馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

3月31日 阪神競馬場 大阪杯

2024-03-31 10:09:38 | ギャンブル

■阪神競馬11R


◾GⅠ 大阪杯



◆能力チェック

①ミッキーゴージャス
3連勝とはいえ条件戦、牝馬限定のGⅢでは、大威張りはできないが、牝馬は何より勢い調子は最重要要素。
川田J→デムーロJは正直、プラスと出るかマイナスと出るか両極端だと思うが、少しおさえておきたい一頭。



②ローシャムパーク
香港遠征は失敗に終わったが、その前の3連勝の中身が中々に濃い。
条件戦とはいえ、時計の問われた東京1800を好時計勝ち、稍重で時計を要するパワー重視の函館記念を勝ち、開幕2周目でパワー&スタミナを問われたオールカマーも勝利。競馬場、バイアスを問わずに走れるのはここでは大きなプラス材料。
それ故に前走の敗戦は海外遠征ということにかこつけなければならないが、
初コース組では適応力は最上位とするべきでしょう。
スタートを決めて、すんなり好位ならば、あっさりがあっても。


 
③タスティエーラ
有馬記念は最後の直線で致命的な不利があり6着。
その不利がなければ恐らく3,4着くらいはあったと思われる内容だった。
弱小4歳とはいえ、成長力もありそうだし鉄砲実績もある。
ただ、どちらかといえばスピードよりもスタミナ型だと思うので時計の出る2000m戦で勝ち切るのは?どうか。
流れにのれての2〜5着といったところか。

④ハヤヤッコ
たまにポカがあるがそれなりにまとまっていて、近2走も8歳になったとはいえ、大きな能力ダウンは感じられない。
まぁ、ここで好勝負できるかどうかはさておき、人気以上には走ってきそうだが?




⑤スタニングローズ
3歳時は世代を代表するほどの実績を誇ったが、急に走らなくなる症候群?
もしくは早熟型、はたまた調子を崩しているいたのか……。
理由は不明だが、ここは長期休養明け、混合のGⅠでいきなり好走は考えづらい。


⑥ジオグリフ
前走は久々に馬券内。
久々のGⅡ戦だったし、相手もかなり弱化、時計のかかる中山コースも向いた。
ここは、今の時計が出る阪神コース、GⅠでスピードを問われると?
ただ、展開は向きそうなのと、騎手も2度目なので、抑えるか消すかは迷うところ。



⑦ハーパー
4歳馬は牡馬よりも牝馬の方がレベルは高く、この馬も4歳牝馬のトップクラス。
阪神でも走っており、皐月賞馬、ダービー馬と比べても互角以上の評価でいい。
ただし、毎度のことながら、年明け初戦となる牝馬は半信半疑のスタイルなので、軸にはできない。


⑧プラダリア
GⅡ大将で、GⅠで走らない昔からいる典型的なタイプ。実績も、2200以上に集中しているし、2000mのスピードを問われる勝負で
は分が悪そう。



⑨ステラヴェローチェ
前走は格下相手とはいえ、約2年半ぶりの勝利。
元々力量馬だし、復活となればここでも胸を張れるくらいの実績はある。
大きな上積みはなくても、勝負感が戻っていれば勝つまではどうかも上位に来る可能性は高い。



⑩ソールオリエンス
前走中山記念はズバリ危険視、結果は4着。
前残りの馬場だったしそれなりには走っているとは思うが、相手関係はかなり楽だったはずで、弱小4歳世代の証明のレースでもあった。
ここは脚質的にも不利だし、初コース、飛ぶ要素はかなりある。
鞍上が横山武Jに戻るのはプラス材料ではあるが……。




⑪ベラジオオペラ
大きな敗戦は皐月賞のみ。
テン乗り、ハイペース、などなど明確な敗戦理由があり、これは度外視で良さそう。
ダービーは小差4着だし、その後の成績的にも成長しているのは確か。
何より、騎手乗り替わりなしのアドバンテージも大きく、調教的にも前走を叩いてここ狙いは明白。
好勝負必至とみる。



⑫キラーアビリティ
特筆するものがなく普通に厳しそう。




⑬ルージュエヴァイユ
前走は京都記念2番人気を裏切る結果に。
今回も牡馬混合だし、初コースな不安材料はあるが、それでもGⅠエリザベス女王杯2着の実績は侮れない。
ここまで人気が落ちるならおさえておきたい。



⑭エピファニー
前走、小倉大賞典で重賞初制覇。
早い時計だし、成長は感じる。
GⅠで相手は楽ではないが、有力馬は多くが乗り替わりだし、展開次第では意外とやれる可能性はあるかもしれない。



⑮リカンカブール
ここまで相手が上がると厳しそう。


⑯カテドラル
普通に厳しい。



※一筋縄では収まらなさそうな気配。
ポイントは前残りの高速馬場。
波乱〜大波乱まであると思うので手広く行きたい。

ここはダブル本命で取りに行く!


