馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

6月30日 福島競馬場 ラジオNIKKEI賞

2024-06-30 13:04:01 | ギャンブル

■福島競馬11R


◾GⅢ ラジオNIKKEI賞

※少し時間があったのでGⅢですが、能力チェックを。



◆能力チェック

①シリウスコルト
皐月賞は完敗ですが、
皐月賞だけで走れば足りる相手。
この枠なのでハナにこだわって乗れば勝ち切るチャンスはあるし、2000よりも1800のほうが良さそう。
後は皐月賞がマイナス10で恐らくメイチ仕上げだったと思うので、ここまで待ったのも好感。
とにかくハナに立ちたい。



②メイショウヨゾラ
1600でマイペースに逃げで結果がでず。
厳しいかなと。


③セットアップ
札幌2歳S のパフォーマンスが良かっただけにパワーよりと見るのが妥当。
高速福島の馬場がどうかと順調度で割引。



④ヤマニンアドホック
前走はマイペースの逃げで展開に恵まれたが、自在性があり、差す競馬もできるので、それなりのセンスはある。
高い能力とまでは感じないが、この相手のGⅢならなんとかなるか。



⑤オフトレイル
京都巧者のイメージだが、阪神だったアーリントンカップは評価できる内容。
枠も展開も厳しい中で、上がりはそこそこ使えていたので坂は問題なく、福島も問題ない。
展開も向きそうで一発候補。



⑥ウインマクシマム
いかにもここで走りそうな背景だが、松岡J曰く、あまり調子が良くないらしい。
調教もこじんまりとしてバランスも悪く見える。
久々の1800ペースに対応できるかどうかも課題で過大評価禁物。


⑦アレグロズリランテ
シリウスコルト同様に、皐月賞だけ走れば時計的には間に合う。
ややパンチ力不足で.直線に入った位置が大事。
2番手なら粘り込み可能だが、3番手以降だと、のまれる可能性の方が高くなる。



⑧サトノシュトラーゼ
京都2歳Sでシンエンペラーの0.1差2着が光るが、やや人気先行の嫌い。
前走でデムーロJがズブい馬で…とのことなので、距離短縮はマイナス材料。
この相手だと後方からの競馬になるので早めに動ける位置に出せるかが最大のポイント。
ハマれば突き抜ける可能性はあるが、動けずに惨敗もあると思うので、抑えの域を出ない。



⑨ログラール
スプリングSで崩れたが後は高確率の馬券内。
そのスプリングSも某有名トラックマンが言うには直線で不利があってブレーキかかった、あれがなければ23着はあった、と。

ワタクキ的にはそこまで大きな不利だとは思いませんし、なかったとしても、ゴール手前では脚色は前衛と一緒になっていたので、2.3は流石に…、だったと思います。
まぁ、それでも展開が向いていなかったのも事実ですし、アレグロブリランテとは差がないと思いますので、この人気「最低人気)なら抑えてもいいかなと思います。


⑩ミナデオロ
3走前の阪神で大きく負けたのが気になります。
先行脚質で京都好成績から、直線に坂のあるコースが苦手だと判断。
能力に差のないメンバーだと思うので、このマイナスが、大きくなる可能性。



⑪ジュンゴールド
特筆するものがなく、厳しいと思いますが、近2走より大幅に相手弱化なので3着くらいに来ても不思議はないかと。
ここまでは手を広げられないので消しますが。



⑫ショーマンフリート
シンザン記念は休み明けの18キロ増の重め残り、共同通信杯は謎の大敗も、前走同条件であの時計で走るのだから、共同通信杯は度外視でいい。(ルメールJも最後は流して追っていなかった)
ただ、山藤賞が2番手から楽な競馬でヤマニンアドホックを捕らえられなかったのが少し気になる。
先行しても差しても、な、タイプかもしれないので頭から買うのは危険かも。


※オッズが示す通り、大混戦。
あきらかに力不足の馬、発展途上の馬、展開に注文がつく馬、これらも予想を難しくしていますね。
あまり大きく張るレースではないと思うのですが、波乱、配当もそこそこの魅力があると思うので思い切った馬券で勝負します!






