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馬 能力主義


馬の能力を過去レースより分析。人気馬の信頼度や穴馬の盲点を見極める

2022/11/28 ジャパンカップ結果&回顧

2022-12-01 09:35:49 | ギャンブル

■ ジャパンカップ 結果■

1:▲ヴェラアズール③
2:◎シャフリヤール①
3:注ヴェルトライゼンデ④
4: デアリングタクト⑤
5:◯ダノンベルーガ②


◆少し遅くなってしまいましたが、時間が取れたので回顧です。

終わってみれば1~5人気が上位を独占。
今年は外国馬が来そうと言われていましたが、やはり、馬場の違いは大きく、血統だけでは、どうにもならない問題なのだと痛感。


それでは各馬の能力チェックを元に振り返ります。


■能力チェック

①シムカミル
外国馬はちょっと判断しづらいですが、シムカミルは凱旋門賞ではなく、ここJC~目標に調整されて来たのは個人的には評価したいところ。
1枠1番も良さそう。

↳少し出遅れましたね、すんなりと巻き返しましたが、それ以前の問題。
決して弱いということではないと思いますが、日本の馬が凱旋門賞で歯が立たないのと同じです。




②オネスト
外国馬では一番馴染みのある父フランケル。
産駒の日本実績もあるということで、人気になってますね。
鞍上にルメールというのも同馬にとっては心強いところでしょう。
1枠は斤量有利な3歳ということもあり、有望ではあるのですが……。

それなりに格好はつけましたが、ここまで。馬場の問題でしょう。




③ヴェルトライゼンデ
能力だけ見ると、やや足りないかなと。
ただ、わくと鞍上に恵まれて3着なら、とは思いますがちょっと人気し過ぎですね。あまり買いたくない一頭。

やたらと人気してましたね。
今年のメンツならばこんなものでしょうか?内枠も良かったですし、叩かれた上昇度も大きかった。


④トラストケンシン
実績不足。
↳こんなものでしょう。


⑤クランドグローリー
昨年は5着と検討の部類も、
今年は一つ年を取ったのと、タフな凱旋門賞からの参戦というのはマイナス材料。

昨年に続き大健闘ではないでしょうか。


⑥ヴェラアズール
調教からも今の充実ぶりが見て取れ、
勢いは一番。
スローの瞬発力勝負に絶対の自信を持ち、このコース、距離もベスト。
胸を借りる立場だが、チャンスは充分。
いやはや、強の一言です。
これだけわかりやすい本格化というのはあまりないですね。
久しぶりに晩成型の大物です。
この手のタイプはしばらくはトップクラスで活躍するでしょう。



⑦デュネス
戦績は抜群だが、日本の馬場?
ワールドカップでのドイツの逆襲?などど言っている人がいましたが、ご愁傷さまです。



⑧デアリングタクト
オールカマーから再三言っているか、能力はピークアウト。
加えて調教も前走より確実に下降線。
距離、コースはいいが、苦戦必至かと。
あわよくば3着ですから、これは見当違いでした。
ラストランにしても良いくらいではないでしょうか?
今回は条件が揃ってはいましたが、ここまで走るとはびっくりですね。
ただし、馬券外は馬券外。
無印で正解です。
次以降もGⅠで印を回すことはありません。



⑨ユニコーンライオン
前走は久々にマイペースの逃げ。
自分のペースで走ると中々しぶとい。
ここは色気を持たず、思い切った逃げの戦法ならば面白い。大逃げに期待。

メルマガでもお伝えしましたが、
陣営から溜め逃げの指示。
それで通用する相手ではありません。


⑩ハーツイストワール
東京のこのコースは、ベスト条件も、
調教からも上積み?
上位とは少し差がありそう。

GⅠでは少し家賃が高かったようです、?

