温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

守りたい権利

2024-08-17 23:50:51 | 中丸雄一くん
私の住んでいる地域は、高校野球の放送のため
「旅サラダ」はお休みだったのだが
中継先には海外リポーターの南圭介さんが行っていたらしい。
なるほど、南さんは博学だしトークも上手いし適任かも(あきらめはやい)。

中丸くんの欠席については何も触れられなかったそうだ。
番組ホームページには、「なかまる印」のページはあるけれど
出演者紹介から中丸くんの名前と写真がなくなっている。
こうやって、中丸くんの存在がひとつずつ消されていくのか。

この、真綿で首を締められるような苦痛が続くのは辛い。
かといって、中丸くんがマスコミの前に出て、袋叩きにされるのも耐えられない。

前回までの記事(好事魔多し1〜3)で中丸くんは早く会見を開いたほうがいいと
書いたのと矛盾してしまうんだけど、
私は本来、不倫や浮気の謝罪会見なんていらないと思っている。
プライバシーを暴かれ、仕事を奪われたうえに
なんで報道陣を集めて頭を下げなければいけないのか。
マスコミってそんなに偉いのか。

今までに、スキャンダルで会見を開いた
タレントや俳優さん何人かいると思うけど、
それっとばかりに群がった記者たちに質問責めにされ、
状況がさらに悪化していくことがある。
特に文春の記事は影響が強いみたいで、文春砲を受けた人は
まるで社会の害悪みたいな叩かれ方をする。

芸能界から消えて当然みたいな容赦ない批判が
ネットにあふれる現象は
すごくに危険感じる。
なぜかというと、文春に載る→叩くが定番化することは
畢竟、文春が正義になってしまうからだ。
いつのまにか週刊誌が正義の告発者になって、
世間は自分たちが罪を裁く気分に酔って強い言葉を繰り返す。
それを危険に思うのだ。

浮気をするのは良くない。けれどそのために過去も未来も否定され
社会から抹殺されるのが正当だとは思えない。
生活の基盤を得ること、労働することは誰もが持っている権利だ。

なんだか大袈裟なことを書いたけど、
会見が当事者を非難し責任を追求するものではなく、
再起の後押しをするものであってほしい。





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