百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

ふたつの その後 ~ プレスラーさんと 俄然 面白くなってきた オウムアムア

2019-06-25 22:32:42 | 日記
 ほぼ 11ケ月前(2018.7.27)の 当ブログに こんなことを記しています。

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 ここんとこ、二日にいっぺんは聴きたくなるのです。メヘナム・プレスラーさんのピアノ ショパンさんの『ノクターン(遺作)』 & ドビッシーさんの 『月の光』。
ソースは、H30.6.24 深夜(25早朝) NHK-BS103『プレミアムシアター』で放送の、H29.10.16
サントリーホール 『メヘナム・プレスナー(93歳10ヶ月)リサイタル』。

当初、どれほどの方か判らなくも 当番組で放送されるぐらいだから かなりの人かなぁ と、番組途中からでしたが録画していたコンテンツ。CD に取り込み 聴いてみましたら、実に実に素晴らしく、宝物を見つけたような心持ち。これ以上ない 神様の領域まで達してるであろう 楽曲解釈のもと、奏で出ずるは、楽器と演奏家が まさに一つとなって、ピアノ美を極致まで究め尽くし、光り輝く高貴なる超生命体なりしや。聴いてるオイラも とろ~りとろとろとかされて ひとつにまぁるまる吸い込まれちまって。

           


39歳で亡くなられている ショパンさんは、『ノクターン(遺作)』が メヘナムさん演奏ほどの味わいある楽曲に昇華されようとは、恐らくは想像されてなかったのではないかと思えるのです。なお 無知のなせる技か、録画は CDに取り込み直後 消去 ですから、上掲写真は、91歳時のメヘナム・プレスラーさんご出演の YouTube 画像を 撮影・編集させていただき 拵えたものです。

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 NHK-BSPさんでは、こちらは Am5:00~と早くからの放送ですが、『クラシック倶楽部』という1時間弱の番組が 週に5日ほどあり、オイラは毎回 チェックを欠かさないのですが、R1.6.19の日に 再構成された 上記演奏会が放送されたのです。

で 気付きました。赤面するような間違いに です。何となんと ”メヘナム”さんでなく ”メナヘム”さんでした。恥ずかしい限り・・・。CDも新たに作りました。なお今回は、生憎 ショパンさんの『ノクターン(遺作)』はカットでしたので、本CDには、前回録画分から、さらに 仲道郁代さんと 山本貴志さんの当該演奏も並べて 収録してます。
       
 そして、前回の画像は YouTubeさんからの借り物でしたので、ここは ホンマモンの画像を載っけます。ただし 2回目となる今回の オイラの目線は、メナヘムさんでは決してありませんで、譜面めくりされてらした とても品のイイ 美しい お嬢さんにばっか 向かってたこと、白状しとかねばなりません。


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 次は H30(2018).11.21付 当ブログ

 NHK-BS103 『コズミックフロント✩NEXT』という番組から、面白かった 2件についてです。
 ● まずは、H30.10.4 NHK-BS103 『すべてが想定外! 太陽系外からきた訪問者』

H29.10のこと、観測史上初めて、太陽系外からの訪問者を発見、世界中の天文台が連携し観測した結果、正体は、細長い葉巻型、世界一高いドバイのビルと同じくらいの長さの(ハワイ語で「初めての使者」という意味の「オウムアムア」と名付けられた)炭素の氷でできた彗星であったという内容でして、生命は太陽系外からもたらされたのではないか という説が、かなり近づいたように思えた次第です。


と書いている件の、続報とも位置づけられる放送があったのです。

 それは、R1.6.23 NHK-G『NHKスペシャル スペース・スペクタクル 第1集「宇宙人の星を見つけ出せ」』での、次のようなお話であります。

2017年暮 観測史上初めて、太陽系外からの訪問者が猛烈なスピードで走り抜け、世界中が色めき立ったのでありますが

遠方からの訪問者という意味で名付けられた この『オウムアムア』は、物理法則では説明できない ”謎の加速”をしているのだと、

自然にできるとは考えられなく、すなわち人工物である可能性が高いのだと、

ハーバード大学天文学科長の アブラハム・ローブさんは仰ってられまして、

『欧州宇宙機構』の マルコ・ミケーリさんは、半年かけて オウムアムアの軌道を遡(さかのぼ)る計算を行い、出発点と目される星を絞っておられるのです。

と このように、
スッゴイ展開を見せてまして、ワックワクが止まらず、次回放送が待ち遠しいです。






 


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