広州 ☆ Hopeful Life

2012年8月から2017年3月までの広州生活の記録です。 子どもの写真付はカテゴリーから

手作り鸡蛋仔

2016-04-24 23:20:44 | 広州の食卓
私も子ども達も大好きになった香港おやつの鸡蛋仔(jīdànzǎi)

1950年代に香港のある雑貨店の店主が割れた卵をもったいないと思い、小麦粉やバターを入れて試しに焼いてみたのが始まりだとか。その後、小さな卵の形の型を作って焼いたところ、大人気になったのだそう。(百度からの何となく訳(^m^ ))

今では広州の至る所で見かけるし、チョコレート味やココナッツ味、チーズ味、抹茶味、さらにはドリアン味まで、いろんな味やトッピングの鸡蛋仔が売られてます。

昨年度末に本帰国があるかも!?となったときに、これは日本じゃ買えない!と淘宝で鸡蛋仔の型を買ったのでした。
今日は妹が「鸡蛋仔作りたい~!」と、ほとんど全部自分で準備しました(^^) ちょっとダマダマにはなったけど。





以前試した時は生地が少な過ぎたり多過ぎてあふれてきたりしたけど、今回はお店ほどじゃないけどなかなかキレイに焼けたしおいしかったです~(´∀`ノノ゛

百度で見つけたレシピはどれもちょっとずつ違うので、間をとって↓で試してみてます。

〔 鸡蛋仔 約4枚分 〕
卵 2個
砂糖 80g
水 50cc
牛乳 60cc
小麦粉 140g
コーンスターチ 20g
ベーキングパウダー 4g
サラダ油 20g

① ボウルに卵を割り、ときほぐす。砂糖と水、牛乳を入れて混ぜる。
② 小麦粉、ベーキングパウダー、コーンスターチを合わせてふるう。
③ ②の粉に卵液を少しずつ入れよく混ぜる。サラダ油も入れ、混ぜる。
④ 型をよく加熱してから少し冷まし、生地を入れて弱火で片面 約1分半ずつ焼く。
⑤ 焼き上がったら表面がカリッとするように冷まして出来上がり。


↑これは中がふわっとしたホットケーキっぽい生地になりました。
わたしが好きなお店のは中がとぅるんとしてるんだよなぁ。コーンスターチか木薯粉(タピオカ粉)の割合がもっと多いのかなぁ?
妹は今度はチョコチップ入りを作ってみたいそうだし、いろいろ研究してみたいと思います(`・ω・´)ゝ

日本でも鸡蛋仔って売ってるのかな?兄ちゃんが「日本で売ったら流行るかな?」ってなことを言ってたけど、どうかな?(^m^ )
鸡蛋仔の他には、肠粉と艇仔粥や皮蛋瘦肉粥などのお粥が安く美味しく食べられるお店が日本にもあるといいな~。猪脚饭も欲しいなぁ。あと、家乐缘みたいなお弁当屋さん!煲仔饭や広東スープも欲しいよなぁ。
…などと、今から本帰国の時の小吃ロスが心配されます(^v^;)




食療居 漢方病院直営レストラン

2016-04-16 23:32:23 | ローカル探索・B級グルメ
ようやく学校が始まって1週間。
6年生になった兄ちゃんは1年生のお世話をしたり、通学バスのサブリーダーの仕事をしたりして、少しは最高学年らしく頑張ってるようでよかった~(*˙︶˙*)
3年生の妹は、急に増えた宿題にび~び~泣いたりしながらも、前より丁寧な字を書いて頑張ってます(๑•̀o•́๑)۶


今年は、父ちゃんのゴルフがない土日は積極的に街歩きに出て子ども達を歩かせよう!と決めました!

今日は、最近知った広州ブログで見つけて気になった「食疗居」という中国医学の専門病院が直営しているというレストランに行ってみました!
地下鉄1号線长寿路A出口から荔湾广场の方へ歩くこと数分で到着。何度もこの道を通ってたけど、こんなお店があるとは知らなかった~!
店内はそんなに広くはなくて、13時半頃に着いた時は満席で少し待ちました。



入口にはスープのリスト!中医学専門病院経営って言うからには漢方スープは期待大!
父ちゃんは胡桃炖猪腰という补肾(腎臓を補う?)という効果が書かれてるのに。
兄ちゃんは材料に水蛇ってあったのがいい!と言ったけど、父ちゃんに「お前はこれだ!」と土茯苓炖猪𦟌というスープに。土茯苓tǔfúlíng(ドブクリョウ)という亀ゼリーの原料でもある漢方薬が入っていて、解毒、熱や湿気を取り除く効能があるそう。
私は、こないだ見た木綿花も入って熱を取ってくれる冬瓜木棉花炖瘦肉が良かったんだけど今日は無いとのことで、ココナッツの器に烏骨鶏を入れて蒸した椰子炖乌鸡にしてみました。