6月26日 大井競馬場 帝王賞

2024-06-26 10:29:32 | ギャンブル

■大井競馬11R


◾jpnⅠ 帝王賞



◆能力チェック

①グランブリッジ
川崎記念2着が光るが、特殊な馬場と、実績馬の凡走、そして、川田Jによるものが大きかった。大井2000の力勝負では分が悪いし、何よりもそれは鞍上がわかっていてのスイッチでしょう。


②ライトウォーリア
近2走が示す通り、逃げがベスト。というか色気を出して2番手とかだとまず通用しない相手強化。
それでも小回り川崎での芸当で、大井のこの舞台ではさすがに分が悪いか。


③ディクテオン
jpnⅠではやや力不足の感も
ハマったときの末脚は目を見張る物があり、少し気になる馬。
中途半端な重賞の流れよりGⅠくらいの流れのほうが合う可能性も。
この相手では中々前も止まらないので上が崩れることが条件だが、大穴ならこの馬。



④サヨノネイチャ
今年の地方代表馬。
まだ底を見せていない強みはあるが、如何せん、地方競馬レベルの話で、正直その域を出ない。
中央交流GⅠで一気の相手強化。
時計面でも、あと1秒以上の短縮が必要で、単純比較から言ってもグランブリッジの方が強い計算になる。
成長曲線からグランブリッジ逆転の目はあるかもしれないが、やはりそれ以上に強い馬は3頭以上いるので。



⑤ノットゥルノ
右回りと左回りで別次元の走りになる馬。
前走は相手が弱く、鵜呑みにできないが、確実に成長していて、ここも好勝負が可能。
ただし、逃げがベストで、番手以下の直線追い比べ勝負になると、あくまでもこの最高峰クラスという点だが、若干見劣る。



⑥トランセンデンス
ピークアウトで地方限定、南関レベルでも厳しい。


⑦セルフィックコール
やや人気先行だし、スタミナはあるが、タフな地方の砂が合わない可能性がある。
先週末の雨の影響がどれくらい残るかが、第一関門。
湿って走りやすい馬場なら、大きな能力減にはならないが……。
それでも軸としての信頼は置きづらい。



⑧ウィルソンテソーロ
まだまだ底を見せていない力量馬の割には人気にならないタイプ。
成績にムラがあるように見えて実は明確な理由があります。
その条件を除くと、(全ダート7.2.0.1)という、準パーフェクトな戦績
唯一の着外は前走のドバイWCです。
世界最高峰のレースなので、ここに入れば実績は断然上位です。GⅠ2戦を含んでいますので高価値なのは言うまでもありません。
後は海外帰りで調教と気配次第になりますが、これは非常に重要ですので(宝塚記念で痛い目みたので)要チェック後、メルマガに記載したいと思います。

ちなみにその条件ですが、見れば一目瞭然ですが、ブログランキングアップのためにそちらに乗せておきますね、面倒な人は是非そちらで確認してみてください。


⑨マースインディ
厳しい。


⑩バーデンヴァイラー
厳しい。


⑪メイショウハリオ
昨年、一昨年の覇者で、3連覇がかかる一戦。
コース実績ならば断然!と言いたいところですが、これが要注意事項でして、ご存じの方も多いと思いますが、昨年の10月に大井競馬場は砂の入れ替えがありまして、それまでの砂質から一変、砂厚もまして、かなり時計のかかる馬場=タフな馬場へと変貌を遂げています。
ですので、11月のJBCと、年末の東京大賞典での成績は実に大事。
メイショウハリオはというと、東京大賞典には出ていませんが、JBCは見せ場なしの4着に敗れています。
この一戦で一概にだめと決断するには早すぎますが、気になる結果ではあります。
能力的に大きな減退は見られないと思いますが、順調さも少し欠いているので、こちらも状態は、要チェックですね。


