遅くなってしまいましたが、例年通り 年賀状写真を以(も)ちまして、新年のご挨拶に代えさせていただきく存じます。そして この年も、皆様方の ご健勝 ご多幸 ご活躍を 心からお祈り申し上げますとともに、昨年に引き続き ご贔屓 賜りますよう、何卒 よろしくお願い申し上げます。

写真の出来が良くなく 読みにくいので、デジタルで 再表示します。
今や伴侶と化した感ある胃の不調に悩まされつつも、ありがたいことに
リウマチに関しましては、1粒/日の 最新・寛解薬のお陰で 普通の生活が
できてまして・・・とは申せ 本年末に後期高齢者、"ジ・エンド" 平均年
齢まで あと5年という現実を前にしますと、これからの一刻一刻は めっ
ちゃめちゃ貴重な時間であるは厳粛なる事実。生まれ持った ”怠け気質”
に適度にムチを入れながら、”草刈り”や”植木の世話”など 体を動かすこ
と 及び 眠ること を第一義に、そして、さらに更に ”美しいコトやモノ”
を追い求めて行ければ と願っています。具体的には 昨年と同じですが、
①放送されたクラシック音楽のCDを作り観賞すること、②心の求める本
を読むこと、③心の求める仏像や絵画に会いに往くこと、④”文楽”など
日本の伝統芸術に もっともっと触れること、⑤感動したことをブログに
記すこと、となりましょうか。そうして新たな感動に打ち震えることが
できたなら、これに優る歓びはないのではないかと・・・更に申さば、
いい人生だったかどうかの決め手は、決して 地位や名誉やお金ではなく、
生涯 如何に多く感動したかに懸かっているのではないかと、”感動するこ
と”は、人生最高の ”醍醐味”であり ”価値あること”ではないだろうか と
いう思いを、負け惜しみでなく、強く強く 致しておる次第にございます。

上は 拵えましたクラシックCDの一部、下は 百休庵内コタツテーブル上
の 昨年末の様子です。 インク色や太さを違えた、CDジャケット作りに
使用する万年筆が 計32本あります。

上記のような状況ですから、 クラシック音楽CDは 増えるばかり。それだけ奥が深いということであるのですが。ところで、そんなに時間を経ずして同じ楽曲が演奏されることが、特に ラフマニノフさん ブラームスさん チャイコフスキーさん マーラーさんなんかで 間間ありまして、一例ですが こんなCDのできることも。するとオイラは、一流の評論家振って、とつとつ 独り曰(のたま)ったりするのであります。
..
● 左のCDは オイラの大好きな ラフマニノフさん作曲『パガニーニの主題による狂詩曲』
① ②
指揮者 トゥガン・ソヒエフ ワレリー・ゲルギエフ
ピアニスト ニコロ・アンゲリッシュ ダニール・トリフォノフ
オーケストラ NHK交響楽団 マリインスキー劇場管弦楽団
演奏時間 約24分20秒 約22分20秒

↑ は ①、↓ は ②の TV画面。トータル 20数分の楽曲ですが、2分も違ってます。
②の方が メリハリあって感情豊か、 断然 good !!! です。
● 右のCDは チャイコフスキーさんの 『バイオリン協奏曲』
① ②
指揮者 飯森範親 セミューン・ビシコフ
バイオリニスト セルゲィ・ドガージン 樫本大進
オーケストラ 東京交響楽団 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
日本人を応援したいは ヤマヤマですが、大進(だいしん)さんは スコアは覚えたものの まだ消化できてない感じ。一方 ドガージンさんは、楽曲を完璧に自分のものになさってられ、まさに名演奏と言えるもの。で 譬え ベルリンフィルのコンサートマスターと雖(いえど)も、ソリストさんとの違いって こんなにあるもんだろうか と思えた次第。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
令和2年1月1日、NHK-Eテレで

『2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話』という、誠にお正月に相応しい番組がありました。と申しますのも、中学生から大学生に亘る 総ての年代の方々に対する まさに ”お年玉” と言える名言、塩野さんの 建前やキレイゴトなんかでない 本音の ”生きてゆくためのアドバイス” が為されていたからであります。
なお 本番組は、学習院高等科の一男子学生から サイン会に於いて 受け取った手紙に、塩野七生さんが返事を認(したため)られたということが きっかけになって、できることなら 塩野さんに 母校である 学習院大学で、対話形式の特別授業 をやっていただけないものだろうか、という願いが通じ 実現した企画との由。

