11/12放送の｢まじっすか」企業訪問20:ほぼ日（その２）

このあと「ＭＯＴＨＥＲ」の話で盛り上がったかどうかは定かでないが、
「まじっすか」のキャッチコピーを一緒に考えたり、
発売直前の「ほぼ日５年手帳」を見せてもらったり、
更には新商品の企画会議に同席させてもらう。

「ほぼ日」の企画会議はパソコンは持ち込まず、パワーポイントなどを使った
プレゼンもしない。
糸井さんに「プレゼン」という言葉は禁句ならしい。
ではどうするかというと、「相談」する。
夫婦で旅行に行くときにプレゼンなんかしないのと同じでいいのだそうだ。

それでは、と中丸くんも乗っかり「僕もひとつ相談を持ってきました。」と
会議直前に描いたイラストを取り出す。
「かかとに強いバネのはいった靴」はどうでしょうと
アイディアを出すが、周囲の反応は
「あっても買わない。いらない。」と芳しくない。
（個人的に）誰かに頼めば作ってくれるんじゃない？と、商品にはならないと
ばっさり終わるはずだった。ところに、参加者のひとりから、
「これＴシャツにあったら良い」との声が。
おお、天の助け。中丸くんにイラストの才能があってよかった。
そこから話が発展し、
「中丸くんの『僕のほしいものシリーズＴシャツ』」と糸井さん命名の新企画が
誕生した。
はい、ボツってならずに発想を変えて新しいものを
生むのが「相談」のすぐれたところだ。

このＴシャツ企画良いわ。ほんとに作ってほしい。
さすがに「ほぼ日」とのコラボは無理だろうから、ＫＡＴ－ＴＵＮのライブグッズで出してほしい。
もちろんライブロゴＴシャツとは別で。
何なら、中丸くんだけうちわやめてＴシャツにするとか。いっそうちわの絵のＴシャツにするとか。
で、どうしてもうちわを持ちたい人は従前のを持つ。（２０１２年から変化してないからね・・）

会議に参加して、いかに自分の頭が固いがわかりましたと感心しきりだった中丸くん、
ユニークな頭の回転の人たちに囲まれて、たくさんの収穫があったことだろう。

11/12放送の「まじっすか」企業訪問20:ほぼ日（その１）

２８５回目の「まじっすか」は企業潜入シリーズの第２０弾。
今回の訪問先は？と訪ねる中丸くんに、スタッフさんがこれご存知ですかと
差し出したのは一冊の手帳。
そーか、中丸くん自身、ロケの行き先を当日まで知らないのか。下調べとか、なしなのね。

渡されたのは「ほぼ日手帳」。
スケジュール管理はスマホでしてそう（イメージ）な中丸くんだが、
「ほぼ日手帳」は知っていた。
そして、手帳以外の「ほぼ日」のイメージは、「ＭＯＴＨＥＲ関連のグッズを扱っている会社」
であるらしい。
「ＭＯＴＨＥＲ」とは糸井重里さんがゲームデザインしたＲＰＧで、
中丸くんは中学生の頃夢中になっていたそうだ。
「ＭＯＴＨＥＲ」のことは公演パンフレットのインタビューでもふれていて、
糸井さんの作る世界観や言葉のチョイスが好きで、かなり影響を受けていると言う。

中丸くんが糸井さんの影響を受けていたとは知らなかった。そもそも
糸井さんがゲームを手掛けたことがあるのも知らなかった。
私はというと、１５～６年前は「ほぼ日刊イトイ新聞」を読んでいたけど
最近はずいぶん遠ざかっているなあ。

そんな株式会社「ほぼ日」に意気揚々と出かけた中丸くん、
会社のドアを開けたとたんに「ＭＯＴＨＥＲ」キャラのぬいぐるみを見つけ
更にテンションが上がる。
会社の収入の三分の二は手帳という「ほぼ日」だが、ほかにも
カレースパイスや土鍋、腹巻き、犬猫写真専用のスマホアプリと
さまざまなものを販売している。
こんなのほしいねとか、あったら面白いね、というのをかたちにしている会社のようだ。

社内にはキッチンスペースもあり、ちょうど新製品おやつミックスのレシピを考案中。
中丸くんもいそいそとパンケーキ作りに加わる。
嬉しそうにホットプレートのミニパンケーキを裏返す、エプロン姿の
中丸くんが愛おしすぎる。

フルーツトッピングしたパンケーキを仕事中の皆さんに試食してもらっていると、
スイーツと聞きつけて女性スタッフがぞろぞろとやって来る。
その行列のうしろのほうに、なんと糸井社長の姿が。
何か面白いことやってそうって、出て来てくれたのかなあ。
中丸くん、びっくりして二度見していた。

＜続く＞