広州 ☆ Hopeful Life

2012年8月から2017年3月までの広州生活の記録です。 子どもの写真付はカテゴリーから

東北人

2012-12-29 17:08:39 | 広州日記
ブログで見つけたおもしろい大学芋のあるお店に子どもたちを連れて行ってきました!
マンションからちょっと歩いた所にある「東北人(どんべいれん)」という、中国の東北地方の料理のお店です。

前に中国語後のランチに3人で行った時は普通の席だったけど、今回は5家族12人で行ったので個室にしてもらえました。


個室はウエットティッシュではなく、おしぼりでした。(しっかりお金とられていたけど)
左の写真が前に来たとき、右の写真が個室のおしぼり。


大勢だったからいろんな料理を食べられて、どれもおいしかった~!
緯度が同じで気候が日本に近いからかな、しょうゆベースの味付けで日本人の味覚に合ってるんじゃないかな。
子どもたちには水餃子が大人気でした。

最後にお待ちかねの大学芋のような「抜糸地瓜」

箸で芋を取ると周りの飴がびよ~んと伸びます!
それを水につけると飴がパリパリに固まるのでさらにおいしい!
子どもたちもおもしろいしおいしいし、たっくさん食べました。
早く食べないと飴が固まって芋が取れなって、食べるのが大変です。



おまけ 店の外にあったカゴ。

語学学校の料理教室その2 湯と甜品

2012-12-16 22:51:37 | 広州日記
12月16日(日)、今日は最高気温が28℃まで上がって暑かった~!
12月だというのに半袖が丁度よかったです。
この数週間は今日ほど気温は高くないけれど寒くない日が続いていて、ちっともクリスマス&年末という感じがしないです。

数日後にはまた急に寒くなるらしいので、体調管理が大変そう!
兄ちゃんは12月頭から、父ちゃんは先週からの風邪がなかなか治らず長引いちゃっています。
私も熱が下がるのに2週間かかったし、中国の菌やウイルスにみんなまだ免疫がないからなのかな。
子どもたちは小学校と幼稚園は冬休みまであと1週間なので、何とか乗り切って欲しい物です。


12月13日(木)
以前、体にいい湯(タン:スープ)と甜品(デザート)作りの料理教室を生徒さんのマンションで行うという掲示があったんだけど、時間帯の都合が悪くて参加できませんでした。
広東料理は湯(スープ)が有名と聞いていて、ぜひ教わりたい!という友達も多かったので、先生にうちに来てもらって料理教室を開いてもらいました~
参加者8人に、広州出身の先生と私の中国語の老師が来てくれました。


教わったスープは「椰子竹絲鶏湯」で、ココナッツと烏骨鶏のスープでした。
烏骨鶏は普通の鶏肉よりも栄養やコラーゲンが豊富で、新陳代謝の促進&美容効果のあるスープなのだそうです

材料はココナッツ、烏骨鶏、淮山(乾燥山芋)、圓肉(竜眼の干物)、塩
ココナッツは市場で「剥皮(ばおぴー)」と言って固い皮を剥いてもらうといいそうです。
鶏肉は「6件(りょう じぇん)」と言うと6個のぶつ切りにしてくれるそうです。

まずお湯を沸かして、ココナッツジュースを注ぎます。

ココナッツは一口大に切ります。

鶏は別鍋でゆがいた後、水で血や汚れをきれいに流します。

鍋に材料を全部入れて強火にかけ、沸騰したら中火にして1時間~1時間半。
先生の家のスープ用の鍋はもっと大きいそうで、うちで一番大きな6Lの鍋は小さいって言われちゃいました。

下処理のおかげかアクも臭みもなく、最後に浮いた油を少しすくうだけでした。
塩がなくてもほんのり甘く鶏のいいダシが出ている美味しいスープでした。
少し塩を加えると味がしまってさらにおいしい! 不思議とどんどん飲みたくなる感じでした。

ちなみに、ココナッツはどんなに煮ても柔らかくはならないそうです。
生の状態よりは少し味がしみて食べやすいけれど、おいしい訳ではなかったです


スープを煮ている間に、甜品作り。
広州の番禺(パンユウ)発祥の生姜牛乳プリン
もとは広州のデザートなんだけど、香港やマカオに伝わって、そのお店が日本のガイドブックで取り上げられるようになって、今では広州よりも香港やマカオで有名になっているらしいです。

材料は水牛乳(市場で買える)、生姜(ひね生姜の方がいい)、氷砂糖

生姜をよく洗ってすりおろします。
生姜の量がものすごかったので、フードプロセッサーを使いました。
ガーゼの袋に入れてしぼり、汁を器に入れます。

水牛乳は氷砂糖を入れて煮溶かし、沸騰したらしばらく待って70~80度に冷まします。
表面に膜がはるのが目安だそうです。

勢いよく器に注ぎ、生姜汁と混ざるようにします。

そのまま固まるまで待って、スプーンで支えられるようになったら成功!

