広州 ☆ Hopeful Life

2012年8月から2017年3月までの広州生活の記録です。 子どもの写真付はカテゴリーから

お弁当ランチと妃子笑ライチ

2016-06-04 23:52:58 | 広州の食卓
蒸し暑い中の運動会が無事終わって、一気に真夏の天気になってきました。
昨日は最高気温が37℃、体感温度は40℃超え!あまりの暑さに、家からそんなに遠くない道路で車が自然発火する事故も起きたらしいです(◎_◎;)

今日は一転、お昼前から空が暗くなり大嵐に。



↑の写真は窓から南の空を撮ったもの。ビルに映る北の空はまだ明るい時。この後、全体暗くなって風がビュービュー、雷ビカビカ、雨がザーザーの大嵐に。
佛山でゴルフだった父ちゃんは嵐と一緒に帰ってきて、途中、広州タワーの避雷針に雷が落ちるのを見たそうです。


そんな中、今日のお昼は妹の手作り弁当。
春に日本に一時帰国した時、近所の同い年のお友達(男子)が手作りのタンポポ玉子をご馳走してくれてそれに触発されたみたいで、広州に戻ってから「玉子焼き作りたい!作り方教えて!」と練習し、何回も作るうちに1人で上手に作れるようになったのが嬉しかったよう。



その後は「お弁当作ってもいい?」と、休みの日にたまにお弁当を作るようになりました(^^)
お米を研いでご飯を炊いて、玉子焼きを作って、ミニトマトを切ってチーズと炒めて、ソーセージを茹でて、後は残り物を詰めてと、ほとんど1人で。



今日は妹のお弁当3回目かな。
茹でブロッコリーがあったのに、妹嫌いだから入れなくて彩りいまいち弁当になっちゃったねε-(´∀`)
でも、最近は洗い物もしてくれるようになったし、お弁当作りが苦手な私としては、このままお弁当作りを続けてくれるよう、余計なことは言わずに見守りたいと思います(*^^*)



今日は今年初ライチと共に。まだ広州のではなく海南島産の妃子笑fēizixiàoって種類。
妃子笑は、日本でグリーンライチとかプリンセスグリーンライチって名前で売ってる所もあるみたいですね!
今回の妃子笑は百果园で買ったんだけど、種が小さくて汁も甘みもたっぷりで美味しかったです(^^)

そろそろ広州增城の糯米滋nuòmǐzī(甘くてモチモチの食感)や桂味guìwèi(爽やかで甘い、汁たっぷり)も出てくるかな。
日本でも生ライチが手に入るようになったとはいえ、採れたて美味しいライチは今年が最後かな?たくさん楽しんでおきたいと思います(`・ω・´) 上火shànghuǒ(のぼせみたいな感じ)しない程度に(^皿^)



覚え書き

妃子笑の由来…

世界三大美人と言われる楊貴妃がこのライチを食べて笑みを浮かべたことから「妃子笑」と言われるようになったそう。
ライチはとても足が速い果物で「1日で色が変わり、2日で香りが変わり、3日で味が変わる」なんて言われます。
広西省容県出身の楊貴妃はライチが大好物で、産地の広東から長安(今の西安)にライチを運ばせたと言われます。直線距離で約1300km、当時の舗装されていない道を馬で次の日までに運ぶには、不眠不休で運ばなくてはならなかったことでしょう。

そんな様子を唐代の詩人の杜牧は次のように詠んだそうです。

~「过华清宫 绝句」杜牧~

长安回望绣成堆
山顶千門次第开
一骑红尘妃子笑
无人知是茘枝来

 【詩の大意】
長安の方をふり返って眺めると美しい山並みの起伏がうずたかくつもり重なっている。
山頂の多くの門が次つぎと開かれていった。
一騎の馬が(浮き世の)埃を巻き上げながらやってくるのを、妃(きさき)は笑顔で迎える。
誰も知らないだろうが実は、楊貴妃の好物である茘枝が届いたのだ。







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