや飲み会にうつつを抜かす
料理人が多い中、本当に尊敬できる人です。
亀岡という地ですが、志を高く持ち取り組む姿に
心が打たれます。
こんなに綺麗な表現で伝えて頂いた事、
勿体ないお言葉を沢山頂きました事、
とても恐縮です!
この包丁道は登り始めたばかりの階段で、
上を見上げれば遥か先に一流の世界が広がっていました。今回、実践で学んだ事は
(揺るがない心)でした。
失敗が許されないワンチャンス、胸がドキドキで膝の上に置いた拳にまで脈打っていました。
やはり凄いです、助さん、格さん!
これからも勉強させて頂きます。
はっちんさんいつも気にかけて頂き有難うございます。これからも頑張ります!
押忍!
こんなに話しを聞いていて心地いいのは、決して飾ることなく、素のままでいるからだろうか。
あくまで自然体で、取材に応じる西田氏の言葉の端々から感じること。それは、料理を心から愛しているということだ。
料理の事を話すと目がキラキラと輝く男・・・西田氏を取材していていつも思う。
心が輝いていなければ、あんなきれいな目はできない。
彼は常に自分と向き合って生きている。自分、それはすなわち、彼にとって料理そのもの。料理と向き合うことで自分を高めている。
細胞が分裂を繰り返すように、彼の才能もどんどん増えていくようだ。
いつも、そんなことを思いながら彼と向き合い、話しを聞いている。
西田浩二・・・・すごい男と出会ってしまったな。改めて、そう思う。
そうです。NHKの人間ドキュメントで紹介されていた方です。昔堅気の師弟関係がリアルに描かれいて素晴らしい作品でした。
門の西田さんが亀岡で京懐石の店を開かれているのは、師匠の丸田さんの遺言にその理由があります。
丸田さんは生前「京料理の食材の多くは丹波にあり。お前は丹波の食材を活かした、京都では作れないような自分の京料理を完成してみろ」と西田さんを指導されたそうです。
今では亀岡の料理界でも丹波郷土の料理研究がなされていますが、もともとは丸田さんのアドバイスで西田さんが始めたものです。
その後も丹波での京料理の完成を目指して日夜
研鑚に余念がないのです。
彼の名声を聞きつけて、京都のみならず近畿各地からわざわざお越しなるお客さんも多いのです。
去年は「料理の鉄人」などを制作をされた某大手テレビ局の重役さんも東京からお越しなり、絶賛されておられました。
あの番組が今もあれば、彼は間違いなく挑戦者リストに載ったのは言うまでもありません。
将来が楽しみな料理人さんです。
亀岡にはJR山陰線・嵯峨野線でお越しになるか、
JR嵯峨嵐山駅隣りのトロッコ列車でお越しいただくといいと思います。
門さんまでは駅前からタクシーが便利です。
ご覧になられた方の証言によると、とても堂々として見事な演じぶりだったと聞いていますよ。
夜遅くまで撮影所に勉強しに行った甲斐がありましたね。
この亀岡の地で京都の一流処と伍していこうという男気には敬服してます。
これからも自分の料理道を極めるべく、心・技・体で頑張ってください。
‘保津川の夏’をイメージした料理、とても楽しみにしております。
*先日の鮎料理ですが、龍二さん、合田さんも
「とても美味しかった。西田さんによろしくお伝え下さい」との連絡がありましたよ。
確かに料理の話をされる西田さんの目は、自分の好きなことを一生懸命話す子供の様に澄んでいますね。そして幾らでも出てくる発想力にはいつも脱帽です。この3人で話だすといつも時間が経つのを忘れて睡眠時間がなくなるのが玉に傷ですが、西田さんにはかせさんという、よき友を持てたことを幸せに思います。
これからも未来に向かって熱く生きていきましょう!