⑪カラテ
充実一途、この馬なりに本格化気配で、
前走は過去一の走りで天皇賞6着。
ただし、5着シャフリヤールと1馬身差。
この1馬身に能力の大きな差を感じる。流石に日本馬上位3頭に先着できるかと言われれば厳しいと言わざるを得ない。

GⅢクラス馬。
頑張ればGⅡも、といったところでしょう。



⑫シャドゥディーヴァ
昨年はチャンスがあったが、今年は精彩を欠く走りで、着実に下降線。
厳しい。

明らかに下降線。
流石に厳しい状況で親牝馬限定戦でもどうでしょうか。

⑬テーオーロイヤル
前走は直線の不利があり、度外視は可能。
調教からもでき落ちはないが、スタミナよりで2400におけるスピードがちょっと足りないか。GⅡ以下戦ならともかく、GⅠでは?

↳スタミナ型で狙いは阪神大賞典から春の天皇賞ですね。
とはいえ、スタミナ戦と言っても、ソレなりのスピードも求められるので、GⅠを勝つまでは厳しいと思います。



⑭ダノンベルーガ
残念ながら調教からは大きな上積みは感じられなかった。
が、天皇賞時とあまり変わらない感じで、もしかしたら調教駆けしない馬なのかも。
少し不安は残るが、天皇賞で見せた末脚はやはり非凡。
期待したい。

直線の不利がすべて!と、言いたいところですが、まともでも3着争いが妥当なところでした。距離がどうなのかと言われていましたが、そのとおりだと思います。
意外とマイル戦がいいのかなと思います。
ちょっと体に弱いところがあるので、パンとすれば、間違いなくGⅠを取れる器だと思います。



⑮シャフリヤール
ここは狙い通りの一線で、調教からも上昇確実。
日本のエース健在をアピールする。

叩かれてしっかりと良化、その分の結果です。現状のままで力を出し切っていると思います。
勝った相手を褒めるべきですね。
ただ、この血統ですから、来年はパタっと走らなくなる可能性は充分に有りますので、特に休み明けには要注意です。

⑯リッジマン
厳しいでしょう。
地方からのお客さんです。

⑰ユーバーレーベン
ずばり、日本の4番手はこの馬。
昨年も6着と健闘、3着シャフリヤールとは0.3差だし、天皇賞から400伸びるのは間違いなくプラス。
スタートが鍵で、これも再三いうが、あまり後ろ過ぎないポジショニングなら、3着ならのチャンスあり。
↳どうやらココまでのようです。
この舞台、距離はベストのはずなのでこれが実力でしょう。引退かなぁ…。



⑱ボッケリーニ
こちらも6歳馬ながら、徐々に上昇。
順調に使われ、安定の戦績。
大外は楽ではないが、すんなり先行できれば穴の資格あり。

↳GⅠでは足りませんでしたね。外枠も響いたと思います。
GⅡ暮すならまだやれると思いますので、来年の1.2月とかは稼ぎ時ではないでしょうか。


※ヴェラアズールの強さだけが際立ったレースでした。
来年はこの馬が古馬GⅠ戦線を牽引することになりそうです。

シャフリヤールはよくて現状維持。
これ以降、更に良くなる事はないと思います。
あとはやはりダノンベルーガになんとかしてもらいたいですね笑

今年もあとわずか、GⅠは残り5戦ですね。

思うのは2歳戦がかなり混沌としているなぁという印象。
ここまで断然の素質、人気馬が、バンバン負けていますからね。
来年のクラシック路線は荒れ路線かなぁと思います。

蛇足ですが、昨日の船橋クイーン賞は一番人気のショウナンナデシコの距離不安から危険視.3連単は3.2.1人気決着で一番良い配当。

ここ最近は調子も上昇注意ですので、
来週以降も是非、参考にしてみてくださいませ。

最後にブログランキングに、次週のチャレンジCである条件で鉄板と思っている馬が出走予定ですので上げておきます。

人気馬の信頼度や、穴人気の取捨など、かなり為になる?チャンピオンズCの能力チェックも是非ご期待ください!