⑫キングズソード
前走、前前走はマイル。
そこそこの着順にまとめたが、マイルはやや忙しいなという印象。
ここはベストと思われる、強い勝ち方をした大井2000で巻き返しは必至。
欲を言えばレーンJか川田Jが欲しかったですが、新馬戦で手綱を取っている藤岡Jなら、GⅠで相性悪な岩田息子Jより信頼できる?かと。




⑬ヒロイックテイル
ここでは厳しいでしょう。



※地方の新星、サヨノネイチャに注目も、ここはやはり中央勢の壁があついかなと。

一つ鍵を握るのはノットゥルノとライトウォーリアの出方ですね。
馬場状態での時計の出方も気になるところです。
上位は拮抗気味なので、この2つは大きなアドバンテージになると思います。



6月23日 京都競馬場 宝塚記念

2024-06-23 10:22:33 | ギャンブル

■京都競馬11R


◾GⅠ 宝塚記念


◆能力チェック

①シュトルーヴェ
3連勝中で鞍上に単発騎乗のレーンJ。
これはいかにも狙い撃ちな感じではあるが……。
能力的にはここではあきらかに1枚落ちますし、これは鞍上で相殺できたとしても
この切れ味は馬場が渋るとさすがに使えないのでは?
良馬場なら一発あったと思いますが、ここは神騎乗でも掲示板が精一杯とみます。



②ジャスティンパレス
晩成型ディープインパクト産駒の完成形。
少し調教が動かなかったのは気になるが、
年齢を重ねてズブくなっているのかなと考えます。
京都替わり、鞍上ルメールJと、プラス材料も多く極端に位置取りが悪くならなければ、まず好勝負ではないでしょうか。



③ペラジオオペラ
結果的に弱小4歳世代の代表格ではあるが、大阪杯のレースレベルが巷で言われる通りにちょっと疑問符。
それでもまだ底を見せていない強みもあるし、展開もここはかなり向きそう。
道悪のスプリングSも内容は悪くなかったので、勝つまでの能力値はないと思いますが、3着残り目の可能性はあるか。



④ドウデュース
同期イクイノックスとは少し気をつけられてしまったが、ここはイクイノックス世代として、グランプリホースとして恥ずかしい競馬はできない。
雨も極端に悪くなければ、血統面から見てもそれほど苦にしないはず。



⑤ディープボンド
前走で見切りをつけた馬ですが、幸Jが、最大限に力を出し切った、という結果だったと思います。
距離短縮はプラスではありませんが、雨で時計がかかる+京都コースは間違いなくプラス材料なので、距離短縮で人気が落ちるなら今回も抑えておきたい。


⑥ヒートオンビート
厳しいでしょう。


⑦プラタリア
GⅠではやや足りないが、京都実績、重実績が優秀。
今年の出走馬の中では能力的に上から数えて5番目前後なのでこのコンディションで上位が不発の場合は馬券内も当然出てくるはずなので重めの印が必要。



⑧カラテ
流石に厳しそう。


⑨ソールオリエンス
不良馬場の皐月賞のインパクトが強いが、やはり同世代のレベルの中での話、というのはもう周知の事。
タスティエーラ共々も含む昨年のクラシック上位組は古馬混合戦で散々の成績で、唯一結果を出しているのがベラジオオペラのみ。
いくら直線が長い外回り京都とはいえ、大外一気が決められるほど相手は弱くないし、
位置取りが前になるとあしは溜められないタイプなので、どう乗っても来るイメージがわかないが……。



⑩ローシャムパーク
まだ底を見せていないが、重はマイナス要素でしょう。
まともならドウデュース、ジャスティンパレスの方が断然強いと思うので、3着争いなら、というイメージ。
ブローザホーン、プラダリアとは同じくらいの能力と捉えるのが妥当かと思うので、重馬場実績からやはや落ちるのではないでしょうか。