イタリアご在住で、82歳にもなられてる塩野さん、よくぞ ご返事 下さったです
では、塩野七生さんからの ” 本気の金言” を記します。





あなた方の年代で将来やりたいこと 分かるはずがない。
将来 なにをやりたいか 分からないほうが健全
将来 役に立つ、唯一のこと
免疫をつくる
当面 必要なのは
男性は女性の、女性は男性の免疫をつくること
免疫をつくるには”(広い意味で)多く経験する”ということになるのだけれど、人生は短く 全て経験するなんて できっこない話。これを補ってくれるのが ”読書による疑似体験”。大いに本を読んで 教養を身につけてください。すなわち

将来 役に立つ、唯一のこと・・・教養を身につけること
で、まず山に登ってみよう。アンドレ・ジイドは「麓から見ると トルストイという山が見える、しかしその トルストイという山に登ると、その向こうに ドストエフスキーという山が見える」と言ってる。失敗を恐れるな、30代までは失敗してもいい。

日本では ”鳥瞰図” と言うがイタリアでは それを

”鷹の視点” と言って、戦略的・攻撃的に捉えているが、複眼的視点

鳥と虫、二つの視点があれば 生きづらさを乗り越えられるし、免疫を作ってくれる。
(そして、何事につけても)正解は無いのだから、悩むことはないです。

詞(ことば)に悩んだら、語源に常に戻ること。
(基本姿勢として)将来 役に立つかどうか考えず 勉強すること。

年をとるとは 自分でやれそうなことを消していくこと

一番嫌いなことは 自分が正しいと思い込むこと

見苦しいことは やらない、は(生きるに当たっての普遍的な)規範になる


< 対談後 記されたメッセージの最後のおコトバ >
若い時代を満喫しなさいませ。
満喫しないから、ちょっとしたことにも
すぐにキレルオトナになってしまうのですから。
最後にあたりオイラは、気になっていた 番組の『2000年を生きる』というタイトルについて考えたです。今年は2020年なのに 何で2000年なんじゃろうと。で、結論はこういうことに落ち着いてますが・・・どうなんでしょう?
『Wikipedia』によりますと、ローマ帝国は
成立: 紀元前753年
西ローマ帝国滅亡: 480年
東ローマ帝国滅亡: 1453年 とありますから
ローマ帝国は 753+1453=2206年間 存在してたことに。で 塩野さんは ご自身の お気持ちとして、そのうちの 2000年の間 存在したローマ人およびローマとともに生きてるっちゅうことなんかなぁと。
それとも、単に ”2000年代を生きる” という意味でしょうか。2000年生まれなら当然今年 20歳、高校生なら、普通であれば 生まれ落ちた時から 完全に 2000年代・・・アホにたいな話ですが・・・
書きかけついでと言っちゃァなんですが、私見を あとふた~つ 申し添えさせていただきます。
● 塩野七生さんのお話の中で オイラが一番 共鳴したのは『免疫をつくる』ということです。特にご指摘のあった異性に対する免疫の重要さ。オイラは昔っから、男女感のモメゴトほど 刃傷沙汰に近づくモメゴトはないのではないか と思ってたですから。
なので 刃傷沙汰になるかどうかは、そのことに対する免疫の有り無しに懸かってると固く信じてます。たっぷり片想いや失恋するとか、惨めな恋愛体験や男女間の修羅場が書かれた小説を読んでれば、めっちゃめちゃ辛い悲しい切ない事柄にも ナントカ持ち堪えられるのではないかと。オイラの経験上からも・・・
● 次に グサッときましたのは『年をとるとは 自分でやれそうなことを消していくこと』という詞(ことば)。もうほとんど消しちまってる ”とある老人” を、まさに リアルタイムで見つめ続けている人間とあらば・・・
でも まったく大丈夫、ノープロブレム !!! 。次元が違うとは申せ、次から次へと、やれそうで やりたいこと 湧いてきたりするものですから。ココロは 死ぬまで 自在に 羽ばたかせてやりたいもの と いつもココロ 決めてます。
それにつけても 中国の人たち、共産党に ガンジガラメに押さえつけられて、よくも生きてゆけますねぇ。しかしです、”香港問題”も含めて、その中国指導部をほとんど批判しない 日本の 政治家や 知識人や 大マスコミや 経済人って、彼らから ハニートラップか何かええこと して貰ってるんじゃないの? と疑わざるを得ないくらい、中国人以上に どうかしてると思います。身に危険が及ぶなんて さらさら考えなくていい、誰ハバカルことなく自由にモノ申せる、世界に稀なる 美しい・素晴らしい この日本に住んでるというのに・・・