本命B





3月24日 中京競馬場 高松宮記念

2024-03-24 12:51:18 | ギャンブル

■中京競馬11R


◾GⅠ 高松宮記念



◆能力チェック

①ビッグシーザー
昨年の秋で少し躓いたが、
今年の2戦の内容は明らかにパワーアップ。馬体も増え続けているのも好感で抑えには必要かなと。
ただ、主戦騎手の坂井Jからのこの大一番での乗り替わりはマイナス要素。


②マッドクール
その坂井Jが選んだのがマッドクール。昨年のGⅠススプリンターズSで結果を残しているのだから能力の高さは証明済みで警戒必要。


③ナムラクレア
どちらかというと休み明け全力投球型で、叩き2戦目で少し足りない競馬が続いている。とはいえ、GⅠでのものなので、大きく評価を下げる必要もなく、あくまでも頭は?という判断



④モズメイメイ
超早熟型で成長なし。



⑤トウシンマカオ
GⅢ大将ではあるが、馬体を大幅に増やして急成長中。
鞍上ルメールで勝負気配も高い。
崩れる要素もないわけではないが、買わないわけにはいかない。



⑥ルガル
3歳時にはモズメイメイに葵Sで負けているがモズメイメイとは成長曲線が真逆で、完成形に近い。
ここはまだ胸を借りる立場ではあるが、前走のパフォーマンスから、一気に主役の座に躍り出る可能性は高い。



⑦テイエムスパーダ
ノーマークの逃げが叶えばあるいは?だが、厳しいでしょう。



⑧ソーダスリング
1200は未知数でも、前走初の1400でナムラクレアに先着は評価して良い内容。
勝つまでは厳しいとは思うが、2.3着争いには加われる。


⑨シャンパンカラー
NHKマイル勝馬だが、時計も平凡だしレベルもかなり低い。
ただ、安田記念やフェブラリーSは度外視できるし、可能性は残されている。
大穴を開けるとすればシャンパンカラーのような気もする。


⑩ビクターザウイナー
香港馬なのでよくわからないが、強いらしいw
素直に抑えます。


⑪メイケイエール
前走もよく走っていますが、能力の衰えは否めない。
掲示板があれば上々。




⑫ロータスランド
近3走は7歳ということを考えれば中々走っている。
よほど時計が早くならなければ掲示板以上も?



⑬ウインカーネリアン
前走のようなマイルGⅢくらいならまだそこそこ走れそうだが、血統的にもスプリント戦が合うイメージがなく、スピード負けしそうで。



⑭ママコチャ
前走は大一番のあとだし、展開も向かず、負けるべくして負けたレースでもある。
仕切り直しの一戦で中京も合う。
ただし、年明け牝馬の休み明けの危険要素もあるので軸にはできない。



⑮ディヴィーナ
マイルがベストでスプリント戦は厳しいと思うが、好調の鞍上プラス初距離が刺激になる可能性が?
ちょっと抑えてみたい一頭。


⑯ウインマーベル
立ち回りがうまく、コーナーの多い右回り内枠がベスト条件。
今回はちょっと条件が合わないので厳しそう。


⑰マテンロウオリオン
前走内容からスプリント戦では追走で手一杯。末脚も平凡でGⅠでは厳しそう。



⑱シュバルツカイザー
能力不足。厳しいでしょう。



※荒れるGⅠ戦で今年も1人気はGⅢを勝ったばかりのルガル。
波乱の要素は充分で、慎重に検討したい。





3月17日 阪神競馬場 阪神大賞典

2024-03-17 11:52:58 | ギャンブル

■阪神競馬11R


◾GⅡ 阪神大賞典



◆広く見積もっても10人気以下は、ないと思いますので、9人気以内の能力チェックを。



◆能力チェック

①ブリュムドール
2年前のステイヤーズSでシルヴァーソニックの0.1差2着は中々の実績。
しかしながら、脚部不安で1年の休養。
復帰初戦のAR共和国入りましたは致し方ないが、叩き2戦目の前走万葉Sは後方から足を伸ばしたものの6着。
叩き3戦目でどうなるかだが、
6歳牝馬ということもあり、ここで大幅な上積みは疑問符だし、相手も更にが上がることを考えれば、狙い目は薄い。




