百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

『New Cinema Paradise』の素晴らしさに今頃気付くなんて・・・

2021-05-25 18:14:39 | 日記

 美し過ぎるので、それを主体としたCDを 4枚も作っています。↓ は そのうちの 2枚。
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昨年 7月6日、91歳で亡くなられた エンニオ・モリコーネさんが作曲された、平成元年 (1989) 封切、伊・仏 合作映画『ニュー・シネマ・パラダイス』という映画の音楽。

有り難いことに、R3.4.29 NHK-BSP『プレミアムシネマ』で 何回目になりますか 放送された  32年も前の映画。

今まで散々絶賛されていたのに 今頃 その良さに気付くなんて、めっちゃめちゃ鈍いか、当該光年 離れた惑星に棲む 生命体のようでありますが、まぁ 気付いたのですから、ヨシとしましょう。で 好かったトコは です、

如何なる場面に於いても、、そう、全編 通じ 流れている音楽の何と美しいことか。史上NO1と言っても差し支えないですし、内容的にも、壮年に達した人間なら誰しも 多かれ少なかれ抱くであろう 郷愁を、甘酸っぱく 共有できるストーリーっちゅうトコでしょうか。

そして アルフレード役のフィリップ・ノワレさんの演技、および 年老いたお母さんが 30年振り帰郷の息子 サルヴァトーレに発した「電話すると いつも違う女性が出るんだけど、あなたを心から愛する声を聞いたことがないわ。声で判るのよ。誰かを愛して 家庭を持ってくれたら、お母さんは すごく嬉しいわ」という会話。おっとっと、忘れちゃいけません。エレナの美しいことといったら・・・ひょっとして、これが ボディーブローとなって 効いてるのかも? です。

オイラが編集したCDには、映画から3シーン (左CD②と右CD①は同じ内容で、大晦日のカウントダウンから エレナの「やだ、父よ」まで収録) 、
           また、ヴェネチアに於ける エンニオ・モリコーネさん指揮の分、

  『Twinkle』さんのギターアンサンブル も取り込んでいます。

               そして、他の オイラお気に入り楽曲も併せて・・・
皆様、見づらいでしょうが 中身をチェックいただけますでしょうか。本当にキレイな楽曲ばかりのはず。なお CDジャケットの記述が エンリオ・モリコーネとなってたり 脱字があったりの、恥ずかしいトコが あったりするのですが・・・

 < 追 伸 > R3.5.28 記
 取って置きの コンテンツが 置いてけ堀 に なってました。

R2.12.19 BS日テレ『読売シンフォニックライブ』 最終回 での
  ヴァイオリン:長原幸太  読響コンサートマスター
         瀧村依里    第2首席ヴァイオリン奏者
    ヴィオラ:鈴木康浩  ソロヴィオラ奏者
         柳瀬省太    同 上
     チェロ:遠藤真理  ソロチエロ奏者
         富岡敬太朗 読響首席チエロ奏者
  コントラバス:石川滋   ソロコントラバス奏者
さん各位による、内門卓也さん編曲の『ニュー・シネマ・パラダイス』。
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なので、もう一枚 CD 作りました。なお オイラは、瀧村依里さんのファンであります。
   

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 < 追 伸 > R3.6.9 記

 オイラは落選したのですが、津山での 村治佳織さん奏一さんご姉弟のコンサートが NHK 『クラシック倶楽部』で放送されましたので、さらに BS11『京都夜桜中継』だったと思うのですが、古澤巌さんが ストラディヴァリウスで演奏された分も織り込み、CDを作り直しました。
   
中でも、古澤さんのヴァイオリンの 哀切極まりない響きには ぞっこんでして、① ⑧ にリピート。NHK『名曲アルバム』がソースの ⑪ ⑫ は どちらも素晴らしく、特に 『テネシーワルツ』の中の 畠山美由紀さんの歌は、失神しそうになるほど Good です。
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