写真の出来が良くなく 読みにくいので、デジタルで 再表示します。
今や伴侶と化した感ある胃の不調に悩まされつつも、ありがたいことに
リウマチに関しましては、1粒/日の 最新・寛解薬のお陰で 普通の生活が
できてまして・・・とは申せ 本年末に後期高齢者、"ジ・エンド" 平均年
齢まで あと5年という現実を前にしますと、これからの一刻一刻は めっ
ちゃめちゃ貴重な時間であるは厳粛なる事実。生まれ持った ”怠け気質”
に適度にムチを入れながら、”草刈り”や”植木の世話”など 体を動かすこ
と 及び 眠ること を第一義に、そして、さらに更に ”美しいコトやモノ”
を追い求めて行ければ と願っています。具体的には 昨年と同じですが、
①放送されたクラシック音楽のCDを作り観賞すること、②心の求める本
を読むこと、③心の求める仏像や絵画に会いに往くこと、④”文楽”など
日本の伝統芸術に もっともっと触れること、⑤感動したことをブログに
記すこと、となりましょうか。そうして新たな感動に打ち震えることが
できたなら、これに優る歓びはないのではないかと・・・更に申さば、
いい人生だったかどうかの決め手は、決して 地位や名誉やお金ではなく、
生涯 如何に多く感動したかに懸かっているのではないかと、”感動するこ
と”は、人生最高の ”醍醐味”であり ”価値あること”ではないだろうか と
いう思いを、負け惜しみでなく、強く強く 致しておる次第にございます。

上は 拵えましたクラシックCDの一部、下は 百休庵内コタツテーブル上
の 昨年末の様子です。 インク色や太さを違えた、CDジャケット作りに
使用する万年筆が 計32本あります。

上記のような状況ですから、 クラシック音楽CDは 増えるばかり。それだけ奥が深いということであるのですが。ところで、そんなに時間を経ずして同じ楽曲が演奏されることが、特に ラフマニノフさん ブラームスさん チャイコフスキーさん マーラーさんなんかで 間間ありまして、一例ですが こんなCDのできることも。するとオイラは、一流の評論家振って、とつとつ 独り曰(のたま)ったりするのであります。


● 左のCDは オイラの大好きな ラフマニノフさん作曲『パガニーニの主題による狂詩曲』
① ②
指揮者 トゥガン・ソヒエフ ワレリー・ゲルギエフ
ピアニスト ニコロ・アンゲリッシュ ダニール・トリフォノフ
オーケストラ NHK交響楽団 マリインスキー劇場管弦楽団
演奏時間 約24分20秒 約22分20秒

↑ は ①、↓ は ②の TV画面。トータル 20数分の楽曲ですが、2分も違ってます。
②の方が メリハリあって感情豊か、 断然 good !!! です。

● 右のCDは チャイコフスキーさんの 『バイオリン協奏曲』
① ②
指揮者 飯森範親 セミューン・ビシコフ
バイオリニスト セルゲィ・ドガージン 樫本大進
オーケストラ 東京交響楽団 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
日本人を応援したいは ヤマヤマですが、大進(だいしん)さんは スコアは覚えたものの まだ消化できてない感じ。一方 ドガージンさんは、楽曲を完璧に自分のものになさってられ、まさに名演奏と言えるもの。で 譬え ベルリンフィルのコンサートマスターと雖(いえど)も、ソリストさんとの違いって こんなにあるもんだろうか と思えた次第。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
令和2年1月1日、NHK-Eテレで

『2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話』という、誠にお正月に相応しい番組がありました。と申しますのも、中学生から大学生に亘る 総ての年代の方々に対する まさに ”お年玉” と言える名言、塩野さんの 建前やキレイゴトなんかでない 本音の ”生きてゆくためのアドバイス” が為されていたからであります。
なお 本番組は、学習院高等科の一男子学生から サイン会に於いて 受け取った手紙に、塩野七生さんが返事を認(したため)られたということが きっかけになって、できることなら 塩野さんに 母校である 学習院大学で、対話形式の特別授業 をやっていただけないものだろうか、という願いが通じ 実現した企画との由。