②ブローザホーン
前走は競走中止の京都大賞典の鬱憤を晴らすかのような鮮やかな勝利。
プラス12キロでもしっかりと勝ちきって
上昇ムードではありそう。
しかし今回もマイナス要素があり、まずはやはりエピファネイア産駒の早熟懸念、というか、急に走らなくなる症候群。
流石に前走であれだけ走ればこれは杞憂に終わるかもしれないが、明け2戦目で急に…という馬も過去にはいるので、一応警戒。加えて今回は転厩初戦ということもあり、慎重に行きたい。


③ディアスティマ
ディープインパクト産駒でここ2戦の大敗からかなりの能力低下と見るのが妥当。
厳しいでしょう。



⑥テーオーロイヤル
2022年秋は崩れて骨折のおまけつき。
1年の休養を経て復帰後2戦目でステイヤーズSを2着、続くダイヤモンドSを勝ち切ってみせた。
再び上昇気流でGⅠ3着の実績、阪神コースも得意で勝ち負けになる。


⑨ワープスピード
対テーオーロイヤルで2戦完敗。
輸送は問題ないが、阪神コースはどうか。
東京に比べると中山実績が乏しく、これはコース形態的に、京都で結果は残したが阪神ではどうかという見方もできる。
ただ、ここで川田J騎乗というのはプラス材料で、勝つまではどうかと思うが、3着、他の有力馬馬次第では2着までおるか。


⑩サヴォーナ
3歳春から比べれば大分成長。
2走前の菊花賞はチグハグな競馬ながらも5着は一応の成長の証か。
ただ、ベストは2400までのイメージでこの距離でブローザホーン逆転は?
と思うが、相手も一頓挫あるので可能性はなくはない。



⑪ゴールデンスナップ
下級クラスで慣らして来ているが、
今回は一気に相手強化、コース不安も拭いきれず。


⑫ディープボンド
前2走がGⅠといえど、この馬から見れば、ここまで大きな着順となると、流石に衰えを感じる内容。
ただ、数頭のぞけば、同じような立ち位置の馬も多いので、長距離戦ということもあり、すんなりと先行できれば残れる可能性は十分。
鞍上は少し微妙だが…。


⑬シルヴァーソニック
鞍上だけ見れば断然こちらが上位。
近代競馬ならば10ヶ月の休み明けでもそれほど気にならない(社台ならば)
意外にもディープボンドに買ったことがないので、ここはもう一つの戦いとして注目してみたい。



本命 





3月10日 中京競馬場 金鯱賞

2024-03-10 12:12:17 | ギャンブル

■中京競馬11R


◾GⅡ 金鯱賞



◆能力チェック

①シーズンリッチ
3歳春には毎日杯でここ出走のノッキングポイントに先着の実績を持つが、如何せん、今年の4歳馬のレベルが?ということもあるしこの馬はその後のダービー、菊花賞はともかく、3歳限定GⅡの神戸新聞杯でも見せ場なし、狙いづらい。



②ワイドエンペラー
末脚だけ見れば中々のものだが、時計面がついてこずこのクラス、相手では厳しい。



③ドゥレッツァ
昨年の3歳馬トップ3に入るソールオリエンスが先日の中山記念で危険視した通り4着敗退。
やはり今年の4歳馬は、という証明になってしまったわけだが、もちろん今後成長する馬もいるとは思うが、現時点でタスティエーラとこのドッレッツァが最後の砦になる。
個人的な見解としてはドゥレッツァは相当強いのではないかという判断。
現に菊花賞では不利と言われる大外からルメールの神騎乗もあったが、皐月賞&ダービー馬を子供扱い。
世代トップと言ってもいいパフォーマンスだった。
古馬混合GⅡ、このくらいの相手でまともなら好勝負必至。



④ブログノーシス
対する古馬筆頭はやはりブログノーシスだろう。
クラシックに使われず大事に育て上げた晩成型のディープインパクト産駒で、ここでは能力は上位。末脚は一級品で、不利がない限り、先行するであろうドゥレッツァ以外に負けるイメージはない。




⑤ブレイヴロッカー
戦績的にやや足りないかと思うが、重賞初挑戦だった前走京都記念では、0.6差の6着にまとめた。
テン乗りだった浜中Jの影響も少なくともあったと思われる。
ここはまた乗り替わりで厳しいかと思うが、馬自体は二度目の慣れも見込める。
相手なりに走れる強みもあるので3着なら狙える?かなと。



⑥ヨーホーレイク
役2年のブランク。GⅠ級の能力を持っていたが、恐らく早熟型デイープインパクト産駒で
以前の能力を望むのは酷かと。
3着があれば上々かと思うが、常識的に厳しい。



⑦ヤマニンサルバム
練習中の勢いが買われてか、現在3番人気で押し出されたかたち?か。
馬的には成長期かと思われるが、2強とは少し力の差がある。
逆に3番人気以下は大きな差がないと思われるのでこの馬を買うなら他の馬を厚く買いたい。


