秋田ぐらし akita life

日常のできごと、面白いこと、おいしいこと、いろいろ

絶対に食べてはいけないキノコ

2018年10月16日 | 日記
ブルーメッセ秋田においてキノコ教室2018が開催された。
講師は林業研修センター 菅原部長
以下、内容の要約
キノコによる食中毒
多いのは
クサウラベニタケ 
ツキヨダケ
トクササコ

なぜ間違えるのか?
誤食はそれぞれが似ているからで
クサウラベニタケはハタケシメジと誤食
ツキヨダケはヒラタケ誤食
ドクササコはナラタケと誤食
すごく似ているので、誤食しやすい
特にトクササコは「死のキノコ」といわれるほど猛毒のキノコなので、絶対たべてはいけない。


スギヒラタケ
ダウンロード (3).jpg
これまで可食とされていたが、近年秋田でもスギヒラタケを食べて急性脳症を発症した例があり、成分を分析した結果原因と考えられる複数の成分が検出されているが、腎臓に障害がある人が中毒する、健康な人は大丈夫などといわれるが、健康な人も中毒症状が出たケースもあるので因果関係がはっきりわかっていないので農林水産省は原因が特定できるまでのあいだ採取しないように呼びかけている

毒きのこの見分け方を問われるが
毒キノコの見分ける方法はないということを念頭に
・地味な色のキノコは食べられる
・虫がたべているのは食べられる
・なすといっしょに煮ると食べられる
・干して乾燥すれば食べられる
・塩漬けにして水洗いすれば食べられる
・傘の裏がスポンジ状のキノコは食べられる
・縦にさけるキノコは食べられる
これらの俗説は迷信であり、安易に食することはすべきではない
日本のキノコの種類は一万 その中で名前があるのが3千
その3千の中で、毒キノコが300種 その中で猛毒は30種
種類からいえば毒キノコの方が少ないことになるので、誤食しないためには毒キノコを覚える方が早いかもしれない

さきほどの「死のキノコ」ドクササコ
ダウンロード.jpg

笹薮から広葉樹林まで幅広く生える。
誤食すると数日~2週間経って、つまり、忘れたころから手足の猛烈な痛みが発現する。その痛みは1週間から2~3か月もつづくそうで、あまりの痛みに耐えかねて自殺したり、患部を切断したり、睡眠不足からの衰弱死までおこるといわれている。
ダウンロード (1).jpg

通常の毒キノコは食べなければ害はないのだが、触ってはいけないキノコがある
さわってはいけないキノコは、カエンタケ
ダウンロード (2).jpg

このキノコは身近の公園などでも生えることがあり、サンゴに似た形態や色で目立つため、子供があやまって触ったりする可能性があるので気を付ける。触ると皮膚が炎症を起こす
dc9089d8606521046f5c2e8a445ffe7d.jpg

ホテイシメジはアルコールと一緒に食すると中毒症状がでる場合がある
シビレタケ(マジックマッシュルーム)は幻覚症状がでるなど、いろいろ注意しなければならないことがある。


キノコは旨味がなくなるからなるべく洗わないでとかいわれるが、キノコの表面には雑菌がたくさんついている場合があり、生食をしないで洗って食べることが大切



最新の画像もっと見る

コメントを投稿