イタリアご在住で、82歳にもなられてる塩野さん、よくぞ ご返事 下さったです
では、塩野七生さんからの ” 本気の金言” を記します。





あなた方の年代で将来やりたいこと 分かるはずがない。
将来 なにをやりたいか 分からないほうが健全
将来 役に立つ、唯一のこと
免疫をつくる
当面 必要なのは
男性は女性の、女性は男性の免疫をつくること
免疫をつくるには”(広い意味で)多く経験する”ということになるのだけれど、人生は短く 全て経験するなんて できっこない話。これを補ってくれるのが ”読書による疑似体験”。大いに本を読んで 教養を身につけてください。すなわち

将来 役に立つ、唯一のこと・・・教養を身につけること
で、まず山に登ってみよう。アンドレ・ジイドは「麓から見ると トルストイという山が見える、しかしその トルストイという山に登ると、その向こうに ドストエフスキーという山が見える」と言ってる。失敗を恐れるな、30代までは失敗してもいい。

日本では ”鳥瞰図” と言うがイタリアでは それを

”鷹の視点” と言って、戦略的・攻撃的に捉えているが、複眼的視点

鳥と虫、二つの視点があれば 生きづらさを乗り越えられるし、免疫を作ってくれる。
(そして、何事につけても)正解は無いのだから、悩むことはないです。

詞(ことば)に悩んだら、語源に常に戻ること。
(基本姿勢として)将来 役に立つかどうか考えず 勉強すること。

年をとるとは 自分でやれそうなことを消していくこと

一番嫌いなことは 自分が正しいと思い込むこと

見苦しいことは やらない、は(生きるに当たっての普遍的な)規範になる


< 対談後 記されたメッセージの最後のおコトバ >
若い時代を満喫しなさいませ。
満喫しないから、ちょっとしたことにも
すぐにキレルオトナになってしまうのですから。
最後にあたりオイラは、気になっていた 番組の『2000年を生きる』というタイトルについて考えたです。今年は2020年なのに 何で2000年なんじゃろうと。で、結論はこういうことに落ち着いてますが・・・どうなんでしょう?
『Wikipedia』によりますと、ローマ帝国は
成立: 紀元前753年
西ローマ帝国滅亡: 480年
東ローマ帝国滅亡: 1453年 とありますから
ローマ帝国は 753+1453=2206年間 存在してたことに。で 塩野さんは ご自身の お気持ちとして、そのうちの 2000年の間 存在したローマ人およびローマとともに生きてるっちゅうことなんかなぁと。
それとも、単に ”2000年代を生きる” という意味でしょうか。2000年生まれなら当然今年 20歳、高校生なら、普通であれば 生まれ落ちた時から 完全に 2000年代・・・アホにたいな話ですが・・・
書きかけついでと言っちゃァなんですが、私見を あとふた~つ 申し添えさせていただきます。
● 塩野七生さんのお話の中で オイラが一番 共鳴したのは『免疫をつくる』ということです。特にご指摘のあった異性に対する免疫の重要さ。オイラは昔っから、男女感のモメゴトほど 刃傷沙汰に近づくモメゴトはないのではないか と思ってたですから。
なので 刃傷沙汰になるかどうかは、そのことに対する免疫の有り無しに懸かってると固く信じてます。たっぷり片想いや失恋するとか、惨めな恋愛体験や男女間の修羅場が書かれた小説を読んでれば、めっちゃめちゃ辛い悲しい切ない事柄にも ナントカ持ち堪えられるのではないかと。オイラの経験上からも・・・
● 次に グサッときましたのは『年をとるとは 自分でやれそうなことを消していくこと』という詞(ことば)。もうほとんど消しちまってる ”とある老人” を、まさに リアルタイムで見つめ続けている人間とあらば・・・
でも まったく大丈夫、ノープロブレム !!! 。次元が違うとは申せ、次から次へと、やれそうで やりたいこと 湧いてきたりするものですから。ココロは 死ぬまで 自在に 羽ばたかせてやりたいもの と いつもココロ 決めてます。
それにつけても 中国の人たち、共産党に ガンジガラメに押さえつけられて、よくも生きてゆけますねぇ。しかしです、”香港問題”も含めて、その中国指導部をほとんど批判しない 日本の 政治家や 知識人や 大マスコミや 経済人って、彼らから ハニートラップか何かええこと して貰ってるんじゃないの? と疑わざるを得ないくらい、中国人以上に どうかしてると思います。身に危険が及ぶなんて さらさら考えなくていい、誰ハバカルことなく自由にモノ申せる、世界に稀なる 美しい・素晴らしい この日本に住んでるというのに・・・
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