室蘭市における後期高齢者医療制度の状況についてお知らせします。被保険者証の送付件数は１２，６１１件で対象者は①国民健康保険からの移行者、②年金の年間受給額が１８万円以上で、介護保険料との合計額が年金受給額の２分の1以下の方となっています。それに対して苦情や問い合わせは、被保険者証発送後3/２４～４/７、１日５０件、仮徴収額通知後４/８～４/１１、１日１００件、年金振り替え前日と当日４/１４～４/１５、１日150件、年金振込み日の翌日以降４/１６～４/18、１日１００件とかなりの件数が寄せられています。主な内容は、①保険料徴収方法や７５歳以上を対象にしていることなど、制度への不満、②仮徴収額の算出方法、③被保険者証に関するものなどとなっています。保険料の軽減および減免措置については、１９年度所得が確定する６月の本算定時に、保険料軽減該当者数および金額の把握や減免申請の受付をおこなうことになります。室蘭では制度の移行に伴って、短期人間ドック、温水プール利用に対する助成が国保保険事業適用除外になりますが、健康診査、インフルの予防接種については適用されます。半年後には被扶養者だった方からも保険料の年金天引きがはじまります。この制度、本当に高齢者の皆さんのことを考えての制度なのでしょうか？もう少し突っ込んだ議論が必要だったのでは、と思います。
