室蘭市議会議員 児玉智明の徒然日記

日々の様子をしたためています。

瑞泉鍛刀所と瑞泉閣

2015年05月17日 | 日記
瑞泉鍛刀所は大正7年、日本製鋼所により建設され、堀井胤明、俊秀親子を刀匠として招き日本刀の製作を始めました。内部は当時のままで、使用している鞴は室蘭市から文化財の指定も受けています。現在は堀井胤匡とその弟子佐々木胤成が美術品としての日本刀を製作しています。日本刀は炭素量の異なる素材を組み合わせることにより、優れた強度と靭性を持ち、折れず曲がらない構造になります。そして刀身に粘土を塗って数度の焼き入れを行うことにより、刀紋と刀身のそりができるとともに、切るための十分な硬さと衝撃に耐えうる靭性を兼ね備えることになります。堀井家により第代受け継がれてきた伝統技術の承継が、室蘭における「ものづくり」の原点であることが良くわかります。瑞泉閣は明治44年9月、大正天皇が皇太子在位の際、日本製鋼所訪問に合わせて新築された迎賓館です。建物は洋館と和風建物とからできており、洋館はヨーロッパ風で内装はフランス・ルイ16世様式を取り入れています。なお、皇族が宿泊の際には洋館を、随員の宿泊は和風建物を使用したとのことです。内部には貴重な美術品なども展示されており、室蘭にとっては重要な文化財です。






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室蘭の歴史探索

2015年05月16日 | 日記
「環境ネットむろらん」で、株式会社日本製鋼所の「瑞泉鍛刀所」と「瑞泉閣」を見学してきました。

今まで何回か見学のチャンスがあったのですが、作業しているところは初めてです。

まさにモノづくりの原点とも云える伝統技術です。

瑞泉閣は昭和天皇がお泊りになられるなど、名実ともに室蘭の迎賓館です。











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