宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

コヅカ・アートフェスティバル2012:野外展示・井上ヤスミチの竹のトンネルみち→バンブービレッジ

2012-08-11 | コヅカ・アートフェスティバル2012

アートフェス会場の一番下から沢がある方に降りて行く竹のトンネル道はDSmachiya・来嶋洋介が作る創作集落「バンブービレッジ」に続く道ですが、今年は去年と様子が違います。


こんな看板が出ています。


うっそうとした竹のトンネル道に沢山絵が展示してあります。
井上ヤスミチは東京のカウンターカルチャーシーンで活躍する絵描きさんで、彼の絵はトージバ企画のイベントフライヤーなどで目にしている方も多いと思います。力強く人間味あふれる画風で、かねてより注目している絵描きさんの一人です。


今回初参加で、参加表明が遅れてフライヤーに記載されていないにも関わらず、フェスのコンセプトを深く考えてくれて、かなり強力な野外展示を展開しています。

この展示の様子は作家自身のブログにも詳しく掲載されていますのでこちらもぜひ見て下さい。

http://yasmichi.com/00-nikki.htm


反原発ポスター。無料ダウンロード出来るそうなので、デモに行かれる方はぜひ!


清泉さんの絵もヤスミチの絵も自分には絶対描けない絵だ、と思う。人の頭の中って、どうしてこうも違うんだろうか?


でも大好きだ!


絵に誘われて奥まで行くと、丸太橋を渡って.....


こっちだよ!


来嶋さんのバンブービレッジに到着。現在小屋を建設中。ここから森の家まで登って行く山の中を通る獣道も、今年は結構登って行く人がいます。人が通ると道が出来て、そこから山が明るく変わって行きます。


コヅカ・アートフェスティバル2012:森の家のキッチン

2012-08-10 | コヅカ・アートフェスティバル2012
毎年房総半島の人気カフェが日替わりで担当して、大好評の森の家のキッチン。いずれも心のこもった調理をする食のアーティスト達。ここの食事が目当てでアートフェスに足を運んでくれる人も結構いる様ですが、今年のキッチンはワンランクグレードアップしています。


テーブルコーデュネイトをirouギャラリー一宮海岸が担当し、お皿やカップはもちろん、箸置きに至るまで、会期中を通してirouギャラリーの器を使用しています。


食卓の中央にも可愛い陶の小物達。奥のテーブルではirouギャラリーがセレクトした器の販売もしています。

irouギャラリーのテーブルコーデュネイト、昨年は「はちどり食堂」とのコラボということで行ったのですが、お客さんの反応があまりに普段と違うので、今年は是非と、全日お願いした次第です。
irouさんは全てのカフェ担当者とコンタクトを取り、各自のメニューにあった器を用意してくれました。


シュガーソルトカフェのおっぱい丼。


草soカフェのカレー。


これははちどり食堂用のランチョンマット。はちどりの直美さんの書で「生きるとは表現すること」と書かれていて、使う食材のことについてなども書かれているメッセージランチョンマット。
はちどり食堂が食を通して伝えたいことが、irouギャラリーとのコラボでこの様な形になって現れています。

こちら「はちどり日記」
http://ameblo.jp/hatidorinikki/entry-11322465577.html


はちどり食堂の直美さんは「私にとって食事を作ることは作品をつくること。」と言います。BMXの岡山潤は「BMXにはコース作りという作品とライディングというパフォーマンスがある。」と言います。内発的創造力のあるところ、どんなジャンルでもアートにつながる要素があります。今年のアートフェスは異種ジャンルが加わることで、かえって会場の隅々までアートな心が行き届いている様な気がします。

この記事に使った写真ですが、食べ物の写真は他のブログから引用しました。食事が運ばれて来るとつい食い気が先行してしまって、いつも半分以上食べてから写真を撮ってなかったことに気づくためです。