水牛乳と生姜だけで固まるなんて不思議!

固さは柔らか~い茶碗蒸しみたいな、ゆる~いフルーチェみたいな感じ。
前回の料理教室では生姜汁が少なすぎて固まらなかったので、今日は生姜汁を多めにしたということでかなり辛~い出来上がりになりました


先生曰く、牛乳が熱すぎると固まらない(実際に始めの数個分は失敗)、水牛乳でないと固まらない、加工していない牛乳ならできる、水牛乳を器に入れるときは鍋から直接入れないといけない、おたまやじょうごを使うと固まらない・・・ということで、なんで固まるのか不思議で、料理教室が終わった後みんなであーだこーだ考えながら調べてみました。
そしたら、ウィキペディアのショウガのとこに書いてありました!

凝固剤
生姜の絞り汁に含まれる酵素のタンパク質凝固作用を利用する使い方がある。中国広東省広州市の沙湾鎮では、水牛乳または牛乳を約70℃に温め、砂糖で甘みを付けた中に絞り汁を加え、軟らかいプリン状に固めたデザート「薑撞牛奶」(広東語 キョンジョンアウナーイ)ショウガ牛乳プリンが名物として作られている。現在は香港、マカオ等にも広まり、甘味処などで食べる事ができる。
沙湾の近隣の仏山市順徳区でも牛乳プリンに加えることもあるが、この場合は凝固剤ではなく風味付けである。


なんだ、これなら温度と生姜汁の割合さえ守れば牛乳でもできそうじゃん!
さらに調べたら、クックパッドにレシピがあるじゃない!
ということで今日作ってみたら、スーパーで売っている牛乳でちゃんと固まりました
温度計で70度を計ったし、生姜汁も計量スプーンで量ったし!おたまで注いだけど固まったもんね!
ただ、氷砂糖の割合が分からなくて超甘すぎのプリンになっちゃったので、今度おいしいプリンが作れたらまた記事にしたいと思います

なんせ、先生は砂糖の量も生姜汁も温度も適当だったんだもん。料理教室なのに。
中国じゃこの感覚の方が当たり前なのかなぁ。



スープはとってもおいしくて皆さんに好評!
生姜牛乳プリンはお店に食べに行ってどんな味か確かめてみたいねぇと。

残ったスープは夕飯で出したんだけど、烏骨鶏のがらも周りの肉を食べられるからと一緒に出したらそれを見た兄ちゃんが「気持ち悪~い」って。
それを聞いて妹も「やだ~」と言いだし、おいしく飲んでくれませんでした
父ちゃんは「この味はどこかの店で飲んだことがある」って言ってました。


広東省のスープは他にもたくさんあるので、機会があれば他のスープのレシピも知りたいなあぁ。
スーパーに行くと、スープの材料セットが売られているし。
近くのスーパーに行ったら今回のスープの材料がありました!
他にもいろいろあって面白かったので、全部じゃないけど写真を撮ってみました。







日本婦人会バザー

2012-12-05 00:05:08 | 広州日記
12月4日(火)

婦人会のウィンターバザーに行ってきました。
昨年まで非会員は開始2時間後の入場だったそうだけど、今年は会場費の関係で非会員は入場料20元かかるけど1時間後に入場できるようになったそうです。
中国語のレッスンを早めに終わらせてもらって、タクシーで11時過ぎに駆け付けました。

会場内は大勢で賑わってました
人気のあるお店の前は人だかりができてなかなか見られない!


パシュミナとドイツパンのお店はぜひ見たかったんだけど、ドイツパンはお店の都合で出店していなくて残念!
日本人太太がよく利用するお店が多く、欲しくなるような商品がいっぱいありました。

今回買った物
やまやのめんたいこ 100g いつもは32元が28元
パシュミナのマフラーとストール 200元と70元
和作の手作り昆布 25元
ペーパーナフキン 2袋 30元

そしてそして、今度香港に行ったときにはぜひ欲しい!と思っていたジョナサンさんの花文字、配送もしてくれるというので注文しちゃいました!