⑪ヤマニンサンバ
実績的に2枚は落ちるので。


⑫ブローザホーン
今回の条件に全てハマりそうなのがブローザホーン。
大物食いの可能性も秘めて、頭まで警戒したい1頭です。



⑬ルージュエヴァイユ
取捨に迷う1頭がこの馬。
近7戦で大きく負けた京都記念8着は、同条件のエリザベス女王杯とほぼ同じ時計。
同じことが言えるのがメイSとエプソムC
つまり、本格化した今は常に力を出し切っている、と捉えたい。
ただし、愛知杯の大敗は「重馬場」によるもの?と考えるのが妥当。
プラスに働くことはなさそう。

唯一好走への残される可能性としては、エプソムCで見せた2番手からの競馬。
発馬もあまり良くない馬でもあり、
可能性は高くはないがそこは、日本が誇るトップジョッキー、川田Jならやりそうなので、この人気ならその騎乗をやってくれると信じて買ってみたい。


※雨で馬場悪化。
これが予想を難しくさせているのは間違いない。


◎本命 ドウデュース
総合力で一歩リードのドウデュースが本命。
阪神コースなる不問でしたが、今年は京都コースで、パンパンの馬場で時計勝負になるとやや不安が、と思っていましたが、タフな時計のかかる馬場ならばより安定感はますかと。
不良で水に浮くような馬場だとどうかですが、他の馬も条件は一糸のと考えて、人気でも軸候補。


▲単穴 ジャスティンパレス
逆に雨でワンランクダウンとしたいのが、ジャスティンパレス。
京都は恐らくベストコースなのでプラスですが、雨はややマイナス材料。
良馬場ならばドウデュース逆転も可能だと思いましたが、重以上ならやはりドウデュースが上だと判断します。
加えて調教が微妙だった事で本調子一歩手前くらいかなと。
地力でどこまで来れるかですが、相手関係は大分楽なので4番手以下には落とせません。

変わって浮上の、



他馬が未知数含めて苦にしそうな分、不良馬場での実績は何よりもプラス材料。
鬼レベルで、不良馬場までいくと人馬ともに初GⅠ制覇まであるかなと思います。
久々の距離短縮が少し気になりますが、2200は元々得意なので期待します。


後は上位不発時の狙い目の穴馬3頭。

この6頭が勝負ばけんになります。


3頭


6月19日 浦和競馬場 さきたま杯

2024-06-19 15:28:10 | ギャンブル

■浦和競馬11R


◾jpnⅠ さきたま杯



◆今年からjpnⅠに昇格のさきたま杯。
今年は絶対王者レモンポップが参戦。

単勝1.2倍は妥当なところでしょうか?

相手関係云々とか実力とかは今更説明不要。
大敗の海外帰りで状態どうか、という点だけでしょうか?

この辺は若駒ならいざ知らず、百戦錬磨の6歳馬が急に凹んだとなるとかなりたちが悪いです笑

普通に問題ないと思いますので、この馬を外して買うのは無駄遣いと見て、軸でいいかなと。

2番人気はシャマル、
ここに来ての充実ぶりは目を見張ります。
相当強くなっていると思います。

ただし、近2走は逃げての競馬で、逃げられなかったときの凡走の不安は拭いきれません。
「強い逃げ馬に進化」の可能性があるので▲単穴が妥当だと思います。

すんなり逃げられた場合はレモンポップの状態次第で、封じ込める可能性は少なからずあるでしょう。


3番人気はイグナイター。
こちらも経験を積んでさらに強くなっています。
展開不問、位置取りも不問、さらに馬群を割ってこれる勝負根性もありますので、ある意味、シャマルより信頼が置ける、と見ることもできます。
所属こそ地方ですが、ほぼ中央馬みたいなもので、ここは面白い存在。

シャマルが逃げられれば、ほぼほぼこの3頭で決まるかなと思います。

抑えとして、万が一シャマルが包まれるような形ならば浮上する穴、大穴馬2頭をピックアップで万全!のはずです。