コヅカ・アートフェスティバル2012:宮下昌也の絵本原画展

2012-08-06 | コヅカ・アートフェスティバル2012
今アートフェスティバル会場は大粒の雨が降っています。


残念な天気ですが、ざわついていた山の気が一気にクールダウンするようで気持ちいいです。

今回は僕の野外展示、自宅スタジオで開催している絵本原画展「夢から今へとつなぐ旅」の展示風景です。


HPの表紙にもなっている庭に立っている丸太小屋。スタジオとは名ばかりで普段は作品庫で物置状態なところを今回の展示用に改装してギャラリーにしています。


庭の木々にTシャツ作品やバティック作品をかけて、庭全体が展示会場になっています。


スタジオ内はモーフの旅の絵本CD「夢から今へとつなぐ旅」の原画を展示。


こちらは今は展覧会に出していない一昔前の小品達。普段お蔵入りしている作品達も引っ張り出して、毎日展示替えしています。


母屋側にも庭を囲むように絵を展示。


これも普段お蔵入りしている陶器作品。僕は縄文土器の勉強をしていた時期があって、たまに無性に粘土いじりがしたくなります。左側は小滝陶房の器に絵付けした作品。


昨年の僕のワークショッププログラムだった「間伐材モビール」。


今年は「ひょうたんマラカスを作ろう!」ワークショップを開催しています。11日(土)まで毎日受け付けています。


コヅカ・アートフェスティバル2012:縄文式アコースティック・ミニライブ情報

2012-08-03 | コヅカ・アートフェスティバル2012
縄文式アコースティック・ミニライブはオープニング、クロージング以外の日に会場のどこかで開催される投げ銭形式のサプライズライブで、去年はゲリラライブという名でUZU(うず)やawamaniaが参加してくれました。


写真は去年のawamaniaのライブの様子。

今年の参加ミュージシャンン情報が決まって来たのでupします。他にも急な飛び入りがあるかも?

8/5(日)  14:00~ 小久保たかゆき(vo,g)&村上(カホン)
      15:00~ 松江竜太(vo,g)
      
      16:00~  awamania with Elli 

8/9 (木) 14:00~ pigs in a strawhouse

あと、フラのワークショップをするakaneさんも8/8(水)のワークの後にミニライブを予定していますので、こちらもチェックして下さい。

コヅカ・アートフェスティバル2012:オープニングまであと2日・会場風景

2012-08-02 | コヅカ・アートフェスティバル2012
昨日は南の方の台風の影響か、通り雨があり会場全体がしっとりして、このところ続いていたカラカラ天気とはまた違った表情を見せていました。

初日まであと2日の会場風景です。


あーと合宿が終わって今度は参加作家としての野外展示創作に入ったこまちだたまお。これからオープニングまで毎日会場入りします。


ティピと子ティピ。


子ティピの奥のヘンプ小屋。ひょうたんたけしワークショップ会場。


その下の段で黙々とBMXダートコースの仕上げにかかる岡山潤。橙也くん達が試走している様子をブログに書いてくれましたよ!
http://junbmx.livedoor.biz/archives/51882784.html#more


森の家の裏、ツリークライミングのワークショップで登る木を下見に来た「そまびと」の二人。


真ん中のナラの木に登るらしい。結構高いぞ~.....。


いち早く密度のある野外展示空間を完成させたコジマユウジ


気になる展示小屋の中をのぞいてみました。


観葉植物が置いてあったりしてオシャレです。


独特の空気の空間。コジマワールド。


コジマユウジの展示の向かいの杉林に結ばれている色とりどりのリボンは、河地貢士のインスタレーション。
造林政策で日本中に植えられ放置された杉の木達にリボンをかけ贈り物にする、といった意味合いを込めた作品ですが、息子は帰って来るなり「あの辺の木切っちゃうの?」。伐採の時の目印にするカラーテープだと思ったようでした。贈り物にするってそういうことなのか......?う~ん、現代美術って難しい?

河地貢士はシュガーソルトカフェで開催される企画展「AREA55」もお見逃し無く!


宮下昌也と巡る悠久の旅