一番大きな額の、苗字と家族全員の名前が入った物、750元。

裏にはそれぞれの文字に盛り込まれる絵の意味の説明もつけてくれるそう。
来週には届くそうで楽しみ!
うちはみんな名前が漢字一文字だから、その分絵が少なくなっちゃうのがちょっと残念だけど

なだ万@シャングリラホテル

2012-12-04 23:29:37 | 広州日記
12月3日(月)

広州日本婦人会のプロモーションランチに誘ってもらいました~

なだ万なんて日本じゃ絶対に行けないお店だけど、広州のなだ万は世界一安いなだ万なんて言われているそうです
ランチだと128元(約1680円)+サービス料15%からありました。
香港のシャングリラホテルのなだ万は、広州の倍以上するらしいです・・・


個室から、交易会の会場や、奥には広州タワーが見えました。





今回は、婦人会のクリスマスプロモーションランチの特別メニュー















広州で食べた日本料理の中で間違いなく一番美味しかったし、食事中はほうじ茶、食後は緑茶を出してくれるサービスも素晴らしい!
ホテルもお店も素敵な雰囲気で中国じゃないみたい。


夜はさすがにいいお値段らしいので、行くならやっぱりランチかな。
記念日とかに家族で行けたらいいな~。

嶺南印象園と四海一家

2012-12-01 18:03:26 | 広州日記
11月30日(金)

小学校のバス会の企画で、嶺南印象園と四海一家というビュッフェレストランに行ってきました。

嶺南(れいなん)の嶺は簡体字だと山に令で、嶺南は広東省・広西省一帯のことを指すらしいです。
嶺南の伝統的な建物や文化・工芸品などを集めた、日本にもよくある文化村のような施設でした。
普段は地元の学校の校外学習なども来るらしいんだけど、この日はあいにくの雨でバス会以外の人は少なかったです。





所々に出店が。この他にも、切り絵やポン菓子、石のオカリナのお店などなど。

昔の商店では、醤やゴマ油、民俗品、子どものおもちゃを売ってたり、豆腐花などのお店や食堂もありました。

私は、竜の髭の飴と、乾燥ライチを買ってみました。

飴は柔らかくて中にビーナッツが入ってました。
ライチの実はドライプルーンみたいな感じで柔らかくて、甘みが凝縮されてる!

ペンダントの中に名前を書いたお米を入れるというのが1個10元であったので、兄ちゃんと妹の分を作ってもらいました。


子どもの遊び場もあったけど、雨のせいか営業してなかった。


雨で舟が出ていなかったり、営業してないお店があったりしたし、バスの時間があったからショーが見られなくて残念!
雑技団も出てくる結構本格的なショーが2か所あるらしい。
他にも影絵とか人形劇とかもあるんだって。

普段生活している所はビルがいっぱいの都会だから、家族で行って子どもたちに中国らしさを伝えるのにいいかも。いつか家族で行けたらいいなぁ。
ただ、行きはタクシーで行けても、帰りにタクシー拾うのが難しい場所っぽい。


印象園の次は、四海一家(スゥハイイージャー)というビュッフェレストランへ。
すっごく広くて、ランチョンマット代わりの紙にはお店の地図が!

中華料理、西洋料理、寿司や刺身の日本料理、韓国料理、麺に飲茶に鉄板焼きなどなど、いろんな料理が並んでました。
さらに、ビールにジュースにデザート、果物などなども食べ放題飲み放題!

料理が並んでいる場所の真ん中にはピアノがあって、弾き語り!

焼き立てのお肉を切ってくれます。隣の焼きガキが美味しかった~!

全部じゃないけど、食べた物。パイの下にはフカヒレスープ♪

デザートの種類もたっくさんで、かき氷やチョコレートフォンデュもありました。
入口で券が配られて、ハーゲンダッツアイスは一人ワンスクープ。マンゴー味おいしかった

すっごくおいし~!って物は少ないけれど、1人130元でいろんな料理を楽しめていいかも。
客席もたくさんあるけど、結構うまってました。
兄ちゃんをつれてくると食べ過ぎ危険だから、家族で来るのは怖いかなぁ