スープが澄んでいて旨味があって、美味し~い!最初は嫌がってた妹も、ココナッツのスープはほんのり甘みもあって美味し~い!って(*^^*) スープ教室のアイさんのスープもそうだけど、何だか身体に染み込むような味~!
それぞれ味見し合ったら、父ちゃんは「コレ(胡桃炖猪腰)は大丈夫だけど、土茯苓のは匂いがダメだ~」って。亀ゼリー好きの兄ちゃんと私は土茯苓のも全然大丈夫でした。むしろ、胡桃炖猪腰はモツの臭みがちょいと気になったなぁ。


父ちゃんセレクトの料理も美味しかった~!炒飯と炒麺は普通だったけれど。(全部は食べ切れず、打包で持ち帰りました~(^.^))
味付けが濃すぎず、しつこくない感じ。もしや、味精(味の素)や鸡精(鳥ガラスープの素)は使ってない?
木耳と玉子の炒め物には、杏仁(杏の種の中身)が入っているのなんて初めてでした。杏仁豆腐の香り~(*^0^*)



料理も健康を考えて作られていて、しかも美味しいなんて理想的だよなぁ。
他のスープも料理も気になるので、ぜひまた訪れたいお店でした。


お店を出ると、隣の病院「西关国医馆」には診察待ちの長~い行列ができてました。大人気なんですね。



荔湾广场脇の道を通っていたら、岭南(広東省と広西省一帯)建築が素敵な古い建物が。





無料開放していたので中に入ってみたら、昔の広州で行われていた綿や絹の紡績・貿易の展示館になってました。


上下九广场を通って、今まで行ったことなかったので上九路を通って、一徳路まで歩いて地下鉄で帰りました。




帰りは市場に寄って餃子の材料を買って帰宅。ちょいと覚え書き↓
餃子の皮 101枚 14元
娃娃菜(ミニ白菜) 2個
韭菜(ニラ) 2元
香菇(椎茸) 5個 4元
猪肉(豚肉) 約800g 74元

妹も包むのがだいぶ上手になりました~(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♬



餃子は4人で約70個食べて、残りは冷凍庫へ。
いっぱい歩いても、昼も夜もいっぱい食べちゃあ意味ないね・・・(-ε-。)





広東省博物館

2016-04-08 23:59:07 | 広州日記
家でダラダラしたい子ども達を外に連れ出そう計画その2。
前から気になってた广东省博物馆に(ムリヤリ子どもらを連れ出して(*´艸`*))行ってきました。

地下鉄で珠江新城へ行き、まずは兰州拉面のお店でお昼ご飯。スープは美味しかったけど、麺のコシがいまいちで、ここよりはうちの近くのお店の方が美味しいかなぁ(´∇`)



12時前に行ったからすぐ座れたけど、この手のお店はお昼時はすごい人です。




ビルの下が面白彫刻いっぱいの所を通り、新国立競技場のデザインで話題になったザハ・ハディッドさんデザインだという广州大剧院(広州オペラハウス)の脇を通って博物館へ。
ただ今、ザハ・ハディットさんを追悼して見学無料になってるらしく、見学待ちであろう長~い行列ができていました。



花城广场に着いて、これまた斬新なデザインの建物が2つ。
↓左は广州图书馆(広州図書館)、右が广东省博物馆です。



チケット売場でパスポートを見せるとフリーチケットをもらえてタダで入れます(^o^) 140cm以下は無料だって。



どういう順番で回るのがよいかよく分からず。今回はマークをつけた所を回ってみました。
3階 広西省の民族の展示
→ 3階 潮州の木彫刻
→ 3階 陶磁器
→ 4階 広東の自然資源(鉱物・植物・動物・古代生物など)
→ 4階 広東の歴史文化



「恐竜の化石もあるんだってよ~」なんて子ども達を誘い出したんだけど、それよりも鉱物エリアにいろ~んな種類たくさんあった宝石が1番印象深かったそう。
日本は縄文土器だったけど、中国の土器はもっといろんな模様の土器があったのを初めて知りました。さすが!



最後の広東の歴史文化の展示は、子どもらが「疲れた~」と言うので私だけで回ったけどなかなか面白かったです。



平日の昼間なのに、結構人がいました。途中から中学生と思われる団体が来て、走ったり携帯で写真撮りまくったりして賑やかにもなってました(-。-;

中はちゃんとクーラーが効いてるから、夏場のお出かけにもいいかも☆
今度は父ちゃんも一緒に、まだ回れてない所も見に行けるといいな。


帰りはAPMで。博物館は、大剧院のB出口が最寄りですね。
APMでは空いてたら必ず1番前に座りたがる2人。まだまだお子ちゃまだね~ε-(´∀`; )









黄埔古港・黄埔古村探索

2016-04-06 23:23:46 | ローカル探索・B級グルメ
日本人学校の始業式は4月11日なので、新年度まであと少し。今週から始まってくれてもよかったんだけど!(*´艸`*)

我らの広州生活も長くてあと1年になりました。
子どもらに広州の文化を見せたいのと、ちょっとでも歩かせて動かしたいのとで、家でゴロゴロしたい兄ちゃんのお尻を叩いて黄埔古港という昔の港街を保存して観光地化した所に行ってきました。