⑧バラジ
とはいえ、バラジでは少し足りないかなと。



⑨ノッニングポイント
こちらは見直せる一頭。
前走菊花賞は明らかに距離が長く大敗。
ダービーでタスティエーラから0.2差、新潟記念快勝で、ここは一変の可能性もあるので要注意。




⑩アラタ
厳しいでしょう。



⑪エアサージュ
昨秋からこの馬なりの充実期ぷり。
3勝クラスを中々勝ちきれなかったが、実はこの連続2着時の勝馬はそこそこ骨っぽい相手だった。
リカンカプール、ミッキーゴージャスはその後GCⅢを制覇、前走の2着馬も次走ですぐに3勝クラスを圧勝。
流石に2強までは届かないと思うが、
オリオンSで接戦のブレイヴロッカー共々3着狙いで注目したい。



⑫ハヤヤッコ
前走は惜しい2着で毎回しっかりと走る印象。当然前走は相手が楽になってのもので、今回はまた相手が強くなる分でどうか。といっても2強以外は団子なので流れが向けば入着、上位が走れなければ3着といったところ。


⑬レッドジェネシス
厳しい。



※ここは普通に走れば一騎打ち濃厚。
変わり身がありそうな馬がチラホラ。
馬券は絞って勝負!






3月3日 中山競馬場 弥生賞

2024-03-03 12:45:13 | ギャンブル

■中山競馬11R


◾GⅡ 弥生賞




◆能力チェック


①アドミラルシップ
前走のゆりかもめ賞はスローの瞬発力勝負で凡走。
が、2走前のホープフルSでは4着と善戦で、父ゴールドシップからも、いかにも仲山巧者といったところだろう。



②レッドテリオス
中山で初戦勝ちも、不良馬場でのもので参考にならない。
流石にこの相手では、分が悪いのでは?


③シュバルツクーゲル
東スポ杯2着の実績だが、その東スポ杯自体のレベルが疑問視されている。
確かに例年と比べても昨年の東スポ杯はレベルが低く他にも原因があったと思われるが、勝ち馬シュトラウスは次走朝日杯でいいところなし。
その他上位馬も次走は軒並み敗退していて
能力的には一枚劣ると思われる。
ただし、トリッキーな中山コースならば、逃げの手で恵まれての3着の可能性ならわずかにあるか。



④エコロレイズ
前走は1勝クラスで、ここ出走のファビラススターコスモキュランダにあっさりかわされて4着。
特に大きく変わってきそうなところもなく厳しそう。



⑤シンエンペラー
京都2歳S勝ち&ホープフルS2着で実績は文句なしのNo.1。
どちらのレースも高レベルで、ここはまたもなら勝ち負け必至だろう。
あとは借金的な余裕があるので仕上がり具合が鍵。



⑥トロヴァトーレ
中山2000で2戦2勝..いずれも完勝の内容で鞍上ルメールもさらなるプラス材料。
直線は川田J、シンエンペラーとの叩きあいが目に浮かぶようだが……



⑦コスモキュランダ
出遅れグセがまずは大きなネック。
鞍上スイッチも出遅れお構いなしのタイプでやはり減点材料と言わざるを得ない。
まともに出たときの掲示板候補といったところが。



⑧シリウスコルト
ホープフルSの内容からシンエンペラーとでは分が悪いが、アドミラルシップとならそれほどさはないはず。3強に割って入る可能性のある一頭。



⑨ダノンエアズロック
3強の一角だが、一番きな臭い。
その切れ味はまさしく一級品だが、この舞台では100%の能力を引き出せそうにない舞台設定。
加えて初コース&休み明けで、上2頭と比べるとやや不安材料が多い。
素質だけで走る可能性もあるが、当ブログでは頭はないと判断する。



⑩ファビラススター
東京、中山で2戦2勝。
時計も優秀で有力候補の一頭だが、前走抜け出す脚は早かったが、坂上でやや脚が上がった感が少し不安材料。
マイルのほうが力を発揮できるのではないかと懐うので、この相手で前走より1枚上のパフォーマンスを求められるとどうか。
消しまではいかないが、人気的に見てもここはあくまでも抑え評価としたい。



⑪ニシノフィアンス
前走は人気を覆す走りで京成杯5着。
それでもここでの好走には、さらなる上積みが必要だし、現時点での完成度でも見劣りそう。




※まずは3強の形成。
この舞台設定を考慮すればシンエンペラーとトロヴァトーレが崩れることは考えにくい。
ダノンエアズロックは素質に頼る必要がありそうでここが馬券の急所だろう。

割って入りそうな馬候補に3頭、
あとは展開が紛れたときの2頭まで。


◎本命 トロヴァトーレ
◯対抗 シンエンペラー