温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

KAT-TUN サンドーム福井コンサート

2012-03-23 14:41:55 | KAT-TUN
去る3月16日、福井県鯖江市にKA-TUNのコンサートを見に行ってきた。

鯖江は、家の近くのICから高速バスで2時間30分、特急サンダー
バードなら京都から70分という近さ。
日帰りも可能だが、ちょっとあわただしいので福井市内で一泊し、
焼きさば寿司(ふつうのさば寿司より好き)と、ソースかつ丼
をいただき、永平寺のごまどうふを買って帰った。
これだけでもじゅうぶん幸せ。

さて、田んぼの中にぽつねんと建つ【サンドーム福井】は、
最高収容人数1万人ということだが、もっとこじんまりした印象
だった。
ほんとにステージと客席が近くて、スタンド席の上まではっきり
見える距離なのだ。なんともアットホームな会場。

この日の席は、幸運にも後方ステージのすぐ前の席だった。
しかもステージの高さと座席の高さがほぼ同じなので、
まさに目の前に5人が立っている感じなのだ
ステージは、大阪のときと違ってメインと後方のふたつだけ。
動く舞台などの大仕掛けはなく、メンバーが花道を歩いて移動し
てくる。このアナログ感、最高!
見たまえ、5人がだんだんこちらに近づいてくる
狭いホールって、こんなに臨場感があるのか。サンドーム福井、
素晴らしい。来てよかった。

なんでもこの日、中丸くんは会場入りする時に
警備員さんに止められたそうで、MCタイムでかなり
話題になっていた。
トーク後の「SMILE FOR YOU」では亀梨くんが出だしのパートを
「警備員に止められた中丸」と替え歌にし、
中丸くんも「すごく普通に止められた」とか替え歌でつなげる
場面があった。
こういう楽しいアクシデントに遭遇できるのは、その場に
居合わせた幸運だろう。ライブが日々生まれ変わっている
のが実感できて、次のライブではどんなことが起こるのだろうと、
また何度でも行きたくなってしまうのだった。

ところで、福井に来たのは一年半ぶりだった。
前回は永平寺に行って、越前海岸に近い三国温泉に泊ったのだ。
日本海に臨む贅沢なお宿がとても快適だった。
海沿いの遊歩道には三国出身の詩人高見順さんの歌碑があり、
文学散歩にちょっとお勧め。ただ、草ぼうぼうで見落として
しまいそうなので、地元の方、もうちょっときれいにして目立たせて
ほしいな。
歌碑には、詩集「死の淵より」の中の「荒磯(ありそ)」の一部が
書かれている。(下記に掲載)
冬の日本海って、ほんとに地鳴りみたいな波音がするのよね。

「荒磯」

おれは荒磯(ありそ)の生まれなのだ
おれが生まれた冬の朝
黒い日本海ははげしく荒れていたのだ
怒涛に雪が横なぐりに吹きつけていたのだ
おれが死ぬときもきっと
どどんどどんととどろく波音が
おれの誕生のときと同じように
おれの枕もとを訪れてくれるのだ



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