旅游公交3线のバスに揺られること約40分、終点の琶洲石基村总站(黄埔古港)に着きました。
黄埔古港に向かう通りは路上マーケット!普段見かけない野菜や鳥インフルの影響で広州中心部の市場では禁止になった生きた鳥も売ってます。妹、かわいい~!なんて見てたけど、この鳥さんたち食べられちゃう運命なのよね(。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜



広州で初めてバナナの花を売ってるのを見ました!スリランカにバナナの花のカレーがあるって見て気になったんだけど結局食べる機会がなく。物は試しで1個買ってみました。5元でした。





見てるだけで私はワクワクしちゃうお店通りを抜けて、まずは人気のお粥やさん 猫记艇仔粥 へ。
魚、イカ、揚げパン、ピーナッツ、浮皮(豚の皮)、卵など具沢山で子ども達も大好きな艇仔粥。お粥もいい出汁で美味し~い!と思ったら、猫记のお粥は薪でゆっくり炊き上げ干カキを加えいるそう!



好きなお皿を取っていくコーナーから、兄ちゃんが気になった揚げ物と、陈添记で食べて大好きになった凉拌鱼皮+凉拌青瓜の盛り合わせももらってみました。陈添记の魚の皮はシャキシャキ食感が多かったけど、ここのはトゥルントゥルンな所が多くて美味しい~!揚げ物の中身は紫芋やタロ芋でほの甘でした。お粥1杯6元、小吃1皿7元でした。


来るのを嫌がってた兄ちゃんも、美味しいお粥で機嫌を直し(^m^)、黄埔古港の周りをプラプラ。看板には日本語の案内も一応ありましたよ!





粤海第一关博物馆も見学しました。入館無料が嬉しい!かなりリアルな蝋人形にびっくり!





出口付近の黄埔古村の地図に日本楼とあったから気になったんだけど、ネットでこんなページを見つけました。
広州「日本楼」にみる中日の恩と仇
黄埔村 その1
機会があったらいつか行けたらいいなぁ。


砵仔糕・钵仔糕という広東の伝統的なおやつも買ってみました。1個1元!調べたら材料は上新粉と浮き粉なんだけど、硬めのこんにゃくゼリーみたいなブリンブリンの食感!



そして、妹はこのために来たと言ってもいい、糖画(飴細工)を作ってもらいました。1個5元なんだけど、龍と鳳凰は10元なんだって。妹は龍をリクエスト。兄ちゃんと2人で食べるしね。



続いて、前にママさん達と来た時に寄れなくて、私がぜひとも行きたかった 奶婆姜撞奶へ。姜撞奶(広東デザートの生姜牛乳プリン)といったらこのお店!という人気店だそうです。



注文したら器に生姜汁だけが入ってるだけなのを渡されました。お店の人が温めた牛乳(たぶん水牛乳)を席に持ってきて注いでくれるってのは初めて!言われた通り2分待つと、生姜の酵素で牛乳のタンパク質が固まってふるふる食感のプリンに。甘過ぎず、辛過ぎず程よい生姜の風味で、水牛乳のクセもなくてすっごく美味しい!


疲れてきた子ども達に「本当にこの道であってるの~?」と言われながら、細い路地が入り組む黄埔古村を通り抜けてバス停に向かいました。
途中、祠堂街という祖先を祀る祠が集まった所もあって、ザ・中国!って感じの古い建物や街並みに私が1人で興奮して楽しんでました(*´∇`*) お土産屋さん街もあって、多少新しくした所も多そうだったけれど。





途中、木綿花の木がありました!広州の市の花であり、南方航空のマークであり、この花が咲くと梅雨に入ると言われる花!
黄埔古港で何か花を干してたけど、これは木綿花だったんじゃないかな?百度で見たら、干した物を煎じて飲むと、熱と湿気をとり、解毒作用があるらしいです。



やっと黄埔古村を抜けて大通りに出ました。さらに少し歩いて、2階建てバスの旅游观光1线の始発である黄埔古村总站へ。
14時過ぎにバス停に着いたら、バスは停まっていたけど中に誰もおらず。しばらく待って、20分過ぎにようやく発車しました。
2階に上がると、1番前の真ん中に係りのお姉さんが座ります。シートベルトをしめるように言われ、窓枠に肘をかけた兄ちゃんが下ろすように注意されてました。



でも、お姉さん、途中からはず~っと携帯を見てました。仕事中に携帯を見る・いじるは中国あるあるですね(^m^)

今日は適度に曇って暑くなくて、風がきもちいい~!2階建てバスを広州タワーの所で降りて、そこからは地下鉄でうちに帰りました。
11時前に家を出て、15時過ぎに帰宅。大充実の遠足になりました( ^ω^ )


夕飯にバナナの花のカレーを作ってみたけど、こいつはちょっとムムムな味になっちゃいました。バナナの花はアクが強いしかなり渋い!切った側から黒くなってく~。ネットでいくつか見たんだけど、もっと研究せねば! 輪切りの断面はきれい~